私はTSUTAYAの半額キャンペーンの時は必ずCDを2枚以上借りています。昨日は、その1枚に「冬のソナタ」のサウンドトラックを選びました。以前に書いたように、冬のソナタ1話からDVDで見始めて、ようやく最終回までバッチリ見ました。見ながらずっと感じていたのは使われている音楽がとてもいいということです。Ryuもすごく歌のうまい人だし。ただ、やはり音楽もドラマの内容も含めて、日本の影響を受けていることは間違いないでしょう。でもOK!どこの影響を受けようがなんだろうが、作品がよければそれで良し。あれだけの人に支持され、愛されたのですから。マネだとかパクリだという人は全くナンセンスだと思います。

で、昨夜、NHKで冬ソナの時間帯で「グランドフィナーレ」ということでファンの集いみたいな番組をやってたのを見たのですが、私が注目したのは、冬ソナで使われた音楽をオーケストラ風のアレンジでコンサートっぽく数曲を演奏されたんですが、このアレンジが実にすばらしかった!原曲がいいからなのはもちろんですが、借りたCDよりもいいのがちょっと悔しい感じ。

それにしても音楽旅人としてあらゆるジャンルにこだわらず、いい音楽を捜し求めてきたのに、隣の韓国の音楽をちゃんと聞いたのは初めてです。灯台元暗しというか、ちょっと恥ずかしい気持ちです。でも本当の韓国の音楽シーンはきっと違うんだろうなぁ・・・そういう意味で、今回の冬ソナのCDは「だいぶ日本くさい」ので少し残念かな。前述のように作品の質は高くすばらしいのですが、これはただ、私の音楽への興味の問題です。誤解のないように。だから、少なくとも、Ryuの歌をハングルじゃなくて日本語で聞きたいという人は、私とは全く気が合わないということになります。

最後にせっかくですから、ドラマ自体の感想を少し。私はどうしても男性の目で見てしまいます。だから、いちばん好きなのは「サンヒョク」になりますね。チュンサン(ミニョン)は完璧すぎ!逆にサンヒョクは人間の弱い部分が出てます。自分が悪いことをしている、あるいは、感情にまかせて悪いことをしてしまう、そしてそれが悪いことだったことも充分に理解しているサンヒョクが一番、人間くさいし、時にはユジンに嫌われるような嘘をついて悪者になろうとまでする。(結婚式の邪魔をした後の言い訳など。)そんなサンヒョクに親近感を覚えましたね。物語はユジンの「10年間の初恋」ばかり目立ってますが、それはサンヒョクだって全く同じなんだぞ!ってことは強く言いたいですね。確かに女性の方が絵になるけどね。(笑)

冬ソナブームもこれで一件落着って感じなのかな。私は俗にいう「韓流」ってのを日本お得意の「ブーム」だけで終わらせたくないなって思います。

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