なぜ、今、エリック・マーティンの話題をするかというと、「TMGでボーカルをしてる。」ということではなく、缶コーヒーのファイアのCM(星野仙一が出てるヤツね。)の「飲んで飲んで飲んで〜 ファイアー!」ってのがエリックの声にめっちゃ似てたんです!前回のCMがスティービー・ワンダーだったので、もしや!と思って調べました。そして、キリンビバレッジのHPにはっきりと記載してありました。
アーティスト名「尾藤イサオ」(爆)

B’Zの松本さん、エリックの体調の悪い時は「尾藤イサオ」でどうですか?あ!日本語で歌ってるからバレバレやん!(笑)

とまぁ、アホな話はこれくらいにして、今日は、エリック・マーティンのあまり知られてない過去のお話なんかしてみようかと思います。まぁ、B’zファンの人ならTMG(B’z松本のソロバンドプロジェクト)のボーカル。洋楽のハードロックを知る人は元Mr.BIGのボーカルというところでしょうか。

エリックの音楽活動の中で最も長かったのはMr.BIGです。89年にファーストアルバムで衝撃デビューを飾るわけですが、ハードロック界では世界一といわれるベーシスト、ビリー・シーンが中心となって結成されたバンドで、エリックのボーカル起用は当時からするとまさに抜擢でした。何故なら、彼はそれまで「ハードロックとは無縁の人」だったからです。だから昔から彼を知る人が、Mr.BIGとして現れた時は、それまでわりと普通の格好だった人が突如、バリバリのハードロックっぽい感じで、派手なパフォーマンスをするという「豹変」ぶりに戸惑った人も多かったでしょう。うーん、日本で言うなら福山雅治がラルクのボーカルになるみたいな感じ?(ちょっと大袈裟か?)

彼にとっては、Mr.BIGのボーカルをすることは音楽人生の「最大の賭け」だったと思います。で、賭けは見事に大当たり。予想以上の万馬券って感じかな。苦労時代に老舗ロックバンド「TOTO」の某アルバムのオーディションを受けて最終選考で落ちた人間が、TOTO以上の成功をするわけですから、人生って不思議。(これはあまり知られてない話です。)

結局、私が思うには、彼は、自分が好む、好まないに関わらず、ハ−ドロックを歌うべくして生まれてきたという、運命だったのだと思います。彼の声はハードロックでこそ生きると見抜いた人(ビリーなのかな?)がお見事。ハードロックという世界に、思い切って、飛び込んでいったエリックもたいしたもんです。

最後に少し音楽業界の話。過去に全米で音楽で大成功したアーティストなり、プロデューサーなりが、今、日本の大物アーティストのバックで働いているという現実があります。B’zしかり、宇多田ヒカルしかり。ちょうどJリーグ発足時に往年のスタープレーヤーを呼んだのと似ているような気がしますね。(まぁ、良し悪しはわかりませんが、そういうことになってます。)

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