ジャズの「スタンダードナンバー」ってどういう意味?
2004年10月16日 音楽
綾戸智絵姉さんのスタンダードナンバー中心のベストアルバムです。ところで、よくジャズCDで見かける言葉、スタンダードナンバーってなんやねん?って思ったことありませんか?スタンダード=標準という訳から、基準とかお手本という感じをイメージするかもしれませんが、勘違いしないでいただきたいのは、スタンダードナンバーというのは、特定の音楽のことを指すものではないということです。今日はその辺のお話からしてみようかなって思います。
例えば、このCDの中にも
1. Over The Rainbow (from オズの魔法使い:映画音楽/1939)
8. Moon River (from ティファニーで朝食を:映画音楽/1961)
と収録されていますが、いずれもすごく昔の有名な映画で使用された音楽です。どちらも決してジャズ歌手のために作られた曲ではなく、すばらしい名曲を、多くのジャズ歌手が歌った結果、より多くの人に支持され、それらの曲がジャズの「スタンダードナンバー」となったということです。
有名な3.Tennessee Waltzなんかは、本当はカントリーミュージックだったりするんです。あまりにも多くの人の心を捉えたこの名曲は、1965年にテネシー州の州歌になってたりします。(アメリカ人って本当に音楽を愛する人が多いんですね。)
ということで、ズバリ!ジャズで一番よく耳にする音楽(スタンダードナンバー)のほとんどが、ルーツをたどれば、ほとんどジャズではないということです。
で、ここから例えばの話ですが、5.Yozoranomukou が、何かのキッカケでアメリカのラジオとかでかかったとして、それを聞いた人が、「うわ!これ、めっちゃええ曲やん!」(←各自で英訳してください。)ていうことになって、むこうのジャズ歌手の間で歌われるようになったりして、長い歳月の中で多くの人に愛されたなら、30年後くらいには「スタンダードナンバー」になってるかも?そしたら、原曲者のスガ・シカオは、おじいさんになってからアメリカで一躍、有名人。あるいは亡くなってたりなんかしてたら、本当に「伝説の男」になるでしょうね。(ガッツじゃないよ!)
まぁ、智絵姉さんが、そういうことまで意識して歌っているとは全く思いませんが。(笑)とにかく「スタンダードナンバー」というのはジャズに限った話でもないし、誰が決めたものでもない。多くのリスナーによって自然発生的に標準化された曲という解釈が正しいってことですね。
あらら、綾戸姉さんのこのCDレビューをするつもりが脱線してしまった!綾戸姉さんの良さを書きたかったんだけどなぁ・・・ また別のアルバムで、紹介するか。
例えば、このCDの中にも
1. Over The Rainbow (from オズの魔法使い:映画音楽/1939)
8. Moon River (from ティファニーで朝食を:映画音楽/1961)
と収録されていますが、いずれもすごく昔の有名な映画で使用された音楽です。どちらも決してジャズ歌手のために作られた曲ではなく、すばらしい名曲を、多くのジャズ歌手が歌った結果、より多くの人に支持され、それらの曲がジャズの「スタンダードナンバー」となったということです。
有名な3.Tennessee Waltzなんかは、本当はカントリーミュージックだったりするんです。あまりにも多くの人の心を捉えたこの名曲は、1965年にテネシー州の州歌になってたりします。(アメリカ人って本当に音楽を愛する人が多いんですね。)
ということで、ズバリ!ジャズで一番よく耳にする音楽(スタンダードナンバー)のほとんどが、ルーツをたどれば、ほとんどジャズではないということです。
で、ここから例えばの話ですが、5.Yozoranomukou が、何かのキッカケでアメリカのラジオとかでかかったとして、それを聞いた人が、「うわ!これ、めっちゃええ曲やん!」(←各自で英訳してください。)ていうことになって、むこうのジャズ歌手の間で歌われるようになったりして、長い歳月の中で多くの人に愛されたなら、30年後くらいには「スタンダードナンバー」になってるかも?そしたら、原曲者のスガ・シカオは、おじいさんになってからアメリカで一躍、有名人。あるいは亡くなってたりなんかしてたら、本当に「伝説の男」になるでしょうね。(ガッツじゃないよ!)
まぁ、智絵姉さんが、そういうことまで意識して歌っているとは全く思いませんが。(笑)とにかく「スタンダードナンバー」というのはジャズに限った話でもないし、誰が決めたものでもない。多くのリスナーによって自然発生的に標準化された曲という解釈が正しいってことですね。
あらら、綾戸姉さんのこのCDレビューをするつもりが脱線してしまった!綾戸姉さんの良さを書きたかったんだけどなぁ・・・ また別のアルバムで、紹介するか。
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