aikoの最終兵器は「えせボーナストラックちっく」だ!
2004年10月17日 CDレビュー
今日はこのCDを選んでみました。まず、Aikoというアーティストのことを知ったのは、京都の龍谷大学に学園祭で来るということを同僚から聞いたのがキッカケ。時期的には、たぶん花火がヒットしてて、カブトムシが発売されていたかどうかって時でした。とにかく、既にインディーズではなかったですが、今ほど有名でもなかった時代ですね。
初めて聴いたアルバムは「桜の木の下」で、リアルタイムで聴きました。個性的な歌詞とサウンドは記憶に残るものでした。でも、個人的に好きだったナンバーは、花火でもカブトムシでもなく、最後のトラックに隠れトラックとして収録されてある「恋愛ジャンキー」この曲、ライナーノートには「えせボーナストラックちっく」って書いてある。(笑)このなんとも微妙ないいまわしの曲、聴いてビックリのハードロックアレンジ!これで私は彼女の本当の姿に少しだけ触れた気がしました。
で、今回の「暁のラブレター」あの頃とは比べ物にならないくらいサウンド面がよくなってる。いや、熟しているといった方がいいかな。で、私は今回は何がいいたいのかというと、服で例えると、aikoは最近、少し上品ないい服を着ているように見える。それは別に悪いことじゃない。でもね、いい服って案外、着心地が悪くて、昔着ていたボロイ服の方が着心地がいいってことって、よくありませんか?
どうも、このアルバムは完成度も高くて、音楽的にはレベルアップしてることは間違いないけど、aiko自身はこれが本当に「着心地がいい」状態になっているのかな?って感じるんです。
たぶん「恋愛ジャンキー」を聞いてなかったら、私はそんな風に感じないと思います。別に今の方向性が間違ってるとか大それたことじゃなくて、aikoはどっかでまた昔のボロイ服着てみたら?ってこと。そうしないと、自分が苦しくなる。
aikoはTVではあんなトークで「元気な明るい女の子」のイメージですが、いつも元気な人間なんていない。歌詞の内容でわかる洞察力の繊細さは、彼女のいい部分でもあるけど、それが裏目に出ると、音楽が楽しくなくなってくる可能性もある。
aikoに限らないけど、本当に才能のあるアーティストには、息の長い活動をして欲しいです。だからもっと長いスパンで考えて活動して欲しい。aikoには10枚以上はアルバム出して欲しい。それだけ、たくさんaikoの曲が聴きたいわけです。その内のたかが数枚が「恋愛ジャンキー」のような荒削りサウンドでテキトーに一発取りで創ってみました!っていうのがあってもいいと思うな。(ちょっと大袈裟に例えてるけどね。)
今の日本の音楽業界がそれを認めないことや、自分のファンのことや、その他もろもろのしがらみがあるのはわかりますよ。でもね、それを突破する術を、とっくの昔に自分で習得してるんだよ。
そう、ズバリ!「えせボーナストラックちっく」ですよ。
それをaikoにも、インディーズ時代からのファンにも、思い出して欲しいって思います。
初めて聴いたアルバムは「桜の木の下」で、リアルタイムで聴きました。個性的な歌詞とサウンドは記憶に残るものでした。でも、個人的に好きだったナンバーは、花火でもカブトムシでもなく、最後のトラックに隠れトラックとして収録されてある「恋愛ジャンキー」この曲、ライナーノートには「えせボーナストラックちっく」って書いてある。(笑)このなんとも微妙ないいまわしの曲、聴いてビックリのハードロックアレンジ!これで私は彼女の本当の姿に少しだけ触れた気がしました。
で、今回の「暁のラブレター」あの頃とは比べ物にならないくらいサウンド面がよくなってる。いや、熟しているといった方がいいかな。で、私は今回は何がいいたいのかというと、服で例えると、aikoは最近、少し上品ないい服を着ているように見える。それは別に悪いことじゃない。でもね、いい服って案外、着心地が悪くて、昔着ていたボロイ服の方が着心地がいいってことって、よくありませんか?
どうも、このアルバムは完成度も高くて、音楽的にはレベルアップしてることは間違いないけど、aiko自身はこれが本当に「着心地がいい」状態になっているのかな?って感じるんです。
たぶん「恋愛ジャンキー」を聞いてなかったら、私はそんな風に感じないと思います。別に今の方向性が間違ってるとか大それたことじゃなくて、aikoはどっかでまた昔のボロイ服着てみたら?ってこと。そうしないと、自分が苦しくなる。
aikoはTVではあんなトークで「元気な明るい女の子」のイメージですが、いつも元気な人間なんていない。歌詞の内容でわかる洞察力の繊細さは、彼女のいい部分でもあるけど、それが裏目に出ると、音楽が楽しくなくなってくる可能性もある。
aikoに限らないけど、本当に才能のあるアーティストには、息の長い活動をして欲しいです。だからもっと長いスパンで考えて活動して欲しい。aikoには10枚以上はアルバム出して欲しい。それだけ、たくさんaikoの曲が聴きたいわけです。その内のたかが数枚が「恋愛ジャンキー」のような荒削りサウンドでテキトーに一発取りで創ってみました!っていうのがあってもいいと思うな。(ちょっと大袈裟に例えてるけどね。)
今の日本の音楽業界がそれを認めないことや、自分のファンのことや、その他もろもろのしがらみがあるのはわかりますよ。でもね、それを突破する術を、とっくの昔に自分で習得してるんだよ。
そう、ズバリ!「えせボーナストラックちっく」ですよ。
それをaikoにも、インディーズ時代からのファンにも、思い出して欲しいって思います。
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