それにしても、矢野顕子という人はすごいと思う。彼女の歌は彼女にしか歌えない。どこかで1フレーズだけ耳にしても、すぐ矢野さんだと判る。こういうすばらしい個性を維持したまま、同じスタンスで、長く音楽活動ができるというのは並たいていのことではない。今回のアルバムは彼女の名刺代わりという、初めて聴く人に合わせた内容になっているそうです。実は私もその1人です。もちろん、TVやラジオでは彼女の歌をよく聴いていましたが、CDを1枚聴いたのはこれが初めてです。そんな訳で今回はレビューではなく、感想文で。
1.ひとつだけ
2.気球にのって
3.電話線
4.在広東少年
5.春咲小紅
6.どんなときも どんなときも どんなときも
7.ラーメンたべたい
8.デヴィッド
9.自転車でおいで
10.ウォッチング・ユー
11.いいこ いいこ(グッド・ガール)
12.スーパー・フォーク・ソング
13.中央線
14.すばらしい日々
15.夢のヒヨコ(ドリーミング・チック)
16.二人のハーモニー
17.ニュー・ソング

矢野顕子と言えば、ピアノ弾き語りというイメージが強かったんですが、そうでもないんですね。7.ラーメンたべたいはあまりにも有名。私の世代なら5.春咲小紅も懐かしい曲。当時の化粧品ソングは、他の歌手もこんな雰囲気でしたね。16.二人のハーモニーはわりと最近だから、知っている人も多いかも?「島唄」でお馴染みのTHE BOOMのヴォーカル、宮沢和史との異色デュエットで、CM(コーヒーに入れるヤツね。)で2人が仲睦まじく共演していたのは記憶に新しいところ。他にもなんか聴いたことあるような感じの曲もありましたが、はっきり知っていたのはこれだけでした。(8.デヴィッドは槇原敬之がカバーしているのを先に聴きました。)全体的にすごく耳に優しいサウンドでした。今度はピアノ弾き語りのベスト盤の方を聴いてみたいと思っています。

ところで、音楽界のサラブレッドといわれた坂本美雨はどうしたのかな?でもこんな天才系の両親だとかなりツライだろうな・・・

※矢野顕子 公式HP(Sony):多くの試聴が可能。
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/akikoyano/
※このCDの試聴はこちら(数は少ないですが。)
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=ESCB000001776

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