レゲエと聞くと、やたらと暑い夏にかかってる「ららら〜 らぶさんばでぇ とぅない〜」(by織田裕二)な感じばかりだと思ってませんか?確かに最初はそうでしたが、それは昔からの基本形。そして、レゲエの幅を広げて、お洒落なシティー・ミュージックに変えた最初の人は、らぶさんばでぇな相方のマキシ・プリーストだったりするんです。このおっさん誰?みたいな感じだったと思いますが、Close to youでは全米No.1に輝いた人で、都会的なナンバーとオシャレなPVはMTVでもヘビーローテーションでした。ちょうど、その頃のアルバムが再販されているようなので、ご紹介します。
01. Just A Little Bit Longer
02. Close To You
03. Never Did Say Goodbye
04. Best Of Me
05. Space In My Heart
06. Human Work Of Art
07. Temptress
08. Peace Throughout The World
09. You
10. Sure Fire Love
11. Life
12. Prayer For The World

1990年のこのアルバムがなければ、いわゆるスィートレゲエという言葉もなく、久保田利伸が突然レゲエに走った問題のミニアルバムKUBOJAHの出たのが翌年の91年の夏。それでも日本で本格的にレゲエブームが訪れたのは、それからずっと後のことでした。彼のアルバムの中では、このアルバムがとってもクール。(男性のレゲエボーカルでクールという表現の出来る作品は少ない。)もちろん、本格的なレゲエナンバーもやる人ですから、ベスト盤とかになると、クールな感じの楽曲は少なくなります。そういう意味でも、このアルバムがオススメです。レンタルも可能。

※試聴はこちら
http://www.cduniverse.com/productinfo.asp?pid=1108858

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