今日は、国内発のカフェボッサをご紹介します。クラブ系で最もオシャレなサウンドを展開しているQYPTHONE(キップソーン)の4thアルバム、Montuno no.5です。たぶんこれが一番聴きやすいと思います。今までのより若干ソフトタッチな感じがします。オシャレ度はかなり高く、ジャケット写真が表すようなイメージで合っていると思います。

QYPTHONE / Montuno no.5
01.On The Palette
02.Awakenings(優しい朝)
03.ジャズる心
04.Melody
05.Boogaloo Chair
06.Mustache
07.Love Groovy Sauce
08.Scooter
09.愛がひとつ(One Love)
10.For Kids

とはいえ、QYPTHONEをカフェボッサと言ってしまっていいかどうか微妙な所です。クラブ系ジャズとするにもテンポがジャズでない感じですし。つまり、現在の音楽用語に当てはまらないような、一見(一聴?)古くて、実はかなり先進的なサウンドです。このバンドのキーマンはなんといっても中塚武です。国内だけでなく海外からも注目されるサウンド職人ですね。まだ「知る人ぞ知る」的な存在なのかな?

それにしても、近年のクラブサウンドとジャズの融合は国内のシーンでは、かなり加速している様子です。個人的には結局、ネオ・フュージョンと言ってもいいんじゃないかなと思っています。まぁ、呼び名なんて本当はどうでもいいことですけどね。そこにある音楽を楽しむのが第一です。人に薦めるときに便利だっていう2次的なものですから。世界標準のサウンドの心地よさをぜひ味わってみてください。

※QYPTHONE 公式HP
http://www.qypthone.com/

※試聴はこちら(QYPTHONEをクリック)
http://www.happiness-records.com/frame_artist.html

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