さて、今日は最近レンタルしたCDでよかったものを取り上げます。エイベックスのRhythm Zoneからデビューしたminkです。「だれもが聴き惚れてしまう真実の歌声。歌を唄うために生まれてきた、天性のヴォーカリスト」とうふれこみだったので、気になって借りてみて、ここ数日間にじっくり聴いてみました。
 
 

mink / mink
01.Glory of Life〜栄光の花〜
02.おまじない
03.beautiful
04.more than words (original:Extreme)
05.with you
06.All my life
07.手紙〜あなたへ〜
08.I Can’t Tell You Why〜言いだせなくて〜 (original:EAGLES)
09.as it’s
10.Don’t You Worry Bout a Thing(original:Stevie Wonder)
11.すき (original:DREAMS COME TRUE)
12.Glory of Life (English version)

まず先に今回のアルバムの内、4曲がカバーソングなので、そちらからチェック。04.more than wordsはダンスの出来るハードロックバンドのエクストリームのNo.1バラードソングで、原曲はギター1本に歌のみというシンプルだったのに対して、ボサノヴァ風味のアレンジでさらっと歌っています。ただ、このアレンジの手法は元m-floのLisaのカバーアルバムと酷似しているので、私にとってはあまり新鮮味はなかったけど、こちらで聴き初めの方にはいいと思います。(同じRhythm Zoneだから?)イーグルスは省略。10.Don’t You Worry Bout a Thing は原曲はスティービー・ワンダーですが、インコグニートの方で大ヒットしたので、そっちの印象と比較してみても、彼女の方がスムースに歌っています。力まずにさらっと歌ってしまう所は彼女の魅力の一つだと思います。次がドリカムの名曲で11.すきなんですが、これがかなりいいです。正直言って原曲よりいいように感じました。今回のカバーの中で最もしっくりきてるように思います。

さてオリジナルの方ですが、彼女の歌い方は豪華に歌い上げるタイプではないようで、むしろ02.おまじないなどのような地味な感じのナンバーの方が似合っていると思います。いや、地味という表現は適切じゃないな。極上のうす味かな?ということで、総じていえるのは、確かに素材としては逸材だと思うけど、それを料理するサウンドやアレンジとがイマイチしっくりきてないような気がします。もう少しアコースティックか、ナチュラル系・オーガニック系の方が似合うんじゃないかと思いますね。

ポテンシャルは非常に高いことはよくわかりましたので、これからの作品に注目です。余談ですが、本人はかなりシャイなんだそうな。この繊細できめ細かい歌声から、なんとなく想像できそうな感じです。レンタルでぜひ。

※mink Official Site(discographyから全曲試聴可)
http://www.mink.cc/index.html

※関連過去記事(エクストリーム)
http://diarynote.jp/d/57127/20050219.html

※関連過去記事(LISA)
http://diarynote.jp/d/57127/20050505.html

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