冬の恋人たちにシルキーボイスで珠玉のカバーを
2005年11月7日 CDレビュー
最近は日本のアーティストによる洋楽名曲のカバーというのが流行っていますが、今日はウィンターシーズンに向けて発売された古内東子の洋楽カバーアルバムで、CRAZY FOR YOUを少し早いけどご紹介。選曲は80年代のものが中心で、どれも有名な曲ばかり。すごいのは、原曲が男性ボーカルの物が多数あって、それが東子アレンジですっかり彼女の曲になっていること。個人的には80’sはモロに私の世代なので、原曲との違いも楽しんでいます。
全般に渡ってかなり聴きやすいサウンドで構成されているので、BGMにもピッタリです。実は、マドンナとペブルス、ジェッツを除いて、原曲が男性アーティストであるという選曲に驚くと同時に、それを自分の歌にうまく料理してしまっていることにはもう脱帽するばかりです。注目曲をピックアップしてみると、ホール&オーツの02.ONE ON ONEは斬新なアレンジで、原曲とはかなり異なるものの、不思議と彼女独特のフェミニンな雰囲気のある面白いトラック。08.BETWEEN THE SHEETSは、多くのアーティストにカバーされている名曲ですが、歌詞の内容からしても男性の歌なのですが、こちらもクールでかつフェミニンになってます。女性アーティストでは、原曲に近いマドンナの01.CRAZY FOR YOUは改めて原曲の良さも再認識できます。ペブルスの06.MERCEDES BOYは隠れた名曲で、よりキャッチーなアレンジになっていて心地よくキュートな感じです。ワムの10.LAST CHRISTMASは、ウィンターアルバムというコンセプトに沿った選曲かと思いますが、原曲よりはかなりスローテンポで、彼女の歌い方とあわせてメロウな感じになってます。(恋人たち向けのアレンジかな?)
全曲、それぞれに工夫が凝らされてあるものの、全ての曲を聴いて感じるのは、古内東子自身が本当に好きな曲を選んだのだろうなということが伝わってきますね。(男性アーティストが多いことからも推測できますが。)洋楽初心者の方はこういうカバーアルバムから入るのもいいと思います。でも、やっぱり一番オススメしたいのは、冬でも暖かい恋人たちでしょうか?私はいつも一人で聴いてますけど・・・(苦笑)
※試聴はこちら
http://morawin.jp/package/80312130/SRCL05213/
※プチトリビア(その1)
ペブルスは、超有名プロデューサーのベビー・フェイスの奥さんだ。
※プチトリビア(その2)
「BETWEEN THE SHEETS」というカクテルがある。(意外と甘くない大人のカクテルです。)
CRAZY FOR YOU / 古内東子
01.CRAZY FOR YOU(Madonna)
02.ONE ON ONE(Daryl Hall & John Oates)
03.OUTSTANDING(The Gap Band)
04.SEPARATE LIVES(Phil Collins)
05.YOU GOT IT ALL(The Jets)
06.MERCEDES BOY(Pebbles)
07.HEAVEN HELP ME(Deon Estus)
08.BETWEEN THE SHEETS (Isley Brothers)
09.SHOWER ME WITH YOUR LOVE (Surface)
10.LAST CHRISTMAS (WHAM!)
11.IN MY LIFE (THE BEATLES)
全般に渡ってかなり聴きやすいサウンドで構成されているので、BGMにもピッタリです。実は、マドンナとペブルス、ジェッツを除いて、原曲が男性アーティストであるという選曲に驚くと同時に、それを自分の歌にうまく料理してしまっていることにはもう脱帽するばかりです。注目曲をピックアップしてみると、ホール&オーツの02.ONE ON ONEは斬新なアレンジで、原曲とはかなり異なるものの、不思議と彼女独特のフェミニンな雰囲気のある面白いトラック。08.BETWEEN THE SHEETSは、多くのアーティストにカバーされている名曲ですが、歌詞の内容からしても男性の歌なのですが、こちらもクールでかつフェミニンになってます。女性アーティストでは、原曲に近いマドンナの01.CRAZY FOR YOUは改めて原曲の良さも再認識できます。ペブルスの06.MERCEDES BOYは隠れた名曲で、よりキャッチーなアレンジになっていて心地よくキュートな感じです。ワムの10.LAST CHRISTMASは、ウィンターアルバムというコンセプトに沿った選曲かと思いますが、原曲よりはかなりスローテンポで、彼女の歌い方とあわせてメロウな感じになってます。(恋人たち向けのアレンジかな?)
全曲、それぞれに工夫が凝らされてあるものの、全ての曲を聴いて感じるのは、古内東子自身が本当に好きな曲を選んだのだろうなということが伝わってきますね。(男性アーティストが多いことからも推測できますが。)洋楽初心者の方はこういうカバーアルバムから入るのもいいと思います。でも、やっぱり一番オススメしたいのは、冬でも暖かい恋人たちでしょうか?私はいつも一人で聴いてますけど・・・(苦笑)
※試聴はこちら
http://morawin.jp/package/80312130/SRCL05213/
※プチトリビア(その1)
ペブルスは、超有名プロデューサーのベビー・フェイスの奥さんだ。
※プチトリビア(その2)
「BETWEEN THE SHEETS」というカクテルがある。(意外と甘くない大人のカクテルです。)
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