ロックしたらロールする!それがR&Rのキホンです。
2005年12月22日 CDレビュー
日本ではいまだにR&Bの勢力が強く、またロックでもオルタナ色があるものばかり。どちらにしても日本の音楽について感じることは、欧米の音楽に多大に影響を受けているものの、ジャンル的にはすごく偏ったまま吸収しているように思います。特にR&R(Rock & Roll)は不思議なくらいキレイに欠損してる。(ロックはあってもロールしてるものが少ない!)と、そんな想いを込めて、今日はブリティッシュ・ロックの名盤でThunderのデビューアルバム、Back Street Symphonyをご紹介です。
リリースは90年ですが、なんと今年で15周年記念ということで、デジタル・リマスターに加えて2曲の未収録音源が追加されました。(今回も日本のみの企画)実は私は当時にこれを100回以上は聴いているのに、レンタルで終わってたのでアマゾンでつい先日購入しました。そんなわけで、いつもより熱いレビューかもしれませんが、一般的には受けるかどうか・・・(苦笑)その辺はおいといて早速。イントロのギターが印象的なデビュー曲の01.She’s So Fineでロックされ、続くヒット曲の02.Dirty Loveですっかりロールさせられる構成は意図したものなら、憎たらしいくらいです。そこからブルージーなバラードやカントリーっぽいミドルナンバーと続きますが、それもまた06.Back Street Symphonyのギターリフでノリノリにさせられます。また、ブリティッシュロックここにあり!といわんばかりの08.An Englishman On Holiday、極めつけがロックのスタンダードナンバーの10.Gimme Some Lovin’は、やっぱりイントロからスイッチが入るようになってます。(笑)
さて、ここまでのレビューは90年にも書けたわけですが、やはり追加の2曲について触れないとダメですね。若き日のエルトン・ジョンの代表曲である、12.Sturday Night’s Alright(For Fighting)(邦題:土曜の夜は僕の生きがい)は、先の10.Gimme Some Lovin’の代わりに入ったかもしれないカバーソング候補の1曲だったそうです。スタジオ録音そのままとって出したような音でも音質は悪くないです。13.Broken In Twoはオリジナルデモテープから起こしたもの。セッションらしく、のびのびとした演奏が聴けます。(ギターソロはかなりうなってます。)
というわけで、R&Rならとりあえずこれは押えておきましょう。今でも名盤です。
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2000474232
Back Street Symphony / THUNDER
01.She’s So Fine
02.Dirty Love
03.Don’t Wait For Me
04.Higher Ground
05.Until My Dying Day
06.Back Street Symphony
07.Love Walked In
08.An Englishman On Holiday
09.Girl’s Going Out Of Her Head
10.Gimme Some Lovin’
11.Distant Thunder
12.Sturday Night’s Alright(For Fighting)
13.Broken In Two
リリースは90年ですが、なんと今年で15周年記念ということで、デジタル・リマスターに加えて2曲の未収録音源が追加されました。(今回も日本のみの企画)実は私は当時にこれを100回以上は聴いているのに、レンタルで終わってたのでアマゾンでつい先日購入しました。そんなわけで、いつもより熱いレビューかもしれませんが、一般的には受けるかどうか・・・(苦笑)その辺はおいといて早速。イントロのギターが印象的なデビュー曲の01.She’s So Fineでロックされ、続くヒット曲の02.Dirty Loveですっかりロールさせられる構成は意図したものなら、憎たらしいくらいです。そこからブルージーなバラードやカントリーっぽいミドルナンバーと続きますが、それもまた06.Back Street Symphonyのギターリフでノリノリにさせられます。また、ブリティッシュロックここにあり!といわんばかりの08.An Englishman On Holiday、極めつけがロックのスタンダードナンバーの10.Gimme Some Lovin’は、やっぱりイントロからスイッチが入るようになってます。(笑)
さて、ここまでのレビューは90年にも書けたわけですが、やはり追加の2曲について触れないとダメですね。若き日のエルトン・ジョンの代表曲である、12.Sturday Night’s Alright(For Fighting)(邦題:土曜の夜は僕の生きがい)は、先の10.Gimme Some Lovin’の代わりに入ったかもしれないカバーソング候補の1曲だったそうです。スタジオ録音そのままとって出したような音でも音質は悪くないです。13.Broken In Twoはオリジナルデモテープから起こしたもの。セッションらしく、のびのびとした演奏が聴けます。(ギターソロはかなりうなってます。)
というわけで、R&Rならとりあえずこれは押えておきましょう。今でも名盤です。
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2000474232
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