ザ・スクエアを紹介したら、この人も絶対に紹介しなければ。私にとっては10代で最初に好きになった歌手、マリーンのベスト盤です。このジャケ写はソニーの「GOLDEN☆BEST」シリーズのものですが、ここでは90年にリリースされたベスト盤を取り上げます。最後の試聴リンクでジャケット写真を確認してください。
 
 

The Best Of Marlene
01.ALL OVER THE WORLD
02.SMOKE GETS IN YOUR EYES
03.SHOW ME THE WAY
04.WOMAN IN LOVE
05.GOOD ENOUGH FOR YOU
06.DEJA VU
07.ZANZIBAR NIGHT
08.KILLING ME SOFTLY WITH HIS SONG
09.WHAT ARE YOU WAITING FOR?
10.THE PUSH IS ON
11.THE LOOK OF LOVE -from Casino Royale-
12.WHATCHA GONNA DO FOR ME
13.LOVIN’ YOU
14.IT’S MAGIC
15.GOODBYE LOVE
16.INSEPARABLE

初めてマリーンという女性歌手に出会った曲が、ザ・スクエアの安藤まさひろが提供した不朽の名曲、14.IT’S MAGICです。この曲はポップス歌手のマリーンとして、最も有名な代表曲です。彼女の類稀なポップ感覚は当時多くの若者を魅了しましたが、実は彼女にはもう一つの顔があったことをその時に知る人は少なかったです。(私も含めて。)

彼女は来日してからすぐにポップス歌手としてデビューをしましたが、音楽活動としてはクラブなどでジャズ歌手としての活動をしていました。そして、フルジャズアルバムとしてリリースされた「朝日のごとくさわやかに(SOFTLY, AS IN A MORNING SUNRISE)」では彼女のジャズ歌手としての才能を再確認するというよりはむしろ、彼女のボーカルセンスは全ての音楽ジャンルを凌駕した部分で輝いていることを気付かせる内容でした。

このベストアルバムは洋楽のカバー曲が多いですが、そういう意味においては悪くない選曲であると思います。ロバータ・フラックの08.KILLING ME SOFTLY WITH HIS SONGや、ミニー・リパートンの13.LOVIN’ YOUなど、聴き馴染みのある名曲ソウルバラードがマリーンのボーカルで楽しめます。またAORの名曲12.WHATCHA GONNA DO FOR MEは、彼女独特のポップ感が加わって、チャカ・カーンのものとは異なるものになっています。

とはいえ、ポップス世代の私などにとってはアルバム「JUST A WOMAN」前後でもう少しと思ったりもします。彼女の魅力を一枚のCDでというのは難しいですが、やはり昨年発売された「GOLDEN☆BEST」は本人選曲によるものだそうですし、お値段も手頃でこちらもオススメです。

※試聴は90年のベスト盤でこちら
http://www.tsutaya.co.jp/item/music/view_m.zhtml?pdid=20011797

コメント

お気に入り日記の更新

日記内を検索