雨の日が多いですね。なんとなくジメジメしたこの感じはやっぱり梅雨入りでしょうか?雨の中の移動は車がメインになりますが、私はいつもワイパーの速度(テンポ)に音楽をあわせてしまいます。(笑)そんなわけでいつも車にあるのが、このインコグニートのベスト盤です。これはとても選曲がいいのでオススメ。ああ、そうそう。写真のオジサンが歌うのではなくて、彼はUKのクラブシーンを代表するサウンド職人のブルーイで、彼がゲストボーカルを迎えてプロデュースするわけで、そうした場合のクリエイター集団としての名前がインコグニート(フランス語で「匿名」という意味)というわけです。(m-flo loves 〜 みたいな感じですね。)

The Best of Incognito
01. Don’t You Worry ’Bout A Thing
02. Everyday
03. Still A Friend Of Mine
04. Givin’ It Up
05. I Hear Your Name
06. Shade Of Blue
07. Roots (Back To A Way Of Life)
08. Talkin’ Loud
09. Always There
10. Colibri
11. Out Of The Storm
12. Good Love
13. Deep Waters
14. Jump To My Love
15. Change

アメリカのソウルミュージックが大胆でかつ奔放であったのに対し、彼のサウンドはとても繊細でかつ洗練されているので、まさに都会派サウンドとしては最高にスタイリッシュだと思います。ジャズ(アシッド)・ファンク等ジャンルにこだわらないのが彼のスタイル。90年の09. Always Thereから本格始動してからというもの、スティービー・ワンダーの曲を大胆にカバーアレンジした01. Don’t You Worry ’Bout A Thingが大ヒット。多くの人はこの曲がカバーであることを知らないくらいです。もちろんオリジナル曲の03. Still A Friend Of Mineなどをはじめヒット曲多数収録。日本では車のCMに14. Jump To My Loveが起用されたのはまだ記憶に新しいところ。(やっぱりドライブ)これらにはもちろん実力と魅力のある女性ボーカルたちによる部分も大きいのですが、長くなるので省略します。

それよりも、おもしろいのは彼の曲の一部は多くのFMラジオ局で「ニュース」とか「交通案内」とかのBGMとしてよく使用されていますので、普段何気なくFMを流している人は、どのヒット曲よりも実際に耳にしているかも?(笑)特に、08. Talkin’ Loudの最初の方とか、ボーカルレスの10. Colibriあたりです。

そんなわけで、これは思っている以上に馴染みのあるCDになるかもしれません。レンタルもできますので、ぜひ一度お試しあれ!

※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1427124

※追記:これは日本盤のみのベスト盤ですが、この選曲した人は本当にグレイト!90年代を中心に彼の仕事が伝説的に刻まれているのが、この一枚でよくわかるようになってます。

↓尊敬の念を込めて・・・ヒミツあり。

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