夢と現実の狭間にある幻想を映し出すヘビーメタル
2006年7月21日 CDレビュー
近畿地方はもうずぅーと雨。さすがに「あはれ」はすっかり通り越して、おてんとう様が恋しいです。夜の雨がちょっとキツイ時とか最悪で、インナーヘッドホンでは雨戸をたたく音がして、なかなか寝られんし、読書してたらぜんぜん眠くならないしで・・・寝れへん時って軽くイライラするよね?そういう時、私はもう思い切ってHEAVYモードにスイッチ入ります。ここで、パワフル系じゃなくて、スピード系を選ぶのがポイント!意外にも、アルバムの途中で寝落ちてる!というわけで、今日はマニアックですが、こんな風に使用用途は多々あると思われるわけで、ご紹介してみます。ドリームシアターの実質的なデビューアルバムで、その筋ではその神業的超テク演奏とともに超傑作とされている、イメージズ・アンド・ワーズです。
ヘビーメタルというと、どうしてもメタリカみたいな怖い人がダミ声で叫んだり、演奏もとにかくノイジーな印象だと思うんですが、彼らのサウンドはそういうのとはだいぶ違うんです。つまり、パワーまかせでなく、洗練されたメロディーと緻密に計算された演奏(これがまた全員が超テク。)を展開する、プログレッシブ・メタルと呼ばれるジャンルで最も高い評価を受けているバンドの一つなんです。もちろんヒット曲とかないですが、見ていきましょう。
やはり、彼らからメタルバンドへの偏見みたいなのが取り去られるのは、02.Another Dayでしょう。ピアノのイントロに静かに透き通るボーカル。中盤には幻想的なギタープレイですっかり夢の中に引き込まれてしまいそうな美しいサウンドを初体験をする方が多いと思います。(さすがに普通のラジオでかかりませんからね。)04.Surroundedも美しいバラードですが、やはり幻想的で壮大なイメージを見せてくれます。
でも、やっぱり夢がいつも健やかな夢でないのと同様に、悪夢を呼び起こすかのような激しいのもあります。このCDではTrack05以降から、もうマニアの世界ですからコメントやめときます。ダメな人はここでストップボタンを押すことになるでしょう。(笑)まぁ、今日は「こんな音楽も世の中にはあるのねん。」みたいでいいと思っています。
ただ、彼らをして、一生に一度くらいは聴いておいた方がいいと思うことは、人間離れした演奏です。こんなギタープレイは聴いたことない!とかドラムは打ち込みでしょ?とかいってしまうくらいキテルんです。これは有名な実話なんですが、自分たちのライブでメタリカのアルバムを1枚まるごと即興で演奏したという驚愕の事実は有名です。そして、これ以降の彼らのアルバムを聴けば、それは充分有り得るなと思うほどの演奏をしてるわけです。世の中広いね・・・
※幻想のヘビーメタルの試聴はこちら
http://www.cduniverse.com/productinfo.asp?pid=1098403
Images and Words / Dream Theater
01.Pull Me Under
02.Another Day
03.Take the Time
04.Surrounded
05.Metropolis, Pt. 1: The Miracle and the Sleeper
06.Under a Glass Moon
07.Wait for Sleep
08.Learning to Live
ヘビーメタルというと、どうしてもメタリカみたいな怖い人がダミ声で叫んだり、演奏もとにかくノイジーな印象だと思うんですが、彼らのサウンドはそういうのとはだいぶ違うんです。つまり、パワーまかせでなく、洗練されたメロディーと緻密に計算された演奏(これがまた全員が超テク。)を展開する、プログレッシブ・メタルと呼ばれるジャンルで最も高い評価を受けているバンドの一つなんです。もちろんヒット曲とかないですが、見ていきましょう。
やはり、彼らからメタルバンドへの偏見みたいなのが取り去られるのは、02.Another Dayでしょう。ピアノのイントロに静かに透き通るボーカル。中盤には幻想的なギタープレイですっかり夢の中に引き込まれてしまいそうな美しいサウンドを初体験をする方が多いと思います。(さすがに普通のラジオでかかりませんからね。)04.Surroundedも美しいバラードですが、やはり幻想的で壮大なイメージを見せてくれます。
でも、やっぱり夢がいつも健やかな夢でないのと同様に、悪夢を呼び起こすかのような激しいのもあります。このCDではTrack05以降から、もうマニアの世界ですからコメントやめときます。ダメな人はここでストップボタンを押すことになるでしょう。(笑)まぁ、今日は「こんな音楽も世の中にはあるのねん。」みたいでいいと思っています。
ただ、彼らをして、一生に一度くらいは聴いておいた方がいいと思うことは、人間離れした演奏です。こんなギタープレイは聴いたことない!とかドラムは打ち込みでしょ?とかいってしまうくらいキテルんです。これは有名な実話なんですが、自分たちのライブでメタリカのアルバムを1枚まるごと即興で演奏したという驚愕の事実は有名です。そして、これ以降の彼らのアルバムを聴けば、それは充分有り得るなと思うほどの演奏をしてるわけです。世の中広いね・・・
※幻想のヘビーメタルの試聴はこちら
http://www.cduniverse.com/productinfo.asp?pid=1098403
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