やっぱり、この頃のホイットニー・ヒューストンは凄かったなぁ・・・。時に激しく、時にやさしく、といった変幻自在のボーカル、そしてノンジャンルでたくさんの人が口ずさめるメロディーといい、まさにパーフェクト。正直、1stとこの2ndを聴かずしてベスト盤なんてありえないから。2枚組のベスト買うなら、1stと2ndで2枚買えばいい。それくらい強烈な名盤なんです。特に邦楽だけしか聴かない人にぜひ勧めたいですね。

Whitney 2 / Whitney Houston
01.I Wanna Dance With Somebody (Who Loves Me)
02.Just the Lonely Talking Again
03.Love Will Save the Day
04.Didn’t We Almost Have It All
05.So Emotional
06.Where You Are
07.Love Is a Contact Sport
08.You’re Still My Man
09.For the Love of You
10.Where Do Broken Hearts Go
11.I Know Him So Well

今日は2ndアルバムの方なんですが、これがもうバカ売れしたんですよ。ここで彼女はスーパースターの地位を確立した決定的な名盤です。(ボディーガードなんてまだまだ後の話)それではさっそく解説を。まず、このアルバムは初登場で全米No.1になるという歴史的な偉業を成し遂げた一枚なんです。さらにこの中から実に7曲がNo.1ソングになるという快挙。さっそくチェックしていきましょう。

やはり一曲目の01.I Wanna Dance With Somebody (Who Loves Me)(邦題:すてきなSomebody)は80’sの正統派ややディスコテックなポップス。さらに05.So Emotional(邦題:やさしくエモーション:実際は激しいが。)では70年代のソウルの女王、アレサ・フランクリンとのツインボーカルには圧巻。この曲でアレサの後を継ぐのは彼女だと多くの人は認識したはずです。

しかし、彼女の醍醐味はやはり力強く歌い上げるバラード曲。04.Didn’t We Almost Have It All(邦題:恋のアドバイス)と、08.You’re Still My Manの2曲を聴けば、しばらく絶句します。(少なくとも私はした!)

でも、私が本当にこの人はすんごい歌手だと思ったのは、ミドルナンバーです。こんなにやさしく歌を歌う人に出会わなかったし。02.Just the Lonely Talking Againはイントロから30秒以内でやさしい気持ちになれます。そして私が当時一番好きだった09.For the Love of You。まるで、ビーチのさざ波とそよ風の中へいる様な風景が見えてくるようです。(鳥のさえずりなどの効果音がまたうまく使われているんです。)アイズレー・Bのカバーだなんて知らなかったけど、もうどうでもいいレベル。

これを聴いたのは高校生になったばかりぐらいだっけ?当時好きだった女の子もホイットニーが好きで、よく授業中に話して怒られたっけ・・・今のホイットニーはたぶん逆にこんな風にピュアに歌えないんだろーな。寂しいけどしょうがないよね。せめてタイーホされるようなことはして欲しくなかったけど。

とにかく、この1987年発表のUSを代表する名盤を聴いて見てください。(ボディーガードの頃と聴き比べるのはツウです。)

※試聴はこちら
http://www.cduniverse.com/productinfo.asp?pid=1109828

※関連過去記事(ボディーガード)
http://diarynote.jp/d/57127/20050107.html

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