ちょうどミヒマルと同じ頃に彼女の1stアルバムを紹介したんですよね。はっきりいって彼女のロックボーカリストとしての才能はハンパじゃないですよ。北欧で音楽活動をしていたMizの2ndアルバムで、タイトルはMizrock。まさに彼女にしか出来ないロックサウンドを展開しています。まだ彼女を知らない人が多いですが、彼女も「来る〜、きっと来る〜」(by貞子)はずです。それではチェックしていきましょう!

Mizrock(通常盤) / Miz
01.Bittersweet
02.Eyes Don’t Lie
03.In The Sky
04.Backseat Baby
05.An Ordinary Day
06.What Difference
07.Dreamer
08.Give It All Away
09.In The Rain
10.Yesterday
11.Part Of My Balance
12.Welcome to our party
13.In My Life
14.New Day(English version)
15.In The Sky(English version)

来る〜とはいったものの、私は彼女のアルバムを聴いていると、どうも日本だけで活躍したいって感じがしないんですよね。デビューの頃からもう世界に向かって歌っているような感じ。というのも、このアルバムの中でも全編英詩の曲が複数あり、しかも01.Bittersweetなんかシングルとして発表していますし。そして、この曲で見せる彼女の圧倒的な存在感のあるパワーボーカルは只者ではないですね。一方で04.Backseat Babyのようなキャッチーなロックは日本語で表現する。つまり音楽を表現する前に言語を決めないというか、言語に縛られないということなのかな?なんて思います。

さて詳しくレビューしてみると、今回は前作に比べるとだいぶヘビーなサウンドになっています。しかし、彼女のボーカルはその重量を軽く持ち上げるだけの強いボーカルとロックスピリット(これ重要!)があります。テンポは遅いのにものすごいグルーブ感で攻める、08.Give It All Awayや、変則的な12.Welcome to our partyなんかに、そういう強烈なスピリットを感じますね。

一方で、前作のように澄み切った歌い方もできるのが彼女のさらにスゴイところ。夢と希望を爽快に歌った03.In The Skyや、清涼感のある夏を切り取った11.Part Of My Balanceなどは、やはり北欧のイメージがします。

他にもいろんな表情を見せるMizのボーカルがたっぷり楽しめるこのアルバムをぜひ一度聴いてみて欲しいと思います。洋楽のガールズロックとか好きな人は、彼女の全編英詩のリミックス盤、「Dreams」なんか聴くと普通に洋楽として聴けますので、そちらもどうぞ。

※Miz Official Web Site(Discography にて全曲試聴可)
http://www.mizrock.com/

※ひとりごと
上記の公式サイトで、「Backseat Baby」のPVだけフル試聴できるんですよね。たぶん解除し忘れてんじゃないの?今のうち見ておきましょうね。(ちょっちアイドルっぽい仕上がりでもめちゃキュート!)

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