全てを解き放つ新世代のハードロック(完全体)
2006年10月21日 CDレビュー
旧世代のHR/HM(ハードロック/ヘヴィーメタル)の良さを継承しながら、その中道あたりを抜群のメロディーセンスで駆け抜け、多くのモダンヘヴィネス・バンドよりも支持を得ることに成功したニッケルバックのニューアルバム、All the Right Reasonsをご紹介です。壮大なスケールと溢れる疾走感と、どのサウンドも今までと大きく変わったというわけではないのですが、このアルバムで彼らのサウンドは完成されたような印象を受けますね。誰もが認めることの出来るビッグバンドの貫禄のようなものさえ感じます。
バリバリのヘヴィーギターで始まる02.Fight For All The Wrong Reasonsは大陸にまで響き渡るような壮大なスケール。一方、ジャケ写のように直線の道を車で猛スピードで駆け抜けるような04.Animalsは彼らのお得意の疾走感溢れるナンバー。また、どこか懐かしさを覚えるミドルナンバーの03.Photographはメロディーの美しさが素晴らしいです。でも個人的には切ない系のミドルで05.Savin’ Meの方が好きです。(「自分、不器用ですから・・・by高倉健」みたいな。)
あと、このライナーノートを読んで初めて知ったんですけど、08.Side Of A Bulletでは、彼らの親友で故人となったパンテラのギタリストの生前のギタートラックをサンプリング(っていうのはおかしいけど、ギターソロの部分のトラックを挿入したわけで。)して、追悼の曲としています。最初知らなくて聴いたので、「あれ?ニッケルバックついにヘビメタ?しかも取って付けたような感じで変だなぁ〜」なんて思ってしまいました。スンマセン・・・。一緒にプレイできていたらよかったのにね。
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1478077
※追記:日本盤のみボーナストラックとして、クイーンのカバーで12. We Will Rock You(2分以内でシャレ程度。)と13. Someday(アコースティックで渋い!)が収録されています。
All the Right Reasons / Nickelback
01.Follow You Home
02.Fight For All The Wrong Reasons
03.Photograph
04.Animals
05.Savin’ Me
06.Far Away
07.Next Contestant
08.Side Of A Bullet
09.If Everyone Cared
10.Someone That You’re With
11.Rockstar
12. We Will Rock You (bonus track)
13. Someday (live, bonus track)
バリバリのヘヴィーギターで始まる02.Fight For All The Wrong Reasonsは大陸にまで響き渡るような壮大なスケール。一方、ジャケ写のように直線の道を車で猛スピードで駆け抜けるような04.Animalsは彼らのお得意の疾走感溢れるナンバー。また、どこか懐かしさを覚えるミドルナンバーの03.Photographはメロディーの美しさが素晴らしいです。でも個人的には切ない系のミドルで05.Savin’ Meの方が好きです。(「自分、不器用ですから・・・by高倉健」みたいな。)
あと、このライナーノートを読んで初めて知ったんですけど、08.Side Of A Bulletでは、彼らの親友で故人となったパンテラのギタリストの生前のギタートラックをサンプリング(っていうのはおかしいけど、ギターソロの部分のトラックを挿入したわけで。)して、追悼の曲としています。最初知らなくて聴いたので、「あれ?ニッケルバックついにヘビメタ?しかも取って付けたような感じで変だなぁ〜」なんて思ってしまいました。スンマセン・・・。一緒にプレイできていたらよかったのにね。
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1478077
※追記:日本盤のみボーナストラックとして、クイーンのカバーで12. We Will Rock You(2分以内でシャレ程度。)と13. Someday(アコースティックで渋い!)が収録されています。
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