新ウインターソングの女王はシルキー・ヴォイス
2006年12月3日 CDレビュー
今日はお天気はいいものの寒い!まさにウインターシーズン到来という感じ。12月はクリスマスあり、大晦日ありとイベント盛りだくさんで、仕事にも恋愛に忙しい季節かもしれませんね。そんな恋愛真っ只中の方にオススメのCDを邦楽から。今では新ウィンターソングの女王と呼ばれるようになった、古内東子の昨年のアルバムで、カシミア・ミュージックです。彼女はデビュー当初から様々な恋愛模様を小さな物語(歌詞)し、甘く切ないメロディーにのせて歌うことで、特に多くの女性からの支持を得るようになりました。もちろん90年代のJ-POPSの隆盛時にも恋愛をテーマに歌うアーティストも多くいましたが、彼女の場合は独特の世界観(恋愛観?)があり、異彩を放つ存在だったと思います。
自分を育ててくれた古巣のSonyからの移籍をきっかけに音楽も変貌するのでは?という不安があったのですが、01.KISEKIの冒頭を聴くだけで、今回も見事に彼女の世界へと連れ去られてしまいます。注目曲はやはり、04.Beautiful Daysでしょう。昨年のパンテーンのCMソングで使われ、多くの女性の間で話題となった美しいバラードです。ただ、弾き語りだったCMヴァージョンとは別のアレンジで収録されています。
また今回は実験的な試みの、06.コートを買ってでは、エレクトロニックなサウンドのアップチューンで、これまでの彼女のキャリアにはなかったニューテクノの要素を取りいれた新しい挑戦をしています。(私のような旧知のファンにはちょっと驚きましたが、なかなかカッコイイと思います。)
でも、やっぱり気になるのはスローナンバー。特に、02.10%なんかは、歌詞の主人公が「僕」になっていて、あの名曲「逢いたいから」を彷彿とさせる切なく揺れる男心が描かれています。(なんで男心がわかるんだ?)同じくイントロがとっても美しい、10.いつもどおりなど、これぞ古内サウンドという名曲。今年の冬も彼女のシルキーボイスで暖かい気持ちになって欲しいと思います。
※古内庵 (Official Web Site)
http://www.tokofuruuchi.com/
※試聴はこちら
http://music.ponycanyon.co.jp/pickup/pcca02195/index.html
CASHMERE MUSIC / 古内東子
01.KISEKI
02.10%
03.心もつれて
04.Beautiful Days
05.ドアを叩くように
06.コートを買って
07.ガーベラ
08.good friend
09.pale moon
10.いつもどおり
11.happy
自分を育ててくれた古巣のSonyからの移籍をきっかけに音楽も変貌するのでは?という不安があったのですが、01.KISEKIの冒頭を聴くだけで、今回も見事に彼女の世界へと連れ去られてしまいます。注目曲はやはり、04.Beautiful Daysでしょう。昨年のパンテーンのCMソングで使われ、多くの女性の間で話題となった美しいバラードです。ただ、弾き語りだったCMヴァージョンとは別のアレンジで収録されています。
また今回は実験的な試みの、06.コートを買ってでは、エレクトロニックなサウンドのアップチューンで、これまでの彼女のキャリアにはなかったニューテクノの要素を取りいれた新しい挑戦をしています。(私のような旧知のファンにはちょっと驚きましたが、なかなかカッコイイと思います。)
でも、やっぱり気になるのはスローナンバー。特に、02.10%なんかは、歌詞の主人公が「僕」になっていて、あの名曲「逢いたいから」を彷彿とさせる切なく揺れる男心が描かれています。(なんで男心がわかるんだ?)同じくイントロがとっても美しい、10.いつもどおりなど、これぞ古内サウンドという名曲。今年の冬も彼女のシルキーボイスで暖かい気持ちになって欲しいと思います。
※古内庵 (Official Web Site)
http://www.tokofuruuchi.com/
※試聴はこちら
http://music.ponycanyon.co.jp/pickup/pcca02195/index.html
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