君たちの「願〜negai〜」はこんなんでしたっけ?
2007年4月15日 音楽
このブログでかなり早い時期に彼らのことを取り上げて、ブレイク予想はもちろん、それなりに記事に書いて応援してきた、ミヒマルの2人なんですが、ちょっと調子に乗り過ぎている感じが、そろそろ多くのリスナーにも伝わってきてしまっている様子です。問題はこういう現在の音楽活動について本人たちがどう考えているのかということ。確かに現在の音楽業界というのは、売れるということが至上の命題になっているわけで、アーティストの気持ちとか無関係に取り巻きの大人たちがどんどんと事を進めるというのが多分にありますが、全アーティストがそうというわけでもない。ただし、力関係からいくと、実際に歌を歌う(あるいは曲を作る)彼らは、もう音楽活動が「お仕事」になってしまっているわけです。
私が彼らが必ず成功すると思ったのは、もうちょっと違う部分での期待があったからで、そういう意味では私のブレイク予想はハズレていたのかもしれません。そんなちょっと寂しい気持ちも含めて、早くも5月に発売が決定したmihimaru GTのベスト盤を紹介しつつ、その足跡を振り返ってみたいと思います。
彼らのことを初めて知ったのは、15.帰ろう歌でした。3年くらい前なのかな?ボレロのサンプリングでまず注目して、顔は良くわからなかったけど、かわいらしい感じの女の子(hiroko)が元気良く歌っているPVを見たのがきっかけでしたね。このCDでは(-TAKE 07-)となってるのでリテイク&リミックスなのでしょう。彼らのブレイクを確信したのが、10.H.P.S.J.-mihimaru Ball MIX-。このシングルCDはEXTRA仕様で、PVまで動画で収録されていて、しかも最近、再リリースした「So Merry Christmas」がカップリングという最高に贅沢なボボボーボー状態でした。(爆)ちょうどこのあたりで、hirokoちゃんがライブで足を骨折するというちょっとしたアクシデントがあり、ちょうどいい時期で活動に水をさされる形となりました。
年が明けてからも、彼らの音楽活動は爆走から迷走へ変わり、03.ユルメのレイデから08.YESあたりとイマイチ方向性のはっきりしないまま、シングルリリースを継続し、年末にアルバムを出したものの、彼らにとっては最も苦難と試練の時期だったと思います。
そして、もう知らない人がいないくらいのヒットナンバーとなった、05.気分上々↑↑がCMのタイアップから火がついて瞬く間に超売れっ子アーティストの仲間入りをするわけです。この頃は純粋に「ああ、よかったなぁ〜」と思っていたのですが、私の中で、彼らがなんだかおかしな感じになってきたのが、04.いつまでも響くこのmelodyでの3枚同時リリースあたりから。さらに決定的なのは3rdアルバムのリリース時期が大きく前倒しになったこと。次の限定販売のアルバムなどを含めると、この2006年の彼らの活動状況はおそらく尋常ではないくらいハードスケジュールだったと思います。特にTV出演時のhirokoちゃんは、昔のような声にハリがなく、見た目からも過労気味に見えることが多々ありました。(これは昔の彼女を知らないと気づかないでしょうが。)彼女を取り巻く環境が急激に一変したわけですから、今の2人に必要なのは間違いなく「休養」だと思います。
そういう意味で、今回のベスト盤はまさに彼らにとっては少し「休養」になるでしょう。ベスト盤出るのが早いと思う人は、もう彼らにこれ以上走らせることが困難になったと受け止めておいてほぼ間違いないでしょう。ただ、アーティストがベスト盤を出す時は、いろんな意味で「ヤバイ」場合がほとんどです。(そーいえばあの大人気の女性歌手もベストが出てますなぁ〜)ミヒマルの「mihimaLIVEツアー’07」も実質的には6月に1ヶ月程度のライブのみとなっています。とてもツアーと呼べる規模ではないです。
まとめとして、以前からこのブログで言ってることですが、音楽活動が完全に仕事になってきたら、それはアーティストとしては「緩やかな死」へ向かっているというわけです。「上々」なのは結構ですが、彼らには今一度、私がこのベスト盤で一番好きな曲である14.願〜negai〜のころを思い出して欲しいと思いますね。はたして2人の「願〜negai〜」は叶ったのかな?
※mihimaru GT Official Web Site
http://www.universal-music.co.jp/mihimaruGT/
※ミヒマルのプチトリビア
デビューシングル「16.約束」のシングルCDのジャケ写のイラストは、「いつもここから」の絵だ。(「悲しいとき〜」の芸人さんね。)
私が彼らが必ず成功すると思ったのは、もうちょっと違う部分での期待があったからで、そういう意味では私のブレイク予想はハズレていたのかもしれません。そんなちょっと寂しい気持ちも含めて、早くも5月に発売が決定したmihimaru GTのベスト盤を紹介しつつ、その足跡を振り返ってみたいと思います。
THE BEST of mihimaru GT(DVD付)
01.Theme of mihimaLIVE
02.Love is. . .
03.ユルメのレイデ
04.いつまでも響くこのmelody
05.気分上々↑↑
06.パンキッシュ☆
07.恋する気持ち
08.YES
09.さよならのうた
10.H.P.S.J.-mihimaru Ball MIX-
11.ツヨクツヨク
12.マジカルスピーカー
13.かけがえのない詩
14.願〜negai〜
15.帰ろう歌-TAKE 07-
16.約束 ※デビューシングル
彼らのことを初めて知ったのは、15.帰ろう歌でした。3年くらい前なのかな?ボレロのサンプリングでまず注目して、顔は良くわからなかったけど、かわいらしい感じの女の子(hiroko)が元気良く歌っているPVを見たのがきっかけでしたね。このCDでは(-TAKE 07-)となってるのでリテイク&リミックスなのでしょう。彼らのブレイクを確信したのが、10.H.P.S.J.-mihimaru Ball MIX-。このシングルCDはEXTRA仕様で、PVまで動画で収録されていて、しかも最近、再リリースした「So Merry Christmas」がカップリングという最高に贅沢なボボボーボー状態でした。(爆)ちょうどこのあたりで、hirokoちゃんがライブで足を骨折するというちょっとしたアクシデントがあり、ちょうどいい時期で活動に水をさされる形となりました。
年が明けてからも、彼らの音楽活動は爆走から迷走へ変わり、03.ユルメのレイデから08.YESあたりとイマイチ方向性のはっきりしないまま、シングルリリースを継続し、年末にアルバムを出したものの、彼らにとっては最も苦難と試練の時期だったと思います。
そして、もう知らない人がいないくらいのヒットナンバーとなった、05.気分上々↑↑がCMのタイアップから火がついて瞬く間に超売れっ子アーティストの仲間入りをするわけです。この頃は純粋に「ああ、よかったなぁ〜」と思っていたのですが、私の中で、彼らがなんだかおかしな感じになってきたのが、04.いつまでも響くこのmelodyでの3枚同時リリースあたりから。さらに決定的なのは3rdアルバムのリリース時期が大きく前倒しになったこと。次の限定販売のアルバムなどを含めると、この2006年の彼らの活動状況はおそらく尋常ではないくらいハードスケジュールだったと思います。特にTV出演時のhirokoちゃんは、昔のような声にハリがなく、見た目からも過労気味に見えることが多々ありました。(これは昔の彼女を知らないと気づかないでしょうが。)彼女を取り巻く環境が急激に一変したわけですから、今の2人に必要なのは間違いなく「休養」だと思います。
そういう意味で、今回のベスト盤はまさに彼らにとっては少し「休養」になるでしょう。ベスト盤出るのが早いと思う人は、もう彼らにこれ以上走らせることが困難になったと受け止めておいてほぼ間違いないでしょう。ただ、アーティストがベスト盤を出す時は、いろんな意味で「ヤバイ」場合がほとんどです。(そーいえばあの大人気の女性歌手もベストが出てますなぁ〜)ミヒマルの「mihimaLIVEツアー’07」も実質的には6月に1ヶ月程度のライブのみとなっています。とてもツアーと呼べる規模ではないです。
まとめとして、以前からこのブログで言ってることですが、音楽活動が完全に仕事になってきたら、それはアーティストとしては「緩やかな死」へ向かっているというわけです。「上々」なのは結構ですが、彼らには今一度、私がこのベスト盤で一番好きな曲である14.願〜negai〜のころを思い出して欲しいと思いますね。はたして2人の「願〜negai〜」は叶ったのかな?
※mihimaru GT Official Web Site
http://www.universal-music.co.jp/mihimaruGT/
※ミヒマルのプチトリビア
デビューシングル「16.約束」のシングルCDのジャケ写のイラストは、「いつもここから」の絵だ。(「悲しいとき〜」の芸人さんね。)
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