嵐の前に聴くプログレッシブメタル
2007年7月14日 CDレビュー
今日は完全に個人的趣味による選曲ですので、ヘビーメタルと聴いただけで「ムリ」な方はスルーの方向で。(苦笑)ただ、モダンヘビネス系がアリな方は、今作に関してはその辺の流行に合わせたのかどうかわかりませんが、新鮮な音楽として趣向の範囲が広まるかも知れません。だいぶ前に一度紹介しています。私が昔から好きなバンドのDream Theaterです。今、ちょうど最新作のSystematic Chaos(システマティック・ケイオス)がすんごい気になってますが、2005年のこのOCTAVARIUMを聴いています。最初の始まり方が、「嵐の前の静けさ」のような感じでとても気に入っています。
どの音楽販売サイトでもカテゴリーでは「プログレシッヴ or ヘビーメタル」となってるんですが、昔から彼らの音楽はどのジャンルにも属してないと思います。ただ基本的にはダークサイドな音楽ですね。そこに緻密に計算された演奏によって表現される様式美みたいな部分が彼らの最大の魅力だと思っています。日本で俗にいう「ヘビメタ」とは完全に一線を画したサウンドだということだけは確かです。
もう超個人的趣味なので、勝手なこと書きます。アルバムの立ち上がりとしてのオープニングを飾る01.Root Of All Evilは、久しぶりにめちゃめちゃカッコイイ!静寂の1分間を過ぎて、その闇を引き裂くかのようなヘビーなギターと少し控えめなドラム。こういう楽曲の展開や構成のうまさは他にマネのできない部分。また静寂に帰って、ピアノのイントロだけで静かに歌う02.Answer Lies Withinなどは、あの伝説の名盤(2nd)を彷彿させます。そして、今回も出ました、人間業ではない超テクの05.Panic Attack。ほんまに弾いてるんかいな?っていつも思うんですけど、ライブでもほんまに弾いてるんですって。ヘビメタだと歌詞とかルックスがクレイジーな感じのものもありますが、彼らの場合だと、こんな演奏を簡単にやってのけるのがクレイジーかもしれません。アリエナジー全開の1曲。
そして最後の曲、08.Octavariumは20分近くあります。「はぁ?1曲で?」はい、そのとおり。それこそアリエナジーと思うかもしれませんが、これは彼らのアルバムには珍しくなく、全部聴いてる人には、こっちの方はぜんぜんアリエールなのです。私は正直にいうとこの辺はツライです。「流し」で聴いてますが、ちゃんと聴いたことはないかも?音楽大学で音楽理論を学んだ人だけあって難しいです。(音楽で難しいのは私はツライかな?)
とりあえず、どこにもないヘビーサウンドに関心を持った方は試聴してみてください。(特にオススメもしないけどね。)
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1076534
※関連過去記事
http://diarynote.jp/d/57127/20060721.html
OCTAVARIUM / Dream Theater
01.Root Of All Evil
02.Answer Lies Within
03.These Walls
04.I Walk Beside You
05.Panic Attack
06.Never Enough
07.Sacrificed Sons
08.Octavarium
どの音楽販売サイトでもカテゴリーでは「プログレシッヴ or ヘビーメタル」となってるんですが、昔から彼らの音楽はどのジャンルにも属してないと思います。ただ基本的にはダークサイドな音楽ですね。そこに緻密に計算された演奏によって表現される様式美みたいな部分が彼らの最大の魅力だと思っています。日本で俗にいう「ヘビメタ」とは完全に一線を画したサウンドだということだけは確かです。
もう超個人的趣味なので、勝手なこと書きます。アルバムの立ち上がりとしてのオープニングを飾る01.Root Of All Evilは、久しぶりにめちゃめちゃカッコイイ!静寂の1分間を過ぎて、その闇を引き裂くかのようなヘビーなギターと少し控えめなドラム。こういう楽曲の展開や構成のうまさは他にマネのできない部分。また静寂に帰って、ピアノのイントロだけで静かに歌う02.Answer Lies Withinなどは、あの伝説の名盤(2nd)を彷彿させます。そして、今回も出ました、人間業ではない超テクの05.Panic Attack。ほんまに弾いてるんかいな?っていつも思うんですけど、ライブでもほんまに弾いてるんですって。ヘビメタだと歌詞とかルックスがクレイジーな感じのものもありますが、彼らの場合だと、こんな演奏を簡単にやってのけるのがクレイジーかもしれません。アリエナジー全開の1曲。
そして最後の曲、08.Octavariumは20分近くあります。「はぁ?1曲で?」はい、そのとおり。それこそアリエナジーと思うかもしれませんが、これは彼らのアルバムには珍しくなく、全部聴いてる人には、こっちの方はぜんぜんアリエールなのです。私は正直にいうとこの辺はツライです。「流し」で聴いてますが、ちゃんと聴いたことはないかも?音楽大学で音楽理論を学んだ人だけあって難しいです。(音楽で難しいのは私はツライかな?)
とりあえず、どこにもないヘビーサウンドに関心を持った方は試聴してみてください。(特にオススメもしないけどね。)
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1076534
※関連過去記事
http://diarynote.jp/d/57127/20060721.html
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