本当は明日なんですけど、更新できないので今日のご挨拶となりました。このブログは2004年の9月1日から始まって、自分なりにできるだけ多くの人が音楽に親しめるようにわかりやすさを基本コンセプトにして記事を書いてきました。ここのサイトの多くの人と違って、日記ではなくブログとして個人型の情報発信をしてきたつもりなのですが、どうやらほとんど一方通行な感じになってしまって、今となっては本当に誰か読んでくれてるの?なんて疑心暗鬼気味になっています。(苦笑)

それと、音楽に関する個人レベルの情報発信というのは難しいなぁと感じるようになりましたね。膨大なジャンルの細分化と趣味嗜好の多様化で、その真ん中を狙っても既に真ん中という場所さえないように思えます。(もちろん私も真ん中がわかってるわけじゃないけど。)ただ私が日々感じているのは、日本で音楽が好きな人は圧倒的に多いのにレコード会社等による都合のいい情報だけ与えられて、あたかも自分がそれを選択したかのように聴かされているような気がしてならないんです。

気づいていますか?タイアップのないアーティストは売れないということ。ラジオのリクエスト、カラオケや着うたのランキングなど、上位はほぼ同じアーティストが選ばれていることを。中でも大ヒットしたCDは1〜2年で中古屋さんへ流れていること。つまり、音楽が消費でなく消化されつつあると思うんです。なんだか作品が希薄で価値の薄いものになっていくようで寂しいです。

あとはやっぱり3年目だった今年は本当に失ったものが多かったですね。ジャケ写の件はもう書かないとして、他にも密かな楽しみでもあったトラバ先のブログがなくなったりと・・・その女の子のブログは最近流行りの写メでたくさん更新するパターン。その手法は実にありきたりですが、彼女が特別だったのは、その何気ない携帯の写真に素敵な感性があったんですよね。例えばただの夕焼けが妙にキレイに取れてたり。一番印象的だったのは、髪型をアップにした自分の影だけを取るとか。(これはオノ・ヨーコの個展みたいな発想だったな。)彼女は明らかに写真を何回かとって選別して載せていることが伺えました。今はどうしてるのかな?「愛はどこにいったの?」って感じなのかな?(そちらの世界はよくわからんけど、元気にしてるならそれだけでいいけどね・・・)

「揺れる想い」「負けないで」「君がいない」か・・・

このアルバム収録曲だけでも、今の私の中の個々の感情にあてはまるような気がするなぁ。とかなんとかいいながらも、とりあえず、また心機一転してほそぼそとやっていこうかなって今の段階では思っています。別に年月は関係ないしね。辞めるときは辞めるし。そーいえば、ブログなんて自己満足だってことを10代の子に改めて教えてもらったっけ。今も感謝していますが、この子も去って行った一人なのかもね。

※相互リンクの方、ヒミツにご挨拶あります。(ありきたりですが。)

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