4年目の幕開けとなるCDとして、今年は来日も果たした、MAROON 5の待望の新作、It Won’t Be Soon Before Longを選びました。ちゃんと買いましたよ。ネットで輸入盤がだいぶ安くなってたので、勢いで買ったんですが、ちゃんとボーナストラックまで付いてて得しました。それにしても、前作のロックな部分をだいぶ削いで、ポップというよりは、かなりファンキーなサウンドになっています。この辺はボーカルの技によるところが大きいと思います。なにか新世代のロックってこんな感じなのかなって。それが第一印象でしたね。

It Won’t Be Soon Before Long / Maroon 5
01.I Never See Your Face Again
02.Makes Me Wonder
03.Little Of Your Time
04.Wake Up Call
05.Won’t Go Home Without You
06.Nothing Lasts Forever
07.Can’t Stop
08.Goodnight,Goodnight
09.Not Falling Apart
10.Kiwi
11.Better That We Break
12.Back At Your Door
13.Infatuation

前作の方がポピュラーで聴きやすかったのは間違いないですが、今作はファンキーなノリのロックという感じ。アダムのボーカルはあまりにもファンキーでセクシーになってますが、普通ならロックになりえないのが、やっぱりロックっぽく聴こえるのは不思議。01.I Never See Your Face Againや、02.Makes Me Wonderなんかジャミロクワイを彷彿させるような打ち込みサウンドですが、ドラムサウンドがなんか違うんです。デフ・レパードをモンスターバンドに導き、シャナイア・トゥエインを世界一にしたR・マット・ランジの時に似た感覚を受けますね。「ポップなロック」というのは下手するとチープになりますが、2作目で簡単にクリアしてしまったのは驚きです。(リリース期間が空いたことも関係しているのかも?)

日本ではまた8月からTOYOTA"VITZ"のCMソングとして、05.Won’t Go Home Without Youを使用したCMを放送しています。(昨年は「Sunday Morning」でしたね。)個人的にはマルーン5はバラードでのヒットがありませんでしたが、11.Better That We Breakあたりは、後からシングルカットされてもいいくらいの名曲ですね。ちょっとU2を思いだすような・・・ボーナストラックの13.Infatuationなんかアレンジ変えたらR&Bになりそうなくらい。

総合的に感じたのは、すごくUKっぽい感じになりましたね。ファンキーでソウルフルなサウンドとボーカルです。前作の大成功に甘んじずにチャレンジ精神の溢れるアルバムだと思いました。レンタルなら一年待ちです。日本盤で買うならもうちょっち待つとライブ音源を含む新盤が今よりも低価格でドロップされる可能性もあるし、今は購入時期としては難しいところでしょうか。

※Maroon 5(マルーン5)公式HP(日本版)
http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/maroon5/

※試聴はこちらで
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2001491576

※関連過去記事(Songs About Jane)
http://diarynote.jp/d/57127/20050826.html

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