夢の中のまっすぐな道
2007年11月19日 CDレビュー
もう冬ですねぇ〜。寒くて寝られないくらい寒いし。で、今年の最初の冬物CDということで、このaikoの6thアルバムで、夢の中のまっすぐな道をピックアップしました。先日の記事は前フリということで。(sakusaku)このアルバムは、彼女が一躍ブレイクした伝説の名盤、「桜の木の下」(春)から始まった四季シリーズのアルバム制作が、前作の「暁のラブレター」(冬)をもって一巡してからの、いわゆる「aiko 第2章」の最初の一歩というべきアルバムになりました。ところが、ジャケ写だけ見ると、冬真っ只中で、このCDの裏面の写真は一面の雪の中に小さい身体の彼女が横向きに立っていてるのですが、最高に美しいショットになっています。で、音楽の方は・・・
当然、冬てんこもりかと思えば、そうでもない感じ。全体的には従来のオリジナリティーの高いaikoサウンドを継承していますね。このあたりで「マンネリ」という人もいましたが、奇抜な曲がなかっただけで、このアルバムは今までのaikoサウンドがひとつの完成形となり、いい感じで大人になったという印象です。
ここからのシングル曲は順番にいくと、PVがちょっと変わってて印象的だった05.かばん、私がaikoで好きな曲調であるピュア・ロック風の11.花風は確か紅白で歌ってたような?12.三国駅はしっとりバラードですが、カブトムシの時とは違って、最後までやさしい歌い方のままでも、力強さがあって、こういう部分でも大人のaikoがわかります。
お気に入りのトラックは、03.エナジー。少しワルツのテンポにストリングスをのせても、彼女のサウンドになっています。イントロなしで始まる10.Smooch!はなかなかユニークですが、なんとなくKANを思い出したのは私だけ?(彼女はKANのファンだったそうですし。)少し90年代のJポップな雰囲気。「お?aikoどうした?」と思わせ気味な13.星物語は今回収録中で最もやさしくて、切ないミドルで、終わりを飾るにふさわしい名曲ですね。
やっぱ、aikoしゃんはすごいね。彼女にしか描けない世界と音楽を確立してるし。こういう人は長い活動が出来る人だと思います。今よりも年明けの冬ぐらいがいいのかも?でも、冬を少しだけ暖かくしてくれるCDだと思います。
※aiko Official Web Site(試聴はシングルだけできます。)
http://aiko.can-d.com/
夢の中のまっすぐな道 / aiko
01.青い光
02.恋人同士
03.エナジー
04.明日もいつも通りに
05.かばん
06.恋の涙
07.ビードロの夜
08.愛のしぐさ
09.ずっと近くに
10.Smooch!
11.花風
12.三国駅
13.星物語
当然、冬てんこもりかと思えば、そうでもない感じ。全体的には従来のオリジナリティーの高いaikoサウンドを継承していますね。このあたりで「マンネリ」という人もいましたが、奇抜な曲がなかっただけで、このアルバムは今までのaikoサウンドがひとつの完成形となり、いい感じで大人になったという印象です。
ここからのシングル曲は順番にいくと、PVがちょっと変わってて印象的だった05.かばん、私がaikoで好きな曲調であるピュア・ロック風の11.花風は確か紅白で歌ってたような?12.三国駅はしっとりバラードですが、カブトムシの時とは違って、最後までやさしい歌い方のままでも、力強さがあって、こういう部分でも大人のaikoがわかります。
お気に入りのトラックは、03.エナジー。少しワルツのテンポにストリングスをのせても、彼女のサウンドになっています。イントロなしで始まる10.Smooch!はなかなかユニークですが、なんとなくKANを思い出したのは私だけ?(彼女はKANのファンだったそうですし。)少し90年代のJポップな雰囲気。「お?aikoどうした?」と思わせ気味な13.星物語は今回収録中で最もやさしくて、切ないミドルで、終わりを飾るにふさわしい名曲ですね。
やっぱ、aikoしゃんはすごいね。彼女にしか描けない世界と音楽を確立してるし。こういう人は長い活動が出来る人だと思います。今よりも年明けの冬ぐらいがいいのかも?でも、冬を少しだけ暖かくしてくれるCDだと思います。
※aiko Official Web Site(試聴はシングルだけできます。)
http://aiko.can-d.com/
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