キャメロン・ディアス出演のソフトバンクのCMで、懐かしすぎる名曲がかかっていたので、今日はスウィング・アウト・シスターの記念すべき1stアルバムをピックアップ。アルバム名は、It’s Better to Travelで、CMの曲は、1曲目の01.Breakoutです。この曲は86年のシングルで、日本でのデビュー曲となります。(20年以上前の曲です。)このキャメロン・ディアスのシリーズは今までのもなかなかよかったですが、今回はエレガントな感じが曲のイメージとピッタリでいい感じだと思います。

It’s Better to Travel / Swing Out Sister
01.Breakout
02.Twilight World [Superb. Superb. Mix]
03.After Hours
04.Blue Mood
05.Surrender
06.Fooled by a Smile
07.Communion
08.It’s Not Enough
09.Theme [From It’s Better to Travel]
10.Breakout [Nad Mix]
11.Surrender [Stuff Gun Mix]
12.Twilight World [Remix]
13.Communion [Instrumental]

このスウィング・アウト・シスターというグループは、当初は3人組でした。このアルバムを発表した後にドラムの男性が脱退してから今日まで、コリーン・ドリュリー(Vo.)とアンディ・コーネル(key.)の男女ペアで活動しています。日本で最も有名な曲は、90年代の「あなたにいてほしい(Now You’re Not Here)」だと思いますが、今回のCMでこのアルバムも聞いてみて欲しいですね。(そういう想いも込めつつ記事を書いてるわけですけど。)

さて、アルバムの曲紹介を。まずは、ゴージャスでエレガントにスウィングする01.Breakoutで、UKポップのパイオニア的な曲となりました。同じくキャッチーな06.Fooled by a Smileも当時から日本でもCMで使用されていました。(TAKARA缶チューハイだったかな?3人出演です。)一方で、アーバンな雰囲気でオシャレなミドルスローの02.Twilight Worldには、イントロに東京駅の構内放送が効果音として使用されています。(03.After Hoursの間奏にもあり。)こういうことを思いつくのはすごいことだと当時思ったもんです。

01.Breakoutと対極的な雰囲気の05.Surrenderも名曲で、コリーンのボーカルもかなりアダルトになっていて、アシッドジャズの典型となったサウンドだと思います。後半はかなり実験的なリミックスを収録しています。(1曲がやたら長かったり。)当時のサウンド技術におけるテクノポップと演奏の加減が逆に新鮮にも聴こえます。温故知新というほど古さを感じさせないので、ぜひ聴いてみて欲しい一枚です。

※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2000565620

※関連過去記事
http://diarynote.jp/d/57127/20050328.html

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