寒い・・・。京都の底冷えというヤツは尋常じゃないのだ。骨まで凍みるので、どんなに厚着しても寒い。寒いのは苦手なので早く春になってほしいと思う今日この頃です。さて、今日は今までどうしてレビューをしてなかったのか不思議なCHEMISTRYの3rdアルバムで、One×Oneをピックアップしました。彼らのことを、私はデビュー当初はアーティストとして見れなかったんですよね。これは全くの偏見だったんですが、TV番組の企画で出てきた2人というイメージが強すぎて。そういう勝手な偏見をキレイに取り去ってくれたのが、このアルバムでした。

One×One / CHEMISTRY
01.Intro-lude
02.Us
03.YOUR NAME NEVER GONE
04.my Rivets
05.This age
06.Bound for Identity~dear friend~
07.~Street Sounds of Naples,Italy~
08.meaning of tears
09.Ordinary hero
10.Now or Never(CHEMISTRY meets m-flo)
11.So in Vain
12.赤い雲 白い星
13.Interlude
14.アシタヘカエル
15.いとしい人

このアルバムの製作にあたって、二人はイタリアへ出かけたそうで、とにかく和製R&Bの範囲を出なかった彼らのサウンドにいい変化をもたらしたように思います。それは実質的には1曲目の02.Usのキャッチーなイントロから既にその変化に気がつくはずです。さらに、イタリアの空気を詰め込んだような06.Bound for Identity ~dear friend~や、スペインギターのような音でボッサアレンジという12.赤い雲 白い星は、全く新しい試みですが、ケミストリーらしさは押さえてあるので、アルバムの中でも違和感はありません。

以前の作品の延長線にあるのは、シングルだった03.YOUR NAME NEVER GONEのバラード。ケミストリーのお得意ですがいい曲です。あとは、アップテンポな04.my Rivetsはソリッド感溢れるグルーブで、09.Ordinary heroは、アーバンソウルな感じですが、ストリングスで上品なサウンドにしています。この2曲もやはりこれまでとは似て非なるサウンドだと思います。最後に私の好きなのは、CMでもお馴染みの14.アシタヘカエルですね。でも、このアルバムはかなり聴いてますね。ベスト盤だけの方には、ぜひこのアルバムをオススメしたいです。(15.いとしい人はこのアルバムver.の方がいいですよ。)

※試聴はこちら。
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=DFCL000001201

コメント

お気に入り日記の更新

日記内を検索