まただいぶご無沙汰してしまいました。ここ数日は春のような天気でしたね。こういう時はやっぱり元気の出るロック・サウンドがピッタリ!というわけで、上木彩矢の最新アルバムで、明日のために -Forever More-を取り上げます。前作に比べると、かなりポップでキャッチーなロックサウンドになっていて、ノリがよくて聴きやすいアルバムになっています。アメリカンな雰囲気を多く取り入れて、新しい魅力をアピールしています。

明日のために -Forever More- / 上木彩矢
01.世界中の誰もが
02.明日のために(ALver.)
03.YOU & ME
04.Tears
05.ココロが..もう少し
06.夢の中にまで
07.眠っていた気持ち 眠っていたココロ(ALver.)
08.もう帰らない
09.Forever More
10.youthful diary
11.ミセカケのI Love you(ALver.)
12.叶わないなら~winter lovers~
13.星の降る夜には
14.A Constellation -2007-(Bonus Track)

今回はかなりアメリカンスタイルのロックサウンドになっていて、先行シングルだった、02.明日のために(ALver.)では晴天満開の元気なロックを、04.Tearsでは、ハンドクラップから始まりピアノとギターメインのシンプルな構成で古き良きロックンロールを生き生きと歌っています。このあたりは90年代のbeingお得意のサウンドで、私には懐かしい感じもしますね。

一方、前作の「ピエロ」のようなイメージで、アーバンでヘヴィなロックなのは、07.眠っていた気持ち 眠っていたココロ(ALver.)11.ミセカケのI Love you(ALver.)の両シングル曲。彼女のボーカルはこういうシャープなサウンドの方が映えます。07.眠っていた〜の方はかなりヘヴィーなギターを入れていて、かなりカッコイイです。上木彩矢の魅力が爆発のキラーチューンだと思います。

後半はバラードがメインで、パワーバラードの10.youthful diaryや、壮大な13.星の降る夜にはなどが聴き所です。総じて感じたのは、彼女のボーカルはとても直線的なので、楽曲はシャープでスリリングなものの方が似合います。USロックなアプローチも悪くなかったですけど、まだどこかお行儀のよい感じが拭えないように感じましたね。リチャード・マークスのようなUSロックだともっとハマルと思うのですが・・・今後の彼女にも期待です。

※試聴はこちら
http://www.bgv.jp/contents/detail_music.php?conts_id=8363

※上木彩矢 Official Web Site
http://www.kamikiaya.jp/

コメント

お気に入り日記の更新

日記内を検索