もう2月も終わりですか。早いですねぇ・・・。さて、まだまだ寒い季節が続いていますが、今日はこういう時期にぴったりの音楽を選んでみました。ただ、「聴きやすい」という点からすると少し外れる気もします。UKロック界に衝撃を与えた名盤で、ColdplayA Rush of Blood to the Head(邦題:静寂の世界)です。このアルバムのリリース後に来日したため(フジ・ロックフェスに出演)日本でも有名となりました。

A Rush of Blood to the Head / Coldplay
01.Politik
02.In My Place
03.God Put A Smile Upon Your Face
04.The Scientist
05.Clocks
06.Daylight
07.Green Eyes
08.Warning Sign
09.A Whisper
10.A Rush of Blood To The Head
11.Amsterdam

彼らの音楽は、これまでのUKロックと明らかに異なるサウンドで、特にこの作品ではノリのいい音楽は皆無です。ロックという部分での期待は大きく裏切られるわけですが、それを補ってあまりあるサウンドがここにはあります。彼らの代表曲といってもいい、02.In My Placeは、イントロ部分だけで引き込まれる印象的なギターと気だるいボーカルが独自の世界を紡ぎ上げます。05.Clocksでは、彼らの特徴でもあるピアノ音が効果的に用いられていて、形式はロックでもクラシックを聴いている時のような感覚になります。

彼らの音楽は、なかなか文章で説明するのは難しいのですが、シンプルな構成でありながら、エモーショナルなメロディーと独特の雰囲気を持つボーカルから照らして、やはり「With or Without You」のU2に似ていると思います。それよりもゆる〜い感じで最後まで行ってます。だから、好き嫌いがハッキリ分かれると思うんですが、洋楽を全般的に長く聴いている人にとっては、これは名盤だと言えると思います。「これはロックじゃない」などジャンルにこだわっている人にはキツイと思いますね。オススメとは言えませんけど、とりあえず紹介はしておきます。

※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/666586

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