音楽のルーツを再確認する「コーナーストーンズ」
2008年11月1日 音楽
ジャンル的にはフュージョンと近い位置にあるAOR(アダルト・オリエンティッド・ロック)から、「大人の洋楽」を楽しむのに最適なCDをご紹介。現在のカバーブームの火付け役ともいえる、佐藤竹善の一番最初のCORNERSTONESです。現在では邦楽のカバーでよく知られるようになっていますが、当初は自分の音楽ルーツの再確認という意味合いで始まったので、全曲洋楽になっています。原曲はほぼAORの名曲から厳選し、アレンジの巧みさによって、まるで全ての曲が彼の作品であるかのような仕上がりになっています。30代からのオシャレソングといった雰囲気だと思います。
こういうカバーものは原曲を知るべく検索してくる方が多いので、全て原曲者を書いておきました。有名な曲もありますが、AORの部分では渋い選曲だと思います。まずは有名な所から挙げると、02.Whatcha’ Gonna Do For Me?で、チャカ・カーンのカバーの方でお馴染みの名曲。AORのスタイルをとりながらも、ファンキーなボーカルです。続く03.What You Won’t Do For Loveは、Mr.AORこと、ボビー・コールドウェルの代表曲(邦題:風のシルエット)で、原曲に近いアレンジです。
そして、おそらく竹善さんのルーツといえる人物が、エリック・タッグとリチャード・ペイジだと思います。この2人の楽曲だけ2曲づつ入っているので。まず、エリック・タッグは、フュージョン界で有名なリー・リトナーのゲストボーカルから注目された人で、01.No One Thereと、05.Promises Promisesは、AOR史上最高の名盤とされる「Dream Walkin’」に共に収録されています。さらにマニアックなのは、Pagesの方で、81年の同名アルバムからの2曲。07.You Need A Heroと、08.O・C・O・E です。私もこちらは原曲を知りませんが、すごくいい曲でした。
あまり中身のことが書けませんでしたが、アダルトな洋楽が聴きたい人に強くオススメしたい一枚です。原曲はどれも古い曲なので、今風のサウンドで当時の名曲を味わえるのがポイント。再販分にはライブ音源でボーナストラックが3曲付いています。(私のはファンハウスなので11曲までです。悔しい・・・)
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1508308
※補足
04.I・O・U・ME でのデュエットのお相手は、旧姓の岩崎宏美さんです。(めちゃウマ!)
CORNERSTONES / 佐藤竹善
01.No One There(Eric Tagg)
02.Whatcha’ Gonna Do For Me?(Ned Doheny)
03.What You Won’t Do For Love(Bobby Coldwell)
04.I・O・U・ME(Duet With Hiromi Masuda)(BeBe & CeCe Winans)
05.Promises Promises(Eric Tagg)
06.Something Sad(Timothy B.Schmit)
07.You Need A Hero(Pages)
08.O・C・O・E (Official Cat of the Eighties)(Pages)
09.Desperado(Eagles)
10.Stardust(Nat King Cole)
11.Something Sad(日本語ヴァージョン)
こういうカバーものは原曲を知るべく検索してくる方が多いので、全て原曲者を書いておきました。有名な曲もありますが、AORの部分では渋い選曲だと思います。まずは有名な所から挙げると、02.Whatcha’ Gonna Do For Me?で、チャカ・カーンのカバーの方でお馴染みの名曲。AORのスタイルをとりながらも、ファンキーなボーカルです。続く03.What You Won’t Do For Loveは、Mr.AORこと、ボビー・コールドウェルの代表曲(邦題:風のシルエット)で、原曲に近いアレンジです。
そして、おそらく竹善さんのルーツといえる人物が、エリック・タッグとリチャード・ペイジだと思います。この2人の楽曲だけ2曲づつ入っているので。まず、エリック・タッグは、フュージョン界で有名なリー・リトナーのゲストボーカルから注目された人で、01.No One Thereと、05.Promises Promisesは、AOR史上最高の名盤とされる「Dream Walkin’」に共に収録されています。さらにマニアックなのは、Pagesの方で、81年の同名アルバムからの2曲。07.You Need A Heroと、08.O・C・O・E です。私もこちらは原曲を知りませんが、すごくいい曲でした。
あまり中身のことが書けませんでしたが、アダルトな洋楽が聴きたい人に強くオススメしたい一枚です。原曲はどれも古い曲なので、今風のサウンドで当時の名曲を味わえるのがポイント。再販分にはライブ音源でボーナストラックが3曲付いています。(私のはファンハウスなので11曲までです。悔しい・・・)
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1508308
※補足
04.I・O・U・ME でのデュエットのお相手は、旧姓の岩崎宏美さんです。(めちゃウマ!)
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