そろそろ秋モードの音楽に着替えたいなぁと思う今日この頃ですが、そんな音楽は部屋にたくさんあるのに、服がない・・・(悲)さすがに半袖の人は少ないし。よく友達に「音楽のセンスいいのにね〜」って言われるのですが、それってビミョーに喜べない。(苦笑)でもいいや。そんな私が選んだ秋ものCDがこちら!90年代に多く活躍した女性アーティストの中でも遅咲きでしたが、いろんな恋愛の形を巧みで繊細な歌詞にして表現した古内東子のデビューからの多くの作品からいい選曲でまとめたベスト盤をご紹介します。

TOKO〜best selection / 古内東子
01.はやくいそいで
02.誰より好きなのに(アルバム・リミックス)
03.ピーチ・メルバ
04.キッスの手前
05.スロウ・ダウン
06.ウソツキ
07.ストレングス
08.かわいくなりたい
09.逢いたいから
10.歩き続けよう(アルバム・ヴァージョン)
11.ディスタンス
12.いつかきっと
13.幸せの形(アルバム・ヴァージョン)
14.星空

実は私は彼女のことは2ndアルバム「Distance」からリアルタイムでおっかけていたので、これが出た時は「ふふ〜ん。全部アルバムあるから関係ないもんね〜」と余裕かましてたら、実はここに収録されているものは、かなり再アレンジ(リミックスorリテイクも?)されていることを知って聴いてみると、アルバム収録のものよりもぜんぜんいいんです。ちょっち悔しい気もしたけど、90年代の彼女の活躍に相応しいトラックになってるので、この機会にぜひ聴いて欲しいですね。

彼女の出世作となったのが、バラードの名曲02.誰より好きなのに(アルバム・リミックス)です。若い子でも最近soweluがシングルカバーしたので、聴いたことあるはずです。アルバム・リミックスって書いてあるものの、アルバム収録曲とは微妙に異なるようです。よくぞ収録してくれたと思うのが、03.ピーチ・メルバで、切ない片思いの曲なのに、春風のようなポップなナンバー。しかも元の曲よりもよりキャッチーになってて、悲しいくらいオシャレ。

ブレイク前のスローバラード、06.ウソツキは個人的に大好きな曲なんですが、これもまた終盤にサックスが追加されてて、最高にエモーショナルになってます。それと、やっぱり私には09.逢いたいからがベストトラックかな?誰もが女性視点での恋愛を綴る中で、この歌で初めて「ボク」の秘めた片思いの歌詞に心打たれました。(これ好きだった子にプレゼントしたこと思い出した!:恥)私には「誰よりも〜」よりも名曲になってます。

アップテンポでは、07.ストレングス11.ディスタンスになりますが、アルバム収録とかなり変わってるのが、07.ストレングスの方で、これも原曲よりはるかに良くなってます。この2曲は当時の古内サウンドの特徴をよく表すポップスだと思います。

やはり、全曲生演奏の雰囲気で再アレンジしたのは大正解ですね。こうして聴くと、どの曲をとっても当時のアルバム収録曲よりも、よりやさしく、暖かい音になってるしで、もはやベスト盤というよりも、ひとつのアルバム作品にさえ思えてしまうくらい丁寧に創られたアルバムだと思います。(正直、当時のアルバム全部持ってる私にはジェラシーさえ感じます。:苦笑)秋冬は古内東子がキマリですね。

※古内東子 Officail Web Page(Sony Music)
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/SR/TokoFuruuchi/

※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/596411

※関連過去記事
http://diarynote.jp/d/57127/20061203.html

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