美しいピアノの旋律に酔いしれる「ウィークエンド」
2010年10月8日 CDレビュー
あら?この名盤がアマゾンのジャケ写にあったよ〜(感涙)でも廃盤なんじゃなかったかな?誰かが出品してるのか?(それはもたいない!)でもその人がジャケ写載せてくれたんだったら多謝。ここの所、クラシック路線できましたが、今日は最強にオシャレなキーボード(ピアノ)奏者のキム・ペンシルのアルバムで、この三連休にふさわしい?タイトルはスリー・デイ・ウィークエンドです。もうこれは究極のオシャレなインストゥルメンタルだと思います。ジャケ写のイメージどおりです。(これ裏面は本人が写ってて、そこだけがイメージと違ったり・・・ってキムさんすんません!)
うーん、レーベルがユニバーサルクラシックになってるなぁ。私の所有してるのはビクターだから再販してる?だったらこれは買って損はないですよ。なんせ、大手FM局(って関西ですけど。)がみんなBGMとして、こぞって使用していたくらいのオシャレインストですから。当時の彼は基本的にはキーボード奏者ということでしたが、ここにも収録されていますが、水流のような旋律を奏でるピアニストでもあります。90年代とは思えない先進的で洗練された音楽ばかりです。細かくチェックしていくと・・・
今回のアルバム全体の作品イメージとしての代表曲といえる、01.3 Day Weekendは軽快なサウンドリズム(打ち込み)に乗って軽やかな音色を弾くように弾いています。抑揚のある展開も素敵です。究極のオシャレピアノで流水のような演奏が堪能できる03.A NEW MORNINGは、転調を多用しているのに驚くほど滑らかな旋律になっています。しかもここはピアノでの演奏ですから、この人は只者ではないです。(天才?)
04.SWEET SPOTは再び軽快なポップサウンドですが、少し控えめな音で爽快感を出しています。余談ですが、この曲とミドルテンポの05.LAZY SUNSET、キャッチーな07.TAKE A LITTLE CHANCEあたりは大手FM放送の「交通情報」とか「天気予報」とかのBGMにされてましたね。そんな使い方って贅沢すぎ!30秒くらいしか聴けないし、声の方がメインだし。(でもある意味最もヘビーローテーションだった?:苦笑)
誰も知らない隠れた名曲ってこういうのじゃないのかなって思うのは、08.THINK OF YOUのピアノバラード。曲の美しさはもちろんですけど、なんでこんなに包み込むようなやさしさを演奏技術だけで表現できるんだろう?って思うほど、彼の奏でるささやくような旋律は天性のものかもしれませんね。この音こそ絶妙だと思います。
このアルバム以降、知る人ぞ知る存在となった人で、何枚かのアルバムを出していますが、打ち込みを使ってのフュージョン系な部分を削ってシンプルになっています。全体の音がシンプルだと彼の巧みな演奏がちょっちわかりにくくなるので、最初にこのアルバムをオススメしたいですね。昔のカシオペアとか好きな人はハマルと思います。(バンドじゃないけどね。)
※試聴はこちら
http://www.vervemusicgroup.com/artist/music/detail.aspx?pid=11647&aid=7077
3 Day Weekend / KIM PENSYL
01.3 Day Weekend
02.ECHO OF ANOTEHER TIME
03.A NEW MORNING
04.SWEET SPOT
05.LAZY SUNSET
06.ISLAND POSTCARD
07.TAKE A LITTLE CHANCE
08.THINK OF YOU
09.J.J.’S ADVENTURE
10.GRANDPA’S GARDEN
うーん、レーベルがユニバーサルクラシックになってるなぁ。私の所有してるのはビクターだから再販してる?だったらこれは買って損はないですよ。なんせ、大手FM局(って関西ですけど。)がみんなBGMとして、こぞって使用していたくらいのオシャレインストですから。当時の彼は基本的にはキーボード奏者ということでしたが、ここにも収録されていますが、水流のような旋律を奏でるピアニストでもあります。90年代とは思えない先進的で洗練された音楽ばかりです。細かくチェックしていくと・・・
今回のアルバム全体の作品イメージとしての代表曲といえる、01.3 Day Weekendは軽快なサウンドリズム(打ち込み)に乗って軽やかな音色を弾くように弾いています。抑揚のある展開も素敵です。究極のオシャレピアノで流水のような演奏が堪能できる03.A NEW MORNINGは、転調を多用しているのに驚くほど滑らかな旋律になっています。しかもここはピアノでの演奏ですから、この人は只者ではないです。(天才?)
04.SWEET SPOTは再び軽快なポップサウンドですが、少し控えめな音で爽快感を出しています。余談ですが、この曲とミドルテンポの05.LAZY SUNSET、キャッチーな07.TAKE A LITTLE CHANCEあたりは大手FM放送の「交通情報」とか「天気予報」とかのBGMにされてましたね。そんな使い方って贅沢すぎ!30秒くらいしか聴けないし、声の方がメインだし。(でもある意味最もヘビーローテーションだった?:苦笑)
誰も知らない隠れた名曲ってこういうのじゃないのかなって思うのは、08.THINK OF YOUのピアノバラード。曲の美しさはもちろんですけど、なんでこんなに包み込むようなやさしさを演奏技術だけで表現できるんだろう?って思うほど、彼の奏でるささやくような旋律は天性のものかもしれませんね。この音こそ絶妙だと思います。
このアルバム以降、知る人ぞ知る存在となった人で、何枚かのアルバムを出していますが、打ち込みを使ってのフュージョン系な部分を削ってシンプルになっています。全体の音がシンプルだと彼の巧みな演奏がちょっちわかりにくくなるので、最初にこのアルバムをオススメしたいですね。昔のカシオペアとか好きな人はハマルと思います。(バンドじゃないけどね。)
※試聴はこちら
http://www.vervemusicgroup.com/artist/music/detail.aspx?pid=11647&aid=7077
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