連休もいよいよ明日で終わりです。また仕事かぁ・・・悲しいなぁ・・・。でも、わりと好きなことしたし、よかったかな。さて、今日もレビューお休みで、最近個人的にハマっている、ガールズロックバンドのSCANDALの魅力についてツラツラと語ってみようと思います。

元々、ガールズロックバンドは好きでしたが、これほどハマったバンドは初めてかも。理由は単純、「メンバーがみんな若くてカワイイ!」から。ハガレンのEDで瞬間センチメンタルくらいから聴くようになって、昨年の太陽と君が描くSTORYのPVでノックアウトされました。(苦笑)もちろん、PV集のDVDも購入しました。

このDVDに収録のハルカのPVはどんなに帰りが遅くなっても、必ず1回は見てます。HARUNAって今まではキツイ目の表情でカッコよく歌うイメージだったんだけど、ここでの彼女のやさしい笑顔はヤバイ。かなりキテル。さらにお馴染みの踊りながらの演奏も、振付がかなりカワイイので、たまりません。スキャンダルなんかブッ飛ばせは過剰な踊りが不自然だったけど、こっちは全てが自然体で、かわいさ大爆発です。

LOVE SURVIVEのPVも好き。歌って踊れるガールズバンドって初めてなんじゃないかな?KOSHI-TANTANはシングルのカップリングにしか入ってないんだけどSCANDALの曲で一番好きな曲。このPVがなぜアニメなのかわからんけど、モーションキャプチャーで、それぞれ微妙に動きが違うのがツボ。ちょっとマニア向けかな?

でちょっと真面目に書くと、彼女たちの魅力って、ロックバンドでありながらエンターテイナーでもあるという点だと思います。日本のロックバンドの多くはR&Bのダンスパフォーマンスなどに比べると、エンタ的要素は少ないと思います。バンドでそれをするとおちゃらけバンドとして軽視されるほどです。

でも私は彼女たちのPVを見てると、80年後半のUSハードロックブームを思い出します。ボン・ジョヴィとか、エアロスミス、モトリー・クルーとかは、PVでは全然真面目に演奏してないし、ボーカルもギタリストも踊りながら弾くマネをしてる。何がいいたいかというと、彼らはライブではちゃんと演奏するし、出来るからPVではエンターテイナーに徹するということ。

ダンススクールで出会った4人が楽器を初めて持ってバンドになったという経緯もあってか、いい意味で「真面目に不真面目」が出来るのが、SCANDALだと思います。「自分たちの音楽の方向性は~」とか理屈の難しいロックバンドには彼女たちの活躍はいいヒントになるでしょう。

先の80年後半にUSで突如現れたポイズンというバンド。たった一枚のCDで大スターになったんだけど、彼らの時代錯誤のケバケバファッション、演奏はメチャメチャ下手で売れるはずがないという業界予想を覆したのは、理屈抜きで底抜けにロックンロールだったから。当時は超テクバンドばかりの中で、ありえないチープさだったけど、みんながそんな彼らに惹かれてCDを買った。

ポイズンは本当に真面目さがなかったので短命に終わった。だから、彼女たちの例には相応しくないけど、言いたいことはそういうこと。無名でも楽しませることが出来るのが音楽だし、ロックはそういう部分で最も単純明快なジャンルのはず。

制服系の縛りが無くなって、それぞれに個性を出しつつある彼女たちの今後の活躍に目が離せません。(紅白に出られるようなヒット曲が欲しいな、)


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