日本フュージョンの完成形 「MINT JAMS」
2008年3月16日 CDレビュー
たまにはボーカルなしのインストゥルメンタルもいいのではと思い、個人的に想いいれのある、懐かしい名盤をご紹介。日本のフュージョン界を確立したバンド、カシオペアのMINT JAMSです。既に20年以上前の作品です。この作品はライブ音源から、ファンの中で人気の高かった曲を選曲してまとめたものですが、客席音を究極まで押さえてあるので、ライブ感覚はなく、新アレンジでのリテイクのように聴こえます。これは当時には存在しなかった、「ベストアルバム」という位置づけで発表されたものです。(実は海外進出のためでもあった。)
私の考えでは、この作品以前のアルバムを聴くと現在のサウンドと比べてかなり古い感じがしてしまうのですが、これ以降の作品なら、大きなギャップを感じないで聴けると思います。そういう意味で過去の名曲が、今でも聴きやすい形で残ったという意味で大変意義のある1枚となったといえます。特に、01.TAKE MEは元々美しいメロディーだったので、キーボードの活用により、滑らかなサウンドになっています。02.ASAYAKEは最も有名な曲ですが、ほとんどの人は、こちらの音源で最初に知ることになっていると思います。(私もそうです。)
もう一つ重要なポイントとして、ドラムスの交代があります。今では世界的に有名となった神保彰が加入したことで、アレンジを大幅に変更した、05.DOMINO LINEは、このバージョンでライブの代表曲となります。また、この当時のメンバーでカシオペアは黄金時代を築くことになります。最後に、変則リズムなどテクニックばかり取りあげらる中で、彼ら本来の楽曲の良さが出ている、07.SWEARをオススメしておきます。気候のいい今頃に心地の良い爽やかな曲です。
※試聴はこちら
http://www.tsutaya.co.jp/item/music/view_m.zhtml?pdid=20012043
※関連過去記事
http://diarynote.jp/d/57127/20050908.html
※おまけ「カシオペア10周年記念ライブより」
http://www.youtube.com/watch?v=hmyZ8PpRdmg
MINT JAMS / CAISOPEA
01.TAKE ME
02.ASAYAKE
03.MIDNIGHT RENDEZVOUS
04.TIME LIMIT
05.DOMINO LINE
06.TEARS OF THE STAR
07.SWEAR
私の考えでは、この作品以前のアルバムを聴くと現在のサウンドと比べてかなり古い感じがしてしまうのですが、これ以降の作品なら、大きなギャップを感じないで聴けると思います。そういう意味で過去の名曲が、今でも聴きやすい形で残ったという意味で大変意義のある1枚となったといえます。特に、01.TAKE MEは元々美しいメロディーだったので、キーボードの活用により、滑らかなサウンドになっています。02.ASAYAKEは最も有名な曲ですが、ほとんどの人は、こちらの音源で最初に知ることになっていると思います。(私もそうです。)
もう一つ重要なポイントとして、ドラムスの交代があります。今では世界的に有名となった神保彰が加入したことで、アレンジを大幅に変更した、05.DOMINO LINEは、このバージョンでライブの代表曲となります。また、この当時のメンバーでカシオペアは黄金時代を築くことになります。最後に、変則リズムなどテクニックばかり取りあげらる中で、彼ら本来の楽曲の良さが出ている、07.SWEARをオススメしておきます。気候のいい今頃に心地の良い爽やかな曲です。
※試聴はこちら
http://www.tsutaya.co.jp/item/music/view_m.zhtml?pdid=20012043
※関連過去記事
http://diarynote.jp/d/57127/20050908.html
※おまけ「カシオペア10周年記念ライブより」
http://www.youtube.com/watch?v=hmyZ8PpRdmg
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