Greatest Hits / Hi-Five
2005年5月21日 CDレビュー
今日は久しぶりに黒人ボーカルグループで。Hi-Fiveのベストアルバムです。90年前半にグレイクした5人組。デビュー当初はアイドル的な要素が強かったのですが、サウンドにも恵まれて成功しました。男性とは思えないくらいのハイトーンボイスが魅力で、彼らのキャッチーなサウンドはとても馴染みやすく、洋楽初心者の方にもオススメです。
いきなり、01.I Like the Way (The Kissing Game)でヒット。02.She’s Playing Hard to Getが大ヒットで全盛期。音楽映画の天使にラブソングを2で、06.Never Should’ve Let You Goが挿入歌となっているものの、この頃には既に人気に翳りが・・・。(というより、ブラック・ミュージックが変化したから。)ベスト盤といいつつも、後半の09〜11の3曲は未収録トラックだという点からも推測できます。ブームが過ぎたというだけで、音楽的に悪くはないと思います。リミックス程度はした方がよかったと思いますが。そこそこに楽しめる一枚です。
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/184743
Greatest Hits / Hi-Five
01.I Like the Way (The Kissing Game)
02.She’s Playing Hard to Get
03.I Can’t Wait Another Minute
04.I Just Can’t Handle It
05.Quality Time
06.Never Should’ve Let You Go
07.What Can I Say to You (To Justify My Love)
08.Unconditional Love
09.Birthday Girl [#]
10.What Are You Doin’ Tonight [#]
11.That Was Then, This Is Now [#]
12.She Said
いきなり、01.I Like the Way (The Kissing Game)でヒット。02.She’s Playing Hard to Getが大ヒットで全盛期。音楽映画の天使にラブソングを2で、06.Never Should’ve Let You Goが挿入歌となっているものの、この頃には既に人気に翳りが・・・。(というより、ブラック・ミュージックが変化したから。)ベスト盤といいつつも、後半の09〜11の3曲は未収録トラックだという点からも推測できます。ブームが過ぎたというだけで、音楽的に悪くはないと思います。リミックス程度はした方がよかったと思いますが。そこそこに楽しめる一枚です。
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/184743
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偉大なラップの女王(クィーン)が「歌った」時。
2005年5月22日 CDレビュー
本当にこれを聴いた時は衝撃だった。個人的には名盤中の名盤。おそらく所蔵CDのベスト10に入る驚異の名盤。それと、これほどの女性ラッパーを他には知らないですね。まさにQUEENの名前に相応しいラップ界の女王、クィーン・ラティファ。だけど、実際には、わりと賛否両論があったアルバムでした。
それは、このアルバムで彼女は歌っているから。最近はそんなことないと思うけど、当時はラッパーが歌うなんてのは邪道で、そういうのは本物じゃないという声がわりとあったんです。黒人の人は自分達の音楽に絶対のプライドとこだわりを持っているゆえに、一部では音楽的に閉鎖的な面があったことは否めない事実なんですが、そんな彼らが認めた女王がラップ以外のことをやることをすんなりと受け入れられない人がいても不自然ではないです。
でも、このアルバムのテーマである「女性らしさ」の表現方法としての「歌」への試みはすごく効果的な手段だし、それは時代への迎合ではなく、むしろ挑戦だったと思います。さて、中身について。本当に飛ばす曲なしの完成度。歌があるのが、04.Give Me Your Loveと07.Fly Girl、11.If You Don’t Know。特に07.Fly Girlは歌なのかラップなのかわからない絶妙の表現。静かに語りかけるようなラティファの卓越したセンスには脱帽。一方では今までの畳み掛けるようなキレ味鋭いラップが聴ける、09.Nature of a Sista’では改めて女王の実力が再確認できます。とにかく、ラップという既成概念を打ち砕く衝撃のアルバムです。力押しのラップしか聴いたことのない人にはぜひ一度聴いて欲しいですね。この人がなぜ「クィーン」なのかがよくわかる一枚です。強力オススメ!
※試聴はこちら
http://www.cduniverse.com/productinfo.asp?pid=7301925
Nature of a Sista / Queen Latifah
01.Latifah’s Had It up 2 Here
02.Nuff’ of the Ruff’ Stuff
03.One Mo’ Time
04.Give Me Your Love
05.Love Again
06.Bad as a Mutha
07.Fly Girl
08.Sexy Fancy
09.Nature of a Sista’
10.That’s the Way We Flow
11.If You Don’t Know
12.How Do I Love Thee
それは、このアルバムで彼女は歌っているから。最近はそんなことないと思うけど、当時はラッパーが歌うなんてのは邪道で、そういうのは本物じゃないという声がわりとあったんです。黒人の人は自分達の音楽に絶対のプライドとこだわりを持っているゆえに、一部では音楽的に閉鎖的な面があったことは否めない事実なんですが、そんな彼らが認めた女王がラップ以外のことをやることをすんなりと受け入れられない人がいても不自然ではないです。
でも、このアルバムのテーマである「女性らしさ」の表現方法としての「歌」への試みはすごく効果的な手段だし、それは時代への迎合ではなく、むしろ挑戦だったと思います。さて、中身について。本当に飛ばす曲なしの完成度。歌があるのが、04.Give Me Your Loveと07.Fly Girl、11.If You Don’t Know。特に07.Fly Girlは歌なのかラップなのかわからない絶妙の表現。静かに語りかけるようなラティファの卓越したセンスには脱帽。一方では今までの畳み掛けるようなキレ味鋭いラップが聴ける、09.Nature of a Sista’では改めて女王の実力が再確認できます。とにかく、ラップという既成概念を打ち砕く衝撃のアルバムです。力押しのラップしか聴いたことのない人にはぜひ一度聴いて欲しいですね。この人がなぜ「クィーン」なのかがよくわかる一枚です。強力オススメ!
※試聴はこちら
http://www.cduniverse.com/productinfo.asp?pid=7301925
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初夏の陽気にカントリーポップ
2005年5月23日 CDレビュー
もう初夏の陽気の日がありますね。天気のいい日は自然のある所で、音楽聴きながらサイクリングとかしたいです。そーいえば長いこと自転車乗ってないなぁ・・・。最近は電動機付き自転車ってあるらしいけど、そんなの認めないよ!(byスピードワゴン井戸田)坂は立ちコギで乗り切るのがチャリ道の原則です。(笑)とまぁ、アホな話はおいといて、今日はみんな大好きなフェイス・ヒルがカントリーミュージックだった頃のアルバムを選んでみました。個人的にはこの頃の方が好きでしたね。
彼女は元々はカントリーミュージックを歌っていた人で、最初のグラミー受賞もカントリー部門でした。後に、映画「パールハーバー」主題歌やディズニーの「リロ&スティッチ」イメージソングなどを経て、ポピュラー音楽の歌手へ変化していきます。でも、ここではカントリーポップの音楽ばかりで、ちゃんと土の匂いがしてます。(この頃は音楽よりもルックスの良さの方が有名だったかもしれませんが。)01.This Kissがヒット曲。Tim McGrawとのデュット曲、08.Just to Hear You Say That You Love Meなどは今では聴けない組み合わせ。このCDをMP3にして外に連れ出してみましょう。天気のいい日にぜひお試しあれ。
※試聴サイト
http://www.cduniverse.com/productinfo.asp?pid=1101955
Faith / Faith Hill
01.This Kiss
02.You Give Me Love
03.Let Me Let Go
04.Love Ain’t Like That
05.Better Days
06.My Wild Frontier
07.Secret of Life
08.Just to Hear You Say That You Love Me (duet with Tim McGraw)
09.Me
10.I Love You
11.Hard Way
12.Somebody Stand by Me
彼女は元々はカントリーミュージックを歌っていた人で、最初のグラミー受賞もカントリー部門でした。後に、映画「パールハーバー」主題歌やディズニーの「リロ&スティッチ」イメージソングなどを経て、ポピュラー音楽の歌手へ変化していきます。でも、ここではカントリーポップの音楽ばかりで、ちゃんと土の匂いがしてます。(この頃は音楽よりもルックスの良さの方が有名だったかもしれませんが。)01.This Kissがヒット曲。Tim McGrawとのデュット曲、08.Just to Hear You Say That You Love Meなどは今では聴けない組み合わせ。このCDをMP3にして外に連れ出してみましょう。天気のいい日にぜひお試しあれ。
※試聴サイト
http://www.cduniverse.com/productinfo.asp?pid=1101955
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あなたの部屋がカフェになる?(その1)
2005年5月24日 音楽
渋谷の「宇田川カフェ」からのコンピレーションアルバム。邦楽のカフェボッサが堪能できるお得なCDが出ています。京都にはジャズバーはあるけど、こういう店はない。でも最近は知らないや。(苦笑)こういう所でデートしたいな・・・。っていうか、デートなんてここ数年してない気が・・・(悲)近くにこういうお店のない人は、このCDで自分の部屋をカフェにしちゃいましょう!
インディーズレーベルなので、有名な人はいないかもしれませんが、こんな優れたアーティストがいるのかぁって思うくらいの極上お洒落サウンドです。私も、メジャーで出しているorange pekoeと、服部正太郎と彼のオーケストラ、カルカヤマコトを別のコンピで知ってるだけ。真のオシャレサウンドはインディーズにありっていうのが法則化しつつありますね。LD&K Records (living, dining & kitchen Records)が、こうしたカフェやバーをプロデュースしているわけですが、音楽だけを扱うのではなく、こういう形で音楽を発信していくというのは、新しい試みですね。音楽がより身近な存在になるので、個人的にはとてもいい傾向だと思います。オススメ!
※試聴サイト
http://www.indiesmusic.com/itemview.asp?id=10458
※宇田川カフェ HP
http://www.udagawacafe.com
※LD&K Records(要チェック!)
http://www.ldandk.com/
UDAGAWA CAFE
01.solid color love / ARGYLE
02.Innocencia / saigenji
03.FLOWERS / BE THE VOICE
04.さくら / orange pekoe
05.君を待っているよ / CASSETTE CON-LOS
06.seko na seko / copa salvo
07.South American Folk Song / Double Famous
08.ジブラルタル / Sugar Mama
09.Pianostalgia / Undercurrent
10.Feelin’ Good / 土岐麻子
11.Do the piano,do! / mama! Milk
12.再会のボッサ / 服部正太郎と彼のオーケストラ
13.I say a little prayer / みちしたの音楽
14.夢を慕いて (chari chari remix) / Flex Life
15.Lover come back to me / カルカヤマコト
インディーズレーベルなので、有名な人はいないかもしれませんが、こんな優れたアーティストがいるのかぁって思うくらいの極上お洒落サウンドです。私も、メジャーで出しているorange pekoeと、服部正太郎と彼のオーケストラ、カルカヤマコトを別のコンピで知ってるだけ。真のオシャレサウンドはインディーズにありっていうのが法則化しつつありますね。LD&K Records (living, dining & kitchen Records)が、こうしたカフェやバーをプロデュースしているわけですが、音楽だけを扱うのではなく、こういう形で音楽を発信していくというのは、新しい試みですね。音楽がより身近な存在になるので、個人的にはとてもいい傾向だと思います。オススメ!
※試聴サイト
http://www.indiesmusic.com/itemview.asp?id=10458
※宇田川カフェ HP
http://www.udagawacafe.com
※LD&K Records(要チェック!)
http://www.ldandk.com/
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あなたの部屋がカフェになる?(その2)
2005年5月25日 音楽
「宇田川カフェ」からのもう一つのコンピはLOVERS ROCKです。ラバーズ・ロックっていうのは、都会派スィートレゲエのことです。レゲエって少しやかましいサウンドばかりだと思ってるかたには、特にオススメしたい一枚。邦楽では、カフェボッサに次いでこれから発展していくジャンルじゃないかなって思っています。そーいえば学生の頃に、もろにジャマイカ!っていうカクテルバーがあったなぁ・・・こんなにオシャレではなかったけど、わりと利用したっけ。会話が聞こえないくらいレゲエだった。(笑)
私が知らなかっただけかも知れないけど、数年前には邦楽でラバーズロックのCDなんてなかったと思います。それがこういう形でコンピレーションアルバムとして聴けるのは、本当に嬉しい限りです。(英詩が多いけどね。)特に、これはサウンドがオシャレに出来ているので、初夏のナイトミュージックにオススメですね。昨日のカフェボッサといい、このUDAGAWAシリーズはこれからも要チェックです。
※試聴サイト
http://www.indiesmusic.com/itemview.asp?id=10457
※関連過去記事
http://diarynote.jp/d/57127/20050212.html
※追記:クラブ系のレゲエサウンドのことを「ダブ系」と言ったりもします。
(DJ用語から来てるみたいです。)
UDAGAWA LOVERS ROCK
01.fi them chat / カルカヤマコト
02.ONE / TRIPLE SLOTT
03.Glow Of Desire / The SILVER SONICS
04.Peace Of Gold / majestics
05.Give me a chance / BAGDAD CAFE THE trench town
06.雨がふるよ / CASSETTE CON-LOS
07.春夏秋冬 / TUFF SESSION
08.道 / FLY-T
09.ハバネロペパーソース / J’OUVERT
10.Black Sugar Spirits / SOUL FIRE
11.Unlucky Top Rankin / Rub-A-Dub Market
12.NEW WAY / DUBSENSEMANIA
13.TARANTINO -ANOTHER MIX- / TETSUNIQUES
14.BOKUNOHOSHI DUB / DREAMLETS
15.My Love Is Your Love / COOL WISE MEN
16.So What / Mangos
私が知らなかっただけかも知れないけど、数年前には邦楽でラバーズロックのCDなんてなかったと思います。それがこういう形でコンピレーションアルバムとして聴けるのは、本当に嬉しい限りです。(英詩が多いけどね。)特に、これはサウンドがオシャレに出来ているので、初夏のナイトミュージックにオススメですね。昨日のカフェボッサといい、このUDAGAWAシリーズはこれからも要チェックです。
※試聴サイト
http://www.indiesmusic.com/itemview.asp?id=10457
※関連過去記事
http://diarynote.jp/d/57127/20050212.html
※追記:クラブ系のレゲエサウンドのことを「ダブ系」と言ったりもします。
(DJ用語から来てるみたいです。)
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くりパックからのお知らせ。
2005年5月31日 その他
でたー!パックの新しいフィギュア。この表情泣ける。(笑)くりパック改め「つりパック」なのか?ちょっと欲しい気がする所が怖い。(笑)
で、今日はちょっとお知らせです。実は明日からパソコンを修理に出すことになりまして、しばらくネットできなくなります。(悲)というわけで、このブログの更新もしばらくお休みです。うーん、せっかく1.5000hitしたのになぁ・・・。定期的に読んでくれている数少ない方々、いつもありがとうございます。6月中には復帰できると思います。その頃には夏物の音楽CDを紹介できたらいいなぁって思っています。
それでは、また。しゅうでした。
※秘密あります。
で、今日はちょっとお知らせです。実は明日からパソコンを修理に出すことになりまして、しばらくネットできなくなります。(悲)というわけで、このブログの更新もしばらくお休みです。うーん、せっかく1.5000hitしたのになぁ・・・。定期的に読んでくれている数少ない方々、いつもありがとうございます。6月中には復帰できると思います。その頃には夏物の音楽CDを紹介できたらいいなぁって思っています。
それでは、また。しゅうでした。
※秘密あります。
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