四月のピアノ

2006年4月1日 音楽
1月から3月にかけては、本当にいろんな目に会いました。結果的にはやはり自分の病気については生涯を通じて付き合っていかなければならないものであることが決定的となったわけですが、さほどのショックはなく、今は平穏を取り戻しつつあります。というわけで、本日からまた改めてボチボチと更新していきたいと思っていますので、よろしくお願い致します。

今日から4月ですが、まだ寒いですね。あまり「春」という雰囲気も無いように思いますが。ちなみに好きな季節として「春」をあげる人って意外と多くないんですよね。3月末は「卒業」など別れの時期だし、5月だと五月病などがあったりもするし。そういう合間に咲く「桜」というものに日本人が強く惹かれるのは、悲しみの裏返しなのかもしれない・・・なんてことを毎年考えていたりします。

さて、昨年の4/1の日記を見てみると、松たか子のスペシャルで始まっています。そう、岩井俊二監督の作品の中で、最も映像表現の巧みな「四月物語」と同時進行で作成された彼女のPV集。そして、5周年を記念したベスト盤の詳しいレビューをしています。下記に過去記事リンクとして再掲載しておきますので、また読んでみてください。

http://diarynote.jp/d/57127/200504.html

松たか子自身は今年で10周年となります。現在、TVではビールのCM(モルツ)で変わらぬ美貌と少し大人になった彼女の姿によく出会います。音楽活動では4/26に2年半ぶりとなるニューアルバム「僕らがいた」が発売となります。メインプロデュースがスキマスイッチとなり、新しい音楽を聴かせてくれそうです。

それだけに、この映画「四月物語」のサウンドトラックとして作成されたCD>「四月のピアノ」を聴くと感慨深いものがあります。これはピアノ曲については、当時の彼女が自分で演奏している貴重なCDです。
四月のピアノ 〜『四月物語』オリジナル・サウンドトラック〜
01.エイプリル・フロント
02.あたらしいくらし
03.武蔵野
04.休日の歌
05.自転車
06.生きていた信長
07.決闘のテーマ
08.四月のピアノ
09.フィッシング・フィールド
10.春の温度
11.ハンガリー舞曲第5番
12.ホールウェイ
13.雨の奇蹟
14.エイプリル・フロント(エンディング・ヴァージョン)

今回はレビューはなしで、昨年の記事の追加でご紹介だけしておきます。(全曲がいいわけでもないので。)それにしても、彼女は桜がよく似合う女性だなぁ。今年もまたPV集「空の鏡」を見ると思います。

※試聴はこちら
http://www.tsutaya.co.jp/item/music/view_m.zhtml?pdid=20118770

※松たか子 Official Web Site
http://www.matsutakako.jp/
この桜の季節になったら聴きたくなるCDのひとつ。aikoのメジャーで2作目となるアルバム、桜の木の下です。ここから彼女はアルバムのコンセプトとして「四季」をテーマにして出発したことからも、このアルバムは彼女にとっては単なる代表作というよりもむしろ記念碑的な作品となっていると思います。ちなみに私は今でもaikoのアルバムの中ではこれが一番好きです。

桜の木の下 / aiko
01.愛の病
02.花火
03.桜の時
04.お薬
05.二人の形
06.桃色
07.悪口
08.傷跡
09.Power of Love
10.カブトムシ
11.恋愛ジャンキー(えせボーナストラックちっく)

四季シリーズが完結して、夢の中のまっすぐな道で新しい展開を期待していた私にとっては、このアルバムが好きなのではなく、このアルバムのaikoが私は一番好きということなのかもしれないと思います。具体的にいうと、やはり当時の恋愛ソングにはなかった全く異質な「毒」というか「病」みたいな表現力が、直接的にリスナーの心に侵食し感染するという感覚が、このアルバムにはあったということです。

実際にそれがわかりやすいのは、01.愛の病や、04.お薬、最後のシークレットトラックの11.恋愛ジャンキーあたり。それでも、最もポップなサウンドの02.花火でさえ、彼女のボーカルには十分なほど毒気がある。彼女の出世作となったバラードの10.カブトムシでも、サビの部分に同じものを強く感じます。

とはいえ、彼女のアルバムはどれを聴いても素晴らしいクオリティーであることは間違いないですが。ただ彼女のインディーズ時代をほとんど知らないので、まだ私のしらない彼女がいるのかも知れないなぁ・・・。

※aiko Official Home Page
http://aiko.can-d.com/
すっかり春ですね〜。近所の桜も今が一番キレイな時。気候もよく、私の気分も体調とともにだいぶ良くなってきました。「病は気から」というのもまんざらウソじゃないかも?今日は、私が外出する時に必ず一緒に連れ出しているアルバムをご紹介します。星村麻衣改め、Mai Hoshimuraとしての再デビューアルバムと言っておきましょう。今年の1月にリリースされたJoyfulです。

Joyful / Mai Hoshimura
01.Melodea
02.Darlin
03.EVERY
04.Primacy
05.Prelude
06.素直になれない
07.プラスティック・ラブ
08.Merry Go Round
09.ビリーヴァー
10.ひまわり
11.Remember
12.Summer of Love
13.Party Night
14.LOVE SONG

昔の彼女を知っている人なら、大胆なイメチェンに少々戸惑うかもしれませんが、これはたぶん現時点で最高級のポップスだと思います。最近のR&Bブームでこういう正統派のポップサウンドが逆に新鮮に感じるくらいです。ところが、このサウンドはなんと数年前のそれとは明らかに違うんです。それはこのアルバムの制作に新世代のサウンドクリエーターであるあの人が参加しているから。その前に軽くレビューを。

オープニングを飾るに相応しい、美しいメロディーの01.Melodea。某有名ドラマで使われた聴き馴染みのある03.EVERY、イントロのピアノの旋律がなんとも美しい08.Merry Go Roundあたりは、この音色が今年の春の新色といった感じ。しかし、「Joyful」なのはこれだけではないのです。

実は、今回のサウンドメイクには、世界からも注目されている音色職人、QYPTHONEの中塚武が参加しているんです。彼がJ-POPSをアレンジすると音色に魔法がかかってしまうわけです。もちろん、他にも贅沢すぎるブレーンが多く集まる中でも、彼女の個性を生かしたまま、一つのアルバムとしてよくまとまっています。

肝心の彼女の変貌ぶりですが、こんなにやさしく、キュートに歌われてしまっては、もはや何も反論することはできないですね。今はMai Hoshimuraの素晴らしいデビューに最高の喜びを感じています。あなたも今すぐ下記のサイトからそれを感じて欲しいですね。

※Mai Hoshimura Official Site(Discographyから全曲試聴可)
http://www.hoshimuramai.net/

※関連過去記事
http://diarynote.jp/d/57127/20050408.html
久しぶりに洋楽で。UK発のR&Bで、90年代に大活躍した女性ボーカルグループ、eternalのベストアルバム。やはり楽曲の聴きやすさが抜群なので、プロデュース陣の巧みの技を感じますね。それも、もちろん3人の美しいハーモニーがあってのことですが。洋楽初心者の方には絶対オススメの一枚です。
 

Greatest Hits / Eternal
01.Angel of Mine
02.Stay
03.Save Our Love
04.Just a Step from Heaven
05.So Good
06.Oh Baby I...
07.Crazy
08.Power of a Woman
09.I Am Blessed
10.Good Thing
11.Someday
12.Secrets
13.Don’t You Love Me
14.I Wanna Be the Only One (Duet With BeBe Winans)
15.Who Are You?
16.Finally
17.Might as Well Be Me
18.Think About Me (*)
19.Talk About It (*)

おそらく現在20代後半の人たちが、リアルタイムで聴いていたはず。普段洋楽を聴いてなかった人でもラジオで一度は耳にしているナンバーがたくさんあります。特に02.Stayとか08.Power of a Womanあたりは大ヒット。他にも03.Save Our Love16.Finallyなどもよくオンエアされていたように記憶しています。

とはいえ、実は私はそんなに詳しくもないのです。ただ、エターナルは3人組だと思っている人が多いようですが、最初は4人組だったんですよね。(それも白人女性だったような気が・・・)有名になったのが3人になってからだったので、そんな風に思われているようですが。詳細については知りません。個人的には、彼女たちは90年初期のいわゆる「UKブラック」と称されるアーティストではないように思っています。アメリカよりも少しお上品な英国製のR&Bという感じで、それ以上でもそれ以下でもない感じかな?(別にイヤミではない。)

アメリカのR&Bを模倣し続ける日本のR&Bに少し飽きてきた方にもオススメ。半額レンタルならもうお得感は間違いないです。

※試聴はこちら
http://www.tsutaya.co.jp/item/music/view_m.zhtml?pdid=20001819

※追記:Track18とTrack19は日本盤のみ収録です。
今日から西日本では大雨が降って、桜は全て散ってしまった。昨日は満開の桜を見て、昨年に終了した、あるアニメ作品の最終回を思い出した。それは、今まで私の見た限りで最も知的で難解なアニメ作品、攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIGの最終話。やっぱ攻殻は面白い。別の世界感にいざなうアニメ作品はどれもわかりにくい傾向があって、この作品も例外ではないけど、この作品の素晴らしいところは、きっちり一本筋が通っていること。各話がバラバラのようで、最終的にはどの話も欠くことが出来ないようになっている。

特にこの2nd GIGでは、それがより一層顕著になっていて、この総集編のDVDでは一枚にまとめきれず内容の薄いものになってしまっている。これは逆に本編ストーリー(全26話)がいかに密度が高いかということでもある。みんないろんな感想を書いているので、いまさらながらですが、私も少しだけ・・・

前作の「笑い男」よりもさらに大きなテーマとなって、スケールアップしているので、面白かった。9課のメンバーの過去も出てきて、前回よりもっと親近感を感じるようになった。特に主人公の少佐こと、草薙素子。全身義体になった過去及びクゼとの邂逅あたり。それと今回の敵となったゴーダも悪役としては魅力的に感じた。前作でははっきりした敵という姿がなく、9課vs組織だったのに対して、9課vsゴーダでほとんどゴーダのペースというのがとてもよかった。

それだけに残念に思ったのは、ゴーダの最期。英雄のクゼの最期があっけないのはリアリティーがあっていいと思うけど、ゴーダの最期はどうも陳腐な感じがする。「自首したら無罪になる。」という算段はどうも解せない。亡命の手前で簡単に押えられるというのもどうかと・・・

ということを考えてみると、「ひょっとして僕はゴーダの信奉者なのかも?」(タチコマ風に?)もしそうだったとしても、個別の11人にもなれてないだろうけど。(笑)

さて、そして現在は既に今年の夏に向けて、シリーズ3作目が作成中だそうです。タイトルは「Solid State Society」だそうです。どうやらこれから2年後の話だそうで、9課は大きな組織になっているようです。(やはりタチコマくんは不在っぽい。)スタッフは概ね同じようなので、また期待できそう。

※攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG Official Site(日テレ)
http://www.ntv.co.jp/kokaku-s/

※無料プロモーション映像はこちらで。
http://www.b-ch.com/

※プチ・トリビア
1995年に公開された劇場作品GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊を見たウォシャウスキー兄弟がハリウッドで「マトリックス」を作成し大ヒットとなった。
なんでジャケ写がないんだ?最近のアマゾンはニューリリースのCDの写真がないので困る。またエウレカがらみで紹介するのも偏見を持たれるだけなので、あえてぜんぜん関係ない写真を使ってご紹介です。レコード会社移籍にともなって、Defstarからの超新星として登場したNIRGILISの話題のシングル、sakuraです。

sakura / NIRGILIS
1.sakura
2.sakura(cherry blossom)
3.Re;コモンガール
4.sakura(original instrumental)

私もこの曲から知った人間ですが、かなりいいと思います。DJ世代のポップ・ロックと評されているようですが、現時点ではジャンル分け不可能な雰囲気。ただ近年、DJたちに使われるようになった手法として、マッシュアップというリミックス技術があるのですが、1.sakuraは名曲、アメージンググレースを用いています。この曲での使われ方は従来のサンプリングに似ていますが、本来は楽曲の中に挿入するのではなく、混合する(混ぜ合わせる)という点で明らかに異なる手法です。

これは主にデジタル音楽の成せる技といってもよく、音楽の想像領域をさらに拡大するものである反面、やはり著作権の問題が議論されています。サンプリングの時は、アーティストへのリスペクトということで理解されたのですが、今回はどうか注目されるところです。

まぁ、難しいことを考える前に、とりあえずリスナーの私たちは曲を楽しんでから考えることにしましょう。下記の公式サイトで試聴できます。

※NIRGILIS Official
http://www.nirgilis.com/

※関連過去記事
http://diarynote.jp/d/57127/20060114.html
最近アニメネタが多い感じになってますが、この記事でとりあえず区切りにしたいなと。その区切りにふさわしいイベント情報に加えて、簡単に個人的な意見など書いてみようかと思います。まず、最近は人気アニメの主題歌をタイアップとして、主に新人アーティストを売り出すという手法が確立しつつあります。それを戦略として積極的に行っているのが、Sony Musicで、今年はそのアニメ作品と各主題歌を担当したアーティストたちのライブによるコラボレーションが、Sony Music Anime Fes.06という一大イベントとして実施されます。

※Sony Music Anime Fes.06
http://www.sonymusic.co.jp/animefes/

ステージは4パターンあるものの、単独ライブとなる作品はやはり、ガンダムSEED & Destinyのみのようです。私は昨年に放映された「僕らの音楽:ガンダム特集」でその人気ぶりを知ったわけなんですが、一般的にはまだアニメの主題歌(特にロボットもの)について偏見を持った人が多いように思っていたのですが、ジャケ写のT.M.Revolutionignited-イグナイテッドがオリコン1位になったという事実はSEEDファンのみの力ではないように思います。

ということで、私が思うにはやはり今回のアニメフェスにあるような音楽たちは、CMやドラマのタイアップと同じレベルにアニメ音楽が受け入れられるようになったということではないかと思います。ただ、本来はアニメで使用する音楽はすべて、作品のイメージを損なわないものでなくてはならないと思っています。

その辺を心得ているアニメは、やはり制作サイドの姿勢によって異なっているように感じます。特にProduction I.GBONESあたりの作品はそんな感じではないでしょうか?

私の知っている範囲ですが、イメージにあっていたのは・・・

鋼の錬金術師OP / 「リライト」ASIAN KUNG-FU GENERATION
鋼の錬金術師ED / 「I Will」 Sowelu
BLOOD+ ED / 「語り継ぐもの」 元ちとせ
BLOOD+ OP / 「SEASON’S CALL」 HYDE
エウレカセブンOP / 「少年ハート」 HOME MADE 家族
エウレカセブンOP / 「sakura」 NIRGILS

特にBLOOD+ の「SEASON’S CALL」 HYDEはOP映像との作品の雰囲気が絶妙で美しく、最近ではかなり完成度の高いものになっていると思いました。

長くなりましたが最期に一番言いたいことを。タイアップではなく、本当に素晴らしい音楽を主題歌に使っているアニメがあることをもっと多くの人に知って欲しいと思います。詳しくは左のテーマ一覧の「アニメ音楽」に書いています。今回のイベントに参加予定の方も、ぜひそちらの記事を読んでみて欲しいと思います。

↓ヒミツに本音あり。
今日は私の音楽の旅の中で、忘れることの出来ない名盤をご紹介。アメリカンハードロックの大御所、ヴァン・ヘイレンの88年にリリースされたアルバム、OU812(オー・ユー・エイト・ワン・トゥ)です。この頃の私はハードロックばっかり聴いていたんですが、多くのバンドはカリスマボーカルがいるか、スーパーギタリストがいるか、両方が喧嘩しながらやってるかというのが多かったんです。「ハードロックに協調性なんかあったら、それはハードロックでなはないのだ!」とさえ思っていたくらい。そんな狭い解釈で音楽を聴いていた私に新しい衝撃を与えてくれました。

OU812 / Van Halen
01.Mine All Mine
02.When It’s Love
03.A.F.U. (Naturally Wired)
04.Cabo Wabo
05.Source of Infection
06.Feels So Good
07.Finish What Ya Started
08.Black and Blue
09.Sucker in a 3 Piece
10.Apolitical Blues

ハードロック界ではバンドがメインボーカルを迎えるというスタイルが一般的で、ヴァン・ヘイレンもこの時に擁したヴォーカリストはサミー・ヘイガーでした。(彼では2作目となります。)大ヒットのシングル、02.When It’s Loveでは壮大なスケールと美しいコーラスワークで、全ての音楽ファンにアピールした名曲。当時の来日した際にニュースステーションで披露してくれました。ハードロックとしては異色なポップナンバー06.Feels So Good、ややカントリー風味の07.Finish What Ya Startedと立て続けにヒットとなりました。

この予想外にポップな仕上がりを嫌うファンが多かったのは事実ですが、私は昔はフュージョンを聴いていたこともあって、この全員参加型のサウンド構成は逆にハードロックという枠組みを取り払ってくれたわけです。それでも、03.A.F.U. (Naturally Wired)なんかは従来のスタイルが進化した、「これぞヴァン・ヘイレン!」という疾走感あふれるナンバーとなっています。(特に終盤のベース&ギタープレイは神の領域!)

とにかく一度は聴いてみて欲しい名盤です。彼らの音楽を聴く時は、くれぐれもベスト盤で聴かないようにしましょう。特にお徳用2枚組なんか、ボーカリストがバラバラで、コンセプトもバラバラですから。アルバム単位で聴いて、あなたが好きなヴァン・ヘイレンをチョイスするようにしてください。(ちなみに私はヴァン&サミー派です。>もう最高!)

※試聴はこちら
http://www.cduniverse.com/productinfo.asp?pid=1100219

※関連過去記事
*VAN HALLEN
http://diarynote.jp/d/57127/20050305.html
*David Lee Roth
http://diarynote.jp/d/57127/20050711.html
90年前後にブレイクした女性ラッパートリオ、SALT’N’PEPA(ソルト・ン・ペパ)の93年のアルバム。当時男性優位だったラップ界で、Queen Latifah(クィーン・ラティファ)たちと同じく、女性ラッパーとしての存在を認めさせた功績は大きいと思います。ただ、これ以前に大ヒットとなった80年代の曲(Push Itや、Expressionなどは超有名)は、やや話題性が先行した感じでした。いつもならこのブログでは聴きやすいものを優先するのですが、今回は敢えてそこまでのヒットはないものの、本格派の雰囲気を持つようになったこのアルバムをセレクトしました。

Very Necessary / Salt-N-Pepa
01.Groove Me (featuring Styowlz)
02.No One Does It Better
03.Somebody’s Gettin’ on My Nerves
04.Whatta Man (with En Vogue)
05.None of Your Business
06.Step
07.Shoop
08.Heaven or Hell
09.Big Shot
10.Sexy Noises Turn Me On
11.Somma Time Man
12.Break of Dawn
13.I’ve Got AIDS(public sevice announcement)

大ヒットしたころに比べて格段にラップがよくなってます。それは品性オゲレツな歌詞の羅列でなく、強いメッセージ性を持つようになったからだと思います。あと、ダンス系を排除してラップに原点回帰したことも、作品自体に深みをもつようになったと思います。言葉の汚さは相変わらずでしょうか?(苦笑)

男性へ強烈なボディーブローを打ち込むような全13曲は、やはり多くの支持は得られなかったものの、こういう選択をした彼女たちの存在が、後のアーティストたち(TLCなど)に伝わっていったわけですから、女性ラッパーの歴史においては必ず語られるべき存在であると思います。

※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/7132

※関連過去記事(Queen Latifah)
http://diarynote.jp/d/57127/20050522.html
2ndアルバムでブレイク街道へ爆走中の、mihimaru GT。なんと!今回はCMタイアップというだけなく、本人たちが出演しています。hirokoちゃんカワユス!なんかちょっち色っぽくなった?嬉しいような寂しいような・・・。最近はちょっとバラード路線でしたが、今回のシングルはまさにミヒマル・テイスト満開のアゲアゲなポップチューンになってます。
 

気分上々↑↑ / mihimaru GT
01.気分上々↑↑
02.The 7 Wonders
03.気分上々↑↑(Instrumental)
04.The 7 Wonders(Instrumental)

01.気分上々↑↑がダリヤのパルティ(ヘアカラー)のCMソングになっているのですが、そこには光輝く女の子がっ!そう、ボーカルのhirokoちゃんです。最終カットでクールにメンズカラーをアピールするのが、miyakeくんです。絶対一度は見たことあるはず!え?知らない?それじゃ早速下記のサイトでチェックしよう!

※mihimaru GT Official Web Site(5/9までPVフル試聴実施中!)
http://www.universal-music.co.jp/mihimaruGT/

※ブログ内のミヒマリンク!
http://diarynote.jp/d/57127/20040927.html
http://diarynote.jp/d/57127/20041215.html
http://diarynote.jp/d/57127/20050320.html
http://diarynote.jp/d/57127/20050913.html
最近は桜の近くをバイクで走っていると、花吹雪となって散っていくのをよく見かけます。「ああ、今年の春も終わりかぁ〜」なんてしんみりしてきたこのタイミングでのリリースは販促反則だってば!しばじゅん!というわけで、少々お久しぶりの柴田淳のニューシングル、花吹雪です。
 
 

花吹雪 / 柴田淳
01.花吹雪
02.ひとり芝居

しばじゅんの最大の魅力ってやっぱり「声」だと思うんですよね。もちろん音楽もいいんだけど、数秒間のイントロの後にくる最初の一声とか、特に。ちょっと妄想入りますけど、花吹雪の中で突然背中にしがみつかれるような・・・。少なくともしばじゅんにハートを射抜かれるとしたら、やさしく後ろからだと思う。(不意打ち系?)

音楽の話とはぜんぜん関係ないんですけど、最近「大人の女性」みたいな人がいいなぁ〜と。(照)倖田さんからエビちゃんと「かわいい」女性が主流だけど、個人的には「美しい人」がいいなぁ。(あと、ソロの伴ちゃんや吹石一恵とか?)あかん!やっぱり人恋しくなるのは、この季節のせいだな。桜が舞うのは枯葉が落ちるよりも罪な季節だな・・・

※柴田淳 Official Web Site
http://www.shibatajun.com/

※柴田淳「花吹雪」特集(BARKS)試聴可
http://www.barks.jp/feature/?id=1000022123

※関連過去記事
http://diarynote.jp/d/57127/20050925.html
今日はいいお天気でしたね〜。現在は自宅療養中なので、最近はめっちゃ家事してます。(笑)フローリングの床を「つや出しマイペット」でピカピカにしたり、窓ガラスを「ガラスマイペット」でピカピカにしたり。お昼は焼きそばとかスパゲッティーとか作ったり。(最近、ゆで加減がわかってきた!)「うーん、これってもしかして、いい主夫になれるのでは?」(byタチコマ風)なんて思ったり。誰か婿にもらってくれませんかね。(←アホ)

さてさて今日は、過去に紹介した記事の中から「春物」のCDをリンク集にしてみました。「いわゆる記事の使い回しなのでは?」というツッコミはさらりとかわしつつ、早速スタート!

※洋楽
01.My Best / Meja(楽しい時に、ばらっぼん〜×2)
http://diarynote.jp/d/57127/20050224.html
02.SUPERNATURAL / Des’ree(やっぱりナチュラルが一番!)
http://diarynote.jp/d/57127/20050316.html
03.Shapes and Patterns / Swing Out Sister(ヨーロピアンなあなたに。)
http://diarynote.jp/d/57127/20050328.html
04.JOY / 中塚武(洋楽を超える洋楽?)
http://diarynote.jp/d/57127/20050408.html
05.Greatest Hits / LeAnn Rimes(青空の下でカントリーポップス。)
http://diarynote.jp/d/57127/20051102.html


※邦楽
01.Say It’s Forever / Miz(2ndアルバムもオススメ!)
http://diarynote.jp/d/57127/20040928.html
02.NEED YOUR LOVE / Do As Infinity
(去年の今頃は「解散」なんて想像もしなかった。)
http://diarynote.jp/d/57127/20050404.html
03.Welcome To Another World / SING LIKE TALKING
(佐藤竹善の爽やかボーカル。)
http://diarynote.jp/d/57127/20050715.html
04.NATURAL / Les.R(新人らしい初々しさが魅力。)
http://diarynote.jp/d/57127/20050911.html
05.mink / mink(ベテランのような新人さん。)
http://diarynote.jp/d/57127/20050926

てな感じです。掃除しながら聴いてるのもあるな〜。(恥)
明日も手抜き過去記事紹介かも?

※関連リンク(家事ナビ)
http://www.kao.co.jp/kajinavi/index.html
最近はすっかりアイドル路線だったGIZAから、実力派の女性アーティストがデビューしました。もうみなさんご存知ですよね?上木彩矢。現在はB’zの曲で「ピエロ」をカバー(というか同時リリース?)した2ndシングルが好調な売れ行きのようです。まだ私もよく知りませんけど、このCommunication Breakを聴いた印象では、なかなかのハードなロックボーカルでよかったです。相川七瀬の再来か?ロックが低迷しているので、がんばって欲しいですね。

Communication Break / 上木彩矢
01.Communication Break
02.HAPPY GO LUCKY
03.CRAZY~LIVE Ver.~
04.Communication Break~Instrumental~

歌よしルックスよしで、欠点はなさそう。でも、さっきHPで気付いたんだけど、インディーズで出したミニアルバムは、どっかで試聴した記憶があって、すぐにスルーしたような気が・・・(苦笑)そのCDのジャケ写があまりにもア○リルそっくりだったので手に取ってみたんだな。こんな大型新人として出てくるなんてなー。B’zがかんでるだけあって、メジャーでの1stアルバムはヒットの予感です。

※上木彩矢 Official Web Site(試聴可)
http://www.kamikiaya.jp/

※関連過去記事(相川七瀬)
http://diarynote.jp/d/57127/20050514.html
私はハードロック大好き人間ですが、実は、ガールズバンドも大好きなんです。それも好みのタイプがあって、?ボーカルの声がキュートなこと。?楽曲が明るいこと。?演奏はそんなにうまくなくても一生懸命なこと。の3点があるとはまるんです。ところが近年になってそういうバンドが次々と解散してるんです。(ZONE、そしてWhiteberryも。)「私も一緒にこういうの聴くのを卒業せなあかんのかな〜」と。そんなプチオヤジの消えそうな種火にもう一度火をつけてくれたのが、このMiのニューシングル、Give Me Upなんです!

Give Me Up / Mi
01.Give Me Up
02.愛の病
03.I Love Music4
04.Give Me Up(inst)
05.未来の地図 / Mi feat. 川嶋あい

あいのりのテーマ曲だった、未来の地図が大ヒットした彼女たちですが、今回は80年代のユーロビートの名曲で01.Give Me Upをポップロックアレンジでカバーしてます。日本ではbabe(ベイブ)という女性2人組が日本語カバーして大ヒットした懐かしのナンバー。(プチオヤジにはこっちがリアルタイムなわけで。)

私たちの年代にとって、若い子がこういう昔の名曲を歌ってくれるのって、ものすごく嬉しいわけです。(泣けるほど。)で、Miはネット配信で「夢見る少女じゃいられない」(相川七瀬)もカバーしてます。(こちらはちょっとかわいすぎるかな?)ちゅーわけで、個人的に彼女たちにカバーして欲しい過去の名曲をここでリクエストしてみます。(かわいい声に似合うように選曲しました。)

1.HOLD ON ME / 小比類巻かほる
2.瞳そらさないで / ZARD(DEEN)
3.いつもそこに君がいた / Lazy Lou’s Boogie
4.素肌(ノーメイク) / See-Saw
5.冷たいキス / ICE BOX(Produced by 中西圭三)

あー、やっぱマニアックだからダメだぁ〜。でもSony時代の小比類巻かほるはいいと思うんだけどな・・・プチオヤジの妄想でした。(苦笑)

※Mi Official Web Site
http://www.mi-girls.com/top.html

※プチ・トリビア
ボーカルのmaikaのお姉さんもタレント(歌手)さんです。(美人姉妹!)

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