今日は、ソウルミュージックへの原点回帰をしたベテラン実力派のソウルシンガー、sakuraのこれまでの彼女の作品を新鋭の有望な若手DJたちが新たにアレンジしたアルバム、Soul Collectionです。彼女がデビューした90年代の日本というのは、ソウルミュージックなんてほとんどやってなかったし、サウンド技術的にも未成熟だったわけで、彼女のシーンへの登場は早すぎたといえると思います。それがこのアルバムでようやくそれが彼女に追いついたということがわかると思います。

Soul Collection(CCCD) / SAKURA
01.All Brand New
02.HEART OF GOLD (Jazztronik Mix)
03.HONEY
04.Let’s Go Dancing (SUGIURUMN HOUSE MISSION MIX)
05.So Free (SUGIURUMN HOUSE MISSION MIX)
06.Love Love Love
07.Angel eyes
08.One+Only Love(feat.SPHERE of INFLUENCE)
09.On and On
10.So Divine(Tosh’s FAT EQ MIX)
11.Sista sista

これだけの才能溢れるDJたちをもって、「追いついた」という表現は正しくないですね。もはや職人肌のJazztronik02.HEART OF GOLDや、現在のクラブシーンで最も勢いのあるSUGIURUMNのプログレッシブなハウスチューンが聴ける、04.Let’s Go Dancing05.So Freeなどは、メジャーで定型化されつつあるサウンドとは一線を画していると思います。(やはり本物はインディーズにありということかな?)

しかしいくらサウンドが素晴らしくても、このグルーブ感が出せるのは、やはりSAKURAのボーカルの技があってのこと。現在のソウルシンガーは若さとノリがやたら重視され、またそればかり要求するリスナーが多いわけですが、彼女のボーカルはベテランらしく円熟していて、しかもボーカルスタイルとして確立されている点で、国内では貴重な存在だと思います。日本では軽視されがちですが、音楽活動を長く継続するということこそが、音楽が熟する、その人だけの味が染み込んだものを耳に入れる時に「本物」の味がわかるということですね。

※本物のグルーブ感を試聴できるのはこちら。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1511257

※関連過去記事
http://diarynote.jp/d/57127/20050329.html
最近は気温も30℃を越える日が出てくるようになりましたね。ただねー、まだこの程度なら気持ちいいくらい。夏バテにはまだ早い!人間が一番活動的になるのは「夏」なのだ!というわけで、ジメジメした日も含めて、全て気合い(パワー)で吹っ飛ばしてしまおうということで、爽快感のあるアメリカンハードロックで、FIREHOUSEの2ndアルバムをチョイスしてみました。ハードロックといってもポップで、メロディアスなので、今まで食わず聴かず嫌いだった人も案外はまるのではないかと思っています。

Hold Your Fire / Firehouse
01.Reach for the Sky
02.Rock You Tonight
03.Sleeping With You
04.You’re Too Bad
05.When I Look into Your Eyes
06.Get in Touch
07.Hold Your Fire
08.Meaning of Love
09.Talk of the Town
10.Life in the Real World
11.Mama Didn’t Raise No Fool
12.Hold the Dream

このアルバムが彼らの中では、一番ポップに出来ていると思います。それでもサウンドはなかなかヘビーでパワフル。この辺りのバランス感覚は先に大成功したBON JOVIよりも勝っていると思います。抜群のコーラスワークで圧倒する02.Rock You Tonightでエネルギー充填完了。次は疾走感のある爽やかな03.Sleeping With You。これぞファイアーハウスといえる04.You’re Too Badでこぶしの効いたボーカルを堪能できます。

中盤で珠玉の美しいバラード曲、05.When I Look into Your Eyesでこれまでのエネルギーを全開放してしまいましょう。ここでようやく折り返し地点。後半はノリ重視で、08.Meaning of Loveや、11.Mama Didn’t Raise No Foolなど、グルーブ感のあるナンバーで、ロックの楽しさを満喫しましょう。燃え盛る炎を静かに鎮火するような、12.Hold the Dreamは祭りの後の静けさといった雰囲気のちょっと切ないバラードで幕が下ります。

ハードロックの入門として、彼らのサウンドはかなりオススメできます。典型的に正統派なアメリカンハードロックですが、チープに落ちない所が魅力。それを商業的と指摘する人もいるけど、私はそうは思いませんね。ただ、移籍後の4th以降はイマイチかも?その代わり1stからの3枚は全てベストアルバムと言えるでしょう。そんなわけで、これが気に入ったらあと2枚は満足できると思います。自信を持ってオススメ!

※試聴はこちら
http://www.cduniverse.com/productinfo.asp?pid=1087141

※関連過去記事(もうちょっちライトな方がいい方へ)
http://diarynote.jp/d/57127/20041004.html
GIZAはすっかり上木モードですが、まぁ個人的なタイプからすると、こっちの方がだんぜん好みなわけで。(照)もうGIZAでは中堅あたりになってきた三枝夕夏。今回は彼女が自分で作曲したそうで、しかも古き良きブリティッシュ・ロック風だそうな。(っていっても彼女はリアルタイムではないに違いないだろうけど。)でも、いいですよ。だって何してもカワイイから!明るいパーティーロックなナンバーです。
 

Fall in Love / 三枝夕夏 IN db
01.Fall in Love
02.Time goes by
03.Shocking Blue-rearrange version-
04.Fall in Love~Instrumental~

彼女はGIZAに所属しながらも、わりと自由に音楽活動をしている様子。そんなに彼女のこと詳しいわけじゃないけど、時々TVやラジオ等で見ている限りでは、いつも楽しく、のびのびと音楽をやっているような感じが伝わります。それほどセールスとかで成功している風に見えないけど、ファンはかなり多いみたい。基本的には音楽活動って本人が楽しくないとみんなも楽しくないと思うんですよね。これがいろんなシガラミ(セールスなど)に捕われて、気がつくと会社員みたくなってきたりするから怖いよね〜。彼女にはいつまでも正直な音楽をしていって欲しいなぁ・・・なんて思います。

※三枝夕夏 IN db Official Web Site(Special Site オープン中!)
http://www.uka-saegusa.com/

愛内里菜とのツインボーカルも要チェック!
http://blog.livedoor.jp/tobira100/
じめじめした雨の日も少なくなって、いよいよ夏の雰囲気になってきましたね。街ゆく人たちの服装も軽装になってます。夏といえばロックフェスですねぇ。私の若い時代にもあったらよかったのになぁ〜。ちなみに私らの世代では夏といえば琵琶湖のジャズフェスなんですよね。(苦笑)こういうのは体力ないといけないね。てなわけで、今日は昨年のFUJI ROCK FESTIVALに出た100s(ひゃくしき)のデビューアルバムで、OZです。たしか中村一義がソロでこのフェスに初参加した時のメンバーで結成されたんだっけ?このアルバムが発売された時のキャッチコピーが今日の記事の表題だったわけですが、こういうパターンは誇大広告な場合が多い中で、これだけは真に正しい表記だと思います。

OZ / 100s
01.OZ I
02.A
3.B.O.K
04.バーストレイン
05.ここが果てなら
6.なのもとに
7.OZ II
8.(For)Anthem
9.Sonata
10.やさしいライオン
11.Leek Rag’s Leek
12.Santa’s Helper
13.Honeycom.ware
14.扉の向こうに
15.OZ III
16.光は光
17.いきるもの
18.K-ing
19.またあした
20.バハハイ
21.ハルとフユ

リバプール風のサウンド(ビートルズなど)が日本で起こったらこんな風になるんだろうなというようなロックサウンドが基調ですが、そこに新しいオリジナリティーが加わっていることがすんごいところ。一曲ごとにコメントするのも気が引けるほどの完成度なので、「とにかく聴いてください!」みたいな感じになってしまうので、困ってます。(笑)というわけで、今回はざっくりレビューで。インターバルとして、OZ I〜IIIと3つのパーテーションに区切られていて、それ以降でそれぞれ曲調が変わっています。よって、この場合は、シャッフルしないで直線的に再生することを強くオススメします。私は中盤の雰囲気が特にたまりません。11.Leek Rag’s Leekはほぼ英詩みたく聴こえるんですが、ラジオで聴けば間違いなく海外のバンドだと思うことでしょうね。曲ごとによって、歌い方が微妙に異なるのもポイントですね。確固としたボーカルスタイルがあった上で変化を付けるなんてことが出来る人って少ないと思います。

まぁ、本当に強烈な名盤ですね。ただし玄人好みな感じは否めないかな?ビートルズのヒット曲だけしか好きになれない人には向かないかも・・・(苦笑)

※100s Official Site
http://www.100s.jp/

※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1779997
一週間ぶりの更新となってしまいました。まぁ、ここ最近はいろいろと大変でして・・・先週なんか危うく救急車のお世話になる寸前の所までいったりと、体調もパソコンもネットも、全部が故障してました。(苦笑)そんなわけで、今月は更新少ないかもしれません。とりあえずW杯サッカー関連で、サラ・ブライトマンアレです。
 

青い影/ア・クエスチョン・オブ・オナー / サラ・ブライトマン
01.青い影(Radio edit)
02.青い影(ATB remix:Andre Tanneberger)
03.青い影(Ecstasy mix:Rhys Fulber/Tom Holkenborg)
04.青い影(Paralyzer remix)
05.青い影(ATB radio edit:Andre Tanneberger)
06.ア・クエスチョン・オブ・オナー(Radio edit)
07.ア・クエスチョン・オブ・オナー(Pech remix)
08.ア・クエスチョン・オブ・オナー(Knock Out mix:Merlyn)
09.ア・クエスチョン・オブ・オナー(Damage Control mix)
10.ア・クエスチョン・オブ・オナー(Tom Lord-Alge mix)
〈CDエクストラ〉にて
※スクリーン・セイバー
※「青い影(ATB radio edit)」ビデオ・クリップなど

もう日本代表のテーマソングみたくなっている、ア・クエスチョン・オブ・オナーですが、こんなにいろんなバージョンがあるんですね。知りませんでした。というのは、サラの音楽の母体となるのは、クラシックな聖歌(聖楽)を基礎とする声楽なんです。なのでボーカルスタイルとしては、「もののけ姫」の米良美一(めらよしかず)さんと同じ世界の人なんです。

で、彼女はそのジャンル以外の音楽をうまく吸収・消化して、全く新しい音楽を創造することに成功した人です。クラシックとテクノサウンドの融合というのは、誰も想像さえしないような組み合わせだったのですが、音楽というのは奥が深いですね。ハレム(2003年作品)を聴くと、彼女の音楽の完成形を見るようです。

そんなわけで、今日はCD紹介でなく、サラ・ブライトマンの音楽について簡単ですが紹介してみました。昨年のクリスマス期間限定ブログでは、彼女のクラシックなアルバムを取り上げたんですが、このブログにその記事はありません。気が向いたら休業中のそちらのブログにUPして、ここにトラバしておきます。

※Sarah Brightman Official Web Site
http://www.toshiba-emi.co.jp/sarah-brightman/

※追記:サッカー初戦ぜんぜんダメでしたねー。15分で3失点は今年初のアリエナジーを観測しましたわ。もはや背水の陣で臨むしかないでしょう。来たれ!カミカゼ!

※追記2:トリノというのは、銅メダリストでロシアのスルツカヤ選手の演技の時のことです。

↓カンパリさんに秘密あり。
どうやら全国梅雨入りしたみたいですね。確かに雨・雨・雨・・・な毎日です。晴れの日よりも雨の日の方が好きという人は少ないかもしれませんが、雨というシチュエーション自体はまんざらでもないと思う人は案外多いのではないかと思います。なぜなら、雨の日を歌った曲というのが思いのほか多いからです。つまり、人の気持ちとか感情なども雨という雰囲気によって変化するのではないかな?と思うわけです。「びしょびしょ」とか「じめじめ」とかいう嫌な気分を一瞬で変えてくれる雨ソングをテーマにトラックリストにしてみました。(ちなみに私は実際にこれで街を歩いています。)

01.ニラカイナリィリヒ / 安藤裕子
02.全部、君だった。 / 山崎まさよし
03.ミルクティー / 植村花菜
04.ワルツ / スネオヘアー
05.Sign / Mr.Children
06.Prelude / Mai Hoshimura
07.Eternal / 光永亮太
08.10% / 古内東子
09.ama-oto / Skoop On Somebody
10.DO THE MOTION / BoA
11.告白 / The Gospellers
12.Strong Woman / PUSHIM
13.いつか晴れた日に / 椎名純平(*)
14.パパ / 伊沢麻未(*)
15.Rain / 槙原敬之(*)
16.すき / mink(*)
17.音木箱 / 一青窈
18.最後の雨 / 中西保志

雨ソングといっても歌詞の中に必ず「雨」という単語があるものとかいう制約をしてしまうと器械的でつまらなくなってしまうので、「雨の雰囲気がするもの」ということでセレクトしました。(それが私流ということで。)でも一応、歌詞などに「雨」があるのは青色の楽曲ですかね。あれ?意外と少なかった?(苦笑)バラードだけとかで退屈にならないことと、ミドルスローな曲の繋がりを気にしてみました。あと、男女混合ということも。

今回のちょっとしたこだわりは、後半部の(*)の4曲のカバー曲です。「古い歌もいい曲はいいなぁ〜」ということがよくわかる素晴らしいカバーだと思います。このように自分流のアレンジでカバーしたものをアルバムとして発表するというムーブメントを築いてくれたのは、邦楽なら槙原敬之「Listen To The Music」、洋楽なら佐藤竹善「CORNERSTONES」あたりではないかと思います。この功績は偉大かも?

最後に音楽好きなあなたへ。自分が持ってる音楽の中で普段飛ばしてる曲ってありますよね?そんな曲も含めてあげて、あなたも自分だけのトラックリストを作ってみてはいかがですか?(たぶん家にいる時間が長くなるだろうし。)この次は夏ソングのトラックリストを公開予定!(気が向いたらですが。)

※関連過去記事(リンク)
01.安藤裕子
http://diarynote.jp/d/57127/20060519.html
03.植村花菜
http://diarynote.jp/d/57127/20051215.html
06.Mai Hoshimura(星村麻衣)
http://diarynote.jp/d/57127/20060409.html
12.PUSHIM
http://diarynote.jp/d/57127/20050827.html
14.伊沢麻未
http://diarynote.jp/d/57127/20050709.html
15.槙原敬之
http://diarynote.jp/d/57127/20040926.html
16.mink
http://diarynote.jp/d/57127/20050926.html
17.一青窈
http://diarynote.jp/d/57127/20050708.html
18.中西保志
http://diarynote.jp/d/57127/20041031.html
「だ〜れが殺したクックロビン〜 だ〜れが殺したクックロ〜ビン♪」、と、とにかく。(汗)コミックがアニメ化されると面白くなくなるものが多い中で、100倍も面白くなってしまったのは「(ぼく)パタリロ」だけでしょう。これを再びDVDで見られるとは!それにしても、30過ぎてもやっぱり「たまらんほど面白い」というのは驚き。一番好きなのはシバイタロカ博士に変装中のパタリロ。博士の初登場する第18話「輝けタマネギ!」は必見!(結局、メンタコってなんなんだ?)

さて、今日はカンパリさんの(好みの)タイプバトンをやってみます。
ちなみに、私は美少年には興味がありません。(爆)

Q1好きなタイプを外見で答えよう!

 ★髪型★   黒髪のストレート
 ★顔★    丸顔
 ★体型★   普通
 ★身長★   165cm前後
 ★服装★   パンツルックでもフェミニン系
 ★職業★   職歴があれば可
 ★性格★   朗らかでもうるさくない。
 ★その他★  ある程度品のある人

Q2年下が好き?年上が好き?
 この年で年上という選択肢は無い。(悲)

Q3タイプの芸能人は?
 昔の谷村有美(←過去最高)
 吹石一恵・木村佳乃・倉木麻衣ほか多数。(妄想中)

Q4恋人になったらこれだけは
・してほしい → いつも自分らしくいてもらうこと
・してほしくない → 一生懸命になること。(重たい感じ?)

Q5今までの恋愛経験の中でタイプだったなという人とのエピソード
 今15分ぐらい記憶をたどったけど、そんなタイプの子に出会ったことないな。
 (ここだけの話、付き合った子は全く違うタイプ)

Q6よくはまってしまうタイプをあげてください
 いつも近くにいる人を好きになる事がはまっているのかも?

Q7あなたを好きになってくれる人はどんなタイプ?
 女の子らしすぎる女の子。あと、なぜか共通して「ぽっちゃり系」

Q8どっちのタイプかで答えて下さい
 ・甘える:尽くす → 甘える7:尽くす3)
 ・嫉妬する?→ 付き合うようになったらしない。

バトンを渡したい人
tomoさん(気が向いたらどうぞ。)

最後に、美しさは罪 だ。(by波多利呂)

※パタリロ公式HP
http://www.toei-anim.co.jp/tv/patalliro/

※パタリロの声優トリビア
パタリロ(白石冬実)⇒ミライ・ヤシマ
警察長官(永井一郎)⇒ナレーション
タマネギ1号(古川登志夫) ⇒ カイ・シデン
タマネギ2号(古谷徹)⇒ アムロ・レイ

実は、ほとんどがホワイトベースのクルーだったりする。

ちなみにタマネギ21号(神谷明)はケンシロウ(北斗の拳)
最近TVでなぜかやたらと耳にするのが、80年代のハードロック。もちろん原曲でない場合がほとんどですけど。例えば今なら、アサヒスーパードライのCMで、ホワイトスネイクHere I Go Againとか、サントリー「−196℃(チューハイ)」のCMでボン・ジョビのYou Give Love A Bad Name(禁じられた愛)などです。他にもクィーンやら、KISSやらとぞくぞくとリバイバルな予感。ちゅーわけで今日は、とりわけメロディーラインの美しさで大人気だったハードロックバンドのJourneyの名盤で、Escapeをご紹介です。

Escape / Journey
01.Don’t Stop Believin’
02.Stone in Love
03.Who’s Crying Now
04.Keep on Runnin’
05.Still They Ride
06.Escape
07.Lay It Down
08.Dead or Alive
09.Mother, Father
10.Open Arms

アメリカンハードロックを基礎としながらも、その美しいメロディーで多くの人を魅了したバンドです。パワフルなQUEENとはまた違った魅力で、キーボードを多用することでハードロックでも美しさが表現できることを最初にしめしたバンドといえるでしょう。現在CMで使われている(日産エルグランド)01.Don’t Stop Believin’は原曲のまま放映しているので聴いたらわかると思います。それと、おそらく今の若い子の多くはマライアキャリーの曲だと思っていたであろう、10.Open Armsは人気ドラマ「海猿」のテーマ曲になってましたね。(こっちが原曲ね。)

上記の2曲はベスト盤にも入ってますが、このアルバムは他の曲もよく、捨て曲のない名盤なのでぜひアルバムで押えておいても損はないでしょう。ジャーニーは80年中頃に解散後、ギターのニール・ショーンらが元ベイビーズのボーカルだった、ジョン・ウェイトを迎えて、BAD ENGLISHというバンドで成功するもバンドは短命に終わります。ところが96年にほぼ当時のメンバーで復活とはいえ、肝心のボーカルがスティーヴ・ペリーでないので微妙な感じ。(苦笑)

※試聴はこちら
http://www.cduniverse.com/productinfo.asp?pid=1089755

※関連過去記事
John Waite(BAD ENGLISH)
http://diarynote.jp/d/57127/20051031.html
WHITESNAKE
http://diarynote.jp/d/57127/20041122.html
BON JOVI
http://diarynote.jp/d/57127/20050413.html

※追記:各TVCMは各企業サイトで視聴できます。
もはや、マライア・キャリーという人の歌を聴いたことの無い人はたぶんいないと思います。でも多くの人がお得なベスト盤を聴いてみて終わりという人も多いのではないでしょうか?そんなベスト盤だけでマライアを語ってしまう前に、ぜひこのCDを聴いてみることをオススメします。ジャケ写はイマイチでも(苦笑)中身はピカイチです。個人的にはマライアの「#1’s」までのアルバムは、デビューアルバムから一枚づつ丁寧に聴くのが一番いいと思います。

Daydream / Mariah Carey
01.Fantasy
02.Underneath the Stars
03.One Sweet Day
04.Open Arms
05.Always Be My Baby
06.I Am Free
07.When I Saw You
08.Long Ago
09.Melt Away
10.Forever
11.Daydream Interlude [Fantasy Sweet Dub Mix]
12.Looking In

先に書いたように、多くの人は彼女のNo.1ヒットシングル曲を集めた「#1’s」を持っている人が多いと思うんですが、これは本人自身もライナーノートで触れているように、「ベストアルバムではない」と言っています。つまり、挨拶代わりの一枚という位置づけなのです。彼女はアルバムの作成にあたっては、アルバム全曲を通じて、プロデューサーと綿密な打ち合わせをして、はっきりとしたコンセプトに基づいて、1枚のCDを完成させる人で、このアルバムでも相棒として選んだウォルター・アファナシエフがこれまでと違った新しいアプローチで、前作以上にレベルアップしています。それでは、No.1にならなかった名曲を取り上げてみましょう。

歌のうまさがよくわかるのは、バラード曲でなく、ミドルナンバーだといわれます。ここでは、02.Underneath the Starsと、09.Melt Awayがそれにあたります。02.Underneath the Starsは、ジャーニーのカバー曲の04.Open Armsとともに、後の2枚組ベスト盤に入れているように、彼女自身もお気に入りのナンバー。それでもやはり彼女の魅力は圧倒的な歌唱力でのバラード曲。07.When I Saw Youでは力強く、10.Foreverではやさしく、対比的に歌い上げているところからも、マライアの力量の深さがよくわかります。

あとは、01.Fantasyが「#’1s」に収録のものとは全く違ってこちらの方がいいです。11.Daydreamのリミックスはハウス界の奇才、Def MixのDavid Moralesが手がけていて、アルバムの中では異色ですが、すんごいコラボになっています。

てなわけで、わずか12曲のアルバムのレビューがこんなに長文になってしまうくらいの名盤なのです。この頃のマライアのアルバムはたまにワゴンに埋もれていることがあるので、救出しておきましょう。

※試聴はこちら
http://www.cduniverse.com/productinfo.asp?pid=1089346

※追記:私の中での名曲は09.Melt Awayでした。(こういう曲でマライアはたまらん。独り暮らししてた時だったな〜。繰り返しで死ぬほど聴いたな。)

※関連過去記事
http://diarynote.jp/d/57127/20041229.html
うーん、サッカー日本代表ダメでしたねぇ〜。ブラジル戦が一番いい動きだったように思いました。結局、試合順が全く逆だったら、ちょっと違う結果だったような気もしますね。(ブラジル→クロアチア→オーストラリア)まぁサッカーそんなに詳しいわけじゃないけど、今回の代表メンバーを見ていて思ったのは、負けた時の感じ?(雰囲気)いわゆる「ドーハの悲劇」の時にピッチで立ち上がれなかったイレブンの中で、ただ一人相手のゴールを称えるように拍手をしていたラモス選手とか、サブで入って、がむしゃらに点を入れてすぐにボールを取りに走ったゴン中山とか、負けてもカッコイイ!と思えたけど、今回はそういう選手がいなかった。そういうスピリットみたいなものが欠けていたんじゃないかな?ちゅーわけで、そういう気分を捨てさせてくれるような元気のいい音楽を聴いて、上を向いて歌いましょう!
風味堂(初回盤)
01.もどかしさが奏でるブルース
02.ナキムシのうた
03.楽園をめざして
04.イイ女
05.眠れぬ夜のひとりごと
06.ねぇ愛しい女(ひと)よ
07.FUNNY JOURNEY〜渚の吐息〜
08.真夏のエクスタシー
09.笑ってサヨナラ
10.散歩道 (Walkin’ Horns)
11.ゆらゆら
12.Swinging Road (Live at Shibuya B.Y.G.)

ちょうど去年の今頃にリリースされた風味堂のデビューアルバム。ストレートな歌詞が心に響く02.ナキムシのうた。(とりあえず泣いとけ!そんで歌っとけみたいな歌詞。)ヒット曲の03.楽園をめざしてはサンバのリズムで軽快なご陽気ナンバー。同じ夏ソングでも08.真夏のエクスタシーはスウィングジャズのリズムで、灼熱での官能的な大人の雰囲気を風味堂らしいアレンジで魅せています。初回盤にはボーナストラックとして、12.Swinging Road (Live at Shibuya B.Y.G.)が収録されていますが、これを聴いてライブに行きたいと思う人が多いと思います。(とにかく楽しそう!)

バラードも含めて全曲が彼ららしいということ。音楽のエッセンスが多彩でありながら、バラバラでないところが風味堂の魅力だと思います。音楽って「楽しいもんなんだなぁ〜」ということを再認識させてくれる名盤です。本格的な夏が来る前にぜひ聴いておきましょう。

※試聴はこちら
http://www.jvcmusic.co.jp/speedstar/-/Discography/A019138/VICL-61663.html

※個人的なトリビア
03.楽園をめざしてのPVでは木村佳乃が友情出演してます。なんでも彼女は風味堂の大ファンでライブにもよく足を運んでいるとか。
数年前にフォーライフレコードから所属の有名アーティストの音源を集めて1枚のCDに出来るだけ収録して売り出すという、音楽のお買い得セットみたいなもの(ピュアベストシリーズだっけ?)が売り出されたんですが、その中でも確かにお得な感じのある、今井美樹のベスト盤をご紹介します。彼女のベスト盤というと「Ivory」シリーズが欠かせない存在になっているわけですが、ここには故意か偶然か「Ivory」シリーズに収録されていない曲も微妙に収録されてあって、それがまた密かに名曲だったりするんです。ちゅーわけで、最近は彼女の歌なんか知らない若い世代の人で、「知らん人のベストを2枚も借りる気はないなぁ〜」という人とか、30代男性の気を惹きたい20代後半の女性にオススメ。相手によりますけど。(汗)

Pure Best / 今井美樹
01.黄昏のモノローグ
02.野性の風
03.静かにきたソリチュード
04.彼女とTIP ON DUO
05.Boogie-Woogie Lonesome High-Heel
06.瞳がほほえむから
07.PIECE OF MY WISH
10.Blue Moon Blue
11.Bluebird
12.Miss You
13.Ruby
14.PRIDE
15.DRIVEに連れてって
16.私はあなたの空になりたい

とりあえず、これ知らないと今井美樹は語れないという曲(たくさんありますが。)が06.瞳がほほえむから14.PRIDEあたりでしょうか。もう少し古いファンなら05.Boogie-Woogie Lonesome High-Heelも外せないところかも?(私は外せない人です。)

で、今回の収録曲でツボなのは次の曲。03.静かにきたソリチュードは初期の隠れた名曲でやさしさ溢れるミドルスローナンバー。また後期には爽やかなアップテンポナンバーの15.DRIVEに連れてってもCMから人気があったものの、こちらも同じく「Ivory」には収録されませんでした。あと、14.PRIDEに勝るとも劣らない、美しく切ないバラード曲の12.Miss Youが当時のままの音で収録されているのもポイント。(Ivory3に収録されているものの99年のライブ音源で原曲とはかなり違うイメージになってます。)

というわけで、今井美樹の音楽を知らない人には最初の一枚にぜひ。これは限定数販売だったはずなので、店頭にはありませんがレンタルには高い確率で置いてあると思います。お試しあれ。

※試聴はこちら
http://www.tsutaya.co.jp/item/music/view_m.zhtml?pdid=20032702

※個人的に一番オススメなのは「IMAI MIKI from 1986」という2枚組ベストが最高です。(特に2枚目は全部が隠れた名曲揃い)98年の作品かぁ・・・速攻で買いに行ったっけ。
80年後半に結成され、ガールズバンドで初めて成功をした伝説のロックバンド、Princess Princess(以下:プリプリ)30代の世代にとっては、忘れられない存在です。彼女たちの残した名曲の数々をSonyの新人アーティストたちが全く新しいアレンジでカバーしたCDが発表されましたので、原曲をふまえながらレビューしたいと思います。(左のジャケ写は原曲を集めた方のものなので、このCDとはデザインが異なります。最後の試聴サイトで確認してください。)

14プリンセス - Princess Princess Chlidren -
01.19 GROWING UP -ode to my buddy-(玉置成実)
02.KISS (北出菜奈)
03.Diamonds (ユンナ)
04.M (RYTHEM)
05.世界でいちばん熱い夏(ナチュラルハイ)
06.OH YEAH!(ホイフェスタ)
07.ジュリアン(kazami)
08.パレードしようよ(wiz-us)
09.パパ (伊沢麻未)
10.GET CRAZY! (いきものがかり)
11.GO AWAY BOY(14 AWAY BOY)(町本絵里)
12.SEVEN YEARS AFTER (高田梢枝)
13.ジャングル プリンセス(NIRGILIS)
14.友達のまま(AMADORI)

プリプリは奥井香(現:岸谷香)がメインボーカルであり、ほとんどの作曲を担当していたメンバーの中心的な存在でした。彼女の描くメロディーラインの美しさは女性ならではの優しさと暖かさに溢れていて、それが約20年経った今でも色あせずに、どんなアレンジでも再び輝きを放つことができるということは素晴らしいことだと思います。また、その一方でプリプリをリアルタイムで知らない世代が自分たちの「らしさ」を活かしながらプリプリの名曲をアレンジしているというのがCDの魅力的なところだと思います。全曲はムリなので、特にお気に入りのものを取り上げましょう。

まず、女性2人組のナチュラルハイのアレンジした05.世界でいちばん熱い夏です。独特の叩きつけるようなピアノが軽快なテンポを生み出してます。原曲では奥井香の突き抜けるボーカルが印象的でしたが、ここではツインボーカルで盛り上げています。かなりGood!

kazami07.ジュリアン伊沢麻未09.パパはミドルスローのR&Bへと思い切ったアレンジでも違和感なく、むしろメロディーの美しさがよりハッキリしていていい感じです。ちなみに09.パパはヒット曲でなく隠れた名曲で、当時は結婚式でよく歌われたりしました。(歌詞が多くの女性の共感を得ました。)

11.GO AWAY BOY(14 AWAY BOY)は原曲にはなかったフェミニンな雰囲気のポップスで癒してくれるのは町本絵里という女の子(83年生まれ!)私は知りませんでしたけど、どうやら今もプリプリのメンバーがプロデュースにかかわっている様子。

そして、最先端のロックシーンを切り開いている話題のバンド、NIRGILIS13.ジャングル プリンセスは必聴。テクノサウンドで彩りながら、後半はやはりマッシュアップで押し上げるというサウンド創りは、さすがに新世代の感覚がします。これでも原曲の雰囲気は残っているのには驚きます。こういうカバーも出来るというのはかなりの実力派だという証明になると思います。(今度のアルバムは期待大!)

総じて、原曲を知らない若い世代も、よく知っている中年世代も十分楽しめるCDだと思います。また、新しいアーティストたちを知るという意味では、お得な内容だと思います。トリビュートとしないで、「Chlidren」というコンセプトで集めたのは正解だったと思います。同時に出た原曲のCDと聞き比べるのも楽しいかもしれません。あなたもぜひ一度「プリプリ」の音楽に触れてみてはいかが?

※試聴はこちら
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=SECL000000351

※PRINCESS PRINCESS SPECIAL FAIR
http://www.princess2.net/
いやぁ〜、梅雨っていっても「雨降らんかったら普通にやんけー!」というツッコミを入れてしまいたくなるような暑さ。夏といえばロックフェスという時代はうらやましいなぁ〜。私の若い頃にあったらよかったのになぁ〜。琵琶湖のジャズフェスは行ったけど。(苦笑)で、今回サマソニにありえない人たちが参加するそうじゃないですか!メタリカが野外?しかもただの野外じゃないよね?フェスティバルですよね?「スラッシュメタル」っていう単語すら知らない人がほとんどだと思うんですけど。(汗)「ONE」とか1曲で10分近くあるしね。2分程度のもあるけど。もし私の認識が間違ってなかったら、真のファンは行かないんじゃないかな?(みんなで盛り上がるようなものではないと思うんですけど、今は関係ないの?)

このブログでは、「聴きやすいもの」を取り上げるようにしているんですが、振り返ってみると自分がハードロック好きだったということもあって、わりと紹介してるんですねー。たぶん今のロックフェスが好きな人には、ちょっちノリが違うのかもしれませんが、一応リンク集みたくしてみました。ちょうどレンタル半額も始まったことだし、参考にしてください。

The Best Of Extreme
ハードロックでダンスが出来るほどのスーパーギタープレイは必聴!
http://diarynote.jp/d/57127/20050219.html
F@U#C%K / VAN HALEN
第2次黄金期のヴァン・ヘイレン。サミー・ヘイガーはここで極まる!
http://diarynote.jp/d/57127/20050305.html
Midnight Madness / Night Ranger
古くてもやはり名盤。暑い時にこそ熱いアメリカン・ロック!
http://diarynote.jp/d/57127/20050412.html
Till Next Time / TNT
北欧のヘビーメタルは氷のように美しい?
http://diarynote.jp/d/57127/20050511.html
The Best / David Lee Roth
ヴァン・ヘイレンを辞めた理由は「YANKEE」だから。(爆)
http://diarynote.jp/d/57127/20050711.html
Dirty Rotten Filthy Stinking Rich / Warrant
この中ではわりとポップな方かな。ルックスで売ってた部分もあったし。
http://diarynote.jp/d/57127/20050807.html
The Very Best of Ugly Kid Joe
90年代にかなりブレイクしたんだけどなぁ・・・ 
歌詞があまりにもビューティフルでないわな。(苦笑)
http://diarynote.jp/d/57127/20050821.html
Pump / Aerosmith
だ〜れも知らない「エアロスミス」が・・・(怪談?)
http://diarynote.jp/d/57127/20050915.html
Blue Murder
ここでは一番マニアック。この1stだけはキテル!
http://diarynote.jp/d/57127/20051030.html
Back Street Symphony / THUNDER
ハードロック&ロールです。これ、やっぱり基本ね。
http://diarynote.jp/d/57127/20051222.html
Adrenalize / Def Leppard
まさに汗をかくためのハードロック。メタリカも一目置いたグルーブ感。
http://diarynote.jp/d/57127/20060305.html

さて、このブログももちろん「夏モード」のCD紹介を準備中です!昨年よりもいろんなジャンルから集めたいと思ってますのでよろしくお願いします!

※参考リンク
http://www.summersonic.com/index.html

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