今日からようやく連休になりました。で、前から欲しかったPC用のスピーカーを買ってしまいました。JBLかBOSEかで迷ったあげく、このBOSE Companion2 II マルチメディアスピーカー(シルバー)にしました。メーカーの販売価格が昨年末に値下げとなって、12,600円です。そんなわけで、さほどの値引きはなく、11,800円で購入しました。

実は、今回の購入にあたって、京都のBOSEセレクトショップで試聴したんです。家電量販店でも試聴はできますが、店内放送とかあって、環境が悪いでしょ?それで、BOSE Companion2 II と上位のM2と聞き比べをしました。

M2はもはや3倍近くの値段になるのですが、さすがに音はぜんぜん良かったです。それでいて1/3程度の大きさしかないという優れもの。ただ、コストパフォーマンスという点で、Companion2 IIの方がお得感がありました。

それに、Companion2 IIぐらいの音でも十分というのが率直な感想です。JBLよりは低音重視という印象ですが、音量を下げても質が落ちない工夫がされてあって、一人用の部屋でPCの音楽(MP3)を聴くという用途には相応しい商品だと思います。

このブログで、いい音楽を紹介します!とかいいながら、実は10年近く前の古いスピーカーを使ってました。(恥)やっぱりいい音楽はいい音で聴かないともったいないですね。でも、いい音には上には上があることもわかりました。私は自分にあった音楽を自分にあった音で聴くことで満足することにしようと思いました。


現在、全米デビューを果たし、世界でも活躍中のBoAの昨年のアルバムで、THE FACEです。彼女のことはデビュー時から知っているのですが、次々と新しい魅力を開花させていく彼女の「進化」の速度は、他のアーティストを凌駕しています。彼女の才能と魅力は底知らずのよう。天性の日本を代表するアーティストだと思います。



THE FACE / BoA
01. AGGRESSIVE
02. Sweet Impact
03. My Way,Your Way feat.WISE
04. be with you.
05. LOSE YOUR MIND feat. Yutaka Furukawa from DOPING PANDA
06. Girl In The Mirror
07. Happy Birthday
08. Diamond Heart
09. LOVE LETTER
10. BRAVE
11. ギャップにやられた!
12. Style
13. Smile again
14. Beautiful Flowers
15. Best Friend

彼女のことを少し振り返ると、デビュー当初はダンスチューンのナンバーばかりだった彼女でしたが、ミドルからスローバラードまで、幅広く歌いこなすようになりました。今作は、そこにフロアサウンド風のテクノ系ナンバーが加わって、ジャンル的にも幅の広い所を見せています。ここには現時点での彼女の魅力の全てが詰まった充実した内容のアルバムになっていると思います。

今回新しいサウンドとして登場したのは、オープニングを飾るテクノ調の01. AGGRESSIVEと、DOPING PANDAとのコラボでディスコビート調の05. LOSE YOUR MIND、煽り系のR&B調の06. Girl In The Mirrorあたり。ここまで幅広く歌えるこなせる歌手は少ないし、彼女の才能の豊富さがよくわかります。

J-POPSとしてのキャッチーなナンバーで、春の爽やかポップスの07. Happy Birthday、新しい恋の出会いを歌った、11. ギャップにやられた!など、女の子らしいカワイイ楽曲では、やさしい歌い方になっています。

最後に、私のお気に入りは、03. My Way,Your Way feat.WISEのミドルスロー。バラードで大ヒットした、09. LOVE LETTER。それでも、BoAならではのノリが楽しめる12. Styleが、案外ベストトラックかも?

バラエティーに富んだ内容ですが、全ての楽曲にバランスの取れた、いいアルバムだと思います。聴き逃している方は、この時期にオススメしたいCDです。

※試聴はこちら
http://music.mu-mo.net/DispDetail.php?pid=AVCD-23499&subgenre=0&filetype=0

※BoA official website
http://www.avexnet.or.jp/boa/

※The Official BoA Channel(全米進出中)
http://www.youtube.com/user/boamusicusa


さて、今日は久しぶりに洋楽でいきます。ここではよく取り上げていることですが、USでは若い女の子(しかもたいていアイドル並みのルックス)のカントリー・ロックというのが、トレンドとなっています。そんな中、数年前にミシェル・ブランチが、友人のジェシカ・ハープと組んだユニットで、レッカーズ(The Wreckers)のアルバムをご紹介します。


ここでは2人の出会いについて、触れておきたいと思います。ジェシカがシンガーソングライターとして活動していた時に、「あなたの声はミシェルに似ている」ということがお互いの友人を通じてミシェルにも伝えられ、直接会うことに。ミシェルは、自身の大ヒットアルバム「ホテルペイパー」の内の1曲、「Desperately」のバックボーカルをジェシカに依頼。以後も同ツアーに同行しバックボーカルを勤める傍ら、2人は一緒に共同で作曲し始め、アーティストとしての交流を深めます。ツアー参加などの経験で多くの刺激を受けたジェシカは、カントリーを本格的にやろうと決心し、単身でナッシュビルへ行こうとしていた矢先に、ミシェルが引き止めて、レッカーズ結成となります。つまり、刺激を受けていたのはミシェルの方も同じだったというわけです。

Stand Still, Look Pretty / The Wreckers
01. Leave The Pieces
02. Way Back Home
03. The Good Kind
04. Tennessee
05. My, Oh My
06. Stand Still, Look Pretty
07. Cigarettes
08. Hard To Love You
09. Lay Me Down
10. One More Girl
11. Rain
12. Only Crazy People

アルバム全体について感じたのは、ミシェルの持つロックの感性が、カントリーとして表現されている部分があるので、一般的なご陽気「カントリーもの」とは異なる作品です。そういう意味では長く聴ける作品だと思います。

シングルとなった代表曲は、01. Leave The Piecesで、カントリーテイストを押し出しながら、2人の抜群のハーモニーで盛り上げます。ちなみに日本盤のみポップロックバージョンがボーナストラックとして収録されています。

人気ドラマ「One Tree Hill」で使用されたキャッチーでポップな03. The Good Kindも折り重なる2人のボーカルが魅力です。同じくキャッチーなのが、07. Cigarettesですが、歌詞はミシェル色が強い感じです。

カントリーならではのやさしさが溢れる、02. Way Back Home、暖かいバラードの04. Tennesseeは名曲です。

ロック色の強いのは、09. Lay Me Down11. Rainあたり。こういう異なるサウンドもあるから退屈しないようになっています。

総評としては、カントリー風味のポップロックとして楽しめる作品だと思います。2人の絶妙なハーモニーも必聴です。晴れた日のドライブや、少し心に疲れた時などにも、ゆったりとした気分にさせてくれます。下記から試聴してみてください。

※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1209695

※The Wreckers - MySpace
http://www.myspace.com/thewreckers

※Leave The Pieces(PV)
http://youtu.be/pHfSuBglk8E

今日は少し趣向を変えて、動画を使って「スーパーバラード列伝」というのをやろうと思います。以前にも一度記事を書いたのですが、リンク切れになっていたので、改めて記事にしてみました。え?過去記事の焼き増し?いえいえ、リミックスですよ。>苦笑

過去にレビューしたものもありますが、とりあえず聴いてみてください。「スーパーバラード」なので、よりエモーショナルな展開のバラードをセレクトしました。それではさっそくどうぞ!

◎あなたに初めて出会った「瞬間」(とき)
黒人ボーカル3人組のスーパーバラード。最高のスウィート・ヴォイスが折り重なる珠玉のコーラスは圧巻です。やさしさだけでなく、想いの強さも伝わる名曲。SURFACEで「The First Time」
http://www.youtube.com/watch?v=BhFZfEhYDVM

◎いつの日にかきっと・・・
スーパーバラード職人のダイアン・ウォーレンが残した最高傑作。ハスキーな声を生かして、ボーカル一本で堂々と歌い上げたテイラー・デインの渾身の歌声が寂しさを消し去ります。曲は「Love Will Lead You Back」
http://www.youtube.com/watch?v=MO6xhLtfwW0

◎「I Love You」以上の気持ちは・・・
アース・ウインド & ファイアーのメインボーカリスト、モーリス・ホワイトのソロアルバムからのスーパーバラード。バンドとは異なりコーラスを抑えているので、よりエモーショナルになってます。曲は「I Need You」
http://www.youtube.com/watch?v=UvONz6bxIoY

◎楽しいときも辛いときもいつもそばに君がいた。
メロディアスなハードロックバンド、バッド・イングリッシュの全米No.1に輝いたスーパーバラード。ジョン・ウェイトのベテランならではのボーカルはジャンルの域を超えて感動を与えます。曲は「Price Of Love」
http://www.youtube.com/watch?v=BNHqucuD8-Y

◎最高の愛は子供たちの笑顔の中に。
ホイットニー・ヒューストンのデビューアルバムからのスーパーバラード。映像ではまだ新人の初々しいホイットニーの姿が見られます。直線的で力強い歌声に多くの人が魅了されました。個人的にも思い出の深い曲です。曲は「Greatest Love of All」
http://myplay.com/videos/whitney-houston/greatest-love-of-all?locale=US

と、まぁこの辺で。10年以上前の古い曲ばかりですが、今でも色褪せない名曲だと思います。どれか1曲でも気に入ってもらえるといいな。

初夏の陽気な日々が続いていましたが、雨季が近づくとじめじめした暑さを感じるようになってきました。さて、今日は晴れの日も雨の日にも聴ける、清涼感のあるポップスをご紹介です。竹井詩織里の2ndアルバムで、second tune ~世界 止めて~です。親しみやすいサウンドと透き通るような歌声が魅力です。



second tune ~世界 止めて~ / 竹井詩織里
1. 世界 止めて
2. となり
3. 君を知らない街へ
4. うたかた
5. Reflection
6. and it’s over
7. slow step
8. くちなし
9. new day
10. Lost In Paradise
11. つながり
12. パズル
13. 世界 止めて(Piano instrumental)

彼女の名前が知られるきっかけとなったのは、人気アニメのエンディング・テーマとなった、1. 世界 止めてです。しかし、彼女の本来のポップ感覚はむしろ他の曲によく現れています。

キャッチーなリズムの2. となりは、透き通る歌声にコーラスラインが折り重なる清涼水のようなナンバー。ボッサのリズムを取り入れた、6. and it’s overは、彼女のお得意のサウンドで、昼下がりの風景が似合うナンバーです。

別の魅力として挙げられるのは、彼女独特のアーバンなサウンドです。5. Reflectionでは、少し大人の雰囲気の中で、直線的な彼女の歌声がクールに聴こえます。アップテンポな10. Lost In Paradiseは、螺旋のように変則的な演奏とバラエティに富んだ音色の中に彼女の声が含まれるという凝った1曲です。

このアルバムはなかなかの名盤で、書き出すとキリがないのですが、ジャズやボッサのサウンドをJ-POPSに上手く変換して、上質なポップスに仕上げるのが彼女の最大の魅力だと思います。聴きやすくなじみやすい曲ばかりですが、それでいて意外に凝ったサウンドにも注意してみて欲しいです。レンタルも可、やさしい女性ポップスが好きな方にオススメです。

※試聴はこちら
http://www.bgv.jp/shop/detail_shop.php?item_id=297

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