とある暑い日のこと。試聴コーナーから私に微笑みかけるCDが私の足を止めました。この美しい女性は誰?しかもジャズコーナーに置いてあったので、「こんな女神のような女性のジャズってめちゃ聴きたい!」とすかさずヘッドホンを装着!プレイボタンを押してから数秒間の待ち時間で、「これで綾戸(智恵)姉さんみたいな渋い声やったらどうしよう・・・」という不安が脳裏をよぎったものの、予想に反して軽快なテンポのジャズナンバーがプレイされて、わずか30秒でヘッドホン外しました。(苦笑)だって、これただのオムニバスアルバムだったのねぇ〜

Muse -Jazzy Feelin’-
01.レッツ・フェイス・ザ・ミュージック・アンド・ダンス / ダイアナ・クラール
02. 輝く太陽 / アン・サリー
03. エヴリタイム・ウィ・セイ・グッバイ / エラ・フィッツジェラルド
04. セレーノ / 小野リサ
05. イパネマの娘 / ゲッツ&ジルベルト
06. ラヴァーズ・コンチェルト / サラ・ヴォーン
07. あなたにいてほしい / スウィング・アウト・シスター
08. 瞳のささやき / ローラ・フィジィ
09. アラウンド・ザ・ワールド / akiko
10. ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ / ヘレン・メリル
11. テル・ミー・オール・アバウト・イット / ナタリー・コール
12. ニューヨークの想い / ダイアン・シューア
13. コーリング・ユー / ジェヴェッタ・スティール
14. オーディナリー・デイ / マット・ビアンコ
15. 縁は異なもの / ダイナ・ワシントン
16. アイ・フォール・イン・ラヴ・トゥー・イージリー / リンダ・ロンシュタット
17. テネシー・ワルツ / パティ・ペイジ
18. 愛の賛歌 / ブレンダ・リー

まぁ、1曲目がダイアナ・クラールでもまだ聴いてない曲とかなら気付かなかったかもしれません。さすがに、01.レッツ・フェイス〜はすぐに判ったな。彼女がグラミー取った時のヤツで、家にもありますから。でも、気を取り直してオムニバスとしてチェックしましたけど、選曲は悪くないので簡単にここでご紹介することにしました。詳しくは1曲ごとにコメントのある下記のサイトで試聴しながら確認してもらうとして、私は気になったトラックだけをちょっち補足します。

まず全体としては、全てがジャズというわけではなくて、ジャジーな雰囲気の音楽というコンセプトのようです。というわけで、ボサノヴァであったり、カバー曲であったりと案外バラエティー豊かに選曲してありますから、聴き易い構成だと思います。02. 輝く太陽 / アン・サリーは初期のスティーヴィー・ワンダーの曲(Happier Than the Morning Sun)でわりとマニアックな方かな?ここでは原曲よりもアン・サリーのボーカルを聴いて欲しいと思います。ジャズのベストスタンダードといえる名曲、10. ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥは、最近では元スピードのhiroによるプロジェクト、CoCo d’Orにも収録されています。ちなみに私が最初にこの曲を聴いたのは阿川泰子さんのボーカルでしたね。13. コーリング・ユーはホーリー・コールではなくて、なんと原曲だそうで貴重なトラック。さすが音源豊富なUNIVERSALならでは。14. オーディナリー・デイ / マット・ビアンコはバーシア復帰時の近年のもので、ブラジリアンテイストなジャズは最近のトレンドですね。

ちゅーわけで、新旧入り混じっても「Jazzy Feelin’」という雰囲気は確かだと思います。最後にジャケ写の文字通り「ミューズ(女神)」な女性は、韓国のモデルさんで、ファン・シネさんでした。むやみにオッサンの心をくすぐるのはやめてください。(爆)

※ミューズ Muse (UNIVERSAL CLASSICS)
http://www.universal-music.co.jp/classics/refresh/muse/index.html

※後日曲名を英語表記にする予定です。

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