元m-floのボーカル、LISAの80年代の洋楽の名曲をカバーしたアルバム。近年は日本人のアーティストによる洋楽のカバーが流行ってるみたい。このアルバムに収録の曲は年代的にはちょうどリアルタイムだったこともあって、知らない曲はないです。(それに有名な曲ばかりだし。)「古い洋楽に興味はあるけど、何から聴いたらいいかわからない。」っていう人がわりといますけど、こういうカバーものから入るのもひとつの方法かも?というわけで、今日は原曲との兼ね合いを踏まえたレビューにしてみましょう。(全曲は無理なので、気になったヤツだけ。)

MELODY CIRCUS / LISA
01.ETERNAL FLAME / BANGLES
02.YOU GOT IT ALL / THE JETS
03.CHERISH / MADONNA
04.AGAINST ALL ODDS(Take A Look At Me Now) / Phil Collins
05.HEAVEN / Bryan Adams
06.KISSING A FOOL / George Michael
07.Time After Time / Cyndi Lauper
08.STARFISH AND COFFEE 〜 RASPBERRY BERET / PRINCE
09.SAVING ALL MY LOVE FOR YOU / Whitney Houston
10.every breath you take / THE POLICE

まず全体的には、80’s Acoustic cover albumと書いてあるものの、カフェボッサ風のオシャレサウンドになってます。まずは、01.ETERNAL FLAME(邦題:胸いっぱいの愛)はガールズロックバンド、バングルスの最初で最後のバラード。No.1ヒットになった名曲。サウンドはぜんぜん変わってるけど、微妙に歌い方似せてる?このバングルスのボーカルの女の子は、めちゃめちゃかわいかったなぁ。03.CHERISHは、なぜかスイートレゲエみたくなってたので原曲のイメージはほとんどないですが、原曲も「これがマドンナ?」っていうくらい爽やかなナンバーでした。これも数週連続No.1だったと思います。でも、一番原曲とかけ離れてるのが、05.HEAVEN。ダミ声で汗くさい、アメリカンロックのブライアン・アダムス(男性)のバラード。これがオシャレ風味になってるのはもうミラクル。(笑)これに比べればマシだけど、10.every breath you takeも、ポリスというか、スティング(男性)なんですけど、タバコの臭いがしない。(笑)。このあたりはLISAすごすぎです。

フィル・コリンズ、ホイットニー、シンディーローパーのナンバーは他にもたくさんの人がカバーしてる名曲。(フィル・コリンズのはマライアキャリーのヤツがまだ記憶に新しい。)たぶん、この中で最も知名度の低いのは、02.YOU GOT IT ALL / THE JETSだと思います。(曲は有名だけど、グループ名がさっと出る人は少ないのでは?)

とまぁ、こんなところかな。でも、やっぱ洋楽はやはり80’sがいいわ。とまぁ、アラフォーの独り言でした。

※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1503196

最近はレミオロメンのベスト盤発売のおかげで、どこのCDショップへいってもレミオロメンがかかっています。そんな中で、ラジオなどでさりげなく流れているのが、女性の声で歌われる「粉雪」のカバー。R&Bのバラードで、しっとりとした歌声で聴こえてくるのが、日之内エミのこのシングルのカップリングです。



片想い / 日之内エミ
1. 片想い
2. 粉雪
3. 片想い (instrumental)
4. 粉雪 (instrumental)

彼女は、m-flo lovesシリーズで、その才能を見出されたいわゆる、「m-floファミリー」の1人です。巧みな表現力と歌唱力は他に類をみないほどで、m-floだけでなく他の多くのサウンドクリエイターも認める所です。近年は、自ら作曲も手がけていて、アーティストとしての才能をフルに発揮しています。

彼女のことを知らなかった人も、これを機会にぜひ聴いてみて欲しいです。粉雪はアルバムには収録されていないので、このシングルを探しましょう。1. 片想いの試聴や、彼女の詳しい情報は以下からどうぞ。

http://ototabi.blog.eonet.jp/music/2009/02/post-3cf0.html

ドゥアズの復活を聞いた時はものすごく嬉しかったんだけど、ぜんぜん新曲らしきものがなく、ライブ活動ばかりという状況が半年以上続いています。さすがに本当に復活しているのか?と心配になっていたところ、数日前から公式HPで、自分たちの曲を一般公募しているようです。

この状況から推測すると、長尾大以外で曲を提供できる人がいない、あるいは出来ないということなのかな?これまでのドゥアズサウンドを継承しながらも、新生バンドとしての印象をアピール出来る楽曲というのは、なかなか難しいだろうな・・・

しかし、クリエイターにとってはこれは大きなチャンス。自分の曲を伴ちゃんが歌ってくれるなんて・・・ああ、自分も何か音楽をやっておけば応募したのに。エイベックスはわりと抜擢をする会社だし、作曲できる人は一度挑戦してみては?

※Do As Infinity Offcial Web Site
http://d-a-i.com/index.html


ドゥアズと同じような「解散の危機」を見事に乗り越えた、Every Little Thingの2006年のアルバムで、Crispy Parkです。少々迷走気味だった持田香織のボーカルスタイルや、バンドとしての音楽の方向性などが、ここで完成された大きな節目となったアルバムだったと思います。大々的なタイアップなどが少ないので、地味に感じるかもしれませんが、心地よくやさしいサウンドが多く、隠れた名盤なのではないかと思っています。

Crispy Park / Every Little Thing
01. ハイファイ メッセージ
02. スイミー
03. 風待ち心もよう
04. 雨の鳴る夜、しずくを君に
05. 恋文
06. スカーレット
07. SWEET EMERGENCY(Instrumental)
08. あすの心
09. きみの て
10. いずれもROMANTIC
11. azure moon
12. I MET YOU(Instrumental)
13. good night

まずは、シングル曲を簡単にチェック。このアルバムの先行シングル的に連続発売されたのが、01. ハイファイ メッセージと、02. スイミーで、新しいELTのポップ感覚を現したキャッチーなサウンド。一方、こちらも今までとは明らかに違うバラード、05. 恋文は、飾らないピュアなボーカルが心に染み込む名曲。印象的なPV(結婚式)も話題になりました。09. きみの ても、これまでにない感覚のサウンドでした。

シングル曲以外の曲で気になったものは、03. 風待ち心もようです。これは今作ではベストトラックではないかと思うほど、凝っています。変則的なリズムに乗せたボーカル、スウィングジャズっぽいリズムを織り交ぜながらのキャッチーな新感覚ポップで、ELTのイメージを塗り替える1曲です。

ELTといえばバラードという風になったのはいつからかわかりませんが、やはり11. azure moonは、継承路線でもさすがの名曲です。恋文のカップリングとなった、13. good nightも、やさしく壮大なバラードです。

全体的にはいい曲が多いと思います。ただ中には数曲、全体のイメージからはみ出すようなものもありますが、それがELTのアルバムということで。(苦笑)

現在、持田香織はソロ活動も行っています。アルバム発表から1年くらい経ちますが、次のアルバムは当分先になりそうな感じです。

※試聴はこちら
http://music.mu-mo.net/DispDetail.php?pid=AVCD-17989&subgenre=0&filetype=0

※Every Little Thing Official Web Site
http://www.avexnet.or.jp/elt/

※持田香織 Official Web Site
http://www.avexnet.or.jp/mochida/

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