さて、そろそろ音楽旅人の本領発揮?世界中の音楽から、今一番ホットなミュージックシーンであるイタリア発のカフェボッサ(ラウンジ系)をご紹介します。今までよりは少しマニアックになりますが、出来るだけわかりやすいレビューをするつもりです。さて、今回は有名3大レーベルの1つ、Schema(スケマ)のコンピレーションアルバムです。マンスフィールド池田正典が選曲したということで売り込んでいますが、スケマのアーティストなら誰が選曲しても大差ないくらい、各アーティストとサウンドのレベルは高く、独創的でかつ先進的です。他の日本の有名DJたちも(ex:須永辰緒→2/21の記事参照)この魅力にはまっている様子。DJ=HIPHOPという感覚だけに捉われるのは、もはや時代遅れなのかもしれませんね。
THE SWINGLE SOUNDS OF SCHEMA
01.METTI UNA SERA A CENA(FEZ REMIX:NICOLA CONTE)(BALANC,O)
02.THE MOOD IS MODAL(LES HOMMES FEATURING BEAT GIRL)
03.CUORI SOLITARI(BALANC,O)
04.IL PIANETA X(NICOLA CONTE)
05.FREIO AERODINAMICO(QUINTETTO X)
06.0CHA BA DA BA DA(THE PARIS STUDIO SOUND)
07.BEFORE TEN O’CLOCK(SCHEMA SEXTET)
08.HOT HEELS(VOCAL SHADES AND TONES)
09.MR KENYATTA(THE JAZZ CONVENTION)
10.G-BOSSA(NEOS)
11.CIRCLE(SOULSTANCE)
12.INTRIGO A FRANCOFORTE
(KARMINSKY REMIX:KARMINSKY EXPERIENCE)(BALANC,O)

13.LOVE THEME FROM SPARTACUS(QUARTETTO MODERNO)

さて、この選曲がどうかということは、DJの観点では私にはわかりませんのでコメントできませんが、イタリア本国で人気の高いアーテイストは、BALANC,O(バランソ)、NICOLA CONTE(ニコラ・コンテ)、NEOS(ネオス)あたりだそうです。ちなみに私のお気に入りは、NEOS(ネオス)です。女性ボーカルがすごくクールだからです。それと聴きやすいです。(あまりマニアックでなく、感覚がボッサ寄りです。)そうそう、ラウンジ系カフェボッサの場合は、ノン・ボーカルの物も結構多いです。あるいはスキャット(鼻歌っていうとカッコ悪いなぁ・・・ハミングとか?)のみとか。とにかく既成の固定音楽観念に捉われない新しい自由な表現がここにはあります。

正直、言葉では説明が困難な音楽です。これだけ音楽の多様化がある中で、説明できないという事実だけでも、いかにクリエイティブなサウンドかは想像してもらえるのではないでしょうか?「百聞は一見にしかず」ではないですが、一聴する価値はあると思います。まず、入門編として今回のCDのようなオムニバス形式のコンピレーションをオススメします。試聴だけでもぜひ!(大手レコード店ではCDが試聴できる所もあります。)

※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=269140

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