先日書いたようにSony系のアーティストは音楽配信サイトbit Musicで音楽データとして一括購入することができます。そして、CDとしては既に廃盤になっているものも最近になって次々と配信しています。廃盤の場合はアーティストの事を思うと、中古屋さんで買わずに、こちらで買ってあげてたいと思うのですが、一般リスナーにとってはいろんな制約や利用しにくい点が多々あります。今日はそんなお話をしてみましょう。

まず一番の問題点は、CDプレイヤーで再生できないという点です。じゃあ何で聴くかということですが、とりあえず、PCが一番身近な存在のはずです。ところが、PCもWinのみ(98se以降)で、専用のプレイヤーソフト(無償配布)でないと聴けません。ということは、そのPCがある場所でないと音楽が聴けないし、友達に貸したり、外で聴いたりできない・・・?

もうこの時点で、面倒な感じしませんか?でも本当に面倒なのはここから!(笑)先ほどの続きですが、PC以外の場所で聴くことはもちろん可能です。ただし、ここで音楽生活始まって以来の不思議な感覚を経験させられることになります。それは、音楽を持ち歩くという奇妙な感覚です。え?そんなのウォークマンやMDと一緒だって?「よ〜く考えよう〜 データは手で持てないよぅ〜」(byアフラック矢田ちゃん)というわけで、データを持ち歩くために、これまた専用のデジタルオーディオ機器(SonyだとNet MDや専用ウォークマンなど。i-podは別物!)が必要です。

さらに、ハード面が全て揃ったとしても次に待っているのが、データを持ち運ぶための一連の作業があるわけで・・・少なくとも次の用語の意味がわかってないと利用になにかと困るかと・・・

1.「OpenMG」と「MagicGate」
2. チェックインとチェックアウト(チェックアウトは3回まで)
3.「ATRAC3plus」と「MP3」

要するに、複製できないのが前提なので、こんなにややこしい話になるわけです。私もまだネット配信を利用しての音楽ライフを体験してないので、うわべだけの知識ですが、はっきりいえることは、PCがよく使えないと無理!ってことですね。こんなの本当に普及するのかな?それにOSがガラッと変わったらどうするの?著作権保護の立場はわかるけど、ユーザーのこと考えてる?って思いますね。

参考までに、現在、日本の大手音楽配信サイトを紹介しておきます。(でも実際には、ここでなく個別に各社バラバラに配信してたりするのが現状。)

※Mora(モーラ)
http://www.mora.jp/

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