個性的な声が魅力の「セツナ系」新人女性R&Bアーティスト
2011年6月19日 CDレビュー
最近は雨続きの日が多いですね。さて、今日は久しぶりにCDレビューをします。しかも、こういう雨の雰囲気によく似合う個性的な声をもつ女性アーティストです。最近の音楽トレンドのキーワードでもある「セツナ系」を代表する新世代の歌姫、YU-Aの2ndアルバムで、2 Girlsです。彼女は某オーディション番組から発掘された人で、2000年中頃にそこから女性3人組のR&Bグループ、Foxxi misQのメンバーとしてデビュー。しかし、プロデューサー側の狙いだった「和製デスティニーズ・チャイルド」の思惑は大きく外れ、早々に彼女たちは個別に活動するようになり、2010年に活動休止に。その中で最初にソロデビューをし、個性的な歌声と確かな実力によって、今、若い女性に多くの支持と共感を得ているのが、YU-A(ユア)です。
今回の2ndアルバムはかなり充実した内容で、彼女の個性的な声と楽曲がベストマッチしていて良盤です。前半がミドル、バラードソング、後半からアゲていくアッパーチューンを並べるという構成です。最後の3曲はボーナストラックで、彼女がコラボ参加した別名義のトラックが収録されています。
まずは前半から。イントロのピアノが印象的な02. 忘れられない恋は、YU-Aの魅力が120%生かされているセツナ系ミドル。続く、03. 淡い記憶はよりスローになりますが、同様にセツナ系全開のボーカルで心を掴まれます。
スーパーバラードの05. 見守っていたいは、このアルバムで一番の名曲。伸びやかに歌いあげるのに、湿りのある歌声によって、これまでのアーティストにはない独特の魅力があります。同じくバラードの07. そばにいて、すぐ消えて。はしっとりしたボーカルにセツナ系のメロディーが心に浸み込みます。
さて、後半はアップチューンで2人目のYU-Aが登場です。シングル曲の10. CHANGE (YU-A Feat. MUNEHIRO)からスタートなんですが・・・これすいません、ノーコメントで。11. ULALAは、ソリッドなアーバン系のキラーチューン。彼女のしなやかなボーカルにキャッチーなサウンドが絶妙のバランスです。後半では13. GYPSY WOMANが個人的にはベストトラックです。エレクトロエッセンスなアレンジのアーバンなR&Bで、新しい感性のサウンドスタイルです。15. Fighting Girlも同じで、彼女のアッパーチューンのスタンダードとなりそうな曲です。
ボーナストラック分は省略します。総じて、今回のアルバムはかなり聴けます。近年の同系統のアーティストが出した作品の中でも、名盤といえるんじゃないかな。これほどの実力があるなら、最初からソロの方がよかったように思います。(元Foxxi misQというのが足枷になっているように思います。)あと、彼女の場合、俗にいう「セツナ系」と呼んでしまうのはチープ過ぎると思います。(先にそう書いておいて言うのもなんですけど。)とにかく、雨がよく似合うこのアルバム、この季節にぜひオススメの一枚です。
※YU-A Official Web Site
http://www.yu-a.fm/
※全曲試聴はこちら
http://morawin.jp/package/60000004/PX1200054536/
※YU-A PV集(short.Ver)
○忘れられない恋
http://youtu.be/GjUePTTOY2U
○見守っていたい
http://youtu.be/OqI27OhW59c
○そばにいて、すぐ消えて。
http://youtu.be/YsLwfRmg-4k
2 Girls / YU-A
01. Baby Girl
02. 忘れられない恋
03. 淡い記憶
04. 愛してた
05. 見守っていたい
06. こんな私だって
07. そばにいて、すぐ消えて。
08. あなたと
09. Bad Girl
10. CHANGE (YU-A Feat. MUNEHIRO)
11. ULALA
12. SAPPORO
13. GYPSY WOMAN
14. I believe in myself
15. Fighting Girl
16. 想い (童子-T Feat. YU-A)*
17. あなたに出会って(Miss Monday Feat. YU-A)*
18. ごめんね (INFINITY 16 welcomez YU-A)*
今回の2ndアルバムはかなり充実した内容で、彼女の個性的な声と楽曲がベストマッチしていて良盤です。前半がミドル、バラードソング、後半からアゲていくアッパーチューンを並べるという構成です。最後の3曲はボーナストラックで、彼女がコラボ参加した別名義のトラックが収録されています。
まずは前半から。イントロのピアノが印象的な02. 忘れられない恋は、YU-Aの魅力が120%生かされているセツナ系ミドル。続く、03. 淡い記憶はよりスローになりますが、同様にセツナ系全開のボーカルで心を掴まれます。
スーパーバラードの05. 見守っていたいは、このアルバムで一番の名曲。伸びやかに歌いあげるのに、湿りのある歌声によって、これまでのアーティストにはない独特の魅力があります。同じくバラードの07. そばにいて、すぐ消えて。はしっとりしたボーカルにセツナ系のメロディーが心に浸み込みます。
さて、後半はアップチューンで2人目のYU-Aが登場です。シングル曲の10. CHANGE (YU-A Feat. MUNEHIRO)からスタートなんですが・・・これすいません、ノーコメントで。11. ULALAは、ソリッドなアーバン系のキラーチューン。彼女のしなやかなボーカルにキャッチーなサウンドが絶妙のバランスです。後半では13. GYPSY WOMANが個人的にはベストトラックです。エレクトロエッセンスなアレンジのアーバンなR&Bで、新しい感性のサウンドスタイルです。15. Fighting Girlも同じで、彼女のアッパーチューンのスタンダードとなりそうな曲です。
ボーナストラック分は省略します。総じて、今回のアルバムはかなり聴けます。近年の同系統のアーティストが出した作品の中でも、名盤といえるんじゃないかな。これほどの実力があるなら、最初からソロの方がよかったように思います。(元Foxxi misQというのが足枷になっているように思います。)あと、彼女の場合、俗にいう「セツナ系」と呼んでしまうのはチープ過ぎると思います。(先にそう書いておいて言うのもなんですけど。)とにかく、雨がよく似合うこのアルバム、この季節にぜひオススメの一枚です。
※YU-A Official Web Site
http://www.yu-a.fm/
※全曲試聴はこちら
http://morawin.jp/package/60000004/PX1200054536/
※YU-A PV集(short.Ver)
○忘れられない恋
http://youtu.be/GjUePTTOY2U
○見守っていたい
http://youtu.be/OqI27OhW59c
○そばにいて、すぐ消えて。
http://youtu.be/YsLwfRmg-4k
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