今日はちゃんとしたレビューをします。しかも私が最も歌のうまい女性シンガーだと思う人物、日之内エミ(当時は日之内絵美)の10年前のデビューアルバムです。この作品は古い所か、最近の新人女性R&Bのアルバム作品と比べても全く遜色がないです。彼女はいわゆるm-floファミリーの一人として、ボーカル参加をした程度の記憶しかない人が多いと思いますが、TAKUは彼女のしなやかでタフな歌声とソウルフルなボーカルセンスを絶賛していました。
当時このデビューアルバムは、10年先の「2012年のR&B」をコンセプトに掲げて制作されたんですが、これを今聴いても納得の内容で、隠れた名盤と言えます。シングル曲以外の曲も素晴らしく、1曲も飛ばす曲がありません。そんな10年先取りした10年前のアルバムの中身を紹介していきましょう。
一方で彼女の美しい歌声はミドルナンバーで際立ちます。06. let it beはキャッチーでポップな仕上がりのそよ風のように爽やかなナンバー。チャイニーズなカウンティングで始まる07. brand new loveは台湾育ちの彼女らしいアイデア。ジャズボッサなアレンジと変則的なリズム音にスキャトで合わせるという天才的な部分が垣間見えるトラック。ワールドワイドな感性も予感させます。
今でいうセツナ系の曲は、10. Cryingと、14. Painfulでしょう。どちらもシングル曲ですが、彼女が天才的なボーカルをいかんなく発揮しているのは、14. Painfulの方。このボーカルを聴けばセツナイどころか曲名どおり、痛いくらいハートを掴まれてしまいます。(女性版号泣系?不安を抱えながら付き合っている女性にはかなりヤバイ。)
最後に私が当時虜になったのが、13. Magicでした。このPVの彼女があまりにもかわいくて・・・。ポップでキャッチーなサウンドでもチープにならない彼女のボーカルは完璧です。本当は15. Magic CKB仕様(CKBとはクレイジー・ケン・バンドのこと)よりも、シングル盤「Crying」のカップリングに収録のMagic (NY Studio Live Version)の方がすごくいいんですが・・・(ラフカットなので生歌録音に近い貴重な音源。)
正直、彼女の天性の歌声とボーカルセンスは国宝級です。そして、今年ようやく3年ぶりに自身のミニアルバムを発表しました。そんなわけで、もっと彼女のことを多くの人に知ってほしいという気持ちで、このデビューアルバムを取り上げました。時代が彼女に追いついて、2012年の歌姫として活躍されることを心から願っています。
※全曲試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1940629
※関連過去記事(日之内エミ)
http://57127.diarynote.jp/200908301714016991/
※新ブログでの過去記事(動画紹介)
http://ototabi.blog.eonet.jp/music/2011/07/post-75e1.html
http://ototabi.blog.eonet.jp/music/2010/09/post-0c1f.html
http://ototabi.blog.eonet.jp/music/2010/08/memories-3203.html
http://ototabi.blog.eonet.jp/music/2009/02/post-3cf0.html
当時このデビューアルバムは、10年先の「2012年のR&B」をコンセプトに掲げて制作されたんですが、これを今聴いても納得の内容で、隠れた名盤と言えます。シングル曲以外の曲も素晴らしく、1曲も飛ばす曲がありません。そんな10年先取りした10年前のアルバムの中身を紹介していきましょう。
Dramatiques / 日之内絵美捨て曲がないので、全曲コメントしなくてはいけないくらいですがそうもいかないのが残念。まずは作品のオープニングを飾る、02. Trapは、重い目のビートサウンドから始まるも、サビの彼女のソウルフルでピュアなボーカルをトラックで重ねるという当時では革新的なサウンドで圧倒されます。同じく05. Freak!もパワフルなナンバー。最近の彼女からは聴けないブラックなサウンドですが、こんな風に歌える人をまだ私は知りません。(当初の宇多田ヒカルはボーカルセンスが近いけど、サウンドが「made in japan」でなかった分、オリジナリティーに欠けた。)
01. Dramatiques Intro
02. Trap
03. hey boy...
04. You said,You did(feat.HI-D)
05. Freak!
06. let it be
07. brand new love
08. Show me What You Got
09. What’s Your Secret?(from MIC BANDITZ)
10. Crying
11. World
12. You were my everything
13. Magic
14. Painful
15. Magic CKB仕様
一方で彼女の美しい歌声はミドルナンバーで際立ちます。06. let it beはキャッチーでポップな仕上がりのそよ風のように爽やかなナンバー。チャイニーズなカウンティングで始まる07. brand new loveは台湾育ちの彼女らしいアイデア。ジャズボッサなアレンジと変則的なリズム音にスキャトで合わせるという天才的な部分が垣間見えるトラック。ワールドワイドな感性も予感させます。
今でいうセツナ系の曲は、10. Cryingと、14. Painfulでしょう。どちらもシングル曲ですが、彼女が天才的なボーカルをいかんなく発揮しているのは、14. Painfulの方。このボーカルを聴けばセツナイどころか曲名どおり、痛いくらいハートを掴まれてしまいます。(女性版号泣系?不安を抱えながら付き合っている女性にはかなりヤバイ。)
最後に私が当時虜になったのが、13. Magicでした。このPVの彼女があまりにもかわいくて・・・。ポップでキャッチーなサウンドでもチープにならない彼女のボーカルは完璧です。本当は15. Magic CKB仕様(CKBとはクレイジー・ケン・バンドのこと)よりも、シングル盤「Crying」のカップリングに収録のMagic (NY Studio Live Version)の方がすごくいいんですが・・・(ラフカットなので生歌録音に近い貴重な音源。)
正直、彼女の天性の歌声とボーカルセンスは国宝級です。そして、今年ようやく3年ぶりに自身のミニアルバムを発表しました。そんなわけで、もっと彼女のことを多くの人に知ってほしいという気持ちで、このデビューアルバムを取り上げました。時代が彼女に追いついて、2012年の歌姫として活躍されることを心から願っています。
※全曲試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1940629
※関連過去記事(日之内エミ)
http://57127.diarynote.jp/200908301714016991/
※新ブログでの過去記事(動画紹介)
http://ototabi.blog.eonet.jp/music/2011/07/post-75e1.html
http://ototabi.blog.eonet.jp/music/2010/09/post-0c1f.html
http://ototabi.blog.eonet.jp/music/2010/08/memories-3203.html
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