追悼:ホイットニー・ヒューストンの思い出
2012年2月12日 音楽
今日は突然の訃報に驚きました。私の青春時代に欠かせない大きな存在だった偉大な女性歌手、ホイットニー・ヒューストンが、本日、急死しました。死因など詳しいことはわかっていませんが、事件性は薄いそうです。私のようなアラフォー世代にはマイケル・ジャクソンよりもショックが大きいです。彼女は100年に一度の天才歌姫でした。48歳という早すぎる死は残念でなりません。
追悼記事として、彼女についての記憶を思いつくまま綴ります。デビュー当初から非凡な才能を持っていた彼女は、「クイーン・オブ・ソウル」と呼ばれた偉大な女性歌手、アレサ・フランクリンの再来と称され、その圧倒的な歌唱力は誰もが認める所だった。続く2ndアルバムの「Whitney」は、収録曲11曲中で7曲が全米NO.1という大記録を達成。その内の1曲「So Emotional」ではアレサ・フランクリンとの共演が実現。新旧ソウル・クイーンのぶつかりあうくらいの激しいアッパーチューンで、圧巻の歌唱を披露した。
90年初頭には日本でその名を広く知らしめることになる、映画「ボディーガード」に初主演。世界的な大ヒットとなり、彼女の歌う主題歌「オールウェイズ・ラヴ・ユー (I Will Always Love You)」が生涯の彼女の代表曲となる。(しかし、この曲が他の歌手のカバーソングであることを知る人は少ない。)全世界4,200万枚のセールス記録は未だに破られていない。
この直後に、ダンスミュージックの寵児で年下のボビー・ブラウンと結婚。スーパースター同士の結婚だったが、時代は既に次のブームへ移っており、ブラック・ミュージックの衰退と時を重ねるように、仕事も私生活もうまくいかなくなり、薬物やアルコールに依存するようになる。
近年に新録アルバムを発表し、ツアーを行うも体調不良により十分な結果が残せず、再び療養期間に入っていた。今回、急死と言ったものの、事件でなければ全くの予想外ともいえない背景があったことも事実である。
若くして頂点を極めたスターの最期というのは、何故かどれもよく似ている。彼女の場合もそうだ。そして、そうした人物の残した作品は逆に永遠に生き続ける。おそらく、日本でも解説付きの追悼ベスト盤が発売されるだろう。(彼女の場合は既に何枚ものベスト盤が出ているが。)そんなレコード会社の便乗商法に乗る必要はない。
最後に私のオススメする作品を挙げておきます。
彼女のご冥福を心よりお祈りします。
※関連過去記事
ボディーガード
http://57127.diarynote.jp/200501142142000000/
Love,Whitney
http://57127.diarynote.jp/200502072044400000/
Saving All My Love For You
http://57127.diarynote.jp/200509182258490000/
WhitneyⅡ
http://57127.diarynote.jp/200608282304290000/
Greatest Love of All
http://57127.diarynote.jp/200905232310146298/
追悼記事として、彼女についての記憶を思いつくまま綴ります。デビュー当初から非凡な才能を持っていた彼女は、「クイーン・オブ・ソウル」と呼ばれた偉大な女性歌手、アレサ・フランクリンの再来と称され、その圧倒的な歌唱力は誰もが認める所だった。続く2ndアルバムの「Whitney」は、収録曲11曲中で7曲が全米NO.1という大記録を達成。その内の1曲「So Emotional」ではアレサ・フランクリンとの共演が実現。新旧ソウル・クイーンのぶつかりあうくらいの激しいアッパーチューンで、圧巻の歌唱を披露した。
90年初頭には日本でその名を広く知らしめることになる、映画「ボディーガード」に初主演。世界的な大ヒットとなり、彼女の歌う主題歌「オールウェイズ・ラヴ・ユー (I Will Always Love You)」が生涯の彼女の代表曲となる。(しかし、この曲が他の歌手のカバーソングであることを知る人は少ない。)全世界4,200万枚のセールス記録は未だに破られていない。
この直後に、ダンスミュージックの寵児で年下のボビー・ブラウンと結婚。スーパースター同士の結婚だったが、時代は既に次のブームへ移っており、ブラック・ミュージックの衰退と時を重ねるように、仕事も私生活もうまくいかなくなり、薬物やアルコールに依存するようになる。
近年に新録アルバムを発表し、ツアーを行うも体調不良により十分な結果が残せず、再び療養期間に入っていた。今回、急死と言ったものの、事件でなければ全くの予想外ともいえない背景があったことも事実である。
若くして頂点を極めたスターの最期というのは、何故かどれもよく似ている。彼女の場合もそうだ。そして、そうした人物の残した作品は逆に永遠に生き続ける。おそらく、日本でも解説付きの追悼ベスト盤が発売されるだろう。(彼女の場合は既に何枚ものベスト盤が出ているが。)そんなレコード会社の便乗商法に乗る必要はない。
最後に私のオススメする作品を挙げておきます。
1.Whitney(邦題:WhitneyⅡ)>上述のとおり。
2.Love,Whitney~ラヴ・ソング・コレクション~
バラード曲だけのベスト盤。選曲がいいのでオススメ。
3.The Ultimate Collection (海外盤のみ)
ダンスナンバーとバラードの名曲を1枚に凝縮。
寄せ集めの2枚組ベスト盤よりオススメ。
彼女のご冥福を心よりお祈りします。
※関連過去記事
ボディーガード
http://57127.diarynote.jp/200501142142000000/
Love,Whitney
http://57127.diarynote.jp/200502072044400000/
Saving All My Love For You
http://57127.diarynote.jp/200509182258490000/
WhitneyⅡ
http://57127.diarynote.jp/200608282304290000/
Greatest Love of All
http://57127.diarynote.jp/200905232310146298/
コメント