アラフォー世代に懐かしいアーティスト「中西圭三」の名作集
2012年6月17日 CDレビュー
90年代を代表するアーティスト、中西圭三の数々の名曲を2000年仕様の音で再構成したセレクトアルバム。この収録曲をみればわかりますが、本人名義の曲よりも他にプロデュースした曲をセルフカバーした曲も多く含まれています。私個人は中西圭三自身のアルバムはほとんど持っているので、こういう手に入りにくかった音源を並べられると弱いです。そしてそういう曲の方が懐かしかったりします。今日は当時の頃のことを書きつつレビューしたいと思います。
まずは1曲目のChoo Choo TRAIN~NATIVE(Love Jungle MIX)です。今ではすっかりエグザイルの代表曲になっていますが、元は某TV番組から結成されたZOOというダンスチームに提供した1曲で原曲は女性ボーカルだった。続くNATIVEもZOOの代表曲。エグザイルのリーダーのHIROは当時のZOOのメンバーでした。Choo Choo TRAINは中西圭三自身のコンサートでもよく自分で歌っていました。
アーティスト活動として最初の大ヒット曲となった02. WomanはカメリアダイアモンドのCM曲に使用されたことで注目されました。後の11. You And Iも同CM曲で大ヒットしました。一方ライブで盛り上げる時に必ず演奏された04. Ticket To Paradiseも当時のファンなら懐かしいナンバー。
09. 冷たいキスは森永製菓のアイス製品「ICE BOX」のCM曲。驚くべきは、この曲は同製品のキャンペーンのコラボ企画として、池田聡、中西圭三を中心としてクリエイター4人(後にSPEEDを生む伊秩弘将も参加)が期間限定ユニット「ICE BOX」を結成。お菓子からユニットが生まれるという異例中の異例でした。
10. Timingはウリナリ(わからない人は検索で。)の番組内で結成されたビビアン・スー率いるブラックビスケッツの代表曲。彼らのダンスの振付を多くの人が真似た。
最後に14. 次の夢。これは男性は中西圭三、女性はポップロック歌手の久宝留理子が歌い、それぞれが日産自動車のCM曲として起用されるという、これも異例の曲。競作であって「共作」ではなく、名義では中西圭三の曲であり、久宝はカバーということになる。久宝verも素晴らしく、聴きたくなるが入手困難だろう。
曲の成り立ちや時代背景をメインに書いてみました。個人的にも最近聴いているのはアラフォー世代のナツメロで、今井美樹とか、久保田利伸とかあたり。今聴いてもいい曲だと思います。
私の思い出の曲は、「眠れぬ想い」(single.ver)、「破壊」(Spinning収録)、非情階段(米倉利紀フューチャーVer.)あたりかな。結構マニアックです。
※アルバム解説ページ(GENEON UNIVERSAL)
http://db2.geneonuniversal.jp/contents/hp0004/list.php?CNo=4&AgentProCon=15242
※試聴はこちら(要フラッシュ)
http://tower.jp/item/1062252/complete-BEST-SELECTION
01. Choo Choo TRAIN~NATIVE(Love Jungle MIX)
02. Woman
03. ダイヤモンド・レイン
04. Ticket To Paradise
05. ミッドナイト・コール
06. あの空を忘れない
07. WITH(Featuring ゴスペラーズ)
08. 眠れぬ想い(orchestral style)
09. 冷たいキス
10. Timing
11. You And I
12. All I Wanna Do(Duet with Christina)
13. 落日
14. 次の夢
15. 君は君の誇り
まずは1曲目のChoo Choo TRAIN~NATIVE(Love Jungle MIX)です。今ではすっかりエグザイルの代表曲になっていますが、元は某TV番組から結成されたZOOというダンスチームに提供した1曲で原曲は女性ボーカルだった。続くNATIVEもZOOの代表曲。エグザイルのリーダーのHIROは当時のZOOのメンバーでした。Choo Choo TRAINは中西圭三自身のコンサートでもよく自分で歌っていました。
アーティスト活動として最初の大ヒット曲となった02. WomanはカメリアダイアモンドのCM曲に使用されたことで注目されました。後の11. You And Iも同CM曲で大ヒットしました。一方ライブで盛り上げる時に必ず演奏された04. Ticket To Paradiseも当時のファンなら懐かしいナンバー。
09. 冷たいキスは森永製菓のアイス製品「ICE BOX」のCM曲。驚くべきは、この曲は同製品のキャンペーンのコラボ企画として、池田聡、中西圭三を中心としてクリエイター4人(後にSPEEDを生む伊秩弘将も参加)が期間限定ユニット「ICE BOX」を結成。お菓子からユニットが生まれるという異例中の異例でした。
10. Timingはウリナリ(わからない人は検索で。)の番組内で結成されたビビアン・スー率いるブラックビスケッツの代表曲。彼らのダンスの振付を多くの人が真似た。
最後に14. 次の夢。これは男性は中西圭三、女性はポップロック歌手の久宝留理子が歌い、それぞれが日産自動車のCM曲として起用されるという、これも異例の曲。競作であって「共作」ではなく、名義では中西圭三の曲であり、久宝はカバーということになる。久宝verも素晴らしく、聴きたくなるが入手困難だろう。
曲の成り立ちや時代背景をメインに書いてみました。個人的にも最近聴いているのはアラフォー世代のナツメロで、今井美樹とか、久保田利伸とかあたり。今聴いてもいい曲だと思います。
私の思い出の曲は、「眠れぬ想い」(single.ver)、「破壊」(Spinning収録)、非情階段(米倉利紀フューチャーVer.)あたりかな。結構マニアックです。
※アルバム解説ページ(GENEON UNIVERSAL)
http://db2.geneonuniversal.jp/contents/hp0004/list.php?CNo=4&AgentProCon=15242
※試聴はこちら(要フラッシュ)
http://tower.jp/item/1062252/complete-BEST-SELECTION
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