うーん、雨ですね〜。しかも一日中。これではこのまま「ひきこもり」になりそう。(苦笑)でもね、私は以前からこのブログで書いてますけど、たまに来るこんな雨の日もわりと好きだったりします。なんかちょっとブルー気味というか、一人でボーっとしたくなったり。そういう気持ちを色で表現するとね、ちょうどダークブルー(濃紺)ですかね。英語はちょっと濃いものをダークと表現しますよね?なんか男としてカッコイイ表現だと思います。今日はそんなダークブルーな男のソウルを表現するアーティスト、椎名純平のミニカバーアルバムをご紹介。昭和世代の人に特に聴いて欲しいですね。

Discover / 椎名純平
01.モンキーマジック / ゴダイゴ (featuring TWIGY)
02.いつか晴れた日に / 山下達郎
03.Yes-No / オフコース
04.IF YOU WERE THERE / Isley Brothers
05.WHERE IS THE LOVE / Roberta Flack & Donny Hathaway
(duet with 椎名林檎)

06.勝手にしやがれ / 沢田研二
07.どしゃぶりの雨の中で / 和田アキ子
08.浅い夢 / 来生たかお

邦楽は主に昭和の歌謡曲から、洋楽はまさにディスコ時代以前の初期のソウルミュージックから、それぞれカバーしています。01.モンキーマジック / ゴダイゴ (featuring TWIGY)は、今では香取慎吾の「西遊記」の主題歌だった『Around The World』がヘビロテですが、この椎名バージョンもかなりカッコイイです。なんせ日本のラップ界のパイオニアとも言えるTWIGYの若手にはマネのできないラップは必聴。

で、私のいうダークブルーなナンバーが、02.いつか晴れた日に / 山下達郎で、まさに雨の日を歌った曲なんですけど、もう彼のオリジナルと偽って聴かせても気がつかないくらい。みごとに椎名ソウルになってます。07.どしゃぶりの雨の中で / 和田アキ子も雨ソングですが、こちらはゴッド姉さんへのリスペクトか、雰囲気は原曲に近い感じで、ブルース調に仕上がってます。

最後にやっぱり一番クールなのは、05.WHERE IS THE LOVE / Roberta Flack & Donny Hathaway (with 椎名林檎)。そうです。正真正銘の兄妹デュエットです。そして、この曲は洋楽としては本当に多くに人がカバーしている有名な名曲です。(例えばピーボ・ブライソンとかね。)

アルバム終わりの08.浅い夢 / 来生たかおとか、03.Yes-No / オフコースとかも、聴いてると昔の日本にもいい曲ってたくさんあったんだなぁ〜。っていう新たな発見がありますね。このアルバムのタイトルは椎名純平自身もそういう気持ちだったのかなって思いますね。やはり彼は本物のアーティストですね。アルバムタイトルの「discover」の「cover」はカバーの意味なのかな?そんな所もカッコイイと思います。

※椎名純平 Official Web Site(Sony Music)
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/AI/JunpeiShiina/

※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/artist_%E6%A4%8E%E5%90%8D%E7%B4%94%E5%B9%B3_000000000149865/item_Discover_625909

※関連過去記事(雨の日の音楽プレイリスト)
http://diarynote.jp/d/57127/20060617.html

コメント

お気に入り日記の更新

日記内を検索