最後のフィリーソウルの遺伝子継承者「ラティーフ」
2013年2月3日 CDレビュー
最近は少し春のような暖かい日があるようになってきました。今年の冬は本当に寒かったので嬉しい限りです。とはいえ、まだ冬が終わったわけでも無さそうですが・・・
さて、今日は一足先に春の陽射しのように爽やかなR&Bをピックアップです。フィラデルフィア出身の新人男性R&Bシンガーで、ラティーフ(LATIF)です。
彼の故郷のフィラデルフィアは、治安もよくアメリカの中では上品な街といえます。そんな空気を反映してかNYなどと違った、都会的でスウィートなソウルが誕生します。こうしたフィラデルフィア発のオシャレなソウルのことをフィリー・ソウルと呼びます。
そして彼は当時のフィリー・ソウルの代表的なミュージシャン、テディ・ペンダーグラスと家族ぐるみの付き合いがあり幼少の頃から直伝でレッスンを受けてきたので、「フィリー・ソウルの最後の遺伝子」と賞賛を込めて評されています。
このアルバムは、ニーヨ(NE-YO)やビヨンセ(BEYONCE)でお馴染みの美メロの代名詞STARGATEがプロデュース。ここに次世代のフィリー・ソウルが誕生したといえます。
効果音から一気に甘い歌声で惹きつける、01. Crazy Loveは、幕開けに相応しい美メロナンバー。続くキャッチーなアーバンソウルの02. One Kissは、アルバムを代表する曲で、まさにニューフィリーソウルの雰囲気。
変則的なサウンドで違った魅力を出しているのが、06. Destination Usや、08. Inhibitionsあたり。後者の曲は変則2ステップを取り入れた最近のUKソウルサウンドのアレンジ。クレイグ・デイヴィッドを彷彿させます。
最後の12. Faithfulは、アコースティクソウルでどこか懐かしい雰囲気の穏やかなナンバー。この曲での彼のファルセットを含む極上のハイトーン・ボーカルが堪能できます。
全曲、素晴らしい出来栄えで、彼の才能が十分に発揮されている名盤です。そして先月には4枚目となる最新アルバム「IV LOVE」がリリース。先にも書きましたが、クレイグ・デイヴィッドが好きな人にはハマルと思います。少し暖かい日に一緒に出かけたくなるCDです。オススメ!
※このアルバムの解説記事(BARKSニュース)
http://www.barks.jp/news/?id=1000073002
※全曲試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/artist_Latif_000000000222186/item_Love-Life_4175831
※LATIF "ONE KISS" PV
http://youtu.be/xYEAV0J70qc
さて、今日は一足先に春の陽射しのように爽やかなR&Bをピックアップです。フィラデルフィア出身の新人男性R&Bシンガーで、ラティーフ(LATIF)です。
彼の故郷のフィラデルフィアは、治安もよくアメリカの中では上品な街といえます。そんな空気を反映してかNYなどと違った、都会的でスウィートなソウルが誕生します。こうしたフィラデルフィア発のオシャレなソウルのことをフィリー・ソウルと呼びます。
そして彼は当時のフィリー・ソウルの代表的なミュージシャン、テディ・ペンダーグラスと家族ぐるみの付き合いがあり幼少の頃から直伝でレッスンを受けてきたので、「フィリー・ソウルの最後の遺伝子」と賞賛を込めて評されています。
LOVE LIFE / LATIF
01. Crazy Love
02. One Kiss
03. Do You Love Me
04. Let Her Know
05. Dry
06. Destination Us
07. Things Ain’t The Same
08. Inhibitions
09. Off In Da Club feat.Ryan Leslie
10. Oh Cherry
11. Can’t Win
12. Faithful
このアルバムは、ニーヨ(NE-YO)やビヨンセ(BEYONCE)でお馴染みの美メロの代名詞STARGATEがプロデュース。ここに次世代のフィリー・ソウルが誕生したといえます。
効果音から一気に甘い歌声で惹きつける、01. Crazy Loveは、幕開けに相応しい美メロナンバー。続くキャッチーなアーバンソウルの02. One Kissは、アルバムを代表する曲で、まさにニューフィリーソウルの雰囲気。
変則的なサウンドで違った魅力を出しているのが、06. Destination Usや、08. Inhibitionsあたり。後者の曲は変則2ステップを取り入れた最近のUKソウルサウンドのアレンジ。クレイグ・デイヴィッドを彷彿させます。
最後の12. Faithfulは、アコースティクソウルでどこか懐かしい雰囲気の穏やかなナンバー。この曲での彼のファルセットを含む極上のハイトーン・ボーカルが堪能できます。
全曲、素晴らしい出来栄えで、彼の才能が十分に発揮されている名盤です。そして先月には4枚目となる最新アルバム「IV LOVE」がリリース。先にも書きましたが、クレイグ・デイヴィッドが好きな人にはハマルと思います。少し暖かい日に一緒に出かけたくなるCDです。オススメ!
※このアルバムの解説記事(BARKSニュース)
http://www.barks.jp/news/?id=1000073002
※全曲試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/artist_Latif_000000000222186/item_Love-Life_4175831
※LATIF "ONE KISS" PV
http://youtu.be/xYEAV0J70qc
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