カリスマダンサーの1stは史上初の快挙。
2005年3月18日 CDレビュー
彼女の名前はポーラ・アブドゥル。1988年にこのアルバムでデビューしました。そして、いきなり全米で大ブレイク。このアルバムの内の4曲が全米No.1になりました。(デビューアルバムとしては史上初)とはいえ全曲ハズレなしの名盤。洋楽初心者の方にぜひオススメしたい1枚です。ビリオンセラーというのは、ミリオンセラー(100万枚)の一桁上ですから、(後日訂正:これぜんぜん間違ってました。正しくは10ミリオンです。)100万枚×10で1000万枚の売り上げがあったということです。(そして1/10,000,000が私の手元にもあります。)
私はセールスに強い関心はありませんが、昔の洋楽アルバムを選ぶにあたって、どれだけ親しみ易い(ポピュラー)かという目安にはなると思っています。03.Opposites attractはラップありの別バージョンがあり、PVでもそちらが使用されていました。(アニメとの合成でめちゃクール!)06.Forever Your Girlは後に日本の清涼飲料水のCMに採用。唯一のミディアムバラードの08.Next to Youはオシャレで個人的にオススメ。
そんな彼女ですが、実は元々ダンサー(振付師)で、かつて兄よりダンスがヘタといじめられた?ジャネット・ジャクソンのダンスの師匠。彼女のダンスは非常に独創的で、その卓越したセンスは09.Cold HeartedのPVで確認できます。日本でいわゆるダンスブームが起きるのは、その数年後になります。
※試聴はこちら
http://www.towerrecords.com/product.aspx?pfid=1012384
Forever Your Girl/ Paula Abdul
01.The Way That You Love Me
02.Knocked Out
03.Opposites Attract
04.State of Attraction
05.I Need You
06.Forever Your Girl
07.Straight Up
08.Next to You
09.Cold Hearted
10.One or the Other
私はセールスに強い関心はありませんが、昔の洋楽アルバムを選ぶにあたって、どれだけ親しみ易い(ポピュラー)かという目安にはなると思っています。03.Opposites attractはラップありの別バージョンがあり、PVでもそちらが使用されていました。(アニメとの合成でめちゃクール!)06.Forever Your Girlは後に日本の清涼飲料水のCMに採用。唯一のミディアムバラードの08.Next to Youはオシャレで個人的にオススメ。
そんな彼女ですが、実は元々ダンサー(振付師)で、かつて兄よりダンスがヘタといじめられた?ジャネット・ジャクソンのダンスの師匠。彼女のダンスは非常に独創的で、その卓越したセンスは09.Cold HeartedのPVで確認できます。日本でいわゆるダンスブームが起きるのは、その数年後になります。
※試聴はこちら
http://www.towerrecords.com/product.aspx?pfid=1012384
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四季にあわせてシングルを発売する噂のロックバンドの魅力は・・・
2005年3月17日 CDレビュー
フジファブリックというバンドはなかなかユニークで、昨年の4月に発売の桜の季節から始まって、春夏秋冬とシングルを出しています。昨年11月には待望の1stアルバムが発売され、オリコンよりもタワレコのチャートをTAIFUのように撒き散らした。サウンドは古くさいのに、今まで聴いたことがない!歌詞なんかわけわからんし、覚える気がないのに覚えている!(怖いわっ!)とにかくこんな不思議な魅力を持ったバンドは近年のロックバンドでは珍しい。
四季にあわせた4つのシングルは以下のとおり。
アルバム発売時にヒットした02.TAIFUのPVは、とにかく走ってる!めちゃめちゃ急いで走ってる!そして、M-ON!でのPV放映回数で換算したら、おそらく42.195km以上になると思う。(笑)ただ、好き嫌いの分かれる点はあると思う。このサウンドの古ダサ加減に味があると感じない人にはオススメできない。また、歌詞にストーリーや場面設定などを求める人にも向いていないだろう。「え?それじゃ、どこがいいのさって?」そう、正直それが一番よくわからんのよね。(爆)
※フジファブリック Official HP
http://www.fujifabric.com/
※試聴サイト(TSUTAYA)
http://www.tsutaya.co.jp/item/music/view_m.zhtml?pdid=20186599
※AKANEIRO RADIO(自主制作ネットラジオ)ジャケ写をクリックすると?
http://www.toshiba-emi.co.jp/capitol/fuji/
※「赤富士通信」は大手レコード店舗にてフリーペーパーで配布されています。
(この記事をよく読めば少なくともあそこには置いてあるのがわかると思うけど。品切れ時は知らないが。)
01.桜の季節
02.TAIFU
03.陽炎
04.追ってけ 追ってけ
05.打上げ花火
06.TOKYO MIDNIGHT
07.花
08.サボテンレコード
09.赤黄色の金木犀
10.夜汽車
四季にあわせた4つのシングルは以下のとおり。
春盤:01.桜の季節
夏盤:03.陽炎(かげろう)
秋盤:09.赤黄色の金木犀(もえぎいろのきんもくせい)
冬盤:銀河(アルバムには未収録)
アルバム発売時にヒットした02.TAIFUのPVは、とにかく走ってる!めちゃめちゃ急いで走ってる!そして、M-ON!でのPV放映回数で換算したら、おそらく42.195km以上になると思う。(笑)ただ、好き嫌いの分かれる点はあると思う。このサウンドの古ダサ加減に味があると感じない人にはオススメできない。また、歌詞にストーリーや場面設定などを求める人にも向いていないだろう。「え?それじゃ、どこがいいのさって?」そう、正直それが一番よくわからんのよね。(爆)
※フジファブリック Official HP
http://www.fujifabric.com/
※試聴サイト(TSUTAYA)
http://www.tsutaya.co.jp/item/music/view_m.zhtml?pdid=20186599
※AKANEIRO RADIO(自主制作ネットラジオ)ジャケ写をクリックすると?
http://www.toshiba-emi.co.jp/capitol/fuji/
※「赤富士通信」は大手レコード店舗にてフリーペーパーで配布されています。
(この記事をよく読めば少なくともあそこには置いてあるのがわかると思うけど。品切れ時は知らないが。)
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確かに「スーパー」ナチュラルなサウンドです。
2005年3月16日 CDレビュー
ナチュラルなサウンドといえばアコースティックという印象が強かったのですが、このアルバムはそうでなくても、かなりナチュラルな雰囲気があります。それはサウンド面での工夫もさることながら、デズリーの声や歌い方が特にそのナチュラルな質感を表現しているからだと思います。とにかく聴いててとても心地よいサウンドは、晴れた日の旅のお伴にぜひオススメです。
わりと日本ではいろんな所でかかっているので、耳にしたことのある人もあるかと思います。03.lifeはCMでも使われましたね。FMでは今でもリクエストなどで頻繁にかかってます。それほどポピュラーでキャッチーなトラックです。06.I’m Kissing Youの名曲バラードはディカプリオの映画「ロミオとジュリエット」で使われてます。(このロミジュリこそ、ありえねぇ〜って感じでしたが。)他の曲も素晴らしいので、ひとつづつ、じっくり試聴してみてください。レンタル屋さんには90%の確率で置いてあります。旧作の半額レンタルだとかなりのお得感があること間違いなしです。
※このCDの試聴はこちら(海外盤は2曲少ないです。)
http://www.hmv.co.jp/product/detail/441429
SUPERNATURAL / Des’ree
01.What’s Your Sign?
02.God Only Knows
03.Life
04.Best Days
05.Proud To Be A Dread
06.I’m Kissing You
07.Indigo Daisies
08.Time
09.Down By The River
10.Darwin Star
11.Warm hands,Cold heart
12.Soul Paradise
13.Fire
わりと日本ではいろんな所でかかっているので、耳にしたことのある人もあるかと思います。03.lifeはCMでも使われましたね。FMでは今でもリクエストなどで頻繁にかかってます。それほどポピュラーでキャッチーなトラックです。06.I’m Kissing Youの名曲バラードはディカプリオの映画「ロミオとジュリエット」で使われてます。(このロミジュリこそ、ありえねぇ〜って感じでしたが。)他の曲も素晴らしいので、ひとつづつ、じっくり試聴してみてください。レンタル屋さんには90%の確率で置いてあります。旧作の半額レンタルだとかなりのお得感があること間違いなしです。
※このCDの試聴はこちら(海外盤は2曲少ないです。)
http://www.hmv.co.jp/product/detail/441429
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フレンチなスタンダードナンバーを聴いてみる。
2005年3月13日 CDレビュー
今日はフレンチテイストな音楽をご紹介します。画像がないので、それっぽい雰囲気の写真を載せることにしました。(これからこの手で行こう。)さて、このCDは全て「どこかでかかった曲」(映画・CM等)であるのと同時に、ジャズのスタンダードナンバーのような昔から馴染みのある曲をうまく取り集めたコンピレーションアルバムです。フレンチ・ミュージック入門のための教科書的な1枚。曲名を知らなくても、「この曲聴いたことある!」っていうものばかりのはずです。
とはいえ、古い楽曲が多いので、私もよく知らないけど聴いたことはありまくりのCDでしたね。下記の30秒の試聴で「ああ!これね!」ってなりそうなヤツにカラー付けておきました。ただ、加藤登紀子さんのように、フレンチ・ポップスというよりはもうシャンソンですね。有名な曲が1枚で聴けるのがいいと思います。
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1825792
※PC気合で治しました!(再インストールせずに。)
よかった、よかった。
BON BON FRENCH
01.オー・シャンゼリゼ / ダニエル・ヴィダル
02.夢見るシャンソン人形 / フランス・ギャル
03.無造作紳士 / ジェーン・バーキン
04.あなたのとりこ / シルヴィ・バルタン
05.シェリーに口づけ / ミシェル・ポルナレフ
06.ジェレミー / クレモンティーヌ
07.愛の歴史
08.アイドルを探せ / シルヴィ・バルタン
09.愛の言葉の国 / イヴ・デュテイユ
10.男と女 / フラシンス・レイ
11.ラ・メール / ジュリエット・グレコ
12.さくらんぼの実る頃 / 加藤登紀子
13.パリの空の下 / ジュリエット・グレコ
14.ジュ・テーム・モア・ノン・プリュ / セルジュ・ゲンズブール&ジェーン・バーキン
15.ふたりの夏にさようなら
16.恋するアリゼ / アリゼ
17.レモン・インセスト
18.甘い囁き / アラン・ドロン&ダリダ
19.黒くぬれ
20.バラ色の人生 / エディット・ピアフ
21.サン・トワ・マミー / アダモ
22.枯葉
とはいえ、古い楽曲が多いので、私もよく知らないけど聴いたことはありまくりのCDでしたね。下記の30秒の試聴で「ああ!これね!」ってなりそうなヤツにカラー付けておきました。ただ、加藤登紀子さんのように、フレンチ・ポップスというよりはもうシャンソンですね。有名な曲が1枚で聴けるのがいいと思います。
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1825792
※PC気合で治しました!(再インストールせずに。)
よかった、よかった。
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懐かしのユーロビート旋風!
2005年3月11日 CDレビュー
バナナラマのベストアルバムです。赤色の曲はあまりにも有名な曲。若い人でも聴いたらわかると思います。対称的に後半は記憶にないくらいですが・・・それにしてもこの日本語タイトルはどうなんだ?
この当時のユーロビート旋風はすさまじいものがありました。その一番手が彼女たちだといってもいいと思います。今では想像できないかもしれませんが、初期のカイリー・ミノーグもそうでした。もちろんユーロの波は日本にも上陸して、多くの日本人歌手(アーティストという言葉は当時なかった。)にカバーされて、これがまたヒットしました。典型的な例がウインク(相田翔子・鈴木早智子)の二人。例えば「愛が止まらない」は、カイリーの歌でしたし。 そして、この辺の曲は全部、同じ人が書いてるんです。(名前は忘れたけど。)カバーも売れるということは、同じ曲で2回儲けてるわけだから、笑いが止まらないのでは?(爆)
今、逆に女子高生とかに人気があるそーな。カラオケで歌い人はウインクのヤツでどうぞ。(でも、歌詞がクサイんだよね。)
※試聴サイト
http://www.cduniverse.com/productinfo.asp?pid=1142341&BAB=E
01.ヴィーナス
02.アイ・ハード・ア・ルーマー(噂)
03.第一級恋愛罪
04.アイ・キャント・ヘルプ・イット
05.アイ・ウォント・ユー・バック
06.ラヴ,トゥルース&オネスティ
07.ネイザン・ジョーンズ(シングル・ヴァージョン)
08.リアリー・セイング・サムシング(バナナラマ・ウィズ・ザ・ファン・ボーイ・スリー)
09.シャイ・ボーイ
10.愛しのロバート・デ・ニーロ
11.クルーエル・サマー(ちぎれたハート)
12.イット・エイント・ホワット・ユー・ドゥ
(ザ・ファン・ボーイ・スリー・アンド・バナナラマ)
13.キスしてグッバイ
14.ラフ・ジャステイス
15.トリック・オブ・ザ・ナイト
16.アイ・ア・ムワナ
17.ヴィーナス(ヘルファイアー・ミックス)
18.第一級恋愛罪(ユーロビート・スタイル)
19.プリーチャーマン(7インチ・ミックス)
20.ヘルプ(バナナラマ&ラナニーニーヌーヌー)
この当時のユーロビート旋風はすさまじいものがありました。その一番手が彼女たちだといってもいいと思います。今では想像できないかもしれませんが、初期のカイリー・ミノーグもそうでした。もちろんユーロの波は日本にも上陸して、多くの日本人歌手(アーティストという言葉は当時なかった。)にカバーされて、これがまたヒットしました。典型的な例がウインク(相田翔子・鈴木早智子)の二人。例えば「愛が止まらない」は、カイリーの歌でしたし。 そして、この辺の曲は全部、同じ人が書いてるんです。(名前は忘れたけど。)カバーも売れるということは、同じ曲で2回儲けてるわけだから、笑いが止まらないのでは?(爆)
今、逆に女子高生とかに人気があるそーな。カラオケで歌い人はウインクのヤツでどうぞ。(でも、歌詞がクサイんだよね。)
※試聴サイト
http://www.cduniverse.com/productinfo.asp?pid=1142341&BAB=E
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F@U#C%K / VAN HALEN
2005年3月5日 CDレビュー
今はまだ寒いけど、天気は良い日が多いです。ここでは雪が降らないので、気温を感じることがなければ、街は春模様です。というわけで、寒いけど天気の良い日にオススメのCDをご紹介!なんかホリのモノマネみたいな場面設定になってきた!(爆)
寒いので、アメリカンハードロックから老舗バンドのヴァン・ヘイレンのこのCDをチョイスしました。91年の作品ですが、このアルバムに関しては、サウンドはまだ古くない印象です。それと、晴れというのは彼らのたくさんあるCDの中では、かなりポップで親しみやすいサウンドになっているからです。これまで、時々触れましたが、ヴァン・ヘイレンというバンドは看板ボーカルが時代と共に変わってます。(別に彼らだけでなく、HR/HM界ではそんなに珍しくも無いのですが。)これはデビッド・リー・ロスからサミー・ヘイガーに変わってからの3作目。前作のOU812発表時には、来日して、ニュースステーションに出演してます。それももう15年以上前の話。
さて、CDの中身については、かなりヒット曲が多いです。少なくとも赤色の曲についてはPVがあったように思います。他にもハードロックというイメージを変えるくらい爽やかなナンバーに青色つけてます。とはいえ前作のイメージを引き継ぐ02.Judgement Dayを除けば、全て爽快感の溢れるロックサウンドになってます。ハードロックはちょっと苦手という方も、ギター小僧も技術的な面で納得のこの1枚は、そういう意味で次のバランスよりもバランスがよかったりします。(笑)
※試聴はこちら
http://www.cduniverse.com/productinfo.asp?pid=1100486
※関連過去記事
http://diarynote.jp/d/57127/20050219.html
※プチトリビア
01.Poundcakeのイントロで有名になったドリルギターという演奏法は、Mr.BIGが2ndの「Lean Into It」でやってます。どっちが先かは時期的には微妙ですが、私が先に聴いたのはMr.BIGの方でした。
For Unlawful Carnal Knowledge / VAN HALEN
01.Poundcake
02.Judgement Day
03.Spanked
04.Runaround
05.Pleasure Dome
06.In ’n’ Out
07.Man on a Mission
08.Dream Is Over
09.Right Now
10.316
11.Top of the World
寒いので、アメリカンハードロックから老舗バンドのヴァン・ヘイレンのこのCDをチョイスしました。91年の作品ですが、このアルバムに関しては、サウンドはまだ古くない印象です。それと、晴れというのは彼らのたくさんあるCDの中では、かなりポップで親しみやすいサウンドになっているからです。これまで、時々触れましたが、ヴァン・ヘイレンというバンドは看板ボーカルが時代と共に変わってます。(別に彼らだけでなく、HR/HM界ではそんなに珍しくも無いのですが。)これはデビッド・リー・ロスからサミー・ヘイガーに変わってからの3作目。前作のOU812発表時には、来日して、ニュースステーションに出演してます。それももう15年以上前の話。
さて、CDの中身については、かなりヒット曲が多いです。少なくとも赤色の曲についてはPVがあったように思います。他にもハードロックというイメージを変えるくらい爽やかなナンバーに青色つけてます。とはいえ前作のイメージを引き継ぐ02.Judgement Dayを除けば、全て爽快感の溢れるロックサウンドになってます。ハードロックはちょっと苦手という方も、ギター小僧も技術的な面で納得のこの1枚は、そういう意味で次のバランスよりもバランスがよかったりします。(笑)
※試聴はこちら
http://www.cduniverse.com/productinfo.asp?pid=1100486
※関連過去記事
http://diarynote.jp/d/57127/20050219.html
※プチトリビア
01.Poundcakeのイントロで有名になったドリルギターという演奏法は、Mr.BIGが2ndの「Lean Into It」でやってます。どっちが先かは時期的には微妙ですが、私が先に聴いたのはMr.BIGの方でした。
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Humming / Duncan Sheik
2005年3月4日 CDレビュー
まず、音楽に関係ないところから一言。「あのねぇ・・・なんでこんなに寒いの?そろそろ春じゃなくて?雪降るの?」これだけ寒いと、春物の音楽が紹介できない。実際、聴いてないし。というわけで、冬モードのCDを引っ張り出してしまいました。Duncan Sheikの2ndアルバムです。昨年にワゴンから拾ったお宝CDの1つ。(新品500円也)まだ3枚くらいあったな。(苦笑)幸か不幸か、こんな名盤を簡単にワゴンで売ってしまう某大手レコード店があります。試聴機に入れてカードに当店推薦!ってすれば、この冬なら20%offくらいで売れると思うけどなぁ・・・
多くのレビューで見かけるように、アメリカにいながら、彼のサウンドはUKっぽいです。サウンドのイメージはやはり冬。冷たい風の中、街を歩きながら聴くと、なんか自分がかっこよくなったみたいな気分になります。(気分だけね。)それは、サウンド面だけでなく、彼の魅力的な歌声もそうさせるのだと思います。月並みな表現ですが、本当に渋くてカッコイイです。スティングとか好きな人は有りだと思います。
先のとおり、日本ではかなり知名度が低いようですが、かつてはグラミー賞に輝いた歌手だということもさることながら、それ以上に彼は仏教徒だったりします。その証拠が11.Nichiren。そうです、日蓮です。おそらく彼は日本語で「南無妙法蓮華経」と唱えることくらいは容易いのではないかと。(笑)歌詞は全て英語でしたが、さりげなく日本の笛の音などが使われていました。98年の作品だから、まだSAMURAIブームではなかったと思います。意外と日本の古典楽器を使う海外アーティストって他にもいるんです。音楽は国境を越えるというのは本当みたいですね。
※試聴はこちら(全曲試聴可能)
http://www.towerrecords.com/product.aspx?pfid=1444324
01.In Between
02.Rubbed Out
03.Bite Your Tongue
04.Alibi
05.Varying Degrees of con-Artistry
06.That Says It All
07.Everyone, Everywhere
08.Body Goes Down
09.Nothing Special
10.House Full of Riches
11.Nichiren
多くのレビューで見かけるように、アメリカにいながら、彼のサウンドはUKっぽいです。サウンドのイメージはやはり冬。冷たい風の中、街を歩きながら聴くと、なんか自分がかっこよくなったみたいな気分になります。(気分だけね。)それは、サウンド面だけでなく、彼の魅力的な歌声もそうさせるのだと思います。月並みな表現ですが、本当に渋くてカッコイイです。スティングとか好きな人は有りだと思います。
先のとおり、日本ではかなり知名度が低いようですが、かつてはグラミー賞に輝いた歌手だということもさることながら、それ以上に彼は仏教徒だったりします。その証拠が11.Nichiren。そうです、日蓮です。おそらく彼は日本語で「南無妙法蓮華経」と唱えることくらいは容易いのではないかと。(笑)歌詞は全て英語でしたが、さりげなく日本の笛の音などが使われていました。98年の作品だから、まだSAMURAIブームではなかったと思います。意外と日本の古典楽器を使う海外アーティストって他にもいるんです。音楽は国境を越えるというのは本当みたいですね。
※試聴はこちら(全曲試聴可能)
http://www.towerrecords.com/product.aspx?pfid=1444324
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以前、期間限定ブログでご紹介したんですけど、schemaの次ということで、併せて再度ご紹介しておきます。SCENARIO Musicの「Bossa’n’go」というコンピレーションCDです。下のスケマとの違いは、コンピレーションとしての企画コンセプトがしっかりしていることです。それは各副タイトルが的確にCDの雰囲気を表しています。(ジャケット写真も。)現状では4枚出ています。私はこのシリーズだけは全部押さえていますので、次の5枚目待ちです。(時期的にはもう出ててもいいような気が・・・)
店頭に出ている時に買わなければ、入手困難になります。(とはいえ2nd発売の時に1stを取り寄せた時の話だから、最近は下記のサイトでアッサリ手に入るのかな?)このCDを企画して集めたRIP CURL RECORDINGSのセンスは最高に素晴らしいです。正直言うと下のスケマのものよりオシャレ!(スケマの場合もミュージシャン選曲物よりも同社の企画した「SCHEMA LIVELLO UNO」シリーズの方が絶対にオススメ!それはミュージシャンが悪いのではなくて、どうしても玄人志向になるからです。例えば、自分の大好きなミュージシャンが好きなCDとか聴いたときに案外イマイチだったって時ありませんか?単純に目(耳?)の付け所が違うからです。(この辺の話はまた後日に。)
もし、私が大好きな女性から「最もオシャレだと思うCD」を教えてと言われたらBossa’n’go 4 - Blue Brazilian Vibesをプレゼントします!とか思いながら、いつも「独りでハニカミ!」してるとです・・・(←バカ無双)
※情報リンク
Bossa’n’goシリーズについて(HMV)試聴可能
http://www.hmv.co.jp/news/newsDetail.asp?newsnum=406170057
RIP CURL RECORDINGS
http://www.inpartmaint.com/ripcurl/
店頭に出ている時に買わなければ、入手困難になります。(とはいえ2nd発売の時に1stを取り寄せた時の話だから、最近は下記のサイトでアッサリ手に入るのかな?)このCDを企画して集めたRIP CURL RECORDINGSのセンスは最高に素晴らしいです。正直言うと下のスケマのものよりオシャレ!(スケマの場合もミュージシャン選曲物よりも同社の企画した「SCHEMA LIVELLO UNO」シリーズの方が絶対にオススメ!それはミュージシャンが悪いのではなくて、どうしても玄人志向になるからです。例えば、自分の大好きなミュージシャンが好きなCDとか聴いたときに案外イマイチだったって時ありませんか?単純に目(耳?)の付け所が違うからです。(この辺の話はまた後日に。)
もし、私が大好きな女性から「最もオシャレだと思うCD」を教えてと言われたらBossa’n’go 4 - Blue Brazilian Vibesをプレゼントします!とか思いながら、いつも「独りでハニカミ!」してるとです・・・(←バカ無双)
※情報リンク
Bossa’n’goシリーズについて(HMV)試聴可能
http://www.hmv.co.jp/news/newsDetail.asp?newsnum=406170057
RIP CURL RECORDINGS
http://www.inpartmaint.com/ripcurl/
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How Crazy Are you?(ばらっぼん〜×2)
2005年2月24日 CDレビュー
そろそろ暖かな陽気のする日も出てきましたね。天気の良い日には、明るく元気な音楽を携帯して歩きたいところです。できればi-podで。(欲しい・・・)せめて音楽だけでも春物で。スウェーデン出身のポップな歌姫、メイヤのベストアルバムです。
デビューシングル01.how crazy are you?は、当時どこのFM局でもかけまくってましたね。「ばらっぼん〜ばらっぼん〜」ってヤツです。(わかるかな?)曲への親しみやすさ、聴きやすさバツグンなので、洋楽初心者の方でもOKです。02. All ’bout The Moneyと共にこの時期になるとラジオで必ず耳にするはずです。
あと矢井田瞳のI’m here saying nothingも英詩でカバー。ヤイコとはライブで一緒になってから、面識があるそうな。日本では大変なブレイクですが、意外にもアメリカやイギリスではレコード会社と契約してない様子。日本からのインポートか本国からの取り寄せ注文という状態。日本で先行デビューするアーティストはたくさんいるけど、こういうのは珍しい。日本に住んでて良かった。(笑)sonyの公式HPで試聴可能です。レンタル屋さんでもどうぞ。
※メイヤHP(Sony Music)
http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/ES/Meja/
01. How Crazy Are You ?
02. All ’bout The Money
03. Rainbow
04. Intimacy
05. Are You Ready?
06. Land Of Make Believe
07. Pop & Television
08. Hippies In The 60’s
09. Spirits
10. Radio Radio
11. Seven Sisters Road
12. Flower Girl
13. My Best Friend
14. I’m Here Saying Nothing (Cover Song Of Yaida Hitomi)
デビューシングル01.how crazy are you?は、当時どこのFM局でもかけまくってましたね。「ばらっぼん〜ばらっぼん〜」ってヤツです。(わかるかな?)曲への親しみやすさ、聴きやすさバツグンなので、洋楽初心者の方でもOKです。02. All ’bout The Moneyと共にこの時期になるとラジオで必ず耳にするはずです。
あと矢井田瞳のI’m here saying nothingも英詩でカバー。ヤイコとはライブで一緒になってから、面識があるそうな。日本では大変なブレイクですが、意外にもアメリカやイギリスではレコード会社と契約してない様子。日本からのインポートか本国からの取り寄せ注文という状態。日本で先行デビューするアーティストはたくさんいるけど、こういうのは珍しい。日本に住んでて良かった。(笑)sonyの公式HPで試聴可能です。レンタル屋さんでもどうぞ。
※メイヤHP(Sony Music)
http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/ES/Meja/
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「セレブ」じゃなきゃダメですか?
2005年2月23日 CDレビュー
最近の海外のティーン・エイジャーに必ず付く言葉「セレブ」。みんなかわいい顔してるけど、音楽がかわいくないと思うのは私だけ?というわけで、昔のティーン・エイジャーのポップスをご紹介。今回は自分で作詞・作曲・アレンジまでしてしまうアイドルにして、クリエイターでもあったという所が他のアイドルとは異彩を放つデビー・ギブソンの初期作品のベスト盤です。(音楽もかわいいぞ!)
彼女の音楽の最大の良さは、ほとんど大人が介入していないこと。他の同世代のアイドルの曲と比べると、サウンド面では劣りますが、プロの大人がティーンっぽいサウンドを与えて歌わせるという中で、彼女の手作りのサウンドだけは純粋にティーンによるティーンの音楽でした。当時のユーロビート旋風に迎合しなかった所も、彼女の音楽に対するピュアな姿勢が感じられます。また、楽曲自体もとてもポピュラーで、誰もが口ずさめるようなメロディーを生み出す才能だけは、16歳とは思えないです。
色の付いているナンバーが1stと2ndに収録の初期のヒットナンバー。06.ロスト・イン・ユア・アイズばかりが全米No.1と書かれますが、私の記憶では短い期間でしたが、08.ノー・モア・ライムもそうだったと思います。この2曲が含まれる2ndアルバムのエレクトリック・ユースが、実はこのベスト盤以上にオススメ!彼女の手作りの青春ポップスを満喫できます。まずレンタルでお試しあれ。ベストがなければ、エレクトリック・ユースだけでもOKです。
※ベスト盤の試聴はあちらのタワレコで。
http://www.towerrecords.com/product.aspx?pfid=1029067
(画面右のサジェスト商品にエレクトリック・ユースも!)
※関連記事
http://diarynote.jp/d/57127/20050102.html
01.オンリー・イン・マイ・ドリームス
02.エレクトリック・ユース
03.フーリッシュ・ビート
04.エニシング・イズ・ポッシブル
05.スティング・トゥゲザー
06.ロスト・イン・ユア・アイズ
07.シェイク・ユア・ラヴ
08.ノー・モア・ライム
09.アウト・オブ・ザ・ブルー
10.オンリー・イン・マイ・ドリームス(エクステンデッド・クラブ・ミックス)
11.シェイク・ユア・ラヴ(クラブ・ミックス)
12.ルージング・マイセルフ(12インチ・マスターズ・アット・ワーク・ヴァージョン)
13.ウィズアウト・ユー
14.アイズ・オブ・ザ・チャイルド
彼女の音楽の最大の良さは、ほとんど大人が介入していないこと。他の同世代のアイドルの曲と比べると、サウンド面では劣りますが、プロの大人がティーンっぽいサウンドを与えて歌わせるという中で、彼女の手作りのサウンドだけは純粋にティーンによるティーンの音楽でした。当時のユーロビート旋風に迎合しなかった所も、彼女の音楽に対するピュアな姿勢が感じられます。また、楽曲自体もとてもポピュラーで、誰もが口ずさめるようなメロディーを生み出す才能だけは、16歳とは思えないです。
色の付いているナンバーが1stと2ndに収録の初期のヒットナンバー。06.ロスト・イン・ユア・アイズばかりが全米No.1と書かれますが、私の記憶では短い期間でしたが、08.ノー・モア・ライムもそうだったと思います。この2曲が含まれる2ndアルバムのエレクトリック・ユースが、実はこのベスト盤以上にオススメ!彼女の手作りの青春ポップスを満喫できます。まずレンタルでお試しあれ。ベストがなければ、エレクトリック・ユースだけでもOKです。
※ベスト盤の試聴はあちらのタワレコで。
http://www.towerrecords.com/product.aspx?pfid=1029067
(画面右のサジェスト商品にエレクトリック・ユースも!)
※関連記事
http://diarynote.jp/d/57127/20050102.html
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ムード・スウィングス
2005年2月21日 CDレビュー
現在の日本の若手のジャズ・シンガーで、海外でも評価の高いアーティスト、akikoの4枚目のアルバム。須永辰緒プロデュースということからわかるように、ジャズといってもクラブ系。しかし、電子音の使い方はジャズの魅力を損なわず、ましてジャズの新しい魅力さえ感じることのできる絶妙な音創りはさすがです。アップ、ミドル、スローとどんなテンポでも、軽やかに歌いこなすakikoのボーカルセンスも素晴らしい。都会的な雰囲気がタップリ味わえるオシャレな1枚です。
全編に渡って、オリジナル曲としての楽曲の質の高さを感じます。その中にはakiko本人の作曲も含まれていることには驚きます。1枚のCDとしては非のつけようのない作品です。ただ、彼女のジャズ・シンガーという肩書きは、もう不要だと思います。それは彼女への否定的な意味ではなく、彼女の音楽はそういう固定概念から離れた所で、今後も展開していくように思えるからです。ジャズとかクラブ系とかいう言葉が作るイメージが彼女の音楽活動や才能までも束縛しかねないのでは?
以前、ここでも紹介しましたが、シャーデーという歌手がいます。彼女の音楽(特に初期)は、多様化した現在の音楽用語を持ってしても、正確に表現できないのです。ジャズでもなく、ソウルでもなく、イギリスなのにUKぽっくもない。生まれがナイジェリアということで、ワールドミュージックなんて言ってしまうほど、困った音楽なのです。(笑)akikoとそのスタッフには、そんな困った音楽を日本発で創って欲しいと思います。個人的には日本語のナンバーが1曲くらいあっても面白いと思います。
※ユニバーサルでのakikoのHP(Discographyから全曲試聴可)
http://www.universal-music.co.jp/jazz/j_jazz/akiko/
(公式サイトもあったのにどこいったんだろ?)
※シャーデーの過去記事
http://diarynote.jp/d/57127/20041018.html
※プチ・トリビア
彼女は佐藤竹善のソロカバーアルバムCORNERSTONES 2にゲスト参加し、デュ
エットしています。
01.オールド・デヴィル・ムーン
02.ムード・スウィングス
03.オーヴァーステイ
04.フットプリンツ・オン・ザ・ムーン
05.ビフォー・ドーン
06.ザ・ギフト
07.ベオグラード
08.オールド・フィッシャーマンズ・ドーター
09.ソフィスティケイテッド・レディ
全編に渡って、オリジナル曲としての楽曲の質の高さを感じます。その中にはakiko本人の作曲も含まれていることには驚きます。1枚のCDとしては非のつけようのない作品です。ただ、彼女のジャズ・シンガーという肩書きは、もう不要だと思います。それは彼女への否定的な意味ではなく、彼女の音楽はそういう固定概念から離れた所で、今後も展開していくように思えるからです。ジャズとかクラブ系とかいう言葉が作るイメージが彼女の音楽活動や才能までも束縛しかねないのでは?
以前、ここでも紹介しましたが、シャーデーという歌手がいます。彼女の音楽(特に初期)は、多様化した現在の音楽用語を持ってしても、正確に表現できないのです。ジャズでもなく、ソウルでもなく、イギリスなのにUKぽっくもない。生まれがナイジェリアということで、ワールドミュージックなんて言ってしまうほど、困った音楽なのです。(笑)akikoとそのスタッフには、そんな困った音楽を日本発で創って欲しいと思います。個人的には日本語のナンバーが1曲くらいあっても面白いと思います。
※ユニバーサルでのakikoのHP(Discographyから全曲試聴可)
http://www.universal-music.co.jp/jazz/j_jazz/akiko/
(公式サイトもあったのにどこいったんだろ?)
※シャーデーの過去記事
http://diarynote.jp/d/57127/20041018.html
※プチ・トリビア
彼女は佐藤竹善のソロカバーアルバムCORNERSTONES 2にゲスト参加し、デュ
エットしています。
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ハードロックでダンス!
2005年2月19日 CDレビュー
ハードロックの手法でダンスを可能にした初めてのグループ、エクストリームのベストアルバム。そのサウンドのカギとなるのが、ヌーノ・ベッテンコートの神業的なギターテクニックであることは誰もが認めるところです。ただ、彼のギタープレイは技術的な部分だけでなく、そのプレイスタイルが革新的だったということが最も注目されるべき点です。それが、ダンサブルなギタープレイです。
彼らが有名になったのは2ndアルバムPornograffittiから。そして、このアルバム発売の前に、ヌーノがジャネット・ジャクソンのバックで1曲プレイしたこととも無縁ではない。ダンス・ロックを展開する一方で、08.More Than Wordsの心温まるアコースティック・バラードは全米No.1に輝く。もちろん日本でも大ヒットしたが、ハードロックバンドだということを知る人は少なかったかもしれない。このバラード曲だけが独り歩きしてしまった感があるのは残念だった。
このベスト盤で彼らのサウンドアレンジがいかにクリエイティブであるかがわかると思う。ストリングス有り、ホーンセクション有り、何より11.Play With Meでは「トルコ行進曲」のイントロをサンプリング?と思ったらギターで軽く弾いてる!こんなことをアッサリとやられたら、DJの立場はない。(笑)まったく呆れた奴らだ。
96年にヌーノの脱退で解散。ヌーノはソロ活動中。ボーカルのゲイリー・シェローンは後にVAN HALLENのボーカルとなる。(何人目だろ?私の世代はサミー・ヘイガー。)このベスト盤は最近、ユニバーサルから限定廉価盤として再販されました。
※試聴はこちら
http://www.towerrecords.com/product.aspx?pfid=1818289
※関連過去記事
http://diarynote.jp/d/57127/20050208.html
01.Decadence Dance
02.Rest In Peace
03.Kid Ego
04.Get The Funk Out
05.Tragic Comic
06.Hip Today
07.Stop The World
08.More Than Words
09.Cupid’s Dead - (Horn mix)
10.Leave Me Alone
11.Play With Me
12.Hole Hearted
13.Am I Ever Gonna Change
彼らが有名になったのは2ndアルバムPornograffittiから。そして、このアルバム発売の前に、ヌーノがジャネット・ジャクソンのバックで1曲プレイしたこととも無縁ではない。ダンス・ロックを展開する一方で、08.More Than Wordsの心温まるアコースティック・バラードは全米No.1に輝く。もちろん日本でも大ヒットしたが、ハードロックバンドだということを知る人は少なかったかもしれない。このバラード曲だけが独り歩きしてしまった感があるのは残念だった。
このベスト盤で彼らのサウンドアレンジがいかにクリエイティブであるかがわかると思う。ストリングス有り、ホーンセクション有り、何より11.Play With Meでは「トルコ行進曲」のイントロをサンプリング?と思ったらギターで軽く弾いてる!こんなことをアッサリとやられたら、DJの立場はない。(笑)まったく呆れた奴らだ。
96年にヌーノの脱退で解散。ヌーノはソロ活動中。ボーカルのゲイリー・シェローンは後にVAN HALLENのボーカルとなる。(何人目だろ?私の世代はサミー・ヘイガー。)このベスト盤は最近、ユニバーサルから限定廉価盤として再販されました。
※試聴はこちら
http://www.towerrecords.com/product.aspx?pfid=1818289
※関連過去記事
http://diarynote.jp/d/57127/20050208.html
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ハスキーボイスがとってもアダルトな雰囲気!
2005年2月13日 CDレビュー
期間限定ブログで、「バレンタイン特集」として、いろんなスイートな音楽CDを紹介してきたのですが、その記事でアクセス数の高かったものを、修正を加えて転載します。アニタ・ベイカーのベストアルバムです。最近、ちょうど音楽活動を再開し始めたそうですね。少し前スカパーで見ました。昔とぜんぜん衰えない歌唱力には脱帽です。彼女の特徴はなんといっても、ちょうど良い加減のハスキーな声。音楽がオシャレなのは当然でも、この絶妙なハスキーボイスはまさにアダルト・コンテンポラリーの雰囲気にぴったりです。(ちなみに、こういう音楽は総じてクワイエット・ストームと呼ばれました。)
太字の部分のトラックが日本盤のみ収録のトラックです。16.When You Love Someoneは邦題で彼と彼女の第2章-愛のテーマとありますが、同タイトルの映画(洋題:Forget Paris、とはいえ知らない映画ですが。)の主題歌で、デビッド・フォスターの作曲。このジェイムス・イングラムとのデュエットが聴けるのは、日本盤ならではの特典。
さすがにベストというだけあって、有名な曲はたくさんありますが、03.Sweet Loveは他のアーティストもカバーしているし、日本では馴染みの深い曲。あと、特筆すべき点は、02.05.09.14の4曲は1988年発表のアルバムGiving You The Best That I Gotの全9曲から選ばれているように、こちらもかなりの名盤。個人的にはベスト盤以上のベストCDです。(1曲たりともハズレなし!)
ハスキーボイスがクセになる、魅力的な大人のサウンドをぜひ味わってみてはいかが?
※試聴はUS盤になります。(曲順や内容が少し違います。)
http://www.cduniverse.com/productinfo.asp?pid=3557622&BAB=E
The Very Best of Anita Baker
01.Caught Up in the Rapture
02.Giving You the Best That I Got
03.Sweet Love
04.Body and Soul
05.Just Because
06.I Apologize (single version)
07.Rhythm Of Love
08.Soul Inspiration
09.Lead Me Into Love
10.Angel (single version)
11.Same Ole Love (365 Days a Year)
12.Fairy Tales (edit)
13.Talk to Me (single version)
14.Good enough
15.No More Tears
16.When You Love Someone
17.You Bring Me Joy
18.No One in the World
太字の部分のトラックが日本盤のみ収録のトラックです。16.When You Love Someoneは邦題で彼と彼女の第2章-愛のテーマとありますが、同タイトルの映画(洋題:Forget Paris、とはいえ知らない映画ですが。)の主題歌で、デビッド・フォスターの作曲。このジェイムス・イングラムとのデュエットが聴けるのは、日本盤ならではの特典。
さすがにベストというだけあって、有名な曲はたくさんありますが、03.Sweet Loveは他のアーティストもカバーしているし、日本では馴染みの深い曲。あと、特筆すべき点は、02.05.09.14の4曲は1988年発表のアルバムGiving You The Best That I Gotの全9曲から選ばれているように、こちらもかなりの名盤。個人的にはベスト盤以上のベストCDです。(1曲たりともハズレなし!)
ハスキーボイスがクセになる、魅力的な大人のサウンドをぜひ味わってみてはいかが?
※試聴はUS盤になります。(曲順や内容が少し違います。)
http://www.cduniverse.com/productinfo.asp?pid=3557622&BAB=E
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「らぶさんばでぇ」な相方は都会派レゲエのパイオニア?
2005年2月12日 CDレビュー
レゲエと聞くと、やたらと暑い夏にかかってる「ららら〜 らぶさんばでぇ とぅない〜」(by織田裕二)な感じばかりだと思ってませんか?確かに最初はそうでしたが、それは昔からの基本形。そして、レゲエの幅を広げて、お洒落なシティー・ミュージックに変えた最初の人は、らぶさんばでぇな相方のマキシ・プリーストだったりするんです。このおっさん誰?みたいな感じだったと思いますが、Close to youでは全米No.1に輝いた人で、都会的なナンバーとオシャレなPVはMTVでもヘビーローテーションでした。ちょうど、その頃のアルバムが再販されているようなので、ご紹介します。
1990年のこのアルバムがなければ、いわゆるスィートレゲエという言葉もなく、久保田利伸が突然レゲエに走った問題のミニアルバムKUBOJAHの出たのが翌年の91年の夏。それでも日本で本格的にレゲエブームが訪れたのは、それからずっと後のことでした。彼のアルバムの中では、このアルバムがとってもクール。(男性のレゲエボーカルでクールという表現の出来る作品は少ない。)もちろん、本格的なレゲエナンバーもやる人ですから、ベスト盤とかになると、クールな感じの楽曲は少なくなります。そういう意味でも、このアルバムがオススメです。レンタルも可能。
※試聴はこちら
http://www.cduniverse.com/productinfo.asp?pid=1108858
01. Just A Little Bit Longer
02. Close To You
03. Never Did Say Goodbye
04. Best Of Me
05. Space In My Heart
06. Human Work Of Art
07. Temptress
08. Peace Throughout The World
09. You
10. Sure Fire Love
11. Life
12. Prayer For The World
1990年のこのアルバムがなければ、いわゆるスィートレゲエという言葉もなく、久保田利伸が突然レゲエに走った問題のミニアルバムKUBOJAHの出たのが翌年の91年の夏。それでも日本で本格的にレゲエブームが訪れたのは、それからずっと後のことでした。彼のアルバムの中では、このアルバムがとってもクール。(男性のレゲエボーカルでクールという表現の出来る作品は少ない。)もちろん、本格的なレゲエナンバーもやる人ですから、ベスト盤とかになると、クールな感じの楽曲は少なくなります。そういう意味でも、このアルバムがオススメです。レンタルも可能。
※試聴はこちら
http://www.cduniverse.com/productinfo.asp?pid=1108858
その音色は「珠玉の万華鏡」のよう・・・
2005年2月10日 CDレビュー
それにしても、音楽で癒されるってこういうことなのかなって思います。歌はなく、ギターの音色だけで、ここまでやられた経験ないんじゃないかなぁ?よく「天才」と称される彼ですが、彼の奏でる音色は、ずっと親近感のあるサウンドです。そういう意味では、どこか遠い存在のイメージのある「天才」という言葉は、彼を形容するには、むしろチープだとさえ思えてしまうほどです。
※試聴はこちら
http://www.tsutaya.co.jp/item/music/view_m.zhtml?pdid=20177883
※押尾コータロー Official Web Site
http://www.kotaro-oshio.com/index.html
Be HAPPY / 押尾コータロー平原綾香の歌で有名になった「ジュピター」や故:坂本九の「見上げてごらん夜の星を」なども、まるで押尾氏のオリジナル作品のよう。それとこの人の曲はまるで万華鏡です。演奏方法がくるくると回転して、表現されるイメージが変化していきます。収録曲はいろんなところで使われているものなので、上記のカバー曲以外でもどこかで耳にしていると思います。すごく好きな「Dear…」も絶対何かで聞いたはずなんだけどクレジットには載ってないなぁ。(なにかのCMソングだったよーな・・・)全11本の珠玉の万華鏡をぜひお試しあれ。
01.翼 ~you are the HERO~
02.ミスティ・ナイト
03.天使の日曜日
04.ジュピター組曲「惑星」よりホルスト作曲
05.Dear...
06.AQUA-MARINE
07.見上げてごらん夜の星を
08.ファイト!
09.Busy2
10.桜・咲くころ
11.坂の上の公園
※試聴はこちら
http://www.tsutaya.co.jp/item/music/view_m.zhtml?pdid=20177883
※押尾コータロー Official Web Site
http://www.kotaro-oshio.com/index.html
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今年は何事も無く・・・(笑)
2005年2月8日 CDレビュー
今年のスーパーボールではポール・マッカートニーが歌いました。これでポ○リがあったら、間違いなく放送禁止だ。(爆)しかし、どうしても向こうでは昨年の事件のことが、再び話題になっている様子。しかし私が夢中だったころのジャネット・ジャクソンは、とってもピュアで、音楽活動も兄の七光りと言わせないためにも一生懸命に頑張っていました。そして、ジャネットが「マイケルの妹」から1人のアーティストとして認められたのは、このアルバムからでした。斬新なアイデアと先進的なサウンドは今聴いても古くないと思います。
この日記では以前から紹介していますが、ジャム&ルイス(12/18の記事参照)が前作からプロデュースしています。彼らのかかわった作品の中でも名盤と言えます。このアルバムはブラックが基本ですが、ジャンル捉われない作品になっています。赤の曲が特に大ヒット。特筆すべきは、16.Black Catでゲスト出演したヌーノ・ベッテンコート(from Extreme)のギターサウンド。あの踊りながら軽々と超テクギターを見せつけたPVは今でも忘れられないですね。ダンスとハードロックの見事な融合を可能にしたのは、彼のギターのおかげと言ってもいいでしょう。他にもヒット曲多数ですが、サウンド的には似通っている部分が多いのでチェックからはずしました。
このアルバムからのヒット曲は全て、彼女の初期の作品のベスト盤である、Design Of A Decade 1986/1996 で聴けますが、このアルバムに限っては、ベストとは別に、これ単体で聴いて欲しいです。それは、1曲目から最後までに、計算された「流れ」があるからです。曲間にあるInterludeという部分で全ての曲を連結させています。(Interludeという言葉もこの作品でメジャーとなりました。)CDでも曲順を変えずに、流すのが一番クールな味わい方です。
※試聴はこちら
http://www.cduniverse.com/productinfo.asp?pid=1094559
01.Interlude: Pledge
02.Rhythm Nation
03.Interlude: T.V.
04.State of the World
05.Interlude: Race
06.Knowledge
07.Interlude: Let’s Dance
08.Miss You Much
09.Interlude: Come Back Interlude
10.Love Will Never Do (Without You)
11.Livin’ in a World (They Didn’t Make)
12.Alright
13.Interlude: Hey Baby
14.Escapade
15.Interlude: No Acid
16.Black Cat
17.Lonely
18.Come Back to Me
19.Someday Is Tonight
20.Interlude: Livin’...In Complete Darkness
この日記では以前から紹介していますが、ジャム&ルイス(12/18の記事参照)が前作からプロデュースしています。彼らのかかわった作品の中でも名盤と言えます。このアルバムはブラックが基本ですが、ジャンル捉われない作品になっています。赤の曲が特に大ヒット。特筆すべきは、16.Black Catでゲスト出演したヌーノ・ベッテンコート(from Extreme)のギターサウンド。あの踊りながら軽々と超テクギターを見せつけたPVは今でも忘れられないですね。ダンスとハードロックの見事な融合を可能にしたのは、彼のギターのおかげと言ってもいいでしょう。他にもヒット曲多数ですが、サウンド的には似通っている部分が多いのでチェックからはずしました。
このアルバムからのヒット曲は全て、彼女の初期の作品のベスト盤である、Design Of A Decade 1986/1996 で聴けますが、このアルバムに限っては、ベストとは別に、これ単体で聴いて欲しいです。それは、1曲目から最後までに、計算された「流れ」があるからです。曲間にあるInterludeという部分で全ての曲を連結させています。(Interludeという言葉もこの作品でメジャーとなりました。)CDでも曲順を変えずに、流すのが一番クールな味わい方です。
※試聴はこちら
http://www.cduniverse.com/productinfo.asp?pid=1094559
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Shining on You / Viktoria Tolstoy
2005年2月6日 CDレビュー
やっと入手出来たよ。(泣)ほんとに入手困難になったなー。ビクトリア・トルストイのCDは。トホホ・・・。今回、初めてネットで取り寄せましたよ。(AMAZONです。)どうやら彼女のCDの日本盤は無くなったようですね。おまけに海外で所属のレコード会社がメジャーでないから、そりゃ大変だ。もし日本で売られていたら、またワゴンの中かな。(苦笑)
うーん、正直言って、すっかりジャズシンガーになってしまった。楽曲はオリジナルなのかな?なかなかいい感じではあるけれど、標準的な良さ。つまり普通。2ndや3rdのような斬新な部分が無くなって、ごくシンプルなジャズ盤。彼女はデビュー当初から「本当にやりたいのはジャズ」みたいなことを言っているようだけど、ここまでシンプルなジャズになると、別に彼女の歌である必要がないように思える。(辛口ですが。)ジャズっていうのは、本当に奥が深いのだ。ジャズ歌手としての存在感を持てるようになるには、どうしても長い経験が必要だ。うまく歌えること+味わい(人間味)がないと、他の歌手でもいいように聞こえるのがジャズの最も怖い所。
このCDを聴いてのジャズ歌手としての彼女の印象は、ピアノでいうと、バイエルをやらずにピアノ曲を弾いている人のよう。おそらく他の著名なジャズ歌手ほど、スタンダードを歌ってないし、ジャズメンとのセッション数も少ないと思う。そして、そういう経験値の少ないジャズ歌手のオリジナル曲なんてのは、いくら上手くても、チープな内容になってしまいます。
こんなこといいながらも、ジャズは本当に奥の深い世界だから、私なんかレビューするのもおこがましいけれど、本当にジャズやシャンソンに造詣の深い年配の方ならもっと酷評されるかもしれないと思いますね。(ジャズ限定の評価ですが。)
音楽旅人的には、よくジャズを知らない人への入門編みたいな位置づけなら充分価値はあると思います。でも、今回はワゴン相応といった所かな?(彼女の歌が好きなので辛口です。)
※試聴はこちらで。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1896487
※彼女の2ndと3rdは超オススメ!関連過去記事はこちら。
http://diarynote.jp/d/57127/20040929.html
01.Upside Out
02.Shining On You
03.Summer Calling
04.Love Is Real
05.Equilibrium
06.Wake Up Song
07.No Regrets
08.Waltz For The Lonely Ones
09.Some Day
10.Wonder Why
11.Things That Happen
12.Foreverly
うーん、正直言って、すっかりジャズシンガーになってしまった。楽曲はオリジナルなのかな?なかなかいい感じではあるけれど、標準的な良さ。つまり普通。2ndや3rdのような斬新な部分が無くなって、ごくシンプルなジャズ盤。彼女はデビュー当初から「本当にやりたいのはジャズ」みたいなことを言っているようだけど、ここまでシンプルなジャズになると、別に彼女の歌である必要がないように思える。(辛口ですが。)ジャズっていうのは、本当に奥が深いのだ。ジャズ歌手としての存在感を持てるようになるには、どうしても長い経験が必要だ。うまく歌えること+味わい(人間味)がないと、他の歌手でもいいように聞こえるのがジャズの最も怖い所。
このCDを聴いてのジャズ歌手としての彼女の印象は、ピアノでいうと、バイエルをやらずにピアノ曲を弾いている人のよう。おそらく他の著名なジャズ歌手ほど、スタンダードを歌ってないし、ジャズメンとのセッション数も少ないと思う。そして、そういう経験値の少ないジャズ歌手のオリジナル曲なんてのは、いくら上手くても、チープな内容になってしまいます。
こんなこといいながらも、ジャズは本当に奥の深い世界だから、私なんかレビューするのもおこがましいけれど、本当にジャズやシャンソンに造詣の深い年配の方ならもっと酷評されるかもしれないと思いますね。(ジャズ限定の評価ですが。)
音楽旅人的には、よくジャズを知らない人への入門編みたいな位置づけなら充分価値はあると思います。でも、今回はワゴン相応といった所かな?(彼女の歌が好きなので辛口です。)
※試聴はこちらで。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1896487
※彼女の2ndと3rdは超オススメ!関連過去記事はこちら。
http://diarynote.jp/d/57127/20040929.html
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チョコレートに究極のラブ・ソングを添えて。
2005年2月4日 CDレビュー
もうすぐバレンタインですね。また多くの女性がチョコ買いに回るんでしょうか?そう言えば、私も中学生の頃に、人気のあった女の子にプレハブの裏に呼び出されて、「あのぅ・・・これっ!」って差し出されてから2秒以内に「○○君に渡して!」っていうことがあったっけ・・・トホホ・・・(悲)女の子諸君!頼むから自分で渡そうね。
さて、今日は最高のラブソングをご紹介!ホイットニー・ヒューストンのラブ・バラードを集めたものです。なんだホイットニーかぁって思ったあなた!これは音楽旅人的に見て選曲がピカイチなんです。そう、ホイットニーってベスト盤だけでもいろいろありすぎて、「本当のところ、どれがベスト?」って状態になってます。バラードだけならこれが絶対オススメ!その理由は・・・
実は、ホィットニーの名曲の数多くは、先日紹介した映画『ボディガード』以前に多くあって、しかも、1st、2ndアルバムが重要なんです。で、このCDは、その辺をうまく汲み取って選曲してあります。実際、青色の曲は全て、2ndアルバムに収録されています。そして、中でも特筆すべきは10.ラヴ・オブ・ユーが収録されていること。
2ndアルバム「WHITNEY2」は11曲中7曲が全米NO.1というビートルズの記録を塗り変えた究極の名盤なのですが、そこだけを選曲の対象にしないで10.ラヴ・オブ・ユーのミドルナンバーをさりげなく入れているのは、このCDだけです。それでいて、有名な曲もちゃんと押さえてある。11.すべてをあなたに(原題:Saiving All My Love For You)なんかは、ラブソングのオムニバスには必ず入っている名曲で、聴いたことのある人も多いはずです。要するにバランスも抜群という訳です。
あの頃のホィットニーは全ての世代を超えて支持される、普遍的で人間的な魅力をその歌声に持っていましたね。このアルバムはそんな魅力を1枚で味わえるようになっています。恋愛の基礎はそうした人間愛みたいなものが必要不可欠なのではないかなって思いますね。そういう意味で、この究極のラブ・ソングを一緒に届けてみてはいかが?
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=14155
さて、今日は最高のラブソングをご紹介!ホイットニー・ヒューストンのラブ・バラードを集めたものです。なんだホイットニーかぁって思ったあなた!これは音楽旅人的に見て選曲がピカイチなんです。そう、ホイットニーってベスト盤だけでもいろいろありすぎて、「本当のところ、どれがベスト?」って状態になってます。バラードだけならこれが絶対オススメ!その理由は・・・
01.アンティル・ユー・カム・バック
02.アイ・ハヴ・ナッシング
03.ハート・ソー・バッド
04.そよ風の贈りもの
05.この愛にかけて
06.ブロークン・ハーツ
07.ひとりにしないで
08.ため息つかせて
09.愛の奇跡
10.ラヴ・オブ・ユー
11.すべてをあなたに
12.ラン・トゥ・ユー
13.アイ・ビリーヴ・イン・ユー・アンド・ミー
14.恋のアドバイス
15.オール・アット・ワンス
16.オールウェイズ・ラヴ・ユー
実は、ホィットニーの名曲の数多くは、先日紹介した映画『ボディガード』以前に多くあって、しかも、1st、2ndアルバムが重要なんです。で、このCDは、その辺をうまく汲み取って選曲してあります。実際、青色の曲は全て、2ndアルバムに収録されています。そして、中でも特筆すべきは10.ラヴ・オブ・ユーが収録されていること。
2ndアルバム「WHITNEY2」は11曲中7曲が全米NO.1というビートルズの記録を塗り変えた究極の名盤なのですが、そこだけを選曲の対象にしないで10.ラヴ・オブ・ユーのミドルナンバーをさりげなく入れているのは、このCDだけです。それでいて、有名な曲もちゃんと押さえてある。11.すべてをあなたに(原題:Saiving All My Love For You)なんかは、ラブソングのオムニバスには必ず入っている名曲で、聴いたことのある人も多いはずです。要するにバランスも抜群という訳です。
あの頃のホィットニーは全ての世代を超えて支持される、普遍的で人間的な魅力をその歌声に持っていましたね。このアルバムはそんな魅力を1枚で味わえるようになっています。恋愛の基礎はそうした人間愛みたいなものが必要不可欠なのではないかなって思いますね。そういう意味で、この究極のラブ・ソングを一緒に届けてみてはいかが?
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=14155
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As One / 久保田利伸
2005年2月1日 CDレビュー
日本の音楽史上で初めて歌謡曲という壁を自ら破り、「音楽を生み出す人」をアーティストと呼ばしめたのは久保田利伸だということを決して忘れることはできない。それほど彼のデビューは衝撃的で、まさに「流星」のように私達の前に現れた。そして、20年近く経った今も第一線で活躍していることは、並大抵の器量ではない。今回は、彼のたくさんあるアルバムの中から、近年の名盤として、このアルバムを取り上げます。
久保田利伸のサウンドをベスト盤だけで終えている人にぜひオススメしたいですね。時期的にはBADDEST3に収録されるべきアルバムになりますが、収録されていない名曲がここにはたくさんあるからです。特に03.Bossa Grooveと05.His Sugarは必聴の名曲です。こんな曲は洋楽にはないし、洋楽でもなく、邦楽でもなく、これこそkubotaだとしか喩えようのない音楽。また、08.毎度オブリガートでは、彼の音楽の魂ともいえる、Funky Soulなサウンドが脈を打つナンバー。久保田利伸の変わっていく部分と決して変わることのない部分がみごとに融合している。旧知のファンにとっても、間違いなく久保田のサウンドがここに生きていることが、楽曲を通じてわかることはとても嬉しい。
このアルバムは本当に素晴らしいが、個人的な感想として、BADDEST3だけが、ベスト盤としては役不足なように思います。1、2とベスト盤ならではのトラックがあったり、選曲もタイアップ等を意識しない、久保田自身の息が感じられるものだったのに、3だけがそういう部分で少し物足りなさを感じます。もしBADDEST3だけで満足してしまっている人がいたら、ぜひこのアルバムは聞いて欲しいと思います。
※試聴はこちら
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=SRGL000000617
01.Introduction
02.As One
03.Bossa Groove
04.My Heart,Homeless Heart
05.His Sugar
06.Always Remain
07.Interlude
08.毎度オブリガート
09.Let’s Make One Shadow
10.the Sound of Carnival
11.Party People In The Planet
12.Shooting Star
13.ポリ リズム
久保田利伸のサウンドをベスト盤だけで終えている人にぜひオススメしたいですね。時期的にはBADDEST3に収録されるべきアルバムになりますが、収録されていない名曲がここにはたくさんあるからです。特に03.Bossa Grooveと05.His Sugarは必聴の名曲です。こんな曲は洋楽にはないし、洋楽でもなく、邦楽でもなく、これこそkubotaだとしか喩えようのない音楽。また、08.毎度オブリガートでは、彼の音楽の魂ともいえる、Funky Soulなサウンドが脈を打つナンバー。久保田利伸の変わっていく部分と決して変わることのない部分がみごとに融合している。旧知のファンにとっても、間違いなく久保田のサウンドがここに生きていることが、楽曲を通じてわかることはとても嬉しい。
このアルバムは本当に素晴らしいが、個人的な感想として、BADDEST3だけが、ベスト盤としては役不足なように思います。1、2とベスト盤ならではのトラックがあったり、選曲もタイアップ等を意識しない、久保田自身の息が感じられるものだったのに、3だけがそういう部分で少し物足りなさを感じます。もしBADDEST3だけで満足してしまっている人がいたら、ぜひこのアルバムは聞いて欲しいと思います。
※試聴はこちら
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=SRGL000000617
SINGLES2 / 中西圭三
2005年1月30日 CDレビュー
先日、偶然テレビで見たが、あの中西圭三が激太りしているらしい。ちらっと見ただけでも分かる程、ありえないお姿・・・これで歌声が逆に細っていたら、笑い話にもならないが、歌声の方は健在の様子。よかった。でもこのCDにも収録されている、非情階段が当時の様に米倉くんと踊れないのは、ある意味、非常事態かもしれない。(笑)
はっきり言って、中西圭三のベスト盤としては選曲が悪い。Singleを集めた企画盤ということなのかな?それでも、どう考えても、SINGLESの方が内容がいい。中西圭三の初期の旬な作品を味わいたい人は2でない方を聴こう!とはいえ、このCDにも違った角度での聴きどころはあるので、オレ流でレビューしてみましょう。
11.次の夢は、すごく名曲であると同時に久宝留理子(「男」で紅白出場のロック歌手)がカバーしている。次は洋楽アーティスト情報。08.Why Goodbyeのデュエットの相手Wendy Motenは若いのに天才的な歌唱力で注目されホイットニーを超えるか?とまで言われるも、花咲かず。日本で先行発売するも、シオノギ製薬のCM(セ○スA)でChange Of Heartが使われたくらい。12.What I Do For Loveは、ミスター・デュエットと異名をとるPeabo Brysonが男性歌手とも歌うということがかなり衝撃的!お互いに見つめ合っていたらと思うと空恐ろしいナンバー(笑)
結局、本筋以外のレビューでした。だって正直、中西圭三のレビューにこのCDは使えないです。今度はアルバム単位でちゃんとレビューします。
01.Woman
02.Ticket To Paradise
03.You And I
04.眠れぬ想い
05.非情階段 -Radio Mix-(Featuring 米倉利紀)
06.新しい僕になろう
07.SO BAD
08.Why Goodbye -Single MiX-(Duet with Wendy Moten)
09.MUST BE HEAVEN
10.Happy Ever After
11.次の夢
12.What I Do For Love - Full Length Version- (Duet with Peabo Bryson)
13.All I Wanna Do(Duet with Christina)
14.愛はいま
15.願い
16.Ticket To Paradaise - Summer Vacation Mix -
はっきり言って、中西圭三のベスト盤としては選曲が悪い。Singleを集めた企画盤ということなのかな?それでも、どう考えても、SINGLESの方が内容がいい。中西圭三の初期の旬な作品を味わいたい人は2でない方を聴こう!とはいえ、このCDにも違った角度での聴きどころはあるので、オレ流でレビューしてみましょう。
11.次の夢は、すごく名曲であると同時に久宝留理子(「男」で紅白出場のロック歌手)がカバーしている。次は洋楽アーティスト情報。08.Why Goodbyeのデュエットの相手Wendy Motenは若いのに天才的な歌唱力で注目されホイットニーを超えるか?とまで言われるも、花咲かず。日本で先行発売するも、シオノギ製薬のCM(セ○スA)でChange Of Heartが使われたくらい。12.What I Do For Loveは、ミスター・デュエットと異名をとるPeabo Brysonが男性歌手とも歌うということがかなり衝撃的!お互いに見つめ合っていたらと思うと空恐ろしいナンバー(笑)
結局、本筋以外のレビューでした。だって正直、中西圭三のレビューにこのCDは使えないです。今度はアルバム単位でちゃんとレビューします。