雨の日には「渋い男」のソウルを聴く
2012年9月30日 CDレビュー
うーん、雨ですね〜。しかも一日中。これではこのまま「ひきこもり」になりそう。(苦笑)でもね、私は以前からこのブログで書いてますけど、たまに来るこんな雨の日もわりと好きだったりします。なんかちょっとブルー気味というか、一人でボーっとしたくなったり。そういう気持ちを色で表現するとね、ちょうどダークブルー(濃紺)ですかね。英語はちょっと濃いものをダークと表現しますよね?なんか男としてカッコイイ表現だと思います。今日はそんなダークブルーな男のソウルを表現するアーティスト、椎名純平のミニカバーアルバムをご紹介。昭和世代の人に特に聴いて欲しいですね。
邦楽は主に昭和の歌謡曲から、洋楽はまさにディスコ時代以前の初期のソウルミュージックから、それぞれカバーしています。01.モンキーマジック / ゴダイゴ (featuring TWIGY)は、今では香取慎吾の「西遊記」の主題歌だった『Around The World』がヘビロテですが、この椎名バージョンもかなりカッコイイです。なんせ日本のラップ界のパイオニアとも言えるTWIGYの若手にはマネのできないラップは必聴。
で、私のいうダークブルーなナンバーが、02.いつか晴れた日に / 山下達郎で、まさに雨の日を歌った曲なんですけど、もう彼のオリジナルと偽って聴かせても気がつかないくらい。みごとに椎名ソウルになってます。07.どしゃぶりの雨の中で / 和田アキ子も雨ソングですが、こちらはゴッド姉さんへのリスペクトか、雰囲気は原曲に近い感じで、ブルース調に仕上がってます。
最後にやっぱり一番クールなのは、05.WHERE IS THE LOVE / Roberta Flack & Donny Hathaway (with 椎名林檎)。そうです。正真正銘の兄妹デュエットです。そして、この曲は洋楽としては本当に多くに人がカバーしている有名な名曲です。(例えばピーボ・ブライソンとかね。)
アルバム終わりの08.浅い夢 / 来生たかおとか、03.Yes-No / オフコースとかも、聴いてると昔の日本にもいい曲ってたくさんあったんだなぁ〜。っていう新たな発見がありますね。このアルバムのタイトルは椎名純平自身もそういう気持ちだったのかなって思いますね。やはり彼は本物のアーティストですね。アルバムタイトルの「discover」の「cover」はカバーの意味なのかな?そんな所もカッコイイと思います。
※椎名純平 Official Web Site(Sony Music)
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/AI/JunpeiShiina/
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/artist_%E6%A4%8E%E5%90%8D%E7%B4%94%E5%B9%B3_000000000149865/item_Discover_625909
※関連過去記事(雨の日の音楽プレイリスト)
http://diarynote.jp/d/57127/20060617.html
Discover / 椎名純平
01.モンキーマジック / ゴダイゴ (featuring TWIGY)
02.いつか晴れた日に / 山下達郎
03.Yes-No / オフコース
04.IF YOU WERE THERE / Isley Brothers
05.WHERE IS THE LOVE / Roberta Flack & Donny Hathaway
(duet with 椎名林檎)
06.勝手にしやがれ / 沢田研二
07.どしゃぶりの雨の中で / 和田アキ子
08.浅い夢 / 来生たかお
邦楽は主に昭和の歌謡曲から、洋楽はまさにディスコ時代以前の初期のソウルミュージックから、それぞれカバーしています。01.モンキーマジック / ゴダイゴ (featuring TWIGY)は、今では香取慎吾の「西遊記」の主題歌だった『Around The World』がヘビロテですが、この椎名バージョンもかなりカッコイイです。なんせ日本のラップ界のパイオニアとも言えるTWIGYの若手にはマネのできないラップは必聴。
で、私のいうダークブルーなナンバーが、02.いつか晴れた日に / 山下達郎で、まさに雨の日を歌った曲なんですけど、もう彼のオリジナルと偽って聴かせても気がつかないくらい。みごとに椎名ソウルになってます。07.どしゃぶりの雨の中で / 和田アキ子も雨ソングですが、こちらはゴッド姉さんへのリスペクトか、雰囲気は原曲に近い感じで、ブルース調に仕上がってます。
最後にやっぱり一番クールなのは、05.WHERE IS THE LOVE / Roberta Flack & Donny Hathaway (with 椎名林檎)。そうです。正真正銘の兄妹デュエットです。そして、この曲は洋楽としては本当に多くに人がカバーしている有名な名曲です。(例えばピーボ・ブライソンとかね。)
アルバム終わりの08.浅い夢 / 来生たかおとか、03.Yes-No / オフコースとかも、聴いてると昔の日本にもいい曲ってたくさんあったんだなぁ〜。っていう新たな発見がありますね。このアルバムのタイトルは椎名純平自身もそういう気持ちだったのかなって思いますね。やはり彼は本物のアーティストですね。アルバムタイトルの「discover」の「cover」はカバーの意味なのかな?そんな所もカッコイイと思います。
※椎名純平 Official Web Site(Sony Music)
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/AI/JunpeiShiina/
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/artist_%E6%A4%8E%E5%90%8D%E7%B4%94%E5%B9%B3_000000000149865/item_Discover_625909
※関連過去記事(雨の日の音楽プレイリスト)
http://diarynote.jp/d/57127/20060617.html
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NHK BSプレミアム「アーティストドキュメントSCANDAL」の感想
2012年9月17日 音楽
見ましたよ。これ見逃していたらずっと後悔していただろうな・・・。今の彼女たちの等身大の姿がよくわかるドキュメンタリーでしたね。個人的に一番印象に残ったのはRINAの言葉。「自分だけが普通で、才能を明日からつけようとか無理やから(3人の)才能を作れる才能でいいと思う。」みたいなことを言っていたんですが、「その才能が一番難しいんやで」って思わずTVに向かってツッコミ入れてしまった。
でも彼女のような考え方があの年齢で出来るのは凄いこと。良くも悪くも大人だ。あの番組を通してもRINAの発言がSCANDALの核心部分に近い所が多かったように思った。ああいう番組構成だったからかもしれないけど、RINAはもうちょっと肩の荷を下ろした感じの方がいいように感じたな。
あとは、悩めるHARUNAね。「商業的な自分が嫌」「ずっと作って生きてきたんだと思う」(HARUNA談)とそれを裏付けるような「本当のHARUNAは脆いんです。」(TOMOMI談)のくだり。売れてくると必ず出てくる悩みかもね。ただHARUNAを本当に好きな人は彼女が実は繊細で脆いなんてのは気がついていると思う。もっといえば、そうだからこそみんなは大好きなんだな。
「音楽が商業的であること」は全てのアーティストが抱える普遍的な問題です。彼女が一生悩み抜いても答えは出ないでしょう。でも彼女の話をよく聞くと、「自分を見失いがちな自分が嫌。(リーダーの責任で?)」という所の悩みみたい。
「人間は2で割る所から苦悩が始まる。」というのが仏教の思想だけど、真理だと思う。私とあなた、男と女、親と子、上司と部下・・・。年齢を重ねるほど割る回数は増えていく。だから子供には悩みが少なく、大人になると悩みだらけになる。じゃあどうするかというと、「0=無」になるということ。禅の考え方かな?
どういうのが無なのかは人それぞれ。少なくとも自分をもう一人の自分で割ることは、さほど重要ではないし、意味もない。そのままの自分でいることの方が重要だと思うな。
まぁ、難しい話になりましたけど、SCANDALには長く活動して欲しいですね。今までのガールズバンドは売れて来ると「突然解散」というパターンが多いし。売れてきた今が彼女たちの正念場なのかもしれません。今後のSCANDALに期待しましょう。
※SCANDAL 『ピンヒールサーファー』 PVフル
http://www.youtube.com/watch?v=aNA8015TGcA
でも彼女のような考え方があの年齢で出来るのは凄いこと。良くも悪くも大人だ。あの番組を通してもRINAの発言がSCANDALの核心部分に近い所が多かったように思った。ああいう番組構成だったからかもしれないけど、RINAはもうちょっと肩の荷を下ろした感じの方がいいように感じたな。
あとは、悩めるHARUNAね。「商業的な自分が嫌」「ずっと作って生きてきたんだと思う」(HARUNA談)とそれを裏付けるような「本当のHARUNAは脆いんです。」(TOMOMI談)のくだり。売れてくると必ず出てくる悩みかもね。ただHARUNAを本当に好きな人は彼女が実は繊細で脆いなんてのは気がついていると思う。もっといえば、そうだからこそみんなは大好きなんだな。
「音楽が商業的であること」は全てのアーティストが抱える普遍的な問題です。彼女が一生悩み抜いても答えは出ないでしょう。でも彼女の話をよく聞くと、「自分を見失いがちな自分が嫌。(リーダーの責任で?)」という所の悩みみたい。
「人間は2で割る所から苦悩が始まる。」というのが仏教の思想だけど、真理だと思う。私とあなた、男と女、親と子、上司と部下・・・。年齢を重ねるほど割る回数は増えていく。だから子供には悩みが少なく、大人になると悩みだらけになる。じゃあどうするかというと、「0=無」になるということ。禅の考え方かな?
どういうのが無なのかは人それぞれ。少なくとも自分をもう一人の自分で割ることは、さほど重要ではないし、意味もない。そのままの自分でいることの方が重要だと思うな。
まぁ、難しい話になりましたけど、SCANDALには長く活動して欲しいですね。今までのガールズバンドは売れて来ると「突然解散」というパターンが多いし。売れてきた今が彼女たちの正念場なのかもしれません。今後のSCANDALに期待しましょう。
※SCANDAL 『ピンヒールサーファー』 PVフル
http://www.youtube.com/watch?v=aNA8015TGcA
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新生SOULHEADがパワーアップして再登場
2012年9月8日 CDレビュー
日本の音楽界を代表する天才ソウル・シスターズ、SOULHEAD(ソウルヘッド)のAvex移籍後初のアルバム。タイトルはそのまま「SOULHEAD」で、再スタートへの強い決意が伺えます。ベテランなのにまだまだ攻めの音楽が多く、ロックスタイルを取り入れるなど、パワフルなナンバーで圧倒します。この2人、まだまだ落ち着いた雰囲気で大人の音楽に・・・・なんて考えはサラサラなさそう。まったくたいした姉妹です。(笑)
約4年ぶりとなったアルバムですが、これまでの彼女たちのソウルがよりシャープで危険なくらいのスピード感をまとった曲が多いのが特徴です。1曲目の01. Show Timeに、新生SOULHEADの方向性が現れています。今までなかったロックギターをフューチャーした激しいアッパーチューンです。05. 限界ピストルズでもそうで、こちらの方がギターが唸りまくりです。
じゃあもうソウルではないのかというと、04. 9Dayz、06. New Kicksでは、シャープでソリッドなラップを惜しげも無く披露しています。02. Whateverは、今までの彼女たちの路線上にある爽やかでキャッチーなナンバー。11. FANTASYもテクノの要素を取り入れた爽やかなナンバー。このあたりを聴けば少しホッとします。
総じて言えることは、今回の作品はロック色が強く出ています。よくR&B、ソウルが好きな人は、ロックギター音が苦手な人が多いのですが、そういう人にはオススメできないかもしれません。ただバランスの良い作品なので、まずはレンタルでも聴いてみるのがいいと思います。案外ギター音とのコラボがカッコイイと感じるようになるかもしれませんし。
それにしても、いつまでもパワフルなこの姉妹の活躍に今後も目が離せません。
※SOULHEAD Official Web Site
http://www.soulhead.info/
※視聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/artist_Soulhead_000000000202309/item_SOULHEAD_3726318
※「Whatever ~ 限界ピストルズ」Short PV
http://youtu.be/c6W4DG5QPTY
SOULHEAD
01. Show Time
02. Whatever
03. Cosmic Walking
04. 9Dayz
05. 限界ピストルズ
06. New Kicks
07. confession
08. Plunder
09. The Battle Of...
10. All My Dreamer
11. FANTASY
12. Pass the love
13. 大きな世界の小さな僕ら
約4年ぶりとなったアルバムですが、これまでの彼女たちのソウルがよりシャープで危険なくらいのスピード感をまとった曲が多いのが特徴です。1曲目の01. Show Timeに、新生SOULHEADの方向性が現れています。今までなかったロックギターをフューチャーした激しいアッパーチューンです。05. 限界ピストルズでもそうで、こちらの方がギターが唸りまくりです。
じゃあもうソウルではないのかというと、04. 9Dayz、06. New Kicksでは、シャープでソリッドなラップを惜しげも無く披露しています。02. Whateverは、今までの彼女たちの路線上にある爽やかでキャッチーなナンバー。11. FANTASYもテクノの要素を取り入れた爽やかなナンバー。このあたりを聴けば少しホッとします。
総じて言えることは、今回の作品はロック色が強く出ています。よくR&B、ソウルが好きな人は、ロックギター音が苦手な人が多いのですが、そういう人にはオススメできないかもしれません。ただバランスの良い作品なので、まずはレンタルでも聴いてみるのがいいと思います。案外ギター音とのコラボがカッコイイと感じるようになるかもしれませんし。
それにしても、いつまでもパワフルなこの姉妹の活躍に今後も目が離せません。
※SOULHEAD Official Web Site
http://www.soulhead.info/
※視聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/artist_Soulhead_000000000202309/item_SOULHEAD_3726318
※「Whatever ~ 限界ピストルズ」Short PV
http://youtu.be/c6W4DG5QPTY
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ジャパニーズ・レゲエの女王の集大成
2012年8月31日 CDレビュー コメント (1)
ジャパニーズ・レゲエの女王、PUSHIMのアルバム。今までのアルバムの中から、歌ものを中心にセレクトしたものなんですが、選曲がかなりいいので超オススメです。R&Bは聴くけど、レゲエはあんまり・・・という方にぜひオススメしたい1枚。スイートレゲエがどんなに気持ちいいかを感じることができると思います。
今回は「歌」に焦点を当てたということですが、これはすごくいいことだと思います。実は彼女は昔から抜群に「歌」がうまいんです。でもレゲエだとその凄さがあまり伝わらないんです。今回のアルバムではその辺がよくわかる内容になっているので、ぜひ一度聴いて欲しいですね。
注目のトラックは03. Like a sunshine,my memoryの別バージョンで、かなりクールになってます。私はレゲエも好きだけど、そこにこだわらないタイプなのでこういうトラックは大歓迎ですね。10. Strong Woman (Original Mix)は曲の良さもさることながら、歌詞も多くの女性に共感できる内容で、彼女の名前が知られるキッカケとなった曲です。
11. 悲しくてやりきれないは私たちの親の世代のフォークソング全盛時代のフォーククルセイダーズというバンドの代表曲。彼女の声で歌われると確かにやりきれない感じがします。(笑)もちろん、彼女の王道であるレゲエナンバーの05. FRESH!や07. FOREVERもあって、本当に充実した内容のCDになってます。
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/artist_PUSHIM_000000000133222/item_Dazzlez-Songs-Of-Songs_1493547
※PUSHIM Official Homepage
http://www.pushim.com/
DAZZLEZ -Song of Songs-
01. Anything For You
02. a song dedicated(In This Together Mix)
03. Like a sunshine,my memory(EOL Mix〜Edit Version)
04. I Wanna Know You
05. FRESH!
06. らくだ〜歌の歌
07. FOREVER
08. 波が・・・ (Green Tings Version)
09. heavenly
10. Strong Woman (Original Mix)
11. 悲しくてやりきれない
12. 夢じゃないToday
13. Lyrical Feeling(Edit Version)
14. Brand New Day
今回は「歌」に焦点を当てたということですが、これはすごくいいことだと思います。実は彼女は昔から抜群に「歌」がうまいんです。でもレゲエだとその凄さがあまり伝わらないんです。今回のアルバムではその辺がよくわかる内容になっているので、ぜひ一度聴いて欲しいですね。
注目のトラックは03. Like a sunshine,my memoryの別バージョンで、かなりクールになってます。私はレゲエも好きだけど、そこにこだわらないタイプなのでこういうトラックは大歓迎ですね。10. Strong Woman (Original Mix)は曲の良さもさることながら、歌詞も多くの女性に共感できる内容で、彼女の名前が知られるキッカケとなった曲です。
11. 悲しくてやりきれないは私たちの親の世代のフォークソング全盛時代のフォーククルセイダーズというバンドの代表曲。彼女の声で歌われると確かにやりきれない感じがします。(笑)もちろん、彼女の王道であるレゲエナンバーの05. FRESH!や07. FOREVERもあって、本当に充実した内容のCDになってます。
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/artist_PUSHIM_000000000133222/item_Dazzlez-Songs-Of-Songs_1493547
※PUSHIM Official Homepage
http://www.pushim.com/
新生美少女ロックバンドのスキャンダラスな夏アゲロック
2012年8月16日 音楽
今や飛ぶ鳥も落とす勢いの大人気美少女ロックバンド、SCANDALの今年の夏シングルです。それぞれの個性が強くなり、まるで新生SCANDALといえるくらいの大胆なイメチェンをして登場です。今回はオレンジレンジのNAOTOプロデュースで、今までの彼女たちの音楽とはかなり異なりますが、SCANDALらしいアレンジで新しい魅力をアピールしています。当初のガールズガレージバンドというコンセプトもどこへやらですが、なんでもあり的な感じは、オレンジレンジと相性がいいのかもしれません。
今夏は、草津のイナズマロックフェスに参戦のようで、ステージでどういうパフォーマンスになるのか楽しみです。それにしても、メンバー全員がかなりのイメチェンで、特にメインボーカルのHARUNAは髪をバッサリ切っていて、金髪のMAMI以上にビックリです。巷ではTOMOMIが凄く可愛くなったと評判です。RINAは元々美少女だったので、変化の度合いは少ない感じですかね。
次のシングルも決定していて、9/12にピンヒールサーファーという曲で発売予定です。今度は、TRICERATOPSの和田唱がプロデュースです。しばらくこういう他のアーティストからの楽曲提供路線で行くのでしょうか?もろにトライセラなサウンドでした。だいぶポップ路線になってきた感じですが、今後の展開が読めないところが、彼女たちらしさなのかもしれません。9月末の新アルバムにも期待しましょう。
※太陽スキャンダラス / SCANDAL
http://youtu.be/WafxfzP3P-w
太陽スキャンダラス / SCANDAL
1. 太陽スキャンダラス
2. ちぇりーじゃむ
3. 太陽スキャンダラス (Instrumental)
今夏は、草津のイナズマロックフェスに参戦のようで、ステージでどういうパフォーマンスになるのか楽しみです。それにしても、メンバー全員がかなりのイメチェンで、特にメインボーカルのHARUNAは髪をバッサリ切っていて、金髪のMAMI以上にビックリです。巷ではTOMOMIが凄く可愛くなったと評判です。RINAは元々美少女だったので、変化の度合いは少ない感じですかね。
次のシングルも決定していて、9/12にピンヒールサーファーという曲で発売予定です。今度は、TRICERATOPSの和田唱がプロデュースです。しばらくこういう他のアーティストからの楽曲提供路線で行くのでしょうか?もろにトライセラなサウンドでした。だいぶポップ路線になってきた感じですが、今後の展開が読めないところが、彼女たちらしさなのかもしれません。9月末の新アルバムにも期待しましょう。
※太陽スキャンダラス / SCANDAL
http://youtu.be/WafxfzP3P-w
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注目度No.1の新世代女性シンガーソングライターがメジャーデビュー!
2012年7月28日 CDレビュー
久しぶりにブレイクの予感がビンビン来ている女の子を発見しました!彼女の名前はRihwa(リファ)北海道の札幌出身ですが、カナダでの高校生活で楽曲制作をするようになったそうです。帰国後は地元で音楽活動をしてインディーズで話題になり、今月にあのトイズファクトリーからメジャーデビューしました。
曲調は、アコースティックを基調としたポップロックです。洋楽でいえば、カントリースタイルを取り入れたガールズロックのミシェル・ブランチと、もう少しポップなリアン・ライムスあたりに近いでしょうか?日本ではいそうでいないタイプです。あえて例えるなら、Superflyの越智志帆のロックテイストなボーカルをガーリーなスタイルにして、サウンドはカントリーロックにしたような感じかな?
デビュー当初の植村花菜もこんな感じのポップロックだったけど、Rihwaの方がロックテイストを感じるし、荒削りな雰囲気もいい。(植村花菜は最初から完成されていた。彼女の真面目さや誠実さが音楽に出ていた。ま、私はそんな彼女が当初から大好きでしたが。)
アルバムは来年になるでしょうけど、タイアップ等で当たれば早ければ年末頃に名前が知られるかもしれません。一応ブレイク予想しておきます。
久しぶりに若い子らしい元気な曲でお気に入りです。本物のロックテイストが感じられるボーカルも越智さん以来かも?バラードとかで売れて欲しくないタイプですね。まだ未知数な部分が多いけど、期待値は高いです。ちなみに今年のサマソニに前座で出るようです。行く人は見ておくといいかも。
※Rihwa Official Web Site
http://www.rihwa.net/
※Rihwa(リファ)「CHANGE」PV(Short ver.)
http://youtu.be/xMoTyO9BDVI
※Rihwa(リファ)「Tell me what you want」PV FULL
http://youtu.be/W4TPR9qwCMI
追記:今年最初に紹介した「School Food Punishment」が解散しました。
内村ちゃんなんでーーー。今年一番ショックでした。
http://www.hotexpress.co.jp/special/110706_sfp/
(既にこの時から・・・時代の先を行くバンドはいつも何故か短命だ。)
曲調は、アコースティックを基調としたポップロックです。洋楽でいえば、カントリースタイルを取り入れたガールズロックのミシェル・ブランチと、もう少しポップなリアン・ライムスあたりに近いでしょうか?日本ではいそうでいないタイプです。あえて例えるなら、Superflyの越智志帆のロックテイストなボーカルをガーリーなスタイルにして、サウンドはカントリーロックにしたような感じかな?
デビュー当初の植村花菜もこんな感じのポップロックだったけど、Rihwaの方がロックテイストを感じるし、荒削りな雰囲気もいい。(植村花菜は最初から完成されていた。彼女の真面目さや誠実さが音楽に出ていた。ま、私はそんな彼女が当初から大好きでしたが。)
CHANGE / Rihwa
1. CHANGE
2. 月とウサギとカメ
3. S.O.S
アルバムは来年になるでしょうけど、タイアップ等で当たれば早ければ年末頃に名前が知られるかもしれません。一応ブレイク予想しておきます。
久しぶりに若い子らしい元気な曲でお気に入りです。本物のロックテイストが感じられるボーカルも越智さん以来かも?バラードとかで売れて欲しくないタイプですね。まだ未知数な部分が多いけど、期待値は高いです。ちなみに今年のサマソニに前座で出るようです。行く人は見ておくといいかも。
※Rihwa Official Web Site
http://www.rihwa.net/
※Rihwa(リファ)「CHANGE」PV(Short ver.)
http://youtu.be/xMoTyO9BDVI
※Rihwa(リファ)「Tell me what you want」PV FULL
http://youtu.be/W4TPR9qwCMI
追記:今年最初に紹介した「School Food Punishment」が解散しました。
内村ちゃんなんでーーー。今年一番ショックでした。
http://www.hotexpress.co.jp/special/110706_sfp/
(既にこの時から・・・時代の先を行くバンドはいつも何故か短命だ。)
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夏のオススメPV特集(洋楽編)
2012年7月16日 音楽
なんか3連休だったのに、何も出来なかったような気がする。なんで休みの日は時間が経つのがこんなに早いんだろう?しかも今日は祇園祭の宵山だし。(関係ない?)せめて、このブログを更新せねば・・・と思って書いています。CDレビューもいいけど、やっぱ動画で紹介する方がいいと思うんですよねー。自分の過去ログを見ていると、昨年はこのネタやってない!ということで、今回は洋楽編でご紹介です。それではカウントダウン、スタート!(違うか?)
※あなたの魅力にフォーリン!(レッドカード)
セクシー・ビューティーな歌姫、mya(マイア)の3rdアルバムからのヒット曲Fallen。ヒップホップの名曲、ファーサイドの「Runnin’」 をサンプリングし、ゾクゾクするようなスムースでセクシーな曲になってます。男性の立場で言わせてもらえば、それは反則です。
http://youtu.be/h4GLjo-6V78
※スウィートボイスな男性フィリーソウルの新星
ようやくTSUTAYAでも新作CDで借りられるようになった、LATIF(ラティーフ)の昨年のアルバムから、ONE KISS。美メロで上品なR&Bスタイルが好きな女性には適度な水分補給が必要かも?
http://youtu.be/xYEAV0J70qc
※ティーンに絶大な支持のカリスマガール
日本では全く知られていないけど、あちらではティーンエイジャーを中心に絶大な人気のFefe Dobson (フィフィ・ドブソン)はもはやファッションリーダーでもある。曲は「Stuttering」サビの雄叫び?が話題になっています。曲はいいのにPVはちょっとチープな感じが・・・(三文芝居が・・・オーオオオーオーエエエエー)
http://youtu.be/cmb8_KsrNSQ
※2ステップの貴公子のクールなサマーナンバー
2ステップの貴公子、craig david(クレイグ・デイヴィッド)の珍しいリゾート系クールナンバー。どんな感じの曲を歌ってもカッコイイ。曲は「Hidden Agenda」 ん?アジェンダって、最近多用されるあれのこと?
http://youtu.be/reKNc-ebqMc
今回はこの4曲でした。それじゃまたね~。
※あなたの魅力にフォーリン!(レッドカード)
セクシー・ビューティーな歌姫、mya(マイア)の3rdアルバムからのヒット曲Fallen。ヒップホップの名曲、ファーサイドの「Runnin’」 をサンプリングし、ゾクゾクするようなスムースでセクシーな曲になってます。男性の立場で言わせてもらえば、それは反則です。
http://youtu.be/h4GLjo-6V78
※スウィートボイスな男性フィリーソウルの新星
ようやくTSUTAYAでも新作CDで借りられるようになった、LATIF(ラティーフ)の昨年のアルバムから、ONE KISS。美メロで上品なR&Bスタイルが好きな女性には適度な水分補給が必要かも?
http://youtu.be/xYEAV0J70qc
※ティーンに絶大な支持のカリスマガール
日本では全く知られていないけど、あちらではティーンエイジャーを中心に絶大な人気のFefe Dobson (フィフィ・ドブソン)はもはやファッションリーダーでもある。曲は「Stuttering」サビの雄叫び?が話題になっています。曲はいいのにPVはちょっとチープな感じが・・・(三文芝居が・・・オーオオオーオーエエエエー)
http://youtu.be/cmb8_KsrNSQ
※2ステップの貴公子のクールなサマーナンバー
2ステップの貴公子、craig david(クレイグ・デイヴィッド)の珍しいリゾート系クールナンバー。どんな感じの曲を歌ってもカッコイイ。曲は「Hidden Agenda」 ん?アジェンダって、最近多用されるあれのこと?
http://youtu.be/reKNc-ebqMc
今回はこの4曲でした。それじゃまたね~。
大河ドラマの枠を解き放った「平清盛」
2012年7月1日 その他
実は私、世間では酷評されている今年の大河ドラマ「平清盛」にはまっています。確かに私の周りの人は「今回のは見ていない。」という人が多いです。主な理由は「映像が汚い」とか「ストーリーが難解」とか大方の悪評判どおりの答えです。でもねー、私は正直言って、今回の大河ドラマ「平清盛」は過去に例を見ないほど質が高いと思っています。今日は酷評される平清盛を応援すべく、私が感じた魅力を書きます。
まず、「映像が汚い」と感じる人は、これまでの大河ドラマの常識にとらわれた人だと思いますね。作られたセットでお決まりのアングルで撮影される今までの大河ドラマとはまるで違う。地デジの特性を生かしたリアリティーのある映像は汚いのではなく、深いのだ。特に年配の人間にはそうした感覚はない。某知事は自分には平成の感性が無いことを公言したようなものだ。(それ以前に公人として発言することではないわな。)
「ストーリーが解らない」という人は、確かに理解できる。私も最初の方はよく解らなくなって、公式HPで調べたりした。この点はNHKも後で改善して、話の始まる前に解説を入れるようになった。ただ最初で嫌になった人がいたら残念だ。
物語は現在、保元の乱、平治の乱と佳境に入っている。中井貴一、三上博史を始めとする有名俳優がいなくなって、どうか?という懸念もあったが、主役の松山ケンイチはもちろん、取り巻きの役者さんたちが渾身の演技を見せている。
特に平清盛の叔父「平忠正」を演じた豊原功補、源義朝の父「源為義」を演じた小日向文世の2人は、これまで脇役、端役でキャリアを積んできたベテラン俳優さんだが、有名俳優を上回るほどの素晴らしい演技だった。最初のナレーションではないが、この2人なくしてドラマ「平清盛」はなかったといえるだろう。
脚本や演出もなかなか凝っている。上記の2人は保元の乱の後に斬首されるのだが、斬られる側2人の演技の違い、斬る側(松山と玉木)の2人の違い、がうまく平氏と源氏の違いとなって行く所は、演出の妙だと思う。
大河50周年というだけあって、かなり力の入ったドラマで、演出も撮影手法も全てが凝っている。私は毎週、ドラマというより映画を見るような感覚で楽しみにしている。
最後に、平清盛が不評であることについて評論家が「作品として上質なものが大衆の人気を得るとは限らず、今回の大河ドラマは制作側の意気込みに反して、多くの人にとって敷居の高いドラマになったという事ではないか?」という主旨のコメントをしていた。全く同感だ。
個人的には「タルカス」と「今様」を組み込んだオープニング曲は斬新だった。既にここからこれまでの大河ドラマとは違っていたんだと思う。今後も平清盛を応援していきます。(もうブログには書かないけどね。)
※平清盛 公式サイト(NHK)
http://www9.nhk.or.jp/kiyomori/
まず、「映像が汚い」と感じる人は、これまでの大河ドラマの常識にとらわれた人だと思いますね。作られたセットでお決まりのアングルで撮影される今までの大河ドラマとはまるで違う。地デジの特性を生かしたリアリティーのある映像は汚いのではなく、深いのだ。特に年配の人間にはそうした感覚はない。某知事は自分には平成の感性が無いことを公言したようなものだ。(それ以前に公人として発言することではないわな。)
「ストーリーが解らない」という人は、確かに理解できる。私も最初の方はよく解らなくなって、公式HPで調べたりした。この点はNHKも後で改善して、話の始まる前に解説を入れるようになった。ただ最初で嫌になった人がいたら残念だ。
物語は現在、保元の乱、平治の乱と佳境に入っている。中井貴一、三上博史を始めとする有名俳優がいなくなって、どうか?という懸念もあったが、主役の松山ケンイチはもちろん、取り巻きの役者さんたちが渾身の演技を見せている。
特に平清盛の叔父「平忠正」を演じた豊原功補、源義朝の父「源為義」を演じた小日向文世の2人は、これまで脇役、端役でキャリアを積んできたベテラン俳優さんだが、有名俳優を上回るほどの素晴らしい演技だった。最初のナレーションではないが、この2人なくしてドラマ「平清盛」はなかったといえるだろう。
脚本や演出もなかなか凝っている。上記の2人は保元の乱の後に斬首されるのだが、斬られる側2人の演技の違い、斬る側(松山と玉木)の2人の違い、がうまく平氏と源氏の違いとなって行く所は、演出の妙だと思う。
大河50周年というだけあって、かなり力の入ったドラマで、演出も撮影手法も全てが凝っている。私は毎週、ドラマというより映画を見るような感覚で楽しみにしている。
最後に、平清盛が不評であることについて評論家が「作品として上質なものが大衆の人気を得るとは限らず、今回の大河ドラマは制作側の意気込みに反して、多くの人にとって敷居の高いドラマになったという事ではないか?」という主旨のコメントをしていた。全く同感だ。
個人的には「タルカス」と「今様」を組み込んだオープニング曲は斬新だった。既にここからこれまでの大河ドラマとは違っていたんだと思う。今後も平清盛を応援していきます。(もうブログには書かないけどね。)
※平清盛 公式サイト(NHK)
http://www9.nhk.or.jp/kiyomori/
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アラフォー世代に懐かしいアーティスト「中西圭三」の名作集
2012年6月17日 CDレビュー
90年代を代表するアーティスト、中西圭三の数々の名曲を2000年仕様の音で再構成したセレクトアルバム。この収録曲をみればわかりますが、本人名義の曲よりも他にプロデュースした曲をセルフカバーした曲も多く含まれています。私個人は中西圭三自身のアルバムはほとんど持っているので、こういう手に入りにくかった音源を並べられると弱いです。そしてそういう曲の方が懐かしかったりします。今日は当時の頃のことを書きつつレビューしたいと思います。
まずは1曲目のChoo Choo TRAIN~NATIVE(Love Jungle MIX)です。今ではすっかりエグザイルの代表曲になっていますが、元は某TV番組から結成されたZOOというダンスチームに提供した1曲で原曲は女性ボーカルだった。続くNATIVEもZOOの代表曲。エグザイルのリーダーのHIROは当時のZOOのメンバーでした。Choo Choo TRAINは中西圭三自身のコンサートでもよく自分で歌っていました。
アーティスト活動として最初の大ヒット曲となった02. WomanはカメリアダイアモンドのCM曲に使用されたことで注目されました。後の11. You And Iも同CM曲で大ヒットしました。一方ライブで盛り上げる時に必ず演奏された04. Ticket To Paradiseも当時のファンなら懐かしいナンバー。
09. 冷たいキスは森永製菓のアイス製品「ICE BOX」のCM曲。驚くべきは、この曲は同製品のキャンペーンのコラボ企画として、池田聡、中西圭三を中心としてクリエイター4人(後にSPEEDを生む伊秩弘将も参加)が期間限定ユニット「ICE BOX」を結成。お菓子からユニットが生まれるという異例中の異例でした。
10. Timingはウリナリ(わからない人は検索で。)の番組内で結成されたビビアン・スー率いるブラックビスケッツの代表曲。彼らのダンスの振付を多くの人が真似た。
最後に14. 次の夢。これは男性は中西圭三、女性はポップロック歌手の久宝留理子が歌い、それぞれが日産自動車のCM曲として起用されるという、これも異例の曲。競作であって「共作」ではなく、名義では中西圭三の曲であり、久宝はカバーということになる。久宝verも素晴らしく、聴きたくなるが入手困難だろう。
曲の成り立ちや時代背景をメインに書いてみました。個人的にも最近聴いているのはアラフォー世代のナツメロで、今井美樹とか、久保田利伸とかあたり。今聴いてもいい曲だと思います。
私の思い出の曲は、「眠れぬ想い」(single.ver)、「破壊」(Spinning収録)、非情階段(米倉利紀フューチャーVer.)あたりかな。結構マニアックです。
※アルバム解説ページ(GENEON UNIVERSAL)
http://db2.geneonuniversal.jp/contents/hp0004/list.php?CNo=4&AgentProCon=15242
※試聴はこちら(要フラッシュ)
http://tower.jp/item/1062252/complete-BEST-SELECTION
01. Choo Choo TRAIN~NATIVE(Love Jungle MIX)
02. Woman
03. ダイヤモンド・レイン
04. Ticket To Paradise
05. ミッドナイト・コール
06. あの空を忘れない
07. WITH(Featuring ゴスペラーズ)
08. 眠れぬ想い(orchestral style)
09. 冷たいキス
10. Timing
11. You And I
12. All I Wanna Do(Duet with Christina)
13. 落日
14. 次の夢
15. 君は君の誇り
まずは1曲目のChoo Choo TRAIN~NATIVE(Love Jungle MIX)です。今ではすっかりエグザイルの代表曲になっていますが、元は某TV番組から結成されたZOOというダンスチームに提供した1曲で原曲は女性ボーカルだった。続くNATIVEもZOOの代表曲。エグザイルのリーダーのHIROは当時のZOOのメンバーでした。Choo Choo TRAINは中西圭三自身のコンサートでもよく自分で歌っていました。
アーティスト活動として最初の大ヒット曲となった02. WomanはカメリアダイアモンドのCM曲に使用されたことで注目されました。後の11. You And Iも同CM曲で大ヒットしました。一方ライブで盛り上げる時に必ず演奏された04. Ticket To Paradiseも当時のファンなら懐かしいナンバー。
09. 冷たいキスは森永製菓のアイス製品「ICE BOX」のCM曲。驚くべきは、この曲は同製品のキャンペーンのコラボ企画として、池田聡、中西圭三を中心としてクリエイター4人(後にSPEEDを生む伊秩弘将も参加)が期間限定ユニット「ICE BOX」を結成。お菓子からユニットが生まれるという異例中の異例でした。
10. Timingはウリナリ(わからない人は検索で。)の番組内で結成されたビビアン・スー率いるブラックビスケッツの代表曲。彼らのダンスの振付を多くの人が真似た。
最後に14. 次の夢。これは男性は中西圭三、女性はポップロック歌手の久宝留理子が歌い、それぞれが日産自動車のCM曲として起用されるという、これも異例の曲。競作であって「共作」ではなく、名義では中西圭三の曲であり、久宝はカバーということになる。久宝verも素晴らしく、聴きたくなるが入手困難だろう。
曲の成り立ちや時代背景をメインに書いてみました。個人的にも最近聴いているのはアラフォー世代のナツメロで、今井美樹とか、久保田利伸とかあたり。今聴いてもいい曲だと思います。
私の思い出の曲は、「眠れぬ想い」(single.ver)、「破壊」(Spinning収録)、非情階段(米倉利紀フューチャーVer.)あたりかな。結構マニアックです。
※アルバム解説ページ(GENEON UNIVERSAL)
http://db2.geneonuniversal.jp/contents/hp0004/list.php?CNo=4&AgentProCon=15242
※試聴はこちら(要フラッシュ)
http://tower.jp/item/1062252/complete-BEST-SELECTION
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新感覚エレクトロサウンドの新人男女ユニットに要注意!
2012年5月26日 CDレビュー
今日は久しぶりにCDレビューです。しかも今回はブレイクの期待も!斬新なテクノサウンドのエレクトロニック・ユニット、LILの1stアルバムをピックアップです。大型タイアップも少ないので、まだあまり知られていないかもしれませんが、LILは、4オクターブの音域を持つ女性ヴォーカル、ucio(ユシオ)と、トラックメイカーであり、サウンドプロデューサーでもあるTSUGE(ツゲ)の2人による新鋭エレクトロニック・ユニットです。昨年の1月から放送されたauの「karada manager」(キレイのカギは岩崎さん)のCMソングに抜擢されました。
そのCMソングとなったWatching you feat.WISEは配信チャートで1位となり、このアルバムの先行シングルとなりました。(このPVにはあのトリンドル玲奈が出演しています。)
前置きが長かったですね。それだけ熱が入っているってことです。アルバムのレビューをします。
彼らの特徴の一つとして挙げられるのは、ucioのメロディーラインでのボーカルにエフェクトは一切かけないという点です。また様々な音楽の影響を取り入れているので、Perfume、capsule系の完全なエレクトロを期待している人には向かないかもしれません。しかし、音か声かわからないようなサンプリングの用い方と変則リズムのビートには新しい発想がちりばめられています。今までに聴いたことにない未体験の音楽でジャンル分け不可能。それがLILのサウンドです。
オープニングを飾る、01. SURF MINDは全編英詩なので、洋楽と見分けが付かないです。(たぶん彼女は英語ペラペラ。)シャープでクールな1曲です。02. Watching you feat.WISEはCMソングになっただけあって、最も聴きやすいキャッチーでエレポップな名曲。ベテランラッパーのWISEが突き抜けるようなucioのボーカルを見事に引き立てています。また最後の方のWISEのラップでの盛り上げ方は鳥肌ものです。
03. Girl in the mirrorはこれぞLILのサウンドといえるユーロ系ビートを用いた眩いくらいの輝きを放つ名トラック。08. S.Y.N.C.はミドルでキャッチーなビートに感情を乗せたusioの日本詩での歌が印象に残るトラック。斬新なサウンドなのにどこか懐かしさを感じる不思議な曲。
12. Teen’s waveでは変則リズムのビートに幻惑的なサンプリング効果で酔いそうな音の中で、直線的に歌うusioのノンエフェクトなボーカルが絶妙のバランスです。ちなみに終盤の超高音は彼女の4オクターブ声域の生声です。(ほとんどマライアキャリー状態。)
最後にカバー曲が1曲。05. Carnivalはカーディガンズの名曲カヴァー。原作のイメージを保ちつつ、しっかりテクノサウンドになっています。
これほどのクオリティーで1stアルバムというのはありえないですね。そして、今年の7月に待望の2ndアルバム「L2」が発表になります。現在は、HALCALIとのコラボ作品、「恋はPUSH! feat.HALCALI」が先行配信中です。さらにMAROON5のTHIS LOVEがカバーで収録されるそうです。(既に配信済みのようですが。)2ndアルバムではどんなサウンドを聞かせてくれるのか楽しみです。まだ彼らを知らない人はこのアルバムで話題の先取りをしておきましょう。
※全曲試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3963559
※Watching you feat. WISE (PVフル.ver)>トリンドル玲奈出演
http://www.youtube.com/watch?v=nrLnQgw8NcM
※LIL Official WebSite
http://www.artimage.co.jp/artists/lil/
そのCMソングとなったWatching you feat.WISEは配信チャートで1位となり、このアルバムの先行シングルとなりました。(このPVにはあのトリンドル玲奈が出演しています。)
前置きが長かったですね。それだけ熱が入っているってことです。アルバムのレビューをします。
Synchronize [Limited Edition] / LIL
01. SURF MIND
02. Watching you feat.WISE
03. Girl in the mirror
04. METRO-L feat.環ROY
05. Carnival
06. Just a Way
07. my favorite song
08. S.Y.N.C.
09. BLACK WALL feat.雅-MIYAVI-
10. Beach!!!
11. What time is it now?
12. Teen’s wave
13. Get Over
14. DANCE on The FLOOR (KOZM(R) REMIX)
15. Watching you feat.WISE (DEXPISTOLS Remix)
彼らの特徴の一つとして挙げられるのは、ucioのメロディーラインでのボーカルにエフェクトは一切かけないという点です。また様々な音楽の影響を取り入れているので、Perfume、capsule系の完全なエレクトロを期待している人には向かないかもしれません。しかし、音か声かわからないようなサンプリングの用い方と変則リズムのビートには新しい発想がちりばめられています。今までに聴いたことにない未体験の音楽でジャンル分け不可能。それがLILのサウンドです。
オープニングを飾る、01. SURF MINDは全編英詩なので、洋楽と見分けが付かないです。(たぶん彼女は英語ペラペラ。)シャープでクールな1曲です。02. Watching you feat.WISEはCMソングになっただけあって、最も聴きやすいキャッチーでエレポップな名曲。ベテランラッパーのWISEが突き抜けるようなucioのボーカルを見事に引き立てています。また最後の方のWISEのラップでの盛り上げ方は鳥肌ものです。
03. Girl in the mirrorはこれぞLILのサウンドといえるユーロ系ビートを用いた眩いくらいの輝きを放つ名トラック。08. S.Y.N.C.はミドルでキャッチーなビートに感情を乗せたusioの日本詩での歌が印象に残るトラック。斬新なサウンドなのにどこか懐かしさを感じる不思議な曲。
12. Teen’s waveでは変則リズムのビートに幻惑的なサンプリング効果で酔いそうな音の中で、直線的に歌うusioのノンエフェクトなボーカルが絶妙のバランスです。ちなみに終盤の超高音は彼女の4オクターブ声域の生声です。(ほとんどマライアキャリー状態。)
最後にカバー曲が1曲。05. Carnivalはカーディガンズの名曲カヴァー。原作のイメージを保ちつつ、しっかりテクノサウンドになっています。
これほどのクオリティーで1stアルバムというのはありえないですね。そして、今年の7月に待望の2ndアルバム「L2」が発表になります。現在は、HALCALIとのコラボ作品、「恋はPUSH! feat.HALCALI」が先行配信中です。さらにMAROON5のTHIS LOVEがカバーで収録されるそうです。(既に配信済みのようですが。)2ndアルバムではどんなサウンドを聞かせてくれるのか楽しみです。まだ彼らを知らない人はこのアルバムで話題の先取りをしておきましょう。
※全曲試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3963559
※Watching you feat. WISE (PVフル.ver)>トリンドル玲奈出演
http://www.youtube.com/watch?v=nrLnQgw8NcM
※LIL Official WebSite
http://www.artimage.co.jp/artists/lil/
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SCANDALの魅力を熱く語ってみる。
2012年5月5日 その他
連休もいよいよ明日で終わりです。また仕事かぁ・・・悲しいなぁ・・・。でも、わりと好きなことしたし、よかったかな。さて、今日もレビューお休みで、最近個人的にハマっている、ガールズロックバンドのSCANDALの魅力についてツラツラと語ってみようと思います。
元々、ガールズロックバンドは好きでしたが、これほどハマったバンドは初めてかも。理由は単純、「メンバーがみんな若くてカワイイ!」から。ハガレンのEDで瞬間センチメンタルくらいから聴くようになって、昨年の太陽と君が描くSTORYのPVでノックアウトされました。(苦笑)もちろん、PV集のDVDも購入しました。
このDVDに収録のハルカのPVはどんなに帰りが遅くなっても、必ず1回は見てます。HARUNAって今まではキツイ目の表情でカッコよく歌うイメージだったんだけど、ここでの彼女のやさしい笑顔はヤバイ。かなりキテル。さらにお馴染みの踊りながらの演奏も、振付がかなりカワイイので、たまりません。スキャンダルなんかブッ飛ばせは過剰な踊りが不自然だったけど、こっちは全てが自然体で、かわいさ大爆発です。
LOVE SURVIVEのPVも好き。歌って踊れるガールズバンドって初めてなんじゃないかな?KOSHI-TANTANはシングルのカップリングにしか入ってないんだけどSCANDALの曲で一番好きな曲。このPVがなぜアニメなのかわからんけど、モーションキャプチャーで、それぞれ微妙に動きが違うのがツボ。ちょっとマニア向けかな?
でちょっと真面目に書くと、彼女たちの魅力って、ロックバンドでありながらエンターテイナーでもあるという点だと思います。日本のロックバンドの多くはR&Bのダンスパフォーマンスなどに比べると、エンタ的要素は少ないと思います。バンドでそれをするとおちゃらけバンドとして軽視されるほどです。
でも私は彼女たちのPVを見てると、80年後半のUSハードロックブームを思い出します。ボン・ジョヴィとか、エアロスミス、モトリー・クルーとかは、PVでは全然真面目に演奏してないし、ボーカルもギタリストも踊りながら弾くマネをしてる。何がいいたいかというと、彼らはライブではちゃんと演奏するし、出来るからPVではエンターテイナーに徹するということ。
ダンススクールで出会った4人が楽器を初めて持ってバンドになったという経緯もあってか、いい意味で「真面目に不真面目」が出来るのが、SCANDALだと思います。「自分たちの音楽の方向性は~」とか理屈の難しいロックバンドには彼女たちの活躍はいいヒントになるでしょう。
先の80年後半にUSで突如現れたポイズンというバンド。たった一枚のCDで大スターになったんだけど、彼らの時代錯誤のケバケバファッション、演奏はメチャメチャ下手で売れるはずがないという業界予想を覆したのは、理屈抜きで底抜けにロックンロールだったから。当時は超テクバンドばかりの中で、ありえないチープさだったけど、みんながそんな彼らに惹かれてCDを買った。
ポイズンは本当に真面目さがなかったので短命に終わった。だから、彼女たちの例には相応しくないけど、言いたいことはそういうこと。無名でも楽しませることが出来るのが音楽だし、ロックはそういう部分で最も単純明快なジャンルのはず。
制服系の縛りが無くなって、それぞれに個性を出しつつある彼女たちの今後の活躍に目が離せません。(紅白に出られるようなヒット曲が欲しいな、)
元々、ガールズロックバンドは好きでしたが、これほどハマったバンドは初めてかも。理由は単純、「メンバーがみんな若くてカワイイ!」から。ハガレンのEDで瞬間センチメンタルくらいから聴くようになって、昨年の太陽と君が描くSTORYのPVでノックアウトされました。(苦笑)もちろん、PV集のDVDも購入しました。
このDVDに収録のハルカのPVはどんなに帰りが遅くなっても、必ず1回は見てます。HARUNAって今まではキツイ目の表情でカッコよく歌うイメージだったんだけど、ここでの彼女のやさしい笑顔はヤバイ。かなりキテル。さらにお馴染みの踊りながらの演奏も、振付がかなりカワイイので、たまりません。スキャンダルなんかブッ飛ばせは過剰な踊りが不自然だったけど、こっちは全てが自然体で、かわいさ大爆発です。
LOVE SURVIVEのPVも好き。歌って踊れるガールズバンドって初めてなんじゃないかな?KOSHI-TANTANはシングルのカップリングにしか入ってないんだけどSCANDALの曲で一番好きな曲。このPVがなぜアニメなのかわからんけど、モーションキャプチャーで、それぞれ微妙に動きが違うのがツボ。ちょっとマニア向けかな?
でちょっと真面目に書くと、彼女たちの魅力って、ロックバンドでありながらエンターテイナーでもあるという点だと思います。日本のロックバンドの多くはR&Bのダンスパフォーマンスなどに比べると、エンタ的要素は少ないと思います。バンドでそれをするとおちゃらけバンドとして軽視されるほどです。
でも私は彼女たちのPVを見てると、80年後半のUSハードロックブームを思い出します。ボン・ジョヴィとか、エアロスミス、モトリー・クルーとかは、PVでは全然真面目に演奏してないし、ボーカルもギタリストも踊りながら弾くマネをしてる。何がいいたいかというと、彼らはライブではちゃんと演奏するし、出来るからPVではエンターテイナーに徹するということ。
ダンススクールで出会った4人が楽器を初めて持ってバンドになったという経緯もあってか、いい意味で「真面目に不真面目」が出来るのが、SCANDALだと思います。「自分たちの音楽の方向性は~」とか理屈の難しいロックバンドには彼女たちの活躍はいいヒントになるでしょう。
先の80年後半にUSで突如現れたポイズンというバンド。たった一枚のCDで大スターになったんだけど、彼らの時代錯誤のケバケバファッション、演奏はメチャメチャ下手で売れるはずがないという業界予想を覆したのは、理屈抜きで底抜けにロックンロールだったから。当時は超テクバンドばかりの中で、ありえないチープさだったけど、みんながそんな彼らに惹かれてCDを買った。
ポイズンは本当に真面目さがなかったので短命に終わった。だから、彼女たちの例には相応しくないけど、言いたいことはそういうこと。無名でも楽しませることが出来るのが音楽だし、ロックはそういう部分で最も単純明快なジャンルのはず。
制服系の縛りが無くなって、それぞれに個性を出しつつある彼女たちの今後の活躍に目が離せません。(紅白に出られるようなヒット曲が欲しいな、)
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映画 「テルマエ・ロマエ」を見てきました。 (あと個人的な雑談)
2012年4月30日 映画
今日はレビューお休みで。連休の前半は案外忙しかった。初めて有給を取って、一日早く連休に入った。というのも病院で検査のため。こういう場合、普通なら家族旅行とか帰省とか有効に使うんだろうけど、私の場合はなんとも嬉しくないスタートだった。検査結果は連休明けになるだろうけど、何故か結果を待たずして次は眼科で眼底検査へ行くように言われた。こう矢継ぎ早に検査を命令されると不安になる。そんな気持ちでスタートした連休だった。
あとは、大学時代の友人と飲んだり、家のことをしたり、と平凡に終わってしまった。唯一気晴らしになったのは、今話題のテルマエ・ロマエを見てきたことくらい。ネットカフェで2巻まで読んでいたけど、これは実写化したことでより面白くなっている。映画館もアバター並みに混んでいたし、みんなでゲラゲラ笑っていた。一人で見に行ったけど、みんなで楽しんでいるような不思議な感覚だった。
ルシウス=阿部寛がはまりすぎ。またローマ人のエキストラの中で違和感なくしかも真剣にローマ人やってる図だけでも笑える。そこにあの原作の笑いのツボが加えられるんだから、かなり笑える。真面目にばかばかしいのが最大の魅力だと思った。
上戸彩がよく出てくる後半は原作にない部分なので、笑いがトーンダウンした感はあるが、そういう部分もないと映画の話としては軽すぎる結果になったろうし、個人的にはよかったと思う。
とにかくテルマエファンが物凄く長蛇の列だった。老若男女問わず、日本人なら楽しめる映画だ。明日休みの人は1日で1,000円だろうし、ぜひオススメです。
後半の連休は行きつけのテルマエに行こう・・・
あとは、大学時代の友人と飲んだり、家のことをしたり、と平凡に終わってしまった。唯一気晴らしになったのは、今話題のテルマエ・ロマエを見てきたことくらい。ネットカフェで2巻まで読んでいたけど、これは実写化したことでより面白くなっている。映画館もアバター並みに混んでいたし、みんなでゲラゲラ笑っていた。一人で見に行ったけど、みんなで楽しんでいるような不思議な感覚だった。
ルシウス=阿部寛がはまりすぎ。またローマ人のエキストラの中で違和感なくしかも真剣にローマ人やってる図だけでも笑える。そこにあの原作の笑いのツボが加えられるんだから、かなり笑える。真面目にばかばかしいのが最大の魅力だと思った。
上戸彩がよく出てくる後半は原作にない部分なので、笑いがトーンダウンした感はあるが、そういう部分もないと映画の話としては軽すぎる結果になったろうし、個人的にはよかったと思う。
とにかくテルマエファンが物凄く長蛇の列だった。老若男女問わず、日本人なら楽しめる映画だ。明日休みの人は1日で1,000円だろうし、ぜひオススメです。
後半の連休は行きつけのテルマエに行こう・・・
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大人のエレガントな女性のためのR&Bスタイル
2012年4月22日 CDレビュー
なかなか更新ができないまま4月も半ば過ぎてしまいました。このブログの当初からの「良いCDを紹介する」という目的も、紹介したいCDはたくさんあるのに、記事にする時間が取れないのが現状です。それでも、紹介するCDも記事の内容も落としたくないので、更新少なくてもがんばりますので、改めてよろしくお願いします。
今日は春らしい爽やかなCDで、しかも隠れた名盤を取り上げます。名古屋のクラブを中心に活動しキャリアを積み、コラボ作品にも多数参加していた実力派の女性R&B歌手、山口リサの2年前の名盤で、Explosionsです。カワイイ系とかセクシー系などを卒業したい女性のためのエレガントビューティーなR&Bスタイルが魅力です。
メジャー移籍第一弾だけあって、かなり高い完成度のアルバム。透明感のある歌声にポップでアーバンなサウンドで彼女のR&Bスタイルが確立されたと言える内容です。02. ENERGYは新進気鋭のDJ KOMORIによるハイセンスなキラーチューン。06. Fantastic Partyもパーティーチューンのナンバー。どちらも突き抜けるような歌声が印象的です。
キャッチーなミドルではグルーブ感のある歌い方にどこかエレガントな雰囲気があるのが彼女のスタイルです。07. Strawberry Candy、09. Flowersあたりがそうで、楽曲のレベルも高いです。
セツナ系とは違う04. 忘れたくて…は配信でヒットした曲。10. Sunshineは初夏のイメージのやさしいナンバー。彼女の歌声にふさわしい爽やかな曲です。
全部書く訳にいきませんので、この辺にしますが、全体的に非常に完成度が高いです。彼女は以後、毎年コンスタントにアルバムを発表していますが、タイアップなどがないせいか、彼女の名前を知らない人も多いと思います。
R&Bは好きだけだど、学生が聴くような激しいノリのはちょっと・・・という大人の女性に山口リサはオススメです。
※山口リサ Official Web Site
http://www.lisayamaguchi.com/newsite/
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3716961
※ENERGY(120sec ver.)
http://www.youtube.com/watch?v=UplnKW_5X6E
※Sunshine(FULL Ver.)
http://www.youtube.com/watch?v=2J2KwucW3fU
今日は春らしい爽やかなCDで、しかも隠れた名盤を取り上げます。名古屋のクラブを中心に活動しキャリアを積み、コラボ作品にも多数参加していた実力派の女性R&B歌手、山口リサの2年前の名盤で、Explosionsです。カワイイ系とかセクシー系などを卒業したい女性のためのエレガントビューティーなR&Bスタイルが魅力です。
01. Introduction
02. ENERGY
03. BLACK BUTTERFLY feat.“E”qual, YOUNG DAIS(N.C.B.B)
04. 忘れたくて…
05. ROYAL ROSE feat. AK-69
06. Fantastic Party
07. Strawberry Candy
08. Interlude
09. Flowers
10. Sunshine
11. あなたの隣に…
12. Summer Snow
13. Love is
14. SWEET HOME feat. U-PAC(TAGG THE SICKNESS)
15. サヨナラ
メジャー移籍第一弾だけあって、かなり高い完成度のアルバム。透明感のある歌声にポップでアーバンなサウンドで彼女のR&Bスタイルが確立されたと言える内容です。02. ENERGYは新進気鋭のDJ KOMORIによるハイセンスなキラーチューン。06. Fantastic Partyもパーティーチューンのナンバー。どちらも突き抜けるような歌声が印象的です。
キャッチーなミドルではグルーブ感のある歌い方にどこかエレガントな雰囲気があるのが彼女のスタイルです。07. Strawberry Candy、09. Flowersあたりがそうで、楽曲のレベルも高いです。
セツナ系とは違う04. 忘れたくて…は配信でヒットした曲。10. Sunshineは初夏のイメージのやさしいナンバー。彼女の歌声にふさわしい爽やかな曲です。
全部書く訳にいきませんので、この辺にしますが、全体的に非常に完成度が高いです。彼女は以後、毎年コンスタントにアルバムを発表していますが、タイアップなどがないせいか、彼女の名前を知らない人も多いと思います。
R&Bは好きだけだど、学生が聴くような激しいノリのはちょっと・・・という大人の女性に山口リサはオススメです。
※山口リサ Official Web Site
http://www.lisayamaguchi.com/newsite/
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3716961
※ENERGY(120sec ver.)
http://www.youtube.com/watch?v=UplnKW_5X6E
※Sunshine(FULL Ver.)
http://www.youtube.com/watch?v=2J2KwucW3fU
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シルキー・ヴォイスのピアノマンが奏でる新感覚J-POPS
2012年3月25日 CDレビュー
3月下旬というのに今日は寒いです。春の足音が聞こえてくるような感じじゃないです。でも、あまり更新できない私は、そろそろ春らしい音楽CDを紹介していきます。このアルバムが出た当初からレビューを書きたいと思っていた注目のアーティストです。
山崎まさよし、スキマスイッチなどを擁するオーガスタレコードがイチオシする超大型新人、さかいゆうです。22歳で単身渡米後、独学でピアノを学び、数多くのセッション経験を積んできたという実力派のアーティストです。彼の特徴は、「涙をいざなうシルキー・ヴォイス」というキャッチコピーどおりの澄み切ったハイトーンボーカルと、ビリージョエルを彷彿させるようなピアノマンであるということです。
槙原敬之などが活躍した90年代のJ-POPSを思い出させるサウンドです。彼はJ-POPSをクロスオーバーという形で変化させるのではなく、ポップスの枠組みの中で、新しいJ-POPSの発展系を模索しているそうです。他のジャンル名に比べて、曖昧なJ-POPSというジャンルの新しい扉を開いてくれるような期待と予感が彼にはあります。
メジャーデビューシングルとなった、02. ストーリーは、そんな彼の才能とセンスが輝くナンバー。イントロの美しいピアノの旋律とハイトーンボイスに心を奪われます。08. まなざし☆デイドリームもわくわくするほど軽快なピュアポップスです。歌詞の内容も新感覚で、音だけでなく言葉まで耳に残ります。
09. Roomは涙を誘う切ないバラードソング。控えめなピアノにシルキーヴォイスとストリングスが折り重なる名曲。個人的なベストトラックは、キャッチーなミドルテンポの05. ラビリンスです。これこそ、新しいJ-POPSの可能性を垣間見る斬新なサウンドです。
90年代にJ-POPSの基礎と作った槙原敬之の継承路線にあるようで、それとは異なる新しい感性を感じます。2000年のJ-POPSの新しい扉を開くのは彼ではないかと思います。レンタルも出来ますし、まだ彼を知らない人はぜひ一度聴いてみてください。
※さかいゆう Official Web Site
http://www.office-augusta.com/sakaiyu/
※アルバム紹介特設サイト
http://www.office-augusta.com/sakaiyu/yes/
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3822443
※さかいゆう / ストーリー(PV)
http://www.youtube.com/watch?v=ipWDcLdI104
山崎まさよし、スキマスイッチなどを擁するオーガスタレコードがイチオシする超大型新人、さかいゆうです。22歳で単身渡米後、独学でピアノを学び、数多くのセッション経験を積んできたという実力派のアーティストです。彼の特徴は、「涙をいざなうシルキー・ヴォイス」というキャッチコピーどおりの澄み切ったハイトーンボーカルと、ビリージョエルを彷彿させるようなピアノマンであるということです。
Yes!! / さかいゆう
01. N.A.M.E.
02. ストーリー ~album ver.~
03. おはようサンシャイン
04. ウシミツビト
05. ラビリンス
06. ↓
07. Yeeeeahs!!
08. まなざし☆デイドリーム ~album ver.~
09. Room
10. 週末モーニン
11. ティーンエイジャー
12. train ~album ver.~
槙原敬之などが活躍した90年代のJ-POPSを思い出させるサウンドです。彼はJ-POPSをクロスオーバーという形で変化させるのではなく、ポップスの枠組みの中で、新しいJ-POPSの発展系を模索しているそうです。他のジャンル名に比べて、曖昧なJ-POPSというジャンルの新しい扉を開いてくれるような期待と予感が彼にはあります。
メジャーデビューシングルとなった、02. ストーリーは、そんな彼の才能とセンスが輝くナンバー。イントロの美しいピアノの旋律とハイトーンボイスに心を奪われます。08. まなざし☆デイドリームもわくわくするほど軽快なピュアポップスです。歌詞の内容も新感覚で、音だけでなく言葉まで耳に残ります。
09. Roomは涙を誘う切ないバラードソング。控えめなピアノにシルキーヴォイスとストリングスが折り重なる名曲。個人的なベストトラックは、キャッチーなミドルテンポの05. ラビリンスです。これこそ、新しいJ-POPSの可能性を垣間見る斬新なサウンドです。
90年代にJ-POPSの基礎と作った槙原敬之の継承路線にあるようで、それとは異なる新しい感性を感じます。2000年のJ-POPSの新しい扉を開くのは彼ではないかと思います。レンタルも出来ますし、まだ彼を知らない人はぜひ一度聴いてみてください。
※さかいゆう Official Web Site
http://www.office-augusta.com/sakaiyu/
※アルバム紹介特設サイト
http://www.office-augusta.com/sakaiyu/yes/
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3822443
※さかいゆう / ストーリー(PV)
http://www.youtube.com/watch?v=ipWDcLdI104
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音楽とチャリティー活動について
2012年3月11日 その他
今日でちょうど東日本大震災から1年が経ちました。メディア報道ではほとんどが震災の関連で、当時の映像やその後の問題や課題などの討論番組ばかりでした。いろんな感じ方があると思いますが、個人的には追悼ムードも過度になるのはよくない気もします。それに被災者の方にとっては、今でも現在進行形なわけですし、阪神・淡路とは質の違う災害だと思います。(特に放射能の問題)
まぁその辺は様々な意見もあるでしょうし、この辺にして、私は「音楽とチャリティー」のことについて書きたいと思います。
1年前の震災の時に真っ先にチャリティーCD発売したのは、アメリカのアーティストたちでした。アメリカの音楽界は、チャリティー活動に驚くほど積極的です。もちろん震災に限らず(エイズ募金など)ましてや日本だからということはなく、常にそういう意識を多くのアーティストが共有しています。また個別に活動せずに、交流のあるアーティストたちが自然発生的に集まり共に行動することも特徴です。
一方の日本の方はレコード会社の企画モノとして出るので、所属レコード会社の中でアーティストが個々に曲を提供するという「縛り」があります。邦楽のチャリティーアルバムが出遅れるのにはそうした日本の音楽業界の体質に理由があります。
こうなると、日本ではアーティスト自身が個別に行動する方が動きやすいということになりますが、レコードを出すか出さないかの決定権はレーコド会社側にあるので、個別にでもCDを出せないのが現実です。(多くのアーティストはライブ活動をチャリティー活動としていました。)
日本では、主だった所でドリカムと倉木麻衣がCDやDVDの発売をしましたが、両者ともに独自にレコード会社を持っているからです。特に倉木麻衣の所属するノーザンミュージックは彼女が東京進出するために発足した会社ですから、彼女の意志と直結した音楽活動の実現が可能です。
今回の震災で、海外と日本とのアーティストを取り巻く音楽業界の違いが明白になったと言えるでしょう。最後に、こうした音楽によるチャリティー活動については、「儲け」や「売名行為」などという見方をする人も必ず存在します。それでも、やる人とやらない人とでは違うと思います。
音楽が多くの人の救いになりますように・・・
次回からまた普通にCDレビューしていきますので、よろしく!
(春物CDを出していく予定です。乞うご期待!)
※倉木麻衣「あなたがいるから」(東日本大震災復興支援チャリティーライブより)
http://youtu.be/PUd6tk3_opk
まぁその辺は様々な意見もあるでしょうし、この辺にして、私は「音楽とチャリティー」のことについて書きたいと思います。
1年前の震災の時に真っ先にチャリティーCD発売したのは、アメリカのアーティストたちでした。アメリカの音楽界は、チャリティー活動に驚くほど積極的です。もちろん震災に限らず(エイズ募金など)ましてや日本だからということはなく、常にそういう意識を多くのアーティストが共有しています。また個別に活動せずに、交流のあるアーティストたちが自然発生的に集まり共に行動することも特徴です。
一方の日本の方はレコード会社の企画モノとして出るので、所属レコード会社の中でアーティストが個々に曲を提供するという「縛り」があります。邦楽のチャリティーアルバムが出遅れるのにはそうした日本の音楽業界の体質に理由があります。
こうなると、日本ではアーティスト自身が個別に行動する方が動きやすいということになりますが、レコードを出すか出さないかの決定権はレーコド会社側にあるので、個別にでもCDを出せないのが現実です。(多くのアーティストはライブ活動をチャリティー活動としていました。)
日本では、主だった所でドリカムと倉木麻衣がCDやDVDの発売をしましたが、両者ともに独自にレコード会社を持っているからです。特に倉木麻衣の所属するノーザンミュージックは彼女が東京進出するために発足した会社ですから、彼女の意志と直結した音楽活動の実現が可能です。
今回の震災で、海外と日本とのアーティストを取り巻く音楽業界の違いが明白になったと言えるでしょう。最後に、こうした音楽によるチャリティー活動については、「儲け」や「売名行為」などという見方をする人も必ず存在します。それでも、やる人とやらない人とでは違うと思います。
音楽が多くの人の救いになりますように・・・
次回からまた普通にCDレビューしていきますので、よろしく!
(春物CDを出していく予定です。乞うご期待!)
※倉木麻衣「あなたがいるから」(東日本大震災復興支援チャリティーライブより)
http://youtu.be/PUd6tk3_opk
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追悼:ホイットニー・ヒューストンの思い出
2012年2月12日 音楽
今日は突然の訃報に驚きました。私の青春時代に欠かせない大きな存在だった偉大な女性歌手、ホイットニー・ヒューストンが、本日、急死しました。死因など詳しいことはわかっていませんが、事件性は薄いそうです。私のようなアラフォー世代にはマイケル・ジャクソンよりもショックが大きいです。彼女は100年に一度の天才歌姫でした。48歳という早すぎる死は残念でなりません。
追悼記事として、彼女についての記憶を思いつくまま綴ります。デビュー当初から非凡な才能を持っていた彼女は、「クイーン・オブ・ソウル」と呼ばれた偉大な女性歌手、アレサ・フランクリンの再来と称され、その圧倒的な歌唱力は誰もが認める所だった。続く2ndアルバムの「Whitney」は、収録曲11曲中で7曲が全米NO.1という大記録を達成。その内の1曲「So Emotional」ではアレサ・フランクリンとの共演が実現。新旧ソウル・クイーンのぶつかりあうくらいの激しいアッパーチューンで、圧巻の歌唱を披露した。
90年初頭には日本でその名を広く知らしめることになる、映画「ボディーガード」に初主演。世界的な大ヒットとなり、彼女の歌う主題歌「オールウェイズ・ラヴ・ユー (I Will Always Love You)」が生涯の彼女の代表曲となる。(しかし、この曲が他の歌手のカバーソングであることを知る人は少ない。)全世界4,200万枚のセールス記録は未だに破られていない。
この直後に、ダンスミュージックの寵児で年下のボビー・ブラウンと結婚。スーパースター同士の結婚だったが、時代は既に次のブームへ移っており、ブラック・ミュージックの衰退と時を重ねるように、仕事も私生活もうまくいかなくなり、薬物やアルコールに依存するようになる。
近年に新録アルバムを発表し、ツアーを行うも体調不良により十分な結果が残せず、再び療養期間に入っていた。今回、急死と言ったものの、事件でなければ全くの予想外ともいえない背景があったことも事実である。
若くして頂点を極めたスターの最期というのは、何故かどれもよく似ている。彼女の場合もそうだ。そして、そうした人物の残した作品は逆に永遠に生き続ける。おそらく、日本でも解説付きの追悼ベスト盤が発売されるだろう。(彼女の場合は既に何枚ものベスト盤が出ているが。)そんなレコード会社の便乗商法に乗る必要はない。
最後に私のオススメする作品を挙げておきます。
彼女のご冥福を心よりお祈りします。
※関連過去記事
ボディーガード
http://57127.diarynote.jp/200501142142000000/
Love,Whitney
http://57127.diarynote.jp/200502072044400000/
Saving All My Love For You
http://57127.diarynote.jp/200509182258490000/
WhitneyⅡ
http://57127.diarynote.jp/200608282304290000/
Greatest Love of All
http://57127.diarynote.jp/200905232310146298/
追悼記事として、彼女についての記憶を思いつくまま綴ります。デビュー当初から非凡な才能を持っていた彼女は、「クイーン・オブ・ソウル」と呼ばれた偉大な女性歌手、アレサ・フランクリンの再来と称され、その圧倒的な歌唱力は誰もが認める所だった。続く2ndアルバムの「Whitney」は、収録曲11曲中で7曲が全米NO.1という大記録を達成。その内の1曲「So Emotional」ではアレサ・フランクリンとの共演が実現。新旧ソウル・クイーンのぶつかりあうくらいの激しいアッパーチューンで、圧巻の歌唱を披露した。
90年初頭には日本でその名を広く知らしめることになる、映画「ボディーガード」に初主演。世界的な大ヒットとなり、彼女の歌う主題歌「オールウェイズ・ラヴ・ユー (I Will Always Love You)」が生涯の彼女の代表曲となる。(しかし、この曲が他の歌手のカバーソングであることを知る人は少ない。)全世界4,200万枚のセールス記録は未だに破られていない。
この直後に、ダンスミュージックの寵児で年下のボビー・ブラウンと結婚。スーパースター同士の結婚だったが、時代は既に次のブームへ移っており、ブラック・ミュージックの衰退と時を重ねるように、仕事も私生活もうまくいかなくなり、薬物やアルコールに依存するようになる。
近年に新録アルバムを発表し、ツアーを行うも体調不良により十分な結果が残せず、再び療養期間に入っていた。今回、急死と言ったものの、事件でなければ全くの予想外ともいえない背景があったことも事実である。
若くして頂点を極めたスターの最期というのは、何故かどれもよく似ている。彼女の場合もそうだ。そして、そうした人物の残した作品は逆に永遠に生き続ける。おそらく、日本でも解説付きの追悼ベスト盤が発売されるだろう。(彼女の場合は既に何枚ものベスト盤が出ているが。)そんなレコード会社の便乗商法に乗る必要はない。
最後に私のオススメする作品を挙げておきます。
1.Whitney(邦題:WhitneyⅡ)>上述のとおり。
2.Love,Whitney~ラヴ・ソング・コレクション~
バラード曲だけのベスト盤。選曲がいいのでオススメ。
3.The Ultimate Collection (海外盤のみ)
ダンスナンバーとバラードの名曲を1枚に凝縮。
寄せ集めの2枚組ベスト盤よりオススメ。
彼女のご冥福を心よりお祈りします。
※関連過去記事
ボディーガード
http://57127.diarynote.jp/200501142142000000/
Love,Whitney
http://57127.diarynote.jp/200502072044400000/
Saving All My Love For You
http://57127.diarynote.jp/200509182258490000/
WhitneyⅡ
http://57127.diarynote.jp/200608282304290000/
Greatest Love of All
http://57127.diarynote.jp/200905232310146298/
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最強の新人ソウルディーバに注目!
2012年2月5日 CDレビュー
寒い日が続いていますが、今日は今一番ホットな新人女性R&Bアーティストをご紹介です。その女性の名前はAISHA。彼女は間違いなくソウルディーバとなる本物だと思います。その圧倒的な歌唱力と天性のソウルフルな感性が、これまでの和製R&Bの限界を大きく引き上げてしまいました。まだフルアルバムが出ていませんが、2枚のミニアルバムだけでも、彼女の非凡な才能と可能性を感じ取ることが出来るはずです。
レビューの前に少し音楽の話を。タイトルにあるAISHA.EP II のEPという意味をご存じでしょうか?これは音楽の形態がレコード盤だった頃、LP盤とシングル盤(通称:ドーナツ盤)の2種類がメインでした。そんな時代にシングルと同じ直径7インチ(17cm)でLPと同じ回転数で再生することで、「4~6曲入り」が可能になった特殊なレコード盤をEP(Extended Play)と呼んでいたのです。
もはやデジタル世代において知る人の方が少ないEPという言葉をあえて取り入れたのは、実際の収録曲数だけでなく、特別な意味を持たせたのだと思います。
さて、中身の方を簡単にご紹介。今回のリード曲は2. I Wanna Rock Youです。一度聴くだけで虜になるほどのキラーナンバー。これぞ、AISHAと言えるソウルフルなR&Bです。日本語でここまでソウルなのは聴いたことがないですね。
さらに、アーバンチューンの3. Love Againでは、スタイリッシュでクールなボーカルを聴かせています。時に熱く、時にクールにきめる彼女のボーカルテクニックの幅の広さに驚かされます。
最後の4. STAYが全て英語なのは、90年代のUK女性グループ、Eternal(エターナル)の名曲のカバーだからです。
とにかく圧倒的な歌唱力とソウルパワーを先取りで感じて下さい。今後の要注意シンガーだと思います。
※全曲試聴はこちらで。(mora win)
http://morawin.jp/package/80312130/BVCL00208/
※AISHA Official Web Site
http://www.aisha-online.com/
※I Wanna Rock You (PV) / AISHA
http://youtu.be/rbbroOfQaF0
AISHA.EP II / AISHA
1. Heartbeat
2. I Wanna Rock You
3. Love Again
4. STAY
5. I Wanna Rock You (mabanua Remix)
6. Love Again (DJ Hasebe Remix)
レビューの前に少し音楽の話を。タイトルにあるAISHA.EP II のEPという意味をご存じでしょうか?これは音楽の形態がレコード盤だった頃、LP盤とシングル盤(通称:ドーナツ盤)の2種類がメインでした。そんな時代にシングルと同じ直径7インチ(17cm)でLPと同じ回転数で再生することで、「4~6曲入り」が可能になった特殊なレコード盤をEP(Extended Play)と呼んでいたのです。
もはやデジタル世代において知る人の方が少ないEPという言葉をあえて取り入れたのは、実際の収録曲数だけでなく、特別な意味を持たせたのだと思います。
さて、中身の方を簡単にご紹介。今回のリード曲は2. I Wanna Rock Youです。一度聴くだけで虜になるほどのキラーナンバー。これぞ、AISHAと言えるソウルフルなR&Bです。日本語でここまでソウルなのは聴いたことがないですね。
さらに、アーバンチューンの3. Love Againでは、スタイリッシュでクールなボーカルを聴かせています。時に熱く、時にクールにきめる彼女のボーカルテクニックの幅の広さに驚かされます。
最後の4. STAYが全て英語なのは、90年代のUK女性グループ、Eternal(エターナル)の名曲のカバーだからです。
とにかく圧倒的な歌唱力とソウルパワーを先取りで感じて下さい。今後の要注意シンガーだと思います。
※全曲試聴はこちらで。(mora win)
http://morawin.jp/package/80312130/BVCL00208/
※AISHA Official Web Site
http://www.aisha-online.com/
※I Wanna Rock You (PV) / AISHA
http://youtu.be/rbbroOfQaF0
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「感性の融合」を可能にした新感覚エレクトロ・ロックバンド
2012年1月21日 CDレビュー
今日は久しぶりのCDレビューです。今年最初のレビューでもあるので、これから要注意のバンドをブレイク予想も含めて、ご紹介します。最先端のエレクトロサウンドと日本のロックサウンドを斬新なアイデアで見事に融合させ、現在進行形のバンド、School Food Punishmentの最新アルバムで、Prog-Roidです。約半年の活動休止期間を経て制作された、このアルバムは彼ら自身が、第2章のスタートと位置付けるように、全ての面で最も完成度の高い作品になっています。
実は、近年はエレクトロ技術とロックサウンドの融合で成功しているバンドは少なくはないです。先駆者としてのニルギリス、UVERworld、近年ではサカナクションが有名です。これに比べて、School Food Punishmentはキュートな声の女性ボーカルと対称的な激しさとダークグレーな雰囲気を持つロックバンドでした。
しかし、今作ではサウンド面だけの融合ではなく、全てのジャンルを超越した先にある音楽感性の融合を実現しました。この完成度で第2章となれば、末恐ろしいバンドです。時代を先取りしている彼らの感性を文字にするのは難しいですが、簡単にレビューします。
先行シングル曲の02. RPGは、この中では最も継承路線の曲で、おそらく名刺代わりの曲だと思います。とはいえ、初めましてのリスナーには、斬新でその新感覚に心を奪われることになるでしょう。映画版の「七瀬ふたたび」主題歌となった09. flashback trip syndromeも同様で第2章の前の曲だと言えます。
逆に大きく変化したのが、明るくキャッチーな03. in bloom。旧知のファンにはビックリなほど爽やかなナンバー。05. ≠はファンキーなグルーブ感があり、06. areは完全なエレクトロポップに仕上がっています。先に「感性の融合」と書いたように、この作品を個々にジャンル分けすることはチープだと気付かせるほどの高次元な楽曲揃いです。
やはり説明よりも、聴いてみてもらうしかないですね。おそらく現在では時代のだいぶ先を行っているバンドだと思います。School Food Punishmentというバンド名は覚えておきましょう。
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/4048245
※school food punishment official website
http://www.sfp-sound.com/
Prog-Roid / School Food Punishment
01. free quiet
02. RPG
03. in bloom
04. ウツロウ、サンガツ
05. ≠
06. are
07. Ura Omote
08. ハレーション
09. flashback trip syndrome
10. 光
11. Y/N
実は、近年はエレクトロ技術とロックサウンドの融合で成功しているバンドは少なくはないです。先駆者としてのニルギリス、UVERworld、近年ではサカナクションが有名です。これに比べて、School Food Punishmentはキュートな声の女性ボーカルと対称的な激しさとダークグレーな雰囲気を持つロックバンドでした。
しかし、今作ではサウンド面だけの融合ではなく、全てのジャンルを超越した先にある音楽感性の融合を実現しました。この完成度で第2章となれば、末恐ろしいバンドです。時代を先取りしている彼らの感性を文字にするのは難しいですが、簡単にレビューします。
先行シングル曲の02. RPGは、この中では最も継承路線の曲で、おそらく名刺代わりの曲だと思います。とはいえ、初めましてのリスナーには、斬新でその新感覚に心を奪われることになるでしょう。映画版の「七瀬ふたたび」主題歌となった09. flashback trip syndromeも同様で第2章の前の曲だと言えます。
逆に大きく変化したのが、明るくキャッチーな03. in bloom。旧知のファンにはビックリなほど爽やかなナンバー。05. ≠はファンキーなグルーブ感があり、06. areは完全なエレクトロポップに仕上がっています。先に「感性の融合」と書いたように、この作品を個々にジャンル分けすることはチープだと気付かせるほどの高次元な楽曲揃いです。
やはり説明よりも、聴いてみてもらうしかないですね。おそらく現在では時代のだいぶ先を行っているバンドだと思います。School Food Punishmentというバンド名は覚えておきましょう。
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/4048245
※school food punishment official website
http://www.sfp-sound.com/
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新年最初の記事です。私事ですが、昨年末から40度近い高熱を出して、年末年始休暇の全てを静養で終えることになりました。明日から仕事ですが、病み上がりの疲れだけが残っているだけで、なんとか回復しました。風邪の症状も全くなかったので、感染型ウィルスにやられたのかもしれません。本当に何も出来ませんでした。まぁ、そういう運命だと諦めていますけど・・・。
まだ高熱にうなされて寝込んでいた大晦日に、たまたまトイレに起きた時に、復帰をした絢香の紅白の出番に遭遇したので、録画してはいましたが、ここだけ生で見ました。 みんな空の下を気持ちを込めて歌う彼女は、あの時のままの歌声で戻ってきてくれました。体調の悪いのも数分だけ忘れるほどに、嬉しさと感慨深さがありました。
以前にこのブログに書いたんですが、震災の後になぜか彼女のアルバムをよく聴いていました。彼女の曲には何か普遍的なメッセージのようなものが感じられるからです。彼女の曲そのままに「おかえり」と言いたいですね。
2月に新作アルバムが出るそうです。また彼女の新しい曲が聴けるのは嬉しいことです。
さて、yahooの動画サイト「Gyao」で絢香特集ということで、スペシャルサイトをオープンしています。過去のミュージック・クリップも全て見られますので、ぜひどうぞ!
※絢香 特集(無料動画 GyaO![ギャオ])
http://gyao.yahoo.co.jp/special/ayaka/
私のお気に入りは「手をつなごう」と「おかえり」です。
※関連過去記事(Sing to the Skyのレビュー)
http://57127.diarynote.jp/201104092345551865/
まだ高熱にうなされて寝込んでいた大晦日に、たまたまトイレに起きた時に、復帰をした絢香の紅白の出番に遭遇したので、録画してはいましたが、ここだけ生で見ました。 みんな空の下を気持ちを込めて歌う彼女は、あの時のままの歌声で戻ってきてくれました。体調の悪いのも数分だけ忘れるほどに、嬉しさと感慨深さがありました。
以前にこのブログに書いたんですが、震災の後になぜか彼女のアルバムをよく聴いていました。彼女の曲には何か普遍的なメッセージのようなものが感じられるからです。彼女の曲そのままに「おかえり」と言いたいですね。
2月に新作アルバムが出るそうです。また彼女の新しい曲が聴けるのは嬉しいことです。
さて、yahooの動画サイト「Gyao」で絢香特集ということで、スペシャルサイトをオープンしています。過去のミュージック・クリップも全て見られますので、ぜひどうぞ!
※絢香 特集(無料動画 GyaO![ギャオ])
http://gyao.yahoo.co.jp/special/ayaka/
私のお気に入りは「手をつなごう」と「おかえり」です。
※関連過去記事(Sing to the Skyのレビュー)
http://57127.diarynote.jp/201104092345551865/
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Merry Christmas for Me
2011年12月25日 その他
クリスマスには、クリスマスソングなどの紹介をしていたのに、今年は出来ませんでした。ヘビメタをやめておけばよかった!(ウソ!ぜんぜん後悔してないのだ。)まぁ、今年は3連休の真ん中がイヴということで、恋人たちには格別の夜だったでしょうね。あ、わたし、彼女いないから関係ありませんけど。ヨホホホー(ブルック調で。)
だいたい、24日は出勤だったし。もう私はいいけど、若い子にとったらヤボな会社だなーって感じだろうな。まぁ、そもそも祝日があればその週の土曜日は原則出勤だし、今回は5飛びでの処理があるしそうもいかんのだろうけどね。若い子だけでも有給とかで休めばいいのに、みんな来てました。まぁ、エライさんが来てるんだからそうもいかんわな・・・。本社勤務のつらいところかな・・・
ボヤキはさておき、せっかくだから1枚だけCD紹介を。R&B界で今最も勢いのある女性アーティスト、宏実の配信&レンタル限定のクリスマスCDで、「Hot Chocolate For You」です。(上記のジャケ写は関係ないです。)
今回は説明なし。下記リンクにCMがありますのでどうぞ!
http://www.youtube.com/watch?v=zuhHo_BrHzY
だいたい、24日は出勤だったし。もう私はいいけど、若い子にとったらヤボな会社だなーって感じだろうな。まぁ、そもそも祝日があればその週の土曜日は原則出勤だし、今回は5飛びでの処理があるしそうもいかんのだろうけどね。若い子だけでも有給とかで休めばいいのに、みんな来てました。まぁ、エライさんが来てるんだからそうもいかんわな・・・。本社勤務のつらいところかな・・・
ボヤキはさておき、せっかくだから1枚だけCD紹介を。R&B界で今最も勢いのある女性アーティスト、宏実の配信&レンタル限定のクリスマスCDで、「Hot Chocolate For You」です。(上記のジャケ写は関係ないです。)
今回は説明なし。下記リンクにCMがありますのでどうぞ!
http://www.youtube.com/watch?v=zuhHo_BrHzY
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