今週はあまりにも大きな出来事が起きました。「マイケル・ジャクソン死亡」というのは、私のような80年代の世代には少なからずショックな出来事でした。ただ、彼の場合は近年の異常な姿しか知らない人も多いでしょう。そりゃ私だって、近年の彼は好きではありませんでしたが、80年代の彼は本当に輝いていていたし、天才的な音楽の才能の持ち主でした。今日は私の古い記憶の中にある、マイケル・ジャクソンを綴ってみたいと思います。

おそらく、この人がダンスをしながら歌った最初の人だと思います。(歌いながらダンスをするのではない。)そして、PV(MTV)の現在のあり方を決定づけたのは、彼の大ヒット曲「スリラー」でした。つまり、どちらの場合も、音楽について、聴覚だけでなく視覚で魅了するということを初めて実現した人物で、このことは、明らかに音楽史に残る革命だったと思います。

特にダンサーが歌手よりも低い地位だったのが、同等の独立した地位を勝ち得たのは、彼が登場したおかげです。それは、ディスコダンスとブレイクダンス(B-BOY)の違いでも明白です。後者はHIP-HOPという文化にまで昇華したほどです。

今度は80年代の彼のことを。おそらく、彼のアルバムで最高傑作とされるのは、この「BAD」になると思います。私も当時はカセットテープが擦り切れるくらい聴いたもんです。キング・オブ・ポップといわれますが、彼にしか出来ないポップスでした。ちなみに、このアルバムに収録の「SMOOTH CRIMINAL」のPVで見せた、45度に傾くというダンス・パフォーマンス「ゼロ・グラヴィティ」は、「ムーン・ウォーク」に並ぶほどの画期的なダンスでした。(ただ、日本では後にタモリ倶楽部の空耳アワードの方が有名となってしまいましたが。)

このアルバムを引っさげての初来日は大変なものでした。私も一家に一台しかないTVのチャンネルを親から死守しました。あの場にいたという、とんねるずの貴明は後に自分の番組でその時の感動を熱く語っていました。(マイケルが10分くらい止まったままという話。)

書き出したら止まらないので、この辺にします。マイケル・ジャクソンがなぜ偉大なのか?ということに関心のある方は、ネットで調べてみたら、この時期だといろんな功績がわかると思います。(TVでもMTVのくだりは説明してましたね。)特に、白くなってからのマイケルしか知らない人には、もう少し彼のことを知ってあげて欲しいと思います。

※追悼:マイケル・ジャクソン・スペシャル(Yahoo動画)
http://streaming.yahoo.co.jp/p/t/00100/v05390/

今週はレビューできませんでした。休みが今日だけで、しかも体調が悪く苦しい日々を過ごしています。困ったもんです。通院してもイマイチよくならないし。10ヶ所くらいする注射の方が痛いし。一体どうしたらいいのやら・・・

音楽も体調が悪いと聴かなくなりますね。そうなると今度は精神的にもまいってくるワケで、悪循環な感じ。

先週に倉木麻衣ちゃんがMステに出たんですかね?TVなんか出るの久しぶりなのでは?見たかったけど、そんな時間に帰れないし・・・

麻衣ちゃんは10周年を精力的に活動しているようですが、同期の宇多田さんに比べて、全く浮いた噂を聞かないな。結婚とかいう話があってもおかしくないお年頃なはずなのに。

ただ、ここからは勝手な想像なんだけど、もう将来を約束している相手がいて、自分のやりたいことが全部終わったら、人知れず結婚して・・・ってことになっているような気がするな。

この最新シングルのジャケ写、こっちの方が素敵。キャッチコピーといい、イメージ戦略といい、麻衣ちゃんのプロモーションって、なかなか巧みだといつも思います。

今日はつらつらと書いただけですが、また夏CDを紹介していきたいと思っていますので、数少ない読者の方々、見捨てないで下さい。(苦笑)新ブログの方はボチボチ更新していますので、お立ち寄りください。(新の方はぜんぜんアクセスないのね。)それでは。

※倉木麻衣 Official Web Site(Special Page あり)
http://www.mai-kuraki.com/

※倉木麻衣 スペシャル yahoo動画
http://streaming.yahoo.co.jp/p/t/00102/v06457/


今週に梅雨入りしたとのことですが、今日はとても気持ちのいいお天気です。まさに初夏の陽気といった感じ。やはり音楽もあわせて心地の良いサウンドのものを選びましょう。今日のは個人的にはとっておきのオススメのCDです。以前にもこのブログでは何度か取り上げていますが、イタリアを中心としたカフェボッサ(ラウンジ系)と呼ばれるジャンルの中でも、彼らのサウンドは抜群にオシャレ度が高いです。これもまた、良質な音楽をワールドワイドな視点で日本盤としてリリースしてくれるRIP CURL RECORDINGSからの1枚です。

A Luci Spente / Brazillian Wax
1. Vita in Due
2. Volare Via
3. Chissa Se un Samba
4. Viaggio Sola
5. Le Fate
6. Altro Sogno
7. Colpevole
8. Deserto di Parole
9. Samba in Se
10. Nonostante Te
11. Lontano
12. I Colori di Gauguin
13. Arrivederci

このアルバムのサウンドはラウンジとアシッドジャズの中間くらいの絶妙なバランスで、聴きやすい自然な音になっています。ブラジリアンの熱を帯びた雰囲気の1. Vita in Dueと、3. Chissa Se un Sambaあたりは、ナイトミュージックとしてもピッタリです。

一方で、爽やかな昼下がりに似合うボッサ調の2. Volare Via、ボッサにグルーブ感を加えた絶妙なアレンジの9. Samba in Seあたりは、カフェ系のサウンドとしてもオシャレ度は高いと思います。

最後に私のお気に入りは、アダルトな雰囲気のサウンドに、伸びやかなボーカルが印象的な7. Colpevole。もう一曲は、単調なリズムが逆に、さりげなくオシャレな8. Deserto di Paroleです。

全体的に捨て曲一切なしの素晴らしい内容のアルバムです。アシッドジャズ風味な生バンドのサウンドと体温に近いテクノサウンドという作風は、とんでもなく心地よい音になっています。またボーカルも素敵で主張しないのに耳に残るピュアな声で伸びやかに歌っています。

本当にこれはオススメです。大手レコード店にあるかな?ワールドミュージックの所から探すのは大変だしなー(苦笑)オシャレで心地よい音楽を探している人には必ず満足するアルバムだと思います。

※Brazilian Wax Artist Page(SCENARIO MUSIC /ITALY):全曲試聴可
http://www.scenariomusic.it/oldsite/framealucispente.htm

※関連過去記事
http://57127.diarynote.jp/200508232008440000/


最近のUS(アメリカ)でのティーンエイジの活躍は目覚しいものがあります。特に、ディズニーチャンネルからの女性アイドルの人気は凄まじく、確かにキュートで魅力的な女の子ばかりです。今日は、今後の活躍が期待されるニュージェネレーションの音楽を公式動画を使ってピックアップしたいと思います。




※「世界はマイリーを中心に回っている。」マイリー・サイラス
今、一番有名な全米トップアイドルで、世界を代表するティーンエイジャー。ディズニー・チャンネルのテレビドラマ『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』の主人公として抜擢されてから、一気にトップアイドルに。様々な記録を塗り替える超大型アイドル。「ハンナ・モンタナ」の映画版は日本でも来年に公開予定です。

Miley Cyrus - 7 Things(カリスマ性のあるティーン)
http://www.youtube.com/watch?v=Hr0Wv5DJhuk
マイリー・サイラス 公式サイト
http://avex.jp/miley/index.html

※「これほどの美少女がハイスクールの優等生?」ヴァネッサ・ハジェンズ
同じく、ディズニーチャンネルの「ハイスクール・ミュージカル」でのヒロイン役で大人気となる。ライバル役のアシュレイ・ティスデイルも人気で、役柄上は敵対するが、プライベートでは仲がいいらしい。現在はアーティスト路線へ進化中。

Vanessa Hudgens - Sneakernight(あまりにもキュート!)
http://www.youtube.com/watch?v=HRqOjhNN4hQ
ヴァネッサ・ハジェンズ 公式サイト
http://avexnet.or.jp/vanessa/index.html


※【番外編】アメリカのジャニーズJr.か?NLT (Not Like Them)
有名プロデューサーの元に集まったボーイズグループ。スマッシュヒットもあり。ところが今年になって主要メンバーが脱退。現在は事実上の解散状態のよう。

NLT - That Girl(案外、曲はいいと思う。)
http://www.youtube.com/watch?v=XoYWGgjS8lg


初夏の陽気な日々が続いていましたが、雨季が近づくとじめじめした暑さを感じるようになってきました。さて、今日は晴れの日も雨の日にも聴ける、清涼感のあるポップスをご紹介です。竹井詩織里の2ndアルバムで、second tune ~世界 止めて~です。親しみやすいサウンドと透き通るような歌声が魅力です。



second tune ~世界 止めて~ / 竹井詩織里
1. 世界 止めて
2. となり
3. 君を知らない街へ
4. うたかた
5. Reflection
6. and it’s over
7. slow step
8. くちなし
9. new day
10. Lost In Paradise
11. つながり
12. パズル
13. 世界 止めて(Piano instrumental)

彼女の名前が知られるきっかけとなったのは、人気アニメのエンディング・テーマとなった、1. 世界 止めてです。しかし、彼女の本来のポップ感覚はむしろ他の曲によく現れています。

キャッチーなリズムの2. となりは、透き通る歌声にコーラスラインが折り重なる清涼水のようなナンバー。ボッサのリズムを取り入れた、6. and it’s overは、彼女のお得意のサウンドで、昼下がりの風景が似合うナンバーです。

別の魅力として挙げられるのは、彼女独特のアーバンなサウンドです。5. Reflectionでは、少し大人の雰囲気の中で、直線的な彼女の歌声がクールに聴こえます。アップテンポな10. Lost In Paradiseは、螺旋のように変則的な演奏とバラエティに富んだ音色の中に彼女の声が含まれるという凝った1曲です。

このアルバムはなかなかの名盤で、書き出すとキリがないのですが、ジャズやボッサのサウンドをJ-POPSに上手く変換して、上質なポップスに仕上げるのが彼女の最大の魅力だと思います。聴きやすくなじみやすい曲ばかりですが、それでいて意外に凝ったサウンドにも注意してみて欲しいです。レンタルも可、やさしい女性ポップスが好きな方にオススメです。

※試聴はこちら
http://www.bgv.jp/shop/detail_shop.php?item_id=297
今日は少し趣向を変えて、動画を使って「スーパーバラード列伝」というのをやろうと思います。以前にも一度記事を書いたのですが、リンク切れになっていたので、改めて記事にしてみました。え?過去記事の焼き増し?いえいえ、リミックスですよ。>苦笑

過去にレビューしたものもありますが、とりあえず聴いてみてください。「スーパーバラード」なので、よりエモーショナルな展開のバラードをセレクトしました。それではさっそくどうぞ!

◎あなたに初めて出会った「瞬間」(とき)
黒人ボーカル3人組のスーパーバラード。最高のスウィート・ヴォイスが折り重なる珠玉のコーラスは圧巻です。やさしさだけでなく、想いの強さも伝わる名曲。SURFACEで「The First Time」
http://www.youtube.com/watch?v=BhFZfEhYDVM

◎いつの日にかきっと・・・
スーパーバラード職人のダイアン・ウォーレンが残した最高傑作。ハスキーな声を生かして、ボーカル一本で堂々と歌い上げたテイラー・デインの渾身の歌声が寂しさを消し去ります。曲は「Love Will Lead You Back」
http://www.youtube.com/watch?v=MO6xhLtfwW0

◎「I Love You」以上の気持ちは・・・
アース・ウインド & ファイアーのメインボーカリスト、モーリス・ホワイトのソロアルバムからのスーパーバラード。バンドとは異なりコーラスを抑えているので、よりエモーショナルになってます。曲は「I Need You」
http://www.youtube.com/watch?v=UvONz6bxIoY

◎楽しいときも辛いときもいつもそばに君がいた。
メロディアスなハードロックバンド、バッド・イングリッシュの全米No.1に輝いたスーパーバラード。ジョン・ウェイトのベテランならではのボーカルはジャンルの域を超えて感動を与えます。曲は「Price Of Love」
http://www.youtube.com/watch?v=BNHqucuD8-Y

◎最高の愛は子供たちの笑顔の中に。
ホイットニー・ヒューストンのデビューアルバムからのスーパーバラード。映像ではまだ新人の初々しいホイットニーの姿が見られます。直線的で力強い歌声に多くの人が魅了されました。個人的にも思い出の深い曲です。曲は「Greatest Love of All」
http://myplay.com/videos/whitney-houston/greatest-love-of-all?locale=US

と、まぁこの辺で。10年以上前の古い曲ばかりですが、今でも色褪せない名曲だと思います。どれか1曲でも気に入ってもらえるといいな。

さて、今日は久しぶりに洋楽でいきます。ここではよく取り上げていることですが、USでは若い女の子(しかもたいていアイドル並みのルックス)のカントリー・ロックというのが、トレンドとなっています。そんな中、数年前にミシェル・ブランチが、友人のジェシカ・ハープと組んだユニットで、レッカーズ(The Wreckers)のアルバムをご紹介します。


ここでは2人の出会いについて、触れておきたいと思います。ジェシカがシンガーソングライターとして活動していた時に、「あなたの声はミシェルに似ている」ということがお互いの友人を通じてミシェルにも伝えられ、直接会うことに。ミシェルは、自身の大ヒットアルバム「ホテルペイパー」の内の1曲、「Desperately」のバックボーカルをジェシカに依頼。以後も同ツアーに同行しバックボーカルを勤める傍ら、2人は一緒に共同で作曲し始め、アーティストとしての交流を深めます。ツアー参加などの経験で多くの刺激を受けたジェシカは、カントリーを本格的にやろうと決心し、単身でナッシュビルへ行こうとしていた矢先に、ミシェルが引き止めて、レッカーズ結成となります。つまり、刺激を受けていたのはミシェルの方も同じだったというわけです。

Stand Still, Look Pretty / The Wreckers
01. Leave The Pieces
02. Way Back Home
03. The Good Kind
04. Tennessee
05. My, Oh My
06. Stand Still, Look Pretty
07. Cigarettes
08. Hard To Love You
09. Lay Me Down
10. One More Girl
11. Rain
12. Only Crazy People

アルバム全体について感じたのは、ミシェルの持つロックの感性が、カントリーとして表現されている部分があるので、一般的なご陽気「カントリーもの」とは異なる作品です。そういう意味では長く聴ける作品だと思います。

シングルとなった代表曲は、01. Leave The Piecesで、カントリーテイストを押し出しながら、2人の抜群のハーモニーで盛り上げます。ちなみに日本盤のみポップロックバージョンがボーナストラックとして収録されています。

人気ドラマ「One Tree Hill」で使用されたキャッチーでポップな03. The Good Kindも折り重なる2人のボーカルが魅力です。同じくキャッチーなのが、07. Cigarettesですが、歌詞はミシェル色が強い感じです。

カントリーならではのやさしさが溢れる、02. Way Back Home、暖かいバラードの04. Tennesseeは名曲です。

ロック色の強いのは、09. Lay Me Down11. Rainあたり。こういう異なるサウンドもあるから退屈しないようになっています。

総評としては、カントリー風味のポップロックとして楽しめる作品だと思います。2人の絶妙なハーモニーも必聴です。晴れた日のドライブや、少し心に疲れた時などにも、ゆったりとした気分にさせてくれます。下記から試聴してみてください。

※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1209695

※The Wreckers - MySpace
http://www.myspace.com/thewreckers

※Leave The Pieces(PV)
http://youtu.be/pHfSuBglk8E

現在、全米デビューを果たし、世界でも活躍中のBoAの昨年のアルバムで、THE FACEです。彼女のことはデビュー時から知っているのですが、次々と新しい魅力を開花させていく彼女の「進化」の速度は、他のアーティストを凌駕しています。彼女の才能と魅力は底知らずのよう。天性の日本を代表するアーティストだと思います。



THE FACE / BoA
01. AGGRESSIVE
02. Sweet Impact
03. My Way,Your Way feat.WISE
04. be with you.
05. LOSE YOUR MIND feat. Yutaka Furukawa from DOPING PANDA
06. Girl In The Mirror
07. Happy Birthday
08. Diamond Heart
09. LOVE LETTER
10. BRAVE
11. ギャップにやられた!
12. Style
13. Smile again
14. Beautiful Flowers
15. Best Friend

彼女のことを少し振り返ると、デビュー当初はダンスチューンのナンバーばかりだった彼女でしたが、ミドルからスローバラードまで、幅広く歌いこなすようになりました。今作は、そこにフロアサウンド風のテクノ系ナンバーが加わって、ジャンル的にも幅の広い所を見せています。ここには現時点での彼女の魅力の全てが詰まった充実した内容のアルバムになっていると思います。

今回新しいサウンドとして登場したのは、オープニングを飾るテクノ調の01. AGGRESSIVEと、DOPING PANDAとのコラボでディスコビート調の05. LOSE YOUR MIND、煽り系のR&B調の06. Girl In The Mirrorあたり。ここまで幅広く歌えるこなせる歌手は少ないし、彼女の才能の豊富さがよくわかります。

J-POPSとしてのキャッチーなナンバーで、春の爽やかポップスの07. Happy Birthday、新しい恋の出会いを歌った、11. ギャップにやられた!など、女の子らしいカワイイ楽曲では、やさしい歌い方になっています。

最後に、私のお気に入りは、03. My Way,Your Way feat.WISEのミドルスロー。バラードで大ヒットした、09. LOVE LETTER。それでも、BoAならではのノリが楽しめる12. Styleが、案外ベストトラックかも?

バラエティーに富んだ内容ですが、全ての楽曲にバランスの取れた、いいアルバムだと思います。聴き逃している方は、この時期にオススメしたいCDです。

※試聴はこちら
http://music.mu-mo.net/DispDetail.php?pid=AVCD-23499&subgenre=0&filetype=0

※BoA official website
http://www.avexnet.or.jp/boa/

※The Official BoA Channel(全米進出中)
http://www.youtube.com/user/boamusicusa


今日からようやく連休になりました。で、前から欲しかったPC用のスピーカーを買ってしまいました。JBLかBOSEかで迷ったあげく、このBOSE Companion2 II マルチメディアスピーカー(シルバー)にしました。メーカーの販売価格が昨年末に値下げとなって、12,600円です。そんなわけで、さほどの値引きはなく、11,800円で購入しました。

実は、今回の購入にあたって、京都のBOSEセレクトショップで試聴したんです。家電量販店でも試聴はできますが、店内放送とかあって、環境が悪いでしょ?それで、BOSE Companion2 II と上位のM2と聞き比べをしました。

M2はもはや3倍近くの値段になるのですが、さすがに音はぜんぜん良かったです。それでいて1/3程度の大きさしかないという優れもの。ただ、コストパフォーマンスという点で、Companion2 IIの方がお得感がありました。

それに、Companion2 IIぐらいの音でも十分というのが率直な感想です。JBLよりは低音重視という印象ですが、音量を下げても質が落ちない工夫がされてあって、一人用の部屋でPCの音楽(MP3)を聴くという用途には相応しい商品だと思います。

このブログで、いい音楽を紹介します!とかいいながら、実は10年近く前の古いスピーカーを使ってました。(恥)やっぱりいい音楽はいい音で聴かないともったいないですね。でも、いい音には上には上があることもわかりました。私は自分にあった音楽を自分にあった音で聴くことで満足することにしようと思いました。


日本のミュージックシーンにおいて、多大な功績を残したユニット、m-flo。彼らのメジャーデビュー10周年を記念したスペシャル動画サイトがオープンしています。目覚しい活躍が目立ったm-flo Loves シリーズはもちろん、、デビュー当初のTRIPOD(☆Taku、VERBAL、LISAの3人編成時代のこと。)時代のものまで、全てのPVをYouTubeのチャンネルにて公開中です。(公式動画です。)

活動休止状態だった彼らが今秋にベスト盤発売と、なにより記念ライブの開催が決定しているそうで、今年は再びm-floのリバイバル旋風となりそうです。

エイベックスなので、期間限定での公開だと思いますが、秋くらいまで継続するかもしれません。ただこういうものは見れる時に見ておく方がベスト。驚いたことに動画の埋め込みも可能なので、ブログでも使用できます。

私はやっぱり、Boaちゃんとの「the Love Bug」がPV共々に忘れられないな。3人編成時の「come again」も2000年代最初の衝撃だったかな。あと、個人的には日之内エミを知ったこと。どのボーカルも魅力的だったけど、彼女は特別にキュートだったな。

それでは早速、下記のサイトで存分に楽しんでください。
あなたのお気に入りはどの曲ですか?

※ m-flo 10th Anniversary Special Site
http://m-flo.com/10yrs/

※関連過去記事「the Love Bug / m-flo loves BoA」
http://57127.diarynote.jp/200411202058190000/

今日は少し肌寒い日になりました。時々雨が降ったりと天気も良くないので、家でゆっくりしています。さて、今日は私の最近のお気に入りのCDをご紹介したいと思います。京都出身の新鋭ロックバンドで、UNCHAINの最新アルバム、Music is the keyです。正直言って、かなりオススメです。




Music is the key
01. Good Morning
02. Across The Sky
03. Turn Off The Light
04. Brighter Days
05. stillness in the wind
06. Fly In The Blue Moonlight
07. All Sincerity
08. Farewell blossom
09. Tonight’s The Night
10. Places In The Heart

彼らはバンド名にもあるように、音楽のジャンルや邦楽・洋楽などの固定概念などから解き放たれた、自由なサウンドを追求してきました。実際に、彼らのサウンドは手段こそロックバンドではありますが、ファンクやソウルなどのエッセンスもあります。本当はそういうジャンルなどの切り分けを気にしながら聴くことも意味がないくらいに、融合(フュージョン)されたサウンドです。

今回、彼らは先行シングルの02. Across The Skyで、初めて日本語詩に挑戦しました。彼らの自由度は英詩か日本語詩かということさえ凌駕することを証明してくれました。そして、今回のアルバムでは半分以上が日本語詩になっています。

さて、アルバムの内容について。全体的には爽やかで、キャッチーなものが多いです。英詩ですが、オープニングに相応しい01. Good Morningは、特に爽やかなナンバーです。爽やかさでいうと、日本語詩の07. All Sincerityがキャッチーなナンバー、同じく08. Farewell blossomは、スピード感のあるナンバーで、桜の季節によく聴いていました。こういう楽しみ方が増えるのは日本語詩の利点だと言えると思います。

私が中でも、彼らが只者ではないと感じたのが、英詩ですが、09. Tonight’s The Nightです。先に述べたようなフュージョンの要素が最も顕著なトラックだと思います。ボーカルはソウルフルなだけでなく、ファルセット気味。サウンドはアーバンな感覚でグルーブ感に溢れています。これは、近年のどんなロックバンドにもない感性だと思います。

彼らが今後も日本語詩へとシフトしていくなら、邦楽の中で新しい1ページを刻む可能性のあるバンドだと思います。(邦楽か洋楽かということにも縛られないような気もしますが・・・)

※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2813571

※UNCHAIN Myspace(PV試聴可)
http://www.myspace.com/unchainjp

※UNCHAIN Official Website
http://fluctus.jp/unchain/index.html

※こちらでも。
http://ototabi.blog.eonet.jp/music/2009/03/post-c055.html


素晴らしいお天気で、春らしい心地よい日々が続いています。ここも昔に比べるとかなり更新頻度が少なくなってしまっていますが、ボチボチでも「いい音楽」にこだわって取り上げて行きます。今日は、私の大好きなアーティストでもある、植村花菜の待望の新作ミニアルバム、春の空です。なかなかお店に置いてなかったのですが、ようやく店頭で手に入れることができました。彼女の爽やかな歌声には、春が良く似合います。

春の空 / 植村花菜
1. ありがと。
2. Darlin’
3. 春にして君を想う
4. 一番星と三日月
5. シャララ
6. BLESS ~Album Mix~
7. 神様につながる時

今回のミニアルバムは、春をテーマにしていますが、単なる風景描写ではなく、彼女の感じた春についてを表現しています。例えば別れの季節としての「春」であったり(2.Darlin’)、思い出の中に刻まれる「春」であったり(3. 春にして君を想う)ということを歌詞にし、メッセージ性を多く含ませた作品になっています。

まずは軽快なテンポで始まる、1. ありがと。は爽やかでキャッチーなナンバー。2月のFM802でピックアップされていたので、関西なら耳にしたことのある人も多いと思います。2. Darlin’も、別れをポジティブに捉えた彼女らしい歌詞を力強いサウンドに乗せて、元気に歌っています。

3. 春にして君を想うは、ストリングスを交えての壮大なバラードです。強い決意のようなものを感じさせるほどの、ストレートなボーカルが胸を打ちます。7. 神様につながる時も静かさの中に強さがあります。今回のアルバムで見せた彼女の新しい一面だと思います。

5. シャララと、6. BLESS ~Album Mix~は、既に発売されたシングル曲です。(後者はポップ調にリミックスされています。)最後に私のお気に入りとして、4. 一番星と三日月を挙げます。スムースジャズのアレンジで、流れるように歌う彼女のボーカルは、聴く者を一瞬で穏やかな気持ちにさせてくれます。こんな魔法を使える歌手は彼女くらいではないでしょうか?

2008年はシングル1枚のみのリリースで心配したもんですが、これからの彼女の活躍が楽しみです。

※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3525085

※植村花菜 Official Web Site
http://www.clearsky.co.jp/kana/

もうすっかり暖かくなりました。ポカポカした陽気が心地よい毎日です。今日は少し変わったジャンルの音楽を取り上げたいと思います。シャンソン気分のフレンチで、アコースティックなサウンドという、とてもシンプルなのにオシャレ度の高いCDです。AUSTINで、Ouh La La Laです。世界中から良質な音楽を見つけてくれるハイセンスなレーベル、Rip Curl Recordingsからのリリースです。


Ouh La La La / Austin
01. Leitmotiv
02. Plus Rein D’autre Entre Nous
03. Rhume
04. Petite Pute
05. Cigale Glacee
06. Decalquee
07. Le Cours
08. Les Arbres D’en Face
09. Cupide & Stupide
10. Domir
11. Novembre
12. Au Soleil
13. Ma Seule Entaille

サウンドはフォークを基調としたアコースティックですが、絶妙のフレンチエッセンスが味付けられていて、ナチュラルでフェミニンな雰囲気。オープニングを飾る、01.Leitmotivは、暖かい昼下がりのカフェが似合います。一方、アップテンポな04. Petite Puteは、少しカントリーのようなアレンジをしながらも、フランス語がスキャットみたく聴こえるので、やはり新鮮な感覚を受けます。

心地よさがバツグンなのが、07. Le Coursで、ギター1本とウィスパーヴォイスで、究極のナチュラルサウンドです。これはカフェボッサ以上にオシャレかもしれません。一方で、03. Rhumeのような、メランコリーなサウンドもあって、シャンソンなどにしか出せないあの独特の雰囲気をかもし出しています。

このCDの良さを文字で伝えるのは難しいですが、とにかくナチュラルで心地のよい音楽です。オシャレな昼下がりのカフェが似合うCDだと思います。(注意:歌詞カードはアーティスト側の意向でありません。)

※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/digital/product/detail/sku=2001658899

4月は新しいことが始まる季節です。学校や企業でも、新入生や新入社員などが入ってきますし、自分の環境が新しく変化する時期でもあると思います。そんなわけで、今日は新しい感覚を覚える音楽を取り上げたいと思います。最近はハウス・シーンの盛り上がりが目覚しく、いろんなコンピレーション・アルバムも発売されていますが、今回私がセレクトしたのが、Lyrical Houseというコンピです。名前を連ねるのは、今を時めくトップ・クリエイターたちで、メジャーな所で、DJ KAWASAKIMAKAI中塚武などです。しかし、このコンピのすごい所は、インディーズで活躍中の気鋭のクリエイターのレアトラック(未発表曲やCD未収録など)が密かに含まれている所です。

Lyrical House
1. Keep the dream / PAX JAPONICA GROOVE feat. Lori Fine
2. Shooting Star (World Sketch remix “Lyrical House”/ Sound Around
3. Heaven In The Sky (MAKAI Nowhere Mix) / MAKAI feat. Mary
4. Bright Lights, Big City / Takeshi Nakatsuka
5. Love Is the Answer (12inch Mix) / Studio Apartment
6. Can’t Stop feat. Lisa Shaw / Kentaro Takizawa
7. Bliss feat. JUJU / Begin (Original Mix)
8. rest / Weekenders
9. BEAUTIFUL feat. Karin / DJ Kawasaki
10. Say That You Love Me (EK-FK Japanese vocal mix) / AK
11. Pure & True feat.Mari Stone / Soul Soruce Production

私のコメントよりも、先にAMAZONの各トラックの解説をどうぞ。
【トラック解説】
M-1.人気クリエイターDaishi Danceを擁する、Apt.レーベルが一押しの「2008年大注目」の新人。この夏に発売予定の自身のアルバムから、ヴォーカルにLori Fineをフィーチャーした選りすぐりの1曲を先行収録!
M-2. 大ヒット作『TOKYO LUXURY LOUNGE 3』やFreeTEMPO、m-flo、capsule、megなどの作品にも参加する精鋭ユニット。CD初収録となる、センチメンタルで躍動的なリミックス・ヴァージョン!
M-3. 青山テルマとのコラボレーションでも話題のクリエイター。本人プロデュースによるMaryの楽曲を、自らの手で新たにリミックス。エレクトリックでキュートな楽曲に仕上がった!
M-4. サウンド・クリエイター、プロデューサーとして、クラブ・ミュージックやポップス、CM曲に至るまで多方面で活躍する中塚武。最新アルバムからヴォーカルに青木カレンをフィーチャーした楽曲を先行収録!
M-5. 森田昌典と安部登による、日本を代表するハウス・ユニットの会心作。軽快なパーカッションとポジティブな空気が漲る。CMソングとしてもオンエアされたヒット・シングル。
M-6. 本邦ハウス・ミュージック界期待のクリエイター。Francois Kのチャートでも脚光を浴びたファンキーなクラブ・ヒット曲を、コンピレーションCDとしては初収録。
M-7. 老舗レーベルKing Streetからも作品をリリースする、NY在住の日本人ハウス・クリエイター。あのJUJUが参加した話題曲!
M-8. 仙台を拠点に活躍するプロデューサーのスズキ・シンイチと、コンポーザーのワタナベ・ノボルによるハウス・ユニット。CD初収録となる瑞々しいナンバー。
M-9. ハウス/クロスオーバー界を牽引するブライテスト・ホープ、DJ KAWASAKIのヒット・シングル。モデルの藤井リナを起用したPVでも話題に。ファンキーなベースラインが心地よい。
M-10. Eric Kupper、Francois Kによるリミックスが大ヒットした、永遠のジャパニーズ・ハウス・アンセム。マルチに活躍する俊英AKの甘く切ない旋律と日本語詞が心にしみる。
M-11. Jackson 5 Remixes やEARTH.WIND & FIRE REMIXESなどのヒット作を手がけるSOUL SOURCE PRODUCTIONによる新曲。今秋リリースするオリジナル3rdアルバムから、イギリス人と日本人のハーフのニュー・カマー・シンガー、MARI STONE

それでは、私の気になったトラックについて簡単にコメントしたいと思います。2. Shooting Star (World Sketch remix “Lyrical House”/ Sound Aroundは、テクノよりの新リミックスバージョンですが、どこかで耳にしているはずの意外とパワープレイな曲です。少しテクノユーロな雰囲気は最近のトレンドです。
4. Bright Lights, Big City / Takeshi Nakatsukaですが、新世代チューイングガム「POs-Ca」のCM(大泉洋と柴崎コウのヤツ)のBGMもこの中塚武によるものです。、ジャズボーカルで有名な青木カレンを迎えて、あのCMイメージとは真逆のアダルトでクールなナンバーになっています。
最後に、5. Love Is the Answer (12inch Mix) / Studio Apartmentでの「Studio Apartment」という名前は覚えておいた方がいいと思います。MAKAIやDJ KAWASAKIほど知られていないようですが、J-POPSアーティストのリミックスで顔を出す一方で、海外での評価も高く世界中のアーティストと文字通りのクロスオーバーを行っています。

とにかく書き出すときりがないくらい。全ての人物がシーンでの最重要人物だといえるでしょう。あとこれだけの内容で、何故かお値段お手ごろ(イチキュッパ)なのもオイシイと思います。新しい季節を新しいサウンドで迎えてみてはいかが?

※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2715692
ドゥアズと同じような「解散の危機」を見事に乗り越えた、Every Little Thingの2006年のアルバムで、Crispy Parkです。少々迷走気味だった持田香織のボーカルスタイルや、バンドとしての音楽の方向性などが、ここで完成された大きな節目となったアルバムだったと思います。大々的なタイアップなどが少ないので、地味に感じるかもしれませんが、心地よくやさしいサウンドが多く、隠れた名盤なのではないかと思っています。

Crispy Park / Every Little Thing
01. ハイファイ メッセージ
02. スイミー
03. 風待ち心もよう
04. 雨の鳴る夜、しずくを君に
05. 恋文
06. スカーレット
07. SWEET EMERGENCY(Instrumental)
08. あすの心
09. きみの て
10. いずれもROMANTIC
11. azure moon
12. I MET YOU(Instrumental)
13. good night

まずは、シングル曲を簡単にチェック。このアルバムの先行シングル的に連続発売されたのが、01. ハイファイ メッセージと、02. スイミーで、新しいELTのポップ感覚を現したキャッチーなサウンド。一方、こちらも今までとは明らかに違うバラード、05. 恋文は、飾らないピュアなボーカルが心に染み込む名曲。印象的なPV(結婚式)も話題になりました。09. きみの ても、これまでにない感覚のサウンドでした。

シングル曲以外の曲で気になったものは、03. 風待ち心もようです。これは今作ではベストトラックではないかと思うほど、凝っています。変則的なリズムに乗せたボーカル、スウィングジャズっぽいリズムを織り交ぜながらのキャッチーな新感覚ポップで、ELTのイメージを塗り替える1曲です。

ELTといえばバラードという風になったのはいつからかわかりませんが、やはり11. azure moonは、継承路線でもさすがの名曲です。恋文のカップリングとなった、13. good nightも、やさしく壮大なバラードです。

全体的にはいい曲が多いと思います。ただ中には数曲、全体のイメージからはみ出すようなものもありますが、それがELTのアルバムということで。(苦笑)

現在、持田香織はソロ活動も行っています。アルバム発表から1年くらい経ちますが、次のアルバムは当分先になりそうな感じです。

※試聴はこちら
http://music.mu-mo.net/DispDetail.php?pid=AVCD-17989&subgenre=0&filetype=0

※Every Little Thing Official Web Site
http://www.avexnet.or.jp/elt/

※持田香織 Official Web Site
http://www.avexnet.or.jp/mochida/

ドゥアズの復活を聞いた時はものすごく嬉しかったんだけど、ぜんぜん新曲らしきものがなく、ライブ活動ばかりという状況が半年以上続いています。さすがに本当に復活しているのか?と心配になっていたところ、数日前から公式HPで、自分たちの曲を一般公募しているようです。

この状況から推測すると、長尾大以外で曲を提供できる人がいない、あるいは出来ないということなのかな?これまでのドゥアズサウンドを継承しながらも、新生バンドとしての印象をアピール出来る楽曲というのは、なかなか難しいだろうな・・・

しかし、クリエイターにとってはこれは大きなチャンス。自分の曲を伴ちゃんが歌ってくれるなんて・・・ああ、自分も何か音楽をやっておけば応募したのに。エイベックスはわりと抜擢をする会社だし、作曲できる人は一度挑戦してみては?

※Do As Infinity Offcial Web Site
http://d-a-i.com/index.html


最近はレミオロメンのベスト盤発売のおかげで、どこのCDショップへいってもレミオロメンがかかっています。そんな中で、ラジオなどでさりげなく流れているのが、女性の声で歌われる「粉雪」のカバー。R&Bのバラードで、しっとりとした歌声で聴こえてくるのが、日之内エミのこのシングルのカップリングです。



片想い / 日之内エミ
1. 片想い
2. 粉雪
3. 片想い (instrumental)
4. 粉雪 (instrumental)

彼女は、m-flo lovesシリーズで、その才能を見出されたいわゆる、「m-floファミリー」の1人です。巧みな表現力と歌唱力は他に類をみないほどで、m-floだけでなく他の多くのサウンドクリエイターも認める所です。近年は、自ら作曲も手がけていて、アーティストとしての才能をフルに発揮しています。

彼女のことを知らなかった人も、これを機会にぜひ聴いてみて欲しいです。粉雪はアルバムには収録されていないので、このシングルを探しましょう。1. 片想いの試聴や、彼女の詳しい情報は以下からどうぞ。

http://ototabi.blog.eonet.jp/music/2009/02/post-3cf0.html

元m-floのボーカル、LISAの80年代の洋楽の名曲をカバーしたアルバム。近年は日本人のアーティストによる洋楽のカバーが流行ってるみたい。このアルバムに収録の曲は年代的にはちょうどリアルタイムだったこともあって、知らない曲はないです。(それに有名な曲ばかりだし。)「古い洋楽に興味はあるけど、何から聴いたらいいかわからない。」っていう人がわりといますけど、こういうカバーものから入るのもひとつの方法かも?というわけで、今日は原曲との兼ね合いを踏まえたレビューにしてみましょう。(全曲は無理なので、気になったヤツだけ。)

MELODY CIRCUS / LISA
01.ETERNAL FLAME / BANGLES
02.YOU GOT IT ALL / THE JETS
03.CHERISH / MADONNA
04.AGAINST ALL ODDS(Take A Look At Me Now) / Phil Collins
05.HEAVEN / Bryan Adams
06.KISSING A FOOL / George Michael
07.Time After Time / Cyndi Lauper
08.STARFISH AND COFFEE 〜 RASPBERRY BERET / PRINCE
09.SAVING ALL MY LOVE FOR YOU / Whitney Houston
10.every breath you take / THE POLICE

まず全体的には、80’s Acoustic cover albumと書いてあるものの、カフェボッサ風のオシャレサウンドになってます。まずは、01.ETERNAL FLAME(邦題:胸いっぱいの愛)はガールズロックバンド、バングルスの最初で最後のバラード。No.1ヒットになった名曲。サウンドはぜんぜん変わってるけど、微妙に歌い方似せてる?このバングルスのボーカルの女の子は、めちゃめちゃかわいかったなぁ。03.CHERISHは、なぜかスイートレゲエみたくなってたので原曲のイメージはほとんどないですが、原曲も「これがマドンナ?」っていうくらい爽やかなナンバーでした。これも数週連続No.1だったと思います。でも、一番原曲とかけ離れてるのが、05.HEAVEN。ダミ声で汗くさい、アメリカンロックのブライアン・アダムス(男性)のバラード。これがオシャレ風味になってるのはもうミラクル。(笑)これに比べればマシだけど、10.every breath you takeも、ポリスというか、スティング(男性)なんですけど、タバコの臭いがしない。(笑)。このあたりはLISAすごすぎです。

フィル・コリンズ、ホイットニー、シンディーローパーのナンバーは他にもたくさんの人がカバーしてる名曲。(フィル・コリンズのはマライアキャリーのヤツがまだ記憶に新しい。)たぶん、この中で最も知名度の低いのは、02.YOU GOT IT ALL / THE JETSだと思います。(曲は有名だけど、グループ名がさっと出る人は少ないのでは?)

とまぁ、こんなところかな。でも、やっぱ洋楽はやはり80’sがいいわ。とまぁ、アラフォーの独り言でした。

※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1503196

今日は、お隣の国韓国から歌うためだけにやってきた青年、のデビューアルバムを取り上げます。母国では、「天国からの歌声」と称されるほどの、透明で美しい歌声の持ち主です。サウンドはソウル・R&Bが主体で、CHEMISTRY、SKOOP ON SOMEBODYなどが好きな人は、きっとお気に入りになると思います。個人的には韓流とは切り離して聴いて欲しい、実力派のシンガーです。


Beyond the Sea / K
1. Cover Girl
2. Girlfriend
3. Only Human
4. TAXI
5. 陸(おか)の上の舟
6. Beyond the Sea
7. Play Another One(feat.Mummy-D(RHYMESTER))
8. Fly Away
9. Friends before Lovers
10. 抱きしめたい
11. over...
12. Bye My Friends

デビューアルバムをサポートしたのは、日本の有名なアーティストたちでした。8. Fly Awayでは歌詞を古内東子が、9. Friends before Loversでは、ゴスペラーズの黒沢薫がバックコーラスで参加しています。製作側では、和田昌哉(01)、松尾KC潔(02)、川口大輔(05)などの豪華な顔ぶれです。

まずは、代表曲から。スーパーバラードの10. 抱きしめたいは彼の最初の大ヒットとなった名曲です。静かに始まるイントロのピアノは彼本人の演奏です。11. over...は初めて彼の歌声が日本に流れたデビュー曲です。歌の上手さも控えめな丁寧なボーカルです。

甘い歌声が堪能できるのは、バラードよりもむしろミディアムスローなナンバーで、2. Girlfriend6. Beyond the Seaあたり。メロウなサウンドにピッタリの甘いボーカルは完璧です。特に後者は、彼の訪日の時の気持ちと重なる歌詞で心に響きます。

一方、アップテンポな4. TAXIでは、甘い声も違う表情を見せます。流れるようなボーカルでアーバンな雰囲気もどこか優しさを残せしています。キャッチーなリズムの8. Fly Awayも、やさしい歌でグルーブ感は十分表現しています。このあたりも彼の実力が相当なものであることがわかります。

全体的にすごくバランスのいいアルバムだと思います。先にも触れましたが、天国からの歌声が最大限に発揮されるのは、ミディアムスローです。このあたりは、他のアーティストよりも一歩抜けていると思います。この歌声は女性にはたまらんのではないでしょうかね。男性は彼の歌だけはカラオケで歌うのはやめておいたほうがよさそうです。(苦笑)

※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1422495

※k Official Web Site
http://www.k-official.com/
最近は無性に女性ロックが聴きたくて、いろいろと探しているんですが、最近はほとんど、R&Bかテクノ系ばかりで困っています。本当のロックはチャットモンチーくらい?でも、自分が知らないだけなのかもしれません。そんな私が今はまっているのが、OLIVIAの最新ミニアルバムで、Trinka Trinkaです。あのアニメ版のNANAのREIRA(TRAPNEST)から2年近くなるわけですが、やはり抜群の歌唱力ですね。また彼女は声自体にも魅力があると思います。

Trinka Trinka / OLIVIA
1. Trinka trinka
2. Rain
3. Because
4. Collecting sparkles
5. Miss you
6. Your smile

実は、OLIVIA inspi’ REIRA(TRAPNEST)のミニアルバムと一緒に聴きまくっているんですが、今作の方がアーティスティックで楽曲もNANAのイメージは払拭されて、新しいOLIVIAの魅力が満載です。残念なのは、フルアルバムでないということだけ。(アルバム発表は2004年で止まってる。)

個人的なボヤキはさておき、今作の目玉はやはり、2. Rainです。新生OLIVIAの魅力爆発のソリッドで開放感のあるロックナンバー。歌いだしとギターのリフで惹き付けられ、サビで突き抜ける圧倒的なボーカルは素晴らしいです。

アップテンポなのはこの曲だけです。(だからNANAの方も聴かねばならんわけで・・・)ただ、他の曲がよくないのではなく、むしろかなりキテマス。1. Trinka trinkaのイントロがエレクトロサウンドだったので、少し嫌な予感がしましたが、ロック基調の部分は崩さずに彼女のサイケディリックな魅力を引き出すための手法で、新鮮なトラックだと思います。

「a little pain」をしのぐほどの名バラードなのが、3. Becauseで、こちらの方が彼女の圧倒的な歌唱力がよくわかる壮大なスケールのバラードです。私は2. Rainがダントツですが、全編英詩の4. Collecting sparklesは実験的なサウンド(テクノロック調)で気に入っています。(こういうの洋楽にもないような?)

くどいですが、もう3曲程度アップテンポな曲が欲しい所です。それに別テイク(ライブバージョンと。)を追加してフルアルバムで出して欲しかったのが、今作の率直な感想です。せっかくのOLIVIAがもったいないよ。

※試聴はこちら
http://avexnet.jp/id/olivi/discography/product/CTCR-14597.html

※Rain(PV)はこちらからどうぞ!
http://ototabi.blog.eonet.jp/music/2009/01/post-54dc.html

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