数で割っても「No.1」だった伝説のブラコングループ
2007年10月29日 音楽
今日はブラック・ミュージックからおそらくこれ以上ないくらい贅沢な選曲で収録されたCDをご紹介します。まぁ、それぞれの曲自体は80年代のものが多いので、「古くてダッサー」っていう人もいるかもしれませんけど、これだけは覚えておいて欲しいんです。このニュー・エディションというグループがこの世に存在しなかったら、今のR&Bも存在してないです。ブラック・ミュージックをソウルからブラック・コンテンポラリー(ブラコン)へと導いたこの6人の歴史をたったの1枚のCDで体感できてしまうという、当時を知る世代にとってはありえない内容になっています。
まずは、ニュー・エディションというグループの説明から。あのマイケル・ジャクソンがジャクソン5という5人組のグループ出身だということはご存知の方が多いと思います。マイケルは一番末っ子でメインボーカルを勤め、近年ではマライア・キャリーでヒットした「I’ll Be There」もマイケル少年の歌ったジャクソン5がオリジナルです。
そのジャクソン5みたいなグループをデトロイド(自動車産業の町だから通称がモータウン)でなくボストンで、もう一度作ろうということで、80年前半に結成されたのがこのニュー・エディションで、メインボーカルにはボビー・ブラウン少年を起用して同じく5人組の黒人グループが誕生します。そして、マイケル同様、ボビーもまた86年にソロへと転向し、その後の活躍はご存知のとおり。新ボーカルにジョニー・ギルを迎えますが、彼も他のメンバーも全員がソロでやれる実力と経験を持ち合わせていたので、ここでそれぞれの才能がボビーに続くように開花していきます。
ここから、ベル、ビヴ、デヴォーの3人はトリオを結成してデビュー。ボストン生まれでなかったジョニーはモータウンでソロデビュー。リーダーのラルフ・トレスヴァントもソロデビュー。それでなにが凄いかというと、グループとしてもソロとしても全員が一度は全米No.1になっているんです。この6人の栄光を1枚のCDに凝縮したのが、この「All the Number Ones」なんです。こんなグループは今でも出てないんじゃないかな?
また長くなったので曲は簡単に。ボビー少年の歌が聴ける01.Candy Girlはまさにジャクソン5の状態。低音のジョニーと高音のラルフが折り重ねる06.Can You Stand the Rainは貴重な名曲。ボビーといえば、09.Every Little Stepで日本でもPVがそのままTVのCMとなり、MCハマーと同様に彼の名を知らない人はいない状態に。ボビーやジョニーとは違って、もっとコアな音楽性を求めた、「Bell Biv DeVoe」の3人が放った12.Poison [Radio Mix]は、熱のさめた今聴いてもやっぱり一番クール。他方で歌を大切にしたジョニーの最高傑作、14.My,My,My [Single Mix]を超えるバラードにも未だに出会ってませんね。低音のジョニーに対して高音のラルフが見せたセクシーな13.Sensitivity [Warm + Sensitive Mix]もちゃんと押さえてあります。
やっぱりこんな長文になりましたけど、とりあえず聴いてみてください。この時期のブラコンはとにかくアーバンな雰囲気が強いので、ナイトミュージックにするとメラメラと燃え上がると思いますよ。(メラメラって何が?)選曲のよさもあり、自信もってオススメできます。
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/758776
※プチ・トリビア
07.My Prerogativeはボビー・ブラウンの大ヒット曲で、ブリトニー・スピアーズの方がカバーです。でもブリちゃんもよかった。女の子がやるとかなりセクシーでクールだった。ボビーはこれでなくRemixの方で聴こう!
All the Number Ones / New Edition (Bobby Brown Bell Biv DeVoe Johnny Gill Ralph Tresvant)
01.Candy Girl
02.Cool It Now [Sing Along Mix]
03.Mr. Telephone Man
04.Girlfriend [Single Mix]
05.Don’t Be Cruel [Single Mix]
06.Can You Stand the Rain [Under the Lampost - Quiet Storm Mix]
07.My Prerogative [Single Mix]
08.Where Do We Go from Here? [Single Mix]
09.Every Little Step
10.On Our Own [Sinlge Mix]
11.Rub You the Right Way [Single Mix]
12.Poison [Radio Mix]
13.Sensitivity [Warm + Sensitive Mix]
14.My, My, My [Single Mix]
15.B.B.D. (I Thought It Was Me)? [Radio Mix]
16.Wrap My Body Tight
17.Humpin’ Around [Single Mix]
18.Hit Me Off
まずは、ニュー・エディションというグループの説明から。あのマイケル・ジャクソンがジャクソン5という5人組のグループ出身だということはご存知の方が多いと思います。マイケルは一番末っ子でメインボーカルを勤め、近年ではマライア・キャリーでヒットした「I’ll Be There」もマイケル少年の歌ったジャクソン5がオリジナルです。
そのジャクソン5みたいなグループをデトロイド(自動車産業の町だから通称がモータウン)でなくボストンで、もう一度作ろうということで、80年前半に結成されたのがこのニュー・エディションで、メインボーカルにはボビー・ブラウン少年を起用して同じく5人組の黒人グループが誕生します。そして、マイケル同様、ボビーもまた86年にソロへと転向し、その後の活躍はご存知のとおり。新ボーカルにジョニー・ギルを迎えますが、彼も他のメンバーも全員がソロでやれる実力と経験を持ち合わせていたので、ここでそれぞれの才能がボビーに続くように開花していきます。
ここから、ベル、ビヴ、デヴォーの3人はトリオを結成してデビュー。ボストン生まれでなかったジョニーはモータウンでソロデビュー。リーダーのラルフ・トレスヴァントもソロデビュー。それでなにが凄いかというと、グループとしてもソロとしても全員が一度は全米No.1になっているんです。この6人の栄光を1枚のCDに凝縮したのが、この「All the Number Ones」なんです。こんなグループは今でも出てないんじゃないかな?
また長くなったので曲は簡単に。ボビー少年の歌が聴ける01.Candy Girlはまさにジャクソン5の状態。低音のジョニーと高音のラルフが折り重ねる06.Can You Stand the Rainは貴重な名曲。ボビーといえば、09.Every Little Stepで日本でもPVがそのままTVのCMとなり、MCハマーと同様に彼の名を知らない人はいない状態に。ボビーやジョニーとは違って、もっとコアな音楽性を求めた、「Bell Biv DeVoe」の3人が放った12.Poison [Radio Mix]は、熱のさめた今聴いてもやっぱり一番クール。他方で歌を大切にしたジョニーの最高傑作、14.My,My,My [Single Mix]を超えるバラードにも未だに出会ってませんね。低音のジョニーに対して高音のラルフが見せたセクシーな13.Sensitivity [Warm + Sensitive Mix]もちゃんと押さえてあります。
やっぱりこんな長文になりましたけど、とりあえず聴いてみてください。この時期のブラコンはとにかくアーバンな雰囲気が強いので、ナイトミュージックにするとメラメラと燃え上がると思いますよ。(メラメラって何が?)選曲のよさもあり、自信もってオススメできます。
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/758776
※プチ・トリビア
07.My Prerogativeはボビー・ブラウンの大ヒット曲で、ブリトニー・スピアーズの方がカバーです。でもブリちゃんもよかった。女の子がやるとかなりセクシーでクールだった。ボビーはこれでなくRemixの方で聴こう!
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みんなで歌おう!「すぅ〜すぅ〜ススーディオ!」
2007年10月27日 CDレビュー
今日も秋晴れのいいお天気でした。最近は懐かしい昔の名盤をよく聴いていて、「あーこの頃はよかったなぁ〜」とか「悲しい時期だったなぁ〜」とか。なんだかメランコリーな感じです。で、そんな思い出深い1枚として、このフィル・コリンズのソロとしては大成功をした名盤、ノー・ジャケット・リクワイヤドをピックアップです。70年代はジェネシスというバンドで大活躍だった彼のこのソロアルバムでは、バンド時代のキャッチーなサウンドを継承していますが、既に後のミドルナンバーの名曲を生み出すアーティストに大きく変貌する転換期でもあることが覗える内容になっています。
85年に発表されたこの作品は翌年の「グラミー賞最優秀アルバム賞」を受賞。過去最高セールスを記録。そりゃもう全米No.1ソングてんこ盛りなので当然でしょう。日本でもめちゃめちゃオンエアされていました。特に「ユア・ビューティフル」(ジェームス・ブラント)どころではなかったのが、ハートウォーミングなバラードの05.One More Nightで、○週連続No.1という名曲です。ジェネシス時代を彷彿させる軽快なポップチューンの06.Don’t Lose My Numberも同じく数週間に渡ってNo.1でした。ただ何故かこの曲だけ彼のベスト盤には収録されてないんですよね。あんだけかかってたのに。10.Take Me Homeはちゃんと収録されていますし、01.Sussudio(ススーディオ)も入ってるのにね。
個人的に好きなのは、その01.Sussudioでしたね。今では珍しくもないですが、こういうエレクトリックなドラムサウンドが当時はナウイかったわけです。(当時風に表現してみました。)また、開放感あふれる04.I Don’t Wanna Knowとか晴れた空の下で聴くと気持ちいいです。あとは、この中ではめちゃ地味な曲ですが、元ポリスのスティングとのデュエットとなっている、03.Long Long Way to Goはそういう意味で貴重なトラックですね。
彼の「Hits」というベスト盤も最高にいいんですが、これはまた別の機会に取り上げる予定です。私なら「Hits」の次にはこのCDを薦めると思います。とりあえず、試聴してみてください。
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3425
※プチ・トリビア
フィルがあるレストランでジャケット着用してなかったため、入店を断られたことを根に持って、このタイトル「Jacket Required」(スーツ着用)の前に「No」をつけたそうな。英国紳士(ジェントルマン)はプライド高いんだね。
No Jacket Required / Phil Collins
01.Sussudio
02.Only You Know and I Know
03.Long Long Way to Go
04.I Don’t Wanna Know
05.One More Night
06.Don’t Lose My Number
07.Who Said I Would
08.Doesn’t Anybody Stay Together Anymore
09.Inside Out
10.Take Me Home
11.We Said Hello, Goodbye (Don’t Look Back)
85年に発表されたこの作品は翌年の「グラミー賞最優秀アルバム賞」を受賞。過去最高セールスを記録。そりゃもう全米No.1ソングてんこ盛りなので当然でしょう。日本でもめちゃめちゃオンエアされていました。特に「ユア・ビューティフル」(ジェームス・ブラント)どころではなかったのが、ハートウォーミングなバラードの05.One More Nightで、○週連続No.1という名曲です。ジェネシス時代を彷彿させる軽快なポップチューンの06.Don’t Lose My Numberも同じく数週間に渡ってNo.1でした。ただ何故かこの曲だけ彼のベスト盤には収録されてないんですよね。あんだけかかってたのに。10.Take Me Homeはちゃんと収録されていますし、01.Sussudio(ススーディオ)も入ってるのにね。
個人的に好きなのは、その01.Sussudioでしたね。今では珍しくもないですが、こういうエレクトリックなドラムサウンドが当時はナウイかったわけです。(当時風に表現してみました。)また、開放感あふれる04.I Don’t Wanna Knowとか晴れた空の下で聴くと気持ちいいです。あとは、この中ではめちゃ地味な曲ですが、元ポリスのスティングとのデュエットとなっている、03.Long Long Way to Goはそういう意味で貴重なトラックですね。
彼の「Hits」というベスト盤も最高にいいんですが、これはまた別の機会に取り上げる予定です。私なら「Hits」の次にはこのCDを薦めると思います。とりあえず、試聴してみてください。
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3425
※プチ・トリビア
フィルがあるレストランでジャケット着用してなかったため、入店を断られたことを根に持って、このタイトル「Jacket Required」(スーツ着用)の前に「No」をつけたそうな。英国紳士(ジェントルマン)はプライド高いんだね。
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半袖でも長袖でも「風の中〜夢の中〜」(GIZAの病)
2007年10月24日 音楽
またいつもの病が再発しました。そうです、私は「GIZA病」なのです。GIZAな感じの女の子がモロにタイプだってことはちょこちょこ書いてましたが、この三枝夕夏ちゃんはヤバイ。さすがに衣替えにつき、ジャケ写は半袖、PVは長袖でしたが、これすっごい「かわいい歌い方」してるんですよ。黙って立ってるだけでもかわいいのに、そんな歌い方で誘惑するなんて・・・ヒドイ。(←既に末期症状)「美しさは罪〜微笑みさえ罪〜」(byパタリロ)そういえば秋は「マライヒの季節」だっけ?(爆)
と冗談はさておき、(さりげなく冗談だったことにしてみる。)今年でデビュー5周年を迎えた彼女には、まさに飛躍の年でしたね。たぶんベスト盤を出している間に少しは休養できたかと思うんだけど、このシングルでまた新たなスタートを切ったわけですが、ロックンロール路線から再びピュアなポップスに回帰してますね。ちょっとアイドルっぽいのは否めないけど、デビュー当初のそれとはなんか違う印象です。愛内里奈の「Mint」もそうだったけど、ロックナンバー出してからピュアポップスという、野球でいうと直球の後にゆるめのフォークで打ち取るみたいな。<G上原か!q(^^)
とにかく愛内・三枝のツートップで、センターが倉木麻衣ちゃん、スーパーサブが北原愛子というGIZA最強のフォーメーションを敗れることはできないのだ!(こんどはサッカー?)そして慈悲深いyahoo動画様がPVとライブの模様を無料動画配信してくれています。ただし発病されても当方では一切責任持てません。
※三枝夕夏 IN dbスペシャル
http://streaming.yahoo.co.jp/p/t/00102/v00409/
※三枝夕夏 IN db Official Web Site
http://www.uka-saegusa.com/
※GIZAの病のカルテ
http://diarynote.jp/d/57127/20070413.html
http://diarynote.jp/d/57127/20061207.html
http://diarynote.jp/d/57127/20060701.html
※追記:「君の愛に包まれて痛い」のPVでのさえぐさちゃんは私には沸点超えてます。(やっぱガールズロックが好きだぁ!)かわいすぎ。これは罪だ。
明日は明日の風の中......夢の中/新しい自分へ変わるスイッチ / 三枝夕夏 IN db
01.明日は明日の風の中.....夢の中
02.新しい自分へ変わるスイッチ
03.明日は明日の風の中.....夢の中~Instrumental~
04.新しい自分へ変わるスイッチ~Instrumental~
と冗談はさておき、(さりげなく冗談だったことにしてみる。)今年でデビュー5周年を迎えた彼女には、まさに飛躍の年でしたね。たぶんベスト盤を出している間に少しは休養できたかと思うんだけど、このシングルでまた新たなスタートを切ったわけですが、ロックンロール路線から再びピュアなポップスに回帰してますね。ちょっとアイドルっぽいのは否めないけど、デビュー当初のそれとはなんか違う印象です。愛内里奈の「Mint」もそうだったけど、ロックナンバー出してからピュアポップスという、野球でいうと直球の後にゆるめのフォークで打ち取るみたいな。<G上原か!q(^^)
とにかく愛内・三枝のツートップで、センターが倉木麻衣ちゃん、スーパーサブが北原愛子というGIZA最強のフォーメーションを敗れることはできないのだ!(こんどはサッカー?)そして慈悲深いyahoo動画様がPVとライブの模様を無料動画配信してくれています。ただし発病されても当方では一切責任持てません。
※三枝夕夏 IN dbスペシャル
http://streaming.yahoo.co.jp/p/t/00102/v00409/
※三枝夕夏 IN db Official Web Site
http://www.uka-saegusa.com/
※GIZAの病のカルテ
http://diarynote.jp/d/57127/20070413.html
http://diarynote.jp/d/57127/20061207.html
http://diarynote.jp/d/57127/20060701.html
※追記:「君の愛に包まれて痛い」のPVでのさえぐさちゃんは私には沸点超えてます。(やっぱガールズロックが好きだぁ!)かわいすぎ。これは罪だ。
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あなたのその笑顔はいいヒントになる
2007年10月22日 音楽
「こんなこと口にしてくれる女の子がいたらなぁ〜」って秋は人恋しくなる季節です。それにしても、この植村花菜という人は本当に素晴らしい。1stアルバムの発売時に「唯一無二の歌声」とか書いてあって、確かにいいけどそれは誇大広告なのでは?なんて思ったけど、最近の彼女を見てる(聴いてる)と、確かにそーかもしれないと思えるくらい。そんな今、一番輝いている彼女の3rdアルバム「愛と太陽」が11/7にリリース決定しました!(また最後にアレ入ってるかな?)
現時点では私は01.あなたのその笑顔はいいヒントになるのPVを見ただけなんですが、なんかちょっとネクストレベルな感じでキテル。彼女自身が本当に輝いて見える。私はこのブログでかわいい子として紹介したのが最初だったんだけど、もうそういう色目で見れなくなった気がする。(そこだけちょっと寂しいんだけど。)うーん、なんちゅーか自然なオーラが出てる。そして音楽の一番素晴らしい部分を感じる。「人が生き生きしているとこういう姿になるのか〜」って思う。
あと、今回AMAZONで知ったんだけど、このシングルのクレジットに小林健樹の名前が!平原綾香といい、「もうすっかり曲を提供する側になったのかなぁ〜」と少し複雑な気持ちになりました。でも、この知られざる孤高の奇才と今の植村花菜がなんらかの形でつながっていて、次のアルバムにも係わってるとしたら、もう期待値は測定不可能な感じです。
とにかくこれだけ才能のある人が、まだ名前もよく知られてないというだけでスルーされる状況は、すごくもったいない事だと思うので、下記のサイトでぜひ一度彼女の歌声に触れてみてください。(関連過去記事も載せておきます。)
※植村花菜 オフィシャルサイト(サイト内「Kana Music Player」でいろいろ試聴可。)
http://www.uemurakana.com/
※植村花菜 Official Web Page(KingRecords)
http://www.kingrecords.co.jp/uemurakana/index.html
※関連過去記事
植村花菜
http://diarynote.jp/d/57127/20060927.html
http://diarynote.jp/d/57127/20070501.html
小林建樹
http://diarynote.jp/d/57127/20040915.html
http://diarynote.jp/d/57127/20041110.html
↓HAYUTAさんへヒミツあります。
01.あなたのその笑顔はいいヒントになる
02.太陽
03.虹色の風
現時点では私は01.あなたのその笑顔はいいヒントになるのPVを見ただけなんですが、なんかちょっとネクストレベルな感じでキテル。彼女自身が本当に輝いて見える。私はこのブログでかわいい子として紹介したのが最初だったんだけど、もうそういう色目で見れなくなった気がする。(そこだけちょっと寂しいんだけど。)うーん、なんちゅーか自然なオーラが出てる。そして音楽の一番素晴らしい部分を感じる。「人が生き生きしているとこういう姿になるのか〜」って思う。
あと、今回AMAZONで知ったんだけど、このシングルのクレジットに小林健樹の名前が!平原綾香といい、「もうすっかり曲を提供する側になったのかなぁ〜」と少し複雑な気持ちになりました。でも、この知られざる孤高の奇才と今の植村花菜がなんらかの形でつながっていて、次のアルバムにも係わってるとしたら、もう期待値は測定不可能な感じです。
とにかくこれだけ才能のある人が、まだ名前もよく知られてないというだけでスルーされる状況は、すごくもったいない事だと思うので、下記のサイトでぜひ一度彼女の歌声に触れてみてください。(関連過去記事も載せておきます。)
※植村花菜 オフィシャルサイト(サイト内「Kana Music Player」でいろいろ試聴可。)
http://www.uemurakana.com/
※植村花菜 Official Web Page(KingRecords)
http://www.kingrecords.co.jp/uemurakana/index.html
※関連過去記事
植村花菜
http://diarynote.jp/d/57127/20060927.html
http://diarynote.jp/d/57127/20070501.html
小林建樹
http://diarynote.jp/d/57127/20040915.html
http://diarynote.jp/d/57127/20041110.html
↓HAYUTAさんへヒミツあります。
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最高のロックボーカルをひき立てる本物のロックギター
2007年10月18日 CDレビュー
久しぶりにちゃんとしたCDレビューを。最近のロックは進化しすぎたのか、どうもロックンロールな感じが少なくないですか?そういうのってダサイんですかね?まぁ、バンド全員が長髪で髪振り乱して〜っていうビジュアル(ファッション)面で言えばそういえなくもないかもしれないけど、私はやっぱロックといえば後はロールでしょ!というわけで、ハードだけどメロディアスなロックで魅了してくれる、このホワイトスネイクのアルバムで、スリップ・オブ・ザ・タングをご紹介です。今回もやっぱり、デビッド・カヴァーデルがいい感じで吼えてます。(笑)
前作のジョン・サイクスとの競演ともいえる最高傑作、サーペンス・アルバスの次にあたる今作に起用されたギタリストは、ロックギタリストのカリスマ、スティーブ・ヴァイ。80年後半はヴァン・ヘイレンを脱退したデビッド・リー・ロスと組んでいたのですが、ちょっとした事情で、この作品に助っ人としてプレイすることになったそうですが、助っ人にしてはいい仕事してます。
ボーカルは同じで、ギタリストが違うだけでこんなに変わるのかと思わせるのは、やはり、スティーブのギターによるところが大きいですね。長い活動の中で見たらサイクスの方があったかもしれませんが、このザクザクしたギター音はまさにハードロックのギターサウンドの原点ともいえます。それでいて、実は要所ですっごいプレイしてるんですよね。ボーカルを立てながら、一歩後ろですんごいことを、いとも簡単にやってるので意外と目立たない。彼はほんと只者じゃないわ。(またかいな!)
ノリノリのロックサウンドなのは、イントロからのせられてしまう02.Cheap An’Nasty。それと、今回もやっぱり吼えてます05.Kittens Got Clawsですね。これが80’sのハードロックですよ。疾走感に重量感が増量してクールです。また、秋の空を思わせるような爽やかなミドルバラードの07.Deeper the Loveは、間奏での短いギターソロが美しすぎて、後半への盛り上げにうまいことバトンを渡しています。楽曲の展開がさすがベテランですね。
後は、セルフカバーとなる03.Fool for Your Lovingも元々名曲ですから触れるに及ばずです。ロックギター好きな私だと、09.Sloe Poke Musicあたり気になりますね。後に孤高のギタリストとしての活躍が少し垣間見えるような感じですね。(そういう意味では少しホワイトスネイクっぽくない感じもしますが。)
商業的に成功したのは、結果的にはサイクス&カヴァーデルの前作でしたが、これもかなりいいですよ。どっちかといえば、こちらのアルバムの方が正統派な作品だといえると思います。ロックギターのお手本ともなる曲が多いし、今のグランジ系ばかり聴いてる人で、ギターサウンドが好きな人に一度聴いてみて欲しいですね。あと、「ハードロックはなんとなく雰囲気が怖い」とか思ってる人にもオススメです。(上記の他にも爽やかな曲ありますよ。)そういえば、ベスト盤もあるけど、前作と今作を足して2で割っただけで、ギタリストが違うので個別に聴く方がいいと思います。
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2000473424
Slip of the Tongue / Whitesnake
01.Slip of the Tongue
02.Cheap An’ Nasty
03.Fool for Your Loving
04.Now You’re Gone
05.Kittens Got Claws
06.Wings of the Storm
07.Deeper the Love
08.Judgment Day
09.Sloe Poke Music
10.Sailing Ships
前作のジョン・サイクスとの競演ともいえる最高傑作、サーペンス・アルバスの次にあたる今作に起用されたギタリストは、ロックギタリストのカリスマ、スティーブ・ヴァイ。80年後半はヴァン・ヘイレンを脱退したデビッド・リー・ロスと組んでいたのですが、ちょっとした事情で、この作品に助っ人としてプレイすることになったそうですが、助っ人にしてはいい仕事してます。
ボーカルは同じで、ギタリストが違うだけでこんなに変わるのかと思わせるのは、やはり、スティーブのギターによるところが大きいですね。長い活動の中で見たらサイクスの方があったかもしれませんが、このザクザクしたギター音はまさにハードロックのギターサウンドの原点ともいえます。それでいて、実は要所ですっごいプレイしてるんですよね。ボーカルを立てながら、一歩後ろですんごいことを、いとも簡単にやってるので意外と目立たない。彼はほんと只者じゃないわ。(またかいな!)
ノリノリのロックサウンドなのは、イントロからのせられてしまう02.Cheap An’Nasty。それと、今回もやっぱり吼えてます05.Kittens Got Clawsですね。これが80’sのハードロックですよ。疾走感に重量感が増量してクールです。また、秋の空を思わせるような爽やかなミドルバラードの07.Deeper the Loveは、間奏での短いギターソロが美しすぎて、後半への盛り上げにうまいことバトンを渡しています。楽曲の展開がさすがベテランですね。
後は、セルフカバーとなる03.Fool for Your Lovingも元々名曲ですから触れるに及ばずです。ロックギター好きな私だと、09.Sloe Poke Musicあたり気になりますね。後に孤高のギタリストとしての活躍が少し垣間見えるような感じですね。(そういう意味では少しホワイトスネイクっぽくない感じもしますが。)
商業的に成功したのは、結果的にはサイクス&カヴァーデルの前作でしたが、これもかなりいいですよ。どっちかといえば、こちらのアルバムの方が正統派な作品だといえると思います。ロックギターのお手本ともなる曲が多いし、今のグランジ系ばかり聴いてる人で、ギターサウンドが好きな人に一度聴いてみて欲しいですね。あと、「ハードロックはなんとなく雰囲気が怖い」とか思ってる人にもオススメです。(上記の他にも爽やかな曲ありますよ。)そういえば、ベスト盤もあるけど、前作と今作を足して2で割っただけで、ギタリストが違うので個別に聴く方がいいと思います。
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2000473424
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いちばん大好きだった・・・ 「谷村有美」との出会い
2007年10月16日 その他 コメント (2)
最近知ったんだけど、私の青春を語るのに欠かせない存在であるこの女性、谷村有美のいろんな映像がDVDでリバイバルしてるようで、なんかBOX仕様のものまで出ているらしい。うーん・・・確かに私もコンプリートしているのは当然VHSですから、そういう需要があってもいいなとは思うんですが、いちばん大好きだった「想い出」はもう心の中にそっとしまっておいた方がいいんじゃないのかなぁ〜とか思って購入していません。その代わりといってはなんですが、その私の中にある唯一の記憶を再生してみようかなと思いました。
1989年、私は大学受験に失敗した浪人生でした。先にストレートで合格した友達が気遣ってくれたのか、「同志社大学の学園祭のコンサートチケットがあるんだけど、行かないか?」と誘ってくれました。たまには息抜きにというやさしい心遣いですが、夏休みで既に息抜き(息切れ?)していたので迷っていました。「ちなみに誰が来るの?」って聴くと、彼もよく知らなくてチケット見ながら「谷村有美だって。知ってる?」
当時の学園祭は今ほど有名なアーティストが来ることは少なくて、これから売り出そうとしている人が何ヶ所か回ることもあった時代。当然ながら、ぜんぜん知らない。丁重に断ろうかと思ったのを見透かしたように、その悪友は「なんか、かわいい子らしいよ。」と一言。この煩悩に打ち勝てるほど真面目な浪人生であろうはずもなく、行くことに・・・
現在の情報化社会で知らない名前の女の子の顔写真なんか一発検索でわかるのですが、当時はインターネットはおろか、パソコンもない。有名な人なら雑誌などでわかるけど、それもない。ツタヤもないので、コンサート当日まで曲どころか顔もわからないまま2人とも出かけていくことに。(今の子には想像できないだろうけど、いわゆる昭和時代とはそんな感じなのだ。)
驚いたことに、この無名の女性のコンサートはさほど人が来ないだろうと思っていたら大間違いで、たくさんの人で普通のアーティストと同様な雰囲気。予想外の展開に動揺しつつも、講堂はそんなに大きくなく、またチケットも「ピア」とかで買えたりしなくて、学際委員の手作りチケットだから、講堂の中間あたりの席でも十分にステージ上がよく見える。「大学生って楽しそうだなぁ〜」とか別の観点でその場を見ていると、暗転していって綺麗なシンセの音色のインストが流れる。
そして、今日の「その時」です!(by 「その時歴史が動いた」)すらっとした細身で、ポニーテールの女の子がステージに現れて、挨拶そこそこに軽快なポップスを歌いだしました。この瞬間は今でもハッキリ記憶してます。彼女の服装、天使のような笑顔、そして声。残念なのは、なんの曲なのかぜんぜんわかんない。1曲どころか、顔も今わかったばかりだから。たぶんね、「その時」の私は歴史がうごくくらいのバカ面だったと思います。なんか衝撃を受けて呆然とした人みたいな感じ?夢のような時間はあっという間に過ぎていきました。
次の日からもうタイヘンです。とりあえず、昨日歌ってたんじゃないかな?っていうタイトルを探して、この「Hear」と「PRISM」を購入。時期的には「PRISM」がリリースされた後だったことも知り、特にこの「Hear」が初期の谷村有美で最高の一枚となったのでした。なんたってこのジャケ写を机に飾って、勉強しなかったからね。
あれから20年近く経って、これだけリバイバルの声があって、それが実現されるという人は過去に例がないんじゃないかな?とにかく彼女のこと書き出すと一夜明かすので、「出会い」しか書けなかった、つーか、くだらないことしか書いてないな。もう、もう活字で表現できないのね。彼女の魅力は。今「HALF MOON」とかかかったら泣くもん。(どんだけ〜?っていわれてもこれはマジ。)嗚呼、FM802のガンボとか伝説の「もっとお側にのコーナー」とか、ニクの日とか、ぜんぜん書いてねぇ!
てなわけで、今日これ読んだ人時間の無駄でしたね。すんません。でもさ〜、最近すっごいメランコリーなのね〜。まぁ、秋だからということで、ご勘弁を。
※谷村有美 Official Web Page
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/SR/YumiTanimura/
※このアルバムの試聴はないけど、秋にピッタリの「幸福の場所〜しあわせのありか〜」を下記にて聴いてみてください。
http://morawin.jp/package/80312130/SRCL03091/
※昨日気づかなかったんだと思うけど、60000hit超えました。ありがとう!(まぁ、3割は自分で回してるんだろうけどね。)秋だけど、飽きないでよろしくお願いします。<オヤジギャグか!q(^^)
1989年、私は大学受験に失敗した浪人生でした。先にストレートで合格した友達が気遣ってくれたのか、「同志社大学の学園祭のコンサートチケットがあるんだけど、行かないか?」と誘ってくれました。たまには息抜きにというやさしい心遣いですが、夏休みで既に息抜き(息切れ?)していたので迷っていました。「ちなみに誰が来るの?」って聴くと、彼もよく知らなくてチケット見ながら「谷村有美だって。知ってる?」
当時の学園祭は今ほど有名なアーティストが来ることは少なくて、これから売り出そうとしている人が何ヶ所か回ることもあった時代。当然ながら、ぜんぜん知らない。丁重に断ろうかと思ったのを見透かしたように、その悪友は「なんか、かわいい子らしいよ。」と一言。この煩悩に打ち勝てるほど真面目な浪人生であろうはずもなく、行くことに・・・
現在の情報化社会で知らない名前の女の子の顔写真なんか一発検索でわかるのですが、当時はインターネットはおろか、パソコンもない。有名な人なら雑誌などでわかるけど、それもない。ツタヤもないので、コンサート当日まで曲どころか顔もわからないまま2人とも出かけていくことに。(今の子には想像できないだろうけど、いわゆる昭和時代とはそんな感じなのだ。)
驚いたことに、この無名の女性のコンサートはさほど人が来ないだろうと思っていたら大間違いで、たくさんの人で普通のアーティストと同様な雰囲気。予想外の展開に動揺しつつも、講堂はそんなに大きくなく、またチケットも「ピア」とかで買えたりしなくて、学際委員の手作りチケットだから、講堂の中間あたりの席でも十分にステージ上がよく見える。「大学生って楽しそうだなぁ〜」とか別の観点でその場を見ていると、暗転していって綺麗なシンセの音色のインストが流れる。
そして、今日の「その時」です!(by 「その時歴史が動いた」)すらっとした細身で、ポニーテールの女の子がステージに現れて、挨拶そこそこに軽快なポップスを歌いだしました。この瞬間は今でもハッキリ記憶してます。彼女の服装、天使のような笑顔、そして声。残念なのは、なんの曲なのかぜんぜんわかんない。1曲どころか、顔も今わかったばかりだから。たぶんね、「その時」の私は歴史がうごくくらいのバカ面だったと思います。なんか衝撃を受けて呆然とした人みたいな感じ?夢のような時間はあっという間に過ぎていきました。
次の日からもうタイヘンです。とりあえず、昨日歌ってたんじゃないかな?っていうタイトルを探して、この「Hear」と「PRISM」を購入。時期的には「PRISM」がリリースされた後だったことも知り、特にこの「Hear」が初期の谷村有美で最高の一枚となったのでした。なんたってこのジャケ写を机に飾って、勉強しなかったからね。
あれから20年近く経って、これだけリバイバルの声があって、それが実現されるという人は過去に例がないんじゃないかな?とにかく彼女のこと書き出すと一夜明かすので、「出会い」しか書けなかった、つーか、くだらないことしか書いてないな。もう、もう活字で表現できないのね。彼女の魅力は。今「HALF MOON」とかかかったら泣くもん。(どんだけ〜?っていわれてもこれはマジ。)嗚呼、FM802のガンボとか伝説の「もっとお側にのコーナー」とか、ニクの日とか、ぜんぜん書いてねぇ!
てなわけで、今日これ読んだ人時間の無駄でしたね。すんません。でもさ〜、最近すっごいメランコリーなのね〜。まぁ、秋だからということで、ご勘弁を。
※谷村有美 Official Web Page
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/SR/YumiTanimura/
※このアルバムの試聴はないけど、秋にピッタリの「幸福の場所〜しあわせのありか〜」を下記にて聴いてみてください。
http://morawin.jp/package/80312130/SRCL03091/
※昨日気づかなかったんだと思うけど、60000hit超えました。ありがとう!(まぁ、3割は自分で回してるんだろうけどね。)秋だけど、飽きないでよろしくお願いします。<オヤジギャグか!q(^^)
徹底分析 「木村カエラ」はただ者じゃないのカエラ。
2007年10月14日 音楽
すっかり秋ですな〜。今日は電車でお出かけしたんですけど、その間にずーっと聴いていた木村カエラの半年前にリリースされた最新アルバムのScratchを、レビューというか、ちょっち考察っぽく取り上げてみたいと思います。ちょうどそういう本も出てるみたいですが、私目線(っていうか私妄想?)で思ったことを曲に合わせながら綴ってみたいと思います。
このアルバムはよく聴いた方なんですけど、3作目にして、彼女が完全にアーティストとしてリリースしたものだと思うんです。というのは、彼女には「アイドル」っぽいイメージを持たれるのを嫌がっているような側面があると思うんです。それともう一つこれは歌詞などから感じることですが、彼女の曲にはハッキリした「恋愛」の歌が全くないんです。aikoや大塚愛とか、女の子の恋愛をストレートに表現という感じでない。その違いをわかりやすく喩えると、彼女の愛情表現はいつも「LOVE」でなく「LIKE」で、かといってそれが「みんな大好き〜」っていう希薄な感じでもない。
つまり、耳元で小さく1回だけ「好き」っていわれるような感じ?こうなるととっても気になる。「マジで?どんだけ?」みたいな。でもそれは彼女には一切問えないわけで。なぜなら、リスナーはただ一方的に曲を聴くだけだから。今までいろんなアーティストを見てきたけど、こういうシャイ系な歌詞を女性で書く人を知らない。あんまり「愛してる」とか言わない(言えない?)っていうのって男性ならよくわかる感性だと思うんだけど、なぜ彼女にそれができるのかが不思議だし、そこが彼女の最大の魅力でもあるように思うんです。
彼女はボーイッシュに振舞うことが多いし、女の子があまりしないような奇抜なファッションもするのに、なぜか女の子っぽい部分も決して失わない。だから中性的にも思わない。こういうことはあまり計算ではできないと思う。自然にそうなってる。それが私の思う「木村カエラ」だと思うんです。新世代の産物か?突然変異か?やっぱり只者じゃない。
最後にそういう彼女が強く感じられるトラックを抜粋。まず、02. Magic Musicなんかまさにそう。小さい男の子が相手の気を引く時みたいな歌詞です。あと、驚くのは動物をタイトルに使った曲が4曲もあり、全て擬人化されたおとぎ話のような歌詞の中で、一貫してるのは、言葉にしないけど「一緒にいる」とか「ずっとそばにいる」とかだから、この対象となるキミと呼ばれる方は、「もしかして、俺のこと好き?」みたくなるわけですね。
11. TREE CLIMBERSのプロモーションで彼女は「大人こども(子供っぽい大人)」がテーマといっていたけど、それはこのアルバム全体のテーマだと思いますね。いやもしかすると彼女自身のテーマなのかも?だから、このアルバムも大人こどもになって聴くのが楽しいと思います。でも彼女こそ大人こどものカリスマなんじゃないのかな?(笑)
※試聴はこちら
http://columbia.jp/artist-info/kaela/COZA-243-4.html
※Kaela Blog
http://kaela.jugem.jp/
Scratch / 木村カエラ
01. L.drunk
02. Magic Music
03. Snowdome
04. ワニと小鳥
05. dolphin
06. sweetie
07. きりんタン
08. Scratch
09. SWINGING LONDON
10. never land
11. TREE CLIMBERS
12. JOEY BOY
13. Ground Control (Album Mix)
このアルバムはよく聴いた方なんですけど、3作目にして、彼女が完全にアーティストとしてリリースしたものだと思うんです。というのは、彼女には「アイドル」っぽいイメージを持たれるのを嫌がっているような側面があると思うんです。それともう一つこれは歌詞などから感じることですが、彼女の曲にはハッキリした「恋愛」の歌が全くないんです。aikoや大塚愛とか、女の子の恋愛をストレートに表現という感じでない。その違いをわかりやすく喩えると、彼女の愛情表現はいつも「LOVE」でなく「LIKE」で、かといってそれが「みんな大好き〜」っていう希薄な感じでもない。
つまり、耳元で小さく1回だけ「好き」っていわれるような感じ?こうなるととっても気になる。「マジで?どんだけ?」みたいな。でもそれは彼女には一切問えないわけで。なぜなら、リスナーはただ一方的に曲を聴くだけだから。今までいろんなアーティストを見てきたけど、こういうシャイ系な歌詞を女性で書く人を知らない。あんまり「愛してる」とか言わない(言えない?)っていうのって男性ならよくわかる感性だと思うんだけど、なぜ彼女にそれができるのかが不思議だし、そこが彼女の最大の魅力でもあるように思うんです。
彼女はボーイッシュに振舞うことが多いし、女の子があまりしないような奇抜なファッションもするのに、なぜか女の子っぽい部分も決して失わない。だから中性的にも思わない。こういうことはあまり計算ではできないと思う。自然にそうなってる。それが私の思う「木村カエラ」だと思うんです。新世代の産物か?突然変異か?やっぱり只者じゃない。
最後にそういう彼女が強く感じられるトラックを抜粋。まず、02. Magic Musicなんかまさにそう。小さい男の子が相手の気を引く時みたいな歌詞です。あと、驚くのは動物をタイトルに使った曲が4曲もあり、全て擬人化されたおとぎ話のような歌詞の中で、一貫してるのは、言葉にしないけど「一緒にいる」とか「ずっとそばにいる」とかだから、この対象となるキミと呼ばれる方は、「もしかして、俺のこと好き?」みたくなるわけですね。
11. TREE CLIMBERSのプロモーションで彼女は「大人こども(子供っぽい大人)」がテーマといっていたけど、それはこのアルバム全体のテーマだと思いますね。いやもしかすると彼女自身のテーマなのかも?だから、このアルバムも大人こどもになって聴くのが楽しいと思います。でも彼女こそ大人こどものカリスマなんじゃないのかな?(笑)
※試聴はこちら
http://columbia.jp/artist-info/kaela/COZA-243-4.html
※Kaela Blog
http://kaela.jugem.jp/
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2回もタダかYO!一青窈の「CONCERTYO」無料動画
2007年10月12日 その他
なんなんだ?この最近のYahoo動画の大盤振る舞いは!今回はあの一青窈のベスト盤BESTYO発売を記念して、完全無料で行った東京よみうりランドでのライブ「BESTYO Free CONCERTYO」の模様を収録したDVDをそのまま無料配信中ときたもんだ!「Yahoo動画さん、やっぱあんた只者じゃないわ!(by増田ジゴロウ)」
まあね、このベスト盤「BESTYO」に付加価値として加えて発売されたこのDVDは何故か、リリース時点にはついてなくて、その数ヶ月後にお値段据え置きで、このライブDVDが追加されて販売されるという、「マジカYO!、そりゃないぜヒトトYO!」的な感じで非難轟轟だったいわくつきのヤツです。(苦笑)こちらも当然ながらDVDには劣りますが、とりあえず見ておこう!
基本的に彼女の良さはライブにあるといっても過言ではないですし。いや、「ライブを見ずして一青窈を知らず」です。だから「汝いずくんぞライブを見んや。」みたいな。(←「論語」調で語ってみました。「子曰く〜」って懐かしい〜)なんだか意味わかんねー。さっそく彼女のスペシャルライブで休日を過ごそうYO!
※一青 窈 スペシャル(Yahoo動画:「お前に別件などない!」)
http://streaming.yahoo.co.jp/p/t/00081/v02589/
※本家ジゴロウ認定の本家「只者じゃない人」はこちら。(Youtube)
http://www.youtube.com/watch?v=F3zMFSc7WcE
まあね、このベスト盤「BESTYO」に付加価値として加えて発売されたこのDVDは何故か、リリース時点にはついてなくて、その数ヶ月後にお値段据え置きで、このライブDVDが追加されて販売されるという、「マジカYO!、そりゃないぜヒトトYO!」的な感じで非難轟轟だったいわくつきのヤツです。(苦笑)こちらも当然ながらDVDには劣りますが、とりあえず見ておこう!
基本的に彼女の良さはライブにあるといっても過言ではないですし。いや、「ライブを見ずして一青窈を知らず」です。だから「汝いずくんぞライブを見んや。」みたいな。(←「論語」調で語ってみました。「子曰く〜」って懐かしい〜)なんだか意味わかんねー。さっそく彼女のスペシャルライブで休日を過ごそうYO!
※一青 窈 スペシャル(Yahoo動画:「お前に別件などない!」)
http://streaming.yahoo.co.jp/p/t/00081/v02589/
※本家ジゴロウ認定の本家「只者じゃない人」はこちら。(Youtube)
http://www.youtube.com/watch?v=F3zMFSc7WcE
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タダなら見る価値ダーイ!「アップルシード」(お得情報)
2007年10月11日 その他
やっぱyahoo動画はすごいね。10/20日公開予定のアニメ映画でアップルシードの続編となる「EX MACHINA(エクスマキナ)」の公開記念として、前作のアップルシードをフルで17日まで無料配信中です。「アニメなんてぜんぜん興味ないし〜」っていう人ほど見て欲しいですね。なんせ完全無料(つまりタダ)なんですから!もちろん映像の凄さとかはDVDなどに比べると半分も伝わらないでしょうけど。音楽ファンだとブンブンサテライツの音楽が使われているので、彼らの音楽と映像のコラボという観点でも楽しめると思います。
でも結構長いんでね。映画ですから2時間くらいでしょうか?ちょっちわけわからん展開が先行しますので、興味が続く人は少ないかもしれませんけど。ちなみに私は攻殻機動隊の方の大ファンでして、こちらの方もプロモーション映像とかありますので、ぜひチェックしてみてください。
※劇場映画「エクスマキナ」公開記念-士郎正宗の世界(yahoo動画)
http://streaming.yahoo.co.jp/special/anime/shiro/index.html
※「EX MACHINA(エクスマキナ)」公式HP
http://www.exmachina.jp/
でも結構長いんでね。映画ですから2時間くらいでしょうか?ちょっちわけわからん展開が先行しますので、興味が続く人は少ないかもしれませんけど。ちなみに私は攻殻機動隊の方の大ファンでして、こちらの方もプロモーション映像とかありますので、ぜひチェックしてみてください。
※劇場映画「エクスマキナ」公開記念-士郎正宗の世界(yahoo動画)
http://streaming.yahoo.co.jp/special/anime/shiro/index.html
※「EX MACHINA(エクスマキナ)」公式HP
http://www.exmachina.jp/
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ガールズからウーマンへ。ロックへの回帰で再始動!
2007年10月10日 音楽
今日は伝説のバンドのカリスマ的な存在だった、あの女性が帰ってきた日となりました。2005年の解散で伝説となったガールズバンド、ZONEの中で、際立った存在だったあの長瀬実夕が新たに再始動です。R&B路線のソロ転向から順調に行くと私は思っていたのですが、アルバムも出せないまま終わり、その後は「いばらの道」を歩むことになり、本日発売のこのシングル発表まで、彼女はだいぶ苦労してきたようです。それにしても、インタビューとかの映像で見てもだいぶ大人になってるように感じました。(それでもまだ19歳!)
関東ではわりとオンエアされてるみたいなんですけど、こっちはそうでもないようです。実際私も一回しか聞いてないんで、感想程度なんですけど、歌がうまくなってる。しかも格段に。R&B系の時も悪くなかったけど、わりと歌にごまかしが効くアレンジだったというのは否めない所だったと思うんだけど、今回は完全にロックボーカルになって登場してるので、曲以上に彼女の歌にインパクト感じました。もう1ヶ月ぐらい先にアルバムも出ることが決定してるそうで、これは真の女性ロックアーティストを渇望している私には楽しみなお知らせです。
ただ、契約してるレーベル会社が「シーエー・モバイル」って書いてあるんですけど・・・。聞いたことない。さっき会社のHP見たんだけど、なんの会社かよくわかんない。(一応広告業のカテゴリーになってたけど。)彼女自身にはなんら問題なく、むしろどんどん活躍して欲しいんだけど、どんなに実力があっても商業的理由で表舞台に出られなくなった人って数え切れないほど見てきてるから心配。広告塔として利用されるだけなんてことの無いように祈るばかりです。
でも、また新しいスタートを切れたことは本当によかったと思います。今後の活躍が期待できる才能のある女性アーティストだと思うので、ここから陰ながら応援したいと思います。さっそく下記サイトでチェック!
※長瀬実夕 Official Web Site
http://www.nagasemiyu.com/
※長瀬実夕 Official Blog(実夕流)
http://ameblo.jp/nagasemiyu/
※長瀬実夕 インタビュー(少しだけPVもあり)
http://www.musicnet.co.jp/whatsin/article/071002_nagasemiyu.html
※ひとりごと
そーいえば「snowy love」は着メロにしてたわ。ツーカーで。(爆)
Key~夢から覚めて~ / 長瀬実夕
01.Key~夢から覚めて~
02.Thanks to you
03.Key~夢から覚めて~(less vocal)
04.Thanks to you(less vocal)
関東ではわりとオンエアされてるみたいなんですけど、こっちはそうでもないようです。実際私も一回しか聞いてないんで、感想程度なんですけど、歌がうまくなってる。しかも格段に。R&B系の時も悪くなかったけど、わりと歌にごまかしが効くアレンジだったというのは否めない所だったと思うんだけど、今回は完全にロックボーカルになって登場してるので、曲以上に彼女の歌にインパクト感じました。もう1ヶ月ぐらい先にアルバムも出ることが決定してるそうで、これは真の女性ロックアーティストを渇望している私には楽しみなお知らせです。
ただ、契約してるレーベル会社が「シーエー・モバイル」って書いてあるんですけど・・・。聞いたことない。さっき会社のHP見たんだけど、なんの会社かよくわかんない。(一応広告業のカテゴリーになってたけど。)彼女自身にはなんら問題なく、むしろどんどん活躍して欲しいんだけど、どんなに実力があっても商業的理由で表舞台に出られなくなった人って数え切れないほど見てきてるから心配。広告塔として利用されるだけなんてことの無いように祈るばかりです。
でも、また新しいスタートを切れたことは本当によかったと思います。今後の活躍が期待できる才能のある女性アーティストだと思うので、ここから陰ながら応援したいと思います。さっそく下記サイトでチェック!
※長瀬実夕 Official Web Site
http://www.nagasemiyu.com/
※長瀬実夕 Official Blog(実夕流)
http://ameblo.jp/nagasemiyu/
※長瀬実夕 インタビュー(少しだけPVもあり)
http://www.musicnet.co.jp/whatsin/article/071002_nagasemiyu.html
※ひとりごと
そーいえば「snowy love」は着メロにしてたわ。ツーカーで。(爆)
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ファンタスティック・フォー 銀河の危機(マジでヤバイ)
2007年10月8日 映画
シルバー・サーファーがキター -(゜∀゜)-(∀゜ )-(゜ )-( )-( ゜)-( ゜∀)-(゜∀゜)-!!てなわけで、ついにファンタスティック・フォーの第2作目に登場するということで見てきました!実は私、密かにマーベル関係(アメコミ)が好きで、今年の夏は「HALK」のTシャツ着てました。で、バックプリントには、スパイダーマンやウルヴァリン(X-MEN)、そしてこのシルバー・サーファーも載ってるのだ!それにしてもCGはハリウッド映画がすごいね。超興奮の映像でした。前作よりもぜんぜん凄かったし。ジェシカ・アルバもかわいかったしで、よかったです。
でも、ちょっちシルバー・サーファーがイマイチ何者なのか普通の人はよくわからないと思う。もちろん、ファンタスティックの4人の映画だから仕方ないんだけどね。原作でもそうだったんだけど、これがきっかけでシルバー・サーファーは単独で漫画化されて、マーベルではかなり支持の高いキャラになるのだ。世代によっては、スパイダーマンより好きな人もいるかも?彼が次々と惑星を破壊していく理由があるんだけど、そこんところがあれだけではイマイチよくわからないと思う。
でも、トーチ(炎)vsサーファー(偽サーファー)のシーンは2回とも見ごたえあったなぁ〜。あのトーチ役の若い男の子はいい感じ。今作でハマリ役になった気がする。ちなみにトーチは原作漫画ではスパイダーマンの中でちょい役で出てきて一緒に戦ったりするんですよ。そんなわけで、この4人の中では一番の人気キャラなんで、そんな感じのトーチとそこにサーファー登場でアメコミ史上でも最高にして最悪の出会いとなったわけです。
スパイダーマンもそうだけど、これもやっぱ初回を見てから、この2作目見た方がいいかな。でないとまず4人のことがさっぱりわからんもんね。ちなみにマーベルの中では、このファンタスティック4はかなり古い漫画で、スパイダーマンで既に向こうのオジサンが子供の頃に読んだくらいの時期になるのかな?今作だけが全米で1位になったのは、その世代の人たちがシルバー・サーファーなら見たい!ってことじゃないのかな?言えないけど、ラストシーンがめちゃめちゃカッコイイです。
ハリウッドのCGはハンパねぇ。ベクシルやアップルシードでは追いつけない。それくらいの衝撃映像の連続だった。必見です!(音楽はぜんぜん覚えてないや。:苦笑)
※ファンタスティック・フォー 銀河の危機(サーファー注意!)
http://movies.foxjapan.com/f4_2/
でも、ちょっちシルバー・サーファーがイマイチ何者なのか普通の人はよくわからないと思う。もちろん、ファンタスティックの4人の映画だから仕方ないんだけどね。原作でもそうだったんだけど、これがきっかけでシルバー・サーファーは単独で漫画化されて、マーベルではかなり支持の高いキャラになるのだ。世代によっては、スパイダーマンより好きな人もいるかも?彼が次々と惑星を破壊していく理由があるんだけど、そこんところがあれだけではイマイチよくわからないと思う。
でも、トーチ(炎)vsサーファー(偽サーファー)のシーンは2回とも見ごたえあったなぁ〜。あのトーチ役の若い男の子はいい感じ。今作でハマリ役になった気がする。ちなみにトーチは原作漫画ではスパイダーマンの中でちょい役で出てきて一緒に戦ったりするんですよ。そんなわけで、この4人の中では一番の人気キャラなんで、そんな感じのトーチとそこにサーファー登場でアメコミ史上でも最高にして最悪の出会いとなったわけです。
スパイダーマンもそうだけど、これもやっぱ初回を見てから、この2作目見た方がいいかな。でないとまず4人のことがさっぱりわからんもんね。ちなみにマーベルの中では、このファンタスティック4はかなり古い漫画で、スパイダーマンで既に向こうのオジサンが子供の頃に読んだくらいの時期になるのかな?今作だけが全米で1位になったのは、その世代の人たちがシルバー・サーファーなら見たい!ってことじゃないのかな?言えないけど、ラストシーンがめちゃめちゃカッコイイです。
ハリウッドのCGはハンパねぇ。ベクシルやアップルシードでは追いつけない。それくらいの衝撃映像の連続だった。必見です!(音楽はぜんぜん覚えてないや。:苦笑)
※ファンタスティック・フォー 銀河の危機(サーファー注意!)
http://movies.foxjapan.com/f4_2/
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日本でも世界でも凄惨な事件などが起こると、このブログを更新する気力がいつも失せる。だって、「美しい旋律」だとか言ってる自分がバカみたく思えるから。ミャンマーでの事件を聴いて最初に思い出したのは、やはり子供の頃に学校の授業としてみさされた映画「ビルマの竪琴」でした。もちろん中井貴一の方ですが。たぶん小学校高学年ぐらいに文部省推奨ということで見たんだと思うけど、感動とかはなく、「へぇ〜そんなことがあったんだ〜」くらいしかなかった。大人になってからもう一度見た。さすがに相応に理解できた。でもそれもすぐに忘れる。
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せっかくツラツラと書いたのになんか消えました。なんでかな?もうイイヤ。くだらないから消されたような気分だ。(苦笑)
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せっかくツラツラと書いたのになんか消えました。なんでかな?もうイイヤ。くだらないから消されたような気分だ。(苦笑)
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真の「トリビュート」を知らない人たちの勘違い?
2007年9月26日 音楽
このブログっていつも「いいこと」だけ書いてるようですけど、今回は久しぶりにちょっち辛口モードでレビューしたいと前から思っていたのが、このアルバム。一応、日本のソウルの創始者である久保田利伸のトリビュートアルバムというコンセプトで、「構想5年、製作期間1年3ヶ月」って・・・・長編映画か! q(^^) それに比べたら制作期間は短くね?(あえて若者ツッコミで。)私の世代は本当にリアルタイムで日本に初めてファンキーという言葉と音楽をもたらした功績が偉大であるからこそ、このトリビュートは納得いかないものがありますね。そのワケは・・・
確かにこの時期ってやたら「○○トリビュート・アルバム」っていうのが頻繁に出たのですが、特にこれはひどかった。まず、洋楽でいう「トリビュート・アルバム」というのは、本当にその人のことを知っていて、心から尊敬というよりもむしろ、「その人に自分がなりたい!」っていうレベルの人間しか参加しないし、出来ないんです。後は対象となるアーティストが亡くなったり、現役でなくなったりした時にするのが一般的です。バリバリ活躍中の久保田利伸を選ぶのは違和感ありまくりでしたね。
まぁ、でもこういうアルバムを作りたいという気持ちは理解できるし、その中で本当のトリビュート魂を発揮しているアーティストも一部存在しているのが、まだ救われる点ですね。ただ勘違いのないように触れておくと、年齢は関係ないんです。大切なのはその人になりたいくらい好きだったという強い「想い(ソウル)」なんです。それがある人とない人とは、聴けば一目(一聴?)瞭然なんですよ。てなわけで、ここからはそういう熱いソウルを感じた人たちだけ取り上げます。
02. Dance If You Want It / ゴスペラーズ meets ナニワエキスプレス
トリビュートの方法のひとつとして、自分たちの音楽に消化しつつ再現することで、「恩返し」とすることがあります。ゴスペラーズは自分たちの音楽的支柱であるゴスペルコーラスを用いながら、「久保田=ファンク」だったことをナニワEXがサックスアレンジで正確に表現しています。
07. CRY ON YOUR SMILE / Skoop On Somebody
こちらはガッツリ正面からいく方法。原曲に近いアレンジで、S.O.Sとしてのソウルと張り合うかのよう。アレンジでごまかさず、今の自分たちを聴いて貰いたいという気持ちが伝わります。コーラスを基盤としつつも、TAKEのボーカリストとしての果敢なチャレンジャー精神が心打つ曲になってます。(これは自信がないとできない。)
09. You were mine(New Funk Master Mix) / 椎名純平 with ダンス☆マン
残念ながら最後のトラックですが、これこそ真のトリビュート魂がビンビン伝わる一曲。普通に聴けば一番ふざけていると感じる人が多いでしょうけど、彼らほどハッキリと久保田利伸こそ本物の「ファンクマスター」であったこと、そして椎名順平が「そして俺が新しいファンクマスターだ!」といわんばかりに歌うことで、久保田の当時のファンキーなサウンドが、今でも全く色褪せていないことを、証明するという方法。さらにファンキーという言葉はワクワクするように面白い、楽しいときに使う言葉なので、そういう意味でも、これくらいのおふざけとジョークをアレンジで魅せるのは、これもまた間違いなく「ファンキー」。ダンス☆マンのアイデアにも尊敬に値すると思います。
うーん、他はイマイチそういう「ソウル」が伝わってこないですね。変わったアレンジで丁寧に歌っている人もいますが、それだけなら他の人が歌ってもいいわけで。(苦笑)商業的な部分も否めない企画だったかもしれませんが、その中でも上記の3曲は輝いていると思います。今度はあなたが自由に確かめてみてください。
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1473449
※SOUL TREE - a musical tribute to toshinobu kubota -特設ページ(BARKS)
http://www.barks.jp/feature/?id=52336508
SOUL TREE ~a musical tribute to toshinobu kubota~ (CCCD)
01. LA・LA・LA LOVESONG / BOA w/z SOUL’d OUT
02. Dance If You Want It / ゴスペラーズ meets ナニワエキスプレス
03. Missing / 中島美嘉
04. 流星のサドル / SOULHEAD
05. Cymbals / ATSUSHI from EXILE
06. Candy Rain / Sowelu
07. CRY ON YOUR SMILE / Skoop On Somebody
08. Indigo Waltz(Live Version) / MISIA
09. You were mine(New Funk Master Mix) / 椎名純平 with ダンス☆マン
10. 永遠の翼 / 高宮マキ
11. 夢 with You / 倖田來未
12. TAWAWA ヒットパレード / BOO,Keyco & RHYMESTER feat BUTTER DOG MARKET
確かにこの時期ってやたら「○○トリビュート・アルバム」っていうのが頻繁に出たのですが、特にこれはひどかった。まず、洋楽でいう「トリビュート・アルバム」というのは、本当にその人のことを知っていて、心から尊敬というよりもむしろ、「その人に自分がなりたい!」っていうレベルの人間しか参加しないし、出来ないんです。後は対象となるアーティストが亡くなったり、現役でなくなったりした時にするのが一般的です。バリバリ活躍中の久保田利伸を選ぶのは違和感ありまくりでしたね。
まぁ、でもこういうアルバムを作りたいという気持ちは理解できるし、その中で本当のトリビュート魂を発揮しているアーティストも一部存在しているのが、まだ救われる点ですね。ただ勘違いのないように触れておくと、年齢は関係ないんです。大切なのはその人になりたいくらい好きだったという強い「想い(ソウル)」なんです。それがある人とない人とは、聴けば一目(一聴?)瞭然なんですよ。てなわけで、ここからはそういう熱いソウルを感じた人たちだけ取り上げます。
02. Dance If You Want It / ゴスペラーズ meets ナニワエキスプレス
トリビュートの方法のひとつとして、自分たちの音楽に消化しつつ再現することで、「恩返し」とすることがあります。ゴスペラーズは自分たちの音楽的支柱であるゴスペルコーラスを用いながら、「久保田=ファンク」だったことをナニワEXがサックスアレンジで正確に表現しています。
07. CRY ON YOUR SMILE / Skoop On Somebody
こちらはガッツリ正面からいく方法。原曲に近いアレンジで、S.O.Sとしてのソウルと張り合うかのよう。アレンジでごまかさず、今の自分たちを聴いて貰いたいという気持ちが伝わります。コーラスを基盤としつつも、TAKEのボーカリストとしての果敢なチャレンジャー精神が心打つ曲になってます。(これは自信がないとできない。)
09. You were mine(New Funk Master Mix) / 椎名純平 with ダンス☆マン
残念ながら最後のトラックですが、これこそ真のトリビュート魂がビンビン伝わる一曲。普通に聴けば一番ふざけていると感じる人が多いでしょうけど、彼らほどハッキリと久保田利伸こそ本物の「ファンクマスター」であったこと、そして椎名順平が「そして俺が新しいファンクマスターだ!」といわんばかりに歌うことで、久保田の当時のファンキーなサウンドが、今でも全く色褪せていないことを、証明するという方法。さらにファンキーという言葉はワクワクするように面白い、楽しいときに使う言葉なので、そういう意味でも、これくらいのおふざけとジョークをアレンジで魅せるのは、これもまた間違いなく「ファンキー」。ダンス☆マンのアイデアにも尊敬に値すると思います。
うーん、他はイマイチそういう「ソウル」が伝わってこないですね。変わったアレンジで丁寧に歌っている人もいますが、それだけなら他の人が歌ってもいいわけで。(苦笑)商業的な部分も否めない企画だったかもしれませんが、その中でも上記の3曲は輝いていると思います。今度はあなたが自由に確かめてみてください。
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1473449
※SOUL TREE - a musical tribute to toshinobu kubota -特設ページ(BARKS)
http://www.barks.jp/feature/?id=52336508
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美しい女性の奏でる音色は美しい?
2007年9月19日 音楽
いやぁ、誰ですか?この美しい女神のような女性は・・・しかも、このジャケ写を見つけたのは、クラシックのコーナーだったぞ!思わず名前を外部記憶装置に入力したぞ!(携帯のメモ帳のことね。っていうかそれぐらい記憶しろよって?近頃キロバイトで稼動中。)帰ってからネットで調べましたよ。この美しい人の名前は、宮本笑里さん。最近ヒットしたドラマのフジテレビ系「のだめカンタービレ」オーケストラのメンバーとしても出演していたそうな・・・それでもイマイチどういう人なんかわからんので、さらに深く検索してみると・・・
なんと、あのNHKで出てたアイドル並みのルックスでクラシックを奏でる4人の女の子グループのVanilla Moodの一人だそうで。「のだめ」って名前しか聞いたことないけど、こっちはわかる。っていうか、きっと何度か見たことある!(もちろん4人の時だけど。)クラシックの世界ってぜんぜんわからないから彼女たちがうまいのかソコソコなのか全くわからんかったのですが、この笑里(えみり)さんは、お父さんが超有名なバイオリニストみたいで、いわゆるサラブレッドの血統のよう。
でもさ〜悲しいかな、わからん。私の大好きな曲でバッハの12.主よ、人の望みの喜びよ(エヴァ見てた人は必ず聴いてる。)とかでも、違いがサッパリ。┐( ̄▽ ̄;)┌ そーいえば芸能人の格付けみたいな番組で練習用のバイオリンとストラディバリウス(何億円とするバイオリンね。)の音色を聴き分ける企画あったなぁ〜。つまり、そういうレベルでわからんのだ。_| ̄|○
そんなわけで、今日はこんな美少女みつけた!ということで・・・(いいのか?それで?)リンクしておきますのでこれを機にクラシックもいいかと・・・(説得力ないけど。)
※宮本笑里 Official Web Site
http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Special/emirimiyamoto/
※宮本笑里 特別インタビュー(CD Journal)
http://www.cdjournal.com/main/interview/interview.php?ino=29
※試聴はこちら(Mora Win)
http://morawin.jp/artist/80312130/71004403/
smile(初回生産限定盤)(DVD付) / 宮本笑里
01.Le Premier amour
02.スラヴ幻想曲
03.アヴェ・マリア
04.passion cachee(パッション・カシェ)~秘めた思い~
05.ヴォカリーズ
06.亡き王女のためのパヴァーヌ
07.無言歌集/ソロ・ヴァイオリンと弦楽オーケストラの為に
08.無言歌集/ソロ・ヴァイオリンと弦楽オーケストラの為に
09.無言歌集/ソロ・ヴァイオリンと弦楽オーケストラの為に
10.無言歌集/ソロ・ヴァイオリンと弦楽オーケストラの為に
11.ダッタン人の踊り
12.主よ、人の望みの喜びよ
13.第三の男
なんと、あのNHKで出てたアイドル並みのルックスでクラシックを奏でる4人の女の子グループのVanilla Moodの一人だそうで。「のだめ」って名前しか聞いたことないけど、こっちはわかる。っていうか、きっと何度か見たことある!(もちろん4人の時だけど。)クラシックの世界ってぜんぜんわからないから彼女たちがうまいのかソコソコなのか全くわからんかったのですが、この笑里(えみり)さんは、お父さんが超有名なバイオリニストみたいで、いわゆるサラブレッドの血統のよう。
でもさ〜悲しいかな、わからん。私の大好きな曲でバッハの12.主よ、人の望みの喜びよ(エヴァ見てた人は必ず聴いてる。)とかでも、違いがサッパリ。┐( ̄▽ ̄;)┌ そーいえば芸能人の格付けみたいな番組で練習用のバイオリンとストラディバリウス(何億円とするバイオリンね。)の音色を聴き分ける企画あったなぁ〜。つまり、そういうレベルでわからんのだ。_| ̄|○
そんなわけで、今日はこんな美少女みつけた!ということで・・・(いいのか?それで?)リンクしておきますのでこれを機にクラシックもいいかと・・・(説得力ないけど。)
※宮本笑里 Official Web Site
http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Special/emirimiyamoto/
※宮本笑里 特別インタビュー(CD Journal)
http://www.cdjournal.com/main/interview/interview.php?ino=29
※試聴はこちら(Mora Win)
http://morawin.jp/artist/80312130/71004403/
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アニソンとは呼べない「交響詩篇エウレカセブン」
2007年9月16日 CDレビュー
借りたいCDがレンタル中だったりしたので、これをレンタルで借りてみました。大ヒットした新感覚アニメ、交響詩篇エウレカセブンのベスト盤とありますが、実際は4シーズンそれぞれのOPとEDをまとめたコレクションアルバムです。全てSony系の新人アーティストのタイアップとなっています。商売上手にしてやられた感じもしますが、これは内容がよいので一度聴いてみたかったんです。(半額だったから借りる気になったっていうのもあるかも?)
実際にTVでオンエアされたのは1〜8までで、最後の2曲はどうやらゲームの方に収録されたテーマ曲のようです。(電気グルーヴの曲が入ってるって気がつかなんだ。)個人的に印象的だったのは第2期で、03. 少年ハート / HOME MADE 家族のOPが音楽ともにかっこよかったです。このエウレカのおかげで「HOME MADE 家族」という名前を知りましたし。04. Fly Away / 伊沢麻未の方は先にデビュー当初から知ってました。でもこれはちゃんとシングル.Verが収録さていて、アルバム収録のものよりもはるかに疾走感があるのである意味お得です。
唯一新人でないのが、06. Tip Taps Tip / ハルカリですが、この曲がいいんです。私はアルバムで「ハルカリベーコン」しか聴いたことなかったので、誰が歌ってるのかな?って思ったらハルカリだったのでちょっと驚きました。(だってラップがないんだもの。)もしかしたらこういう路線は彼女たちに似合うかも?
逆に鳴り物入りで起用された大型新人が07. sakura / NIRGILISでしたね。アメージンググレースを使ってのマッシュアップというのも手法も斬新だったし、インパクトは一番強かったですね。(でもニルギルスは実はバンドとしてのキャリアは長いのだ。)08. Canvas / COOLONも放送終了してじわじわと有名になっていって、全てSonyの思惑以上の反響のよう。(まさに今風の音楽なんだろうなぁ。)
まぁ、シングルCDを10枚借りたのとほぼ同じ感じかな?(カップリングないけど。)ちなみに一緒に付いてるDVDはレンタルできませんので。アニメの方が重要な人は購入しましょう。
※試聴はこちら
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=SMCL000000117
※全OP動画(YouTube: by kataraandaang14)
http://www.youtube.com/watch?v=YIgzfK36aqU
※関連過去記事
http://diarynote.jp/d/57127/20060114.html
交響詩篇エウレカセブン COMPLETE BEST
01. DAYS / FLOW
02. 秘密基地 / 高田梢枝
03. 少年ハート / HOME MADE 家族
04. Fly Away / 伊沢麻未
05. 太陽の真ん中へ / Bivattchee
06. Tip Taps Tip / ハルカリ
07. sakura / NIRGILIS
08. Canvas / COOLON
09. Realize / FLOW
10. 虹 / 電気グルーヴ
実際にTVでオンエアされたのは1〜8までで、最後の2曲はどうやらゲームの方に収録されたテーマ曲のようです。(電気グルーヴの曲が入ってるって気がつかなんだ。)個人的に印象的だったのは第2期で、03. 少年ハート / HOME MADE 家族のOPが音楽ともにかっこよかったです。このエウレカのおかげで「HOME MADE 家族」という名前を知りましたし。04. Fly Away / 伊沢麻未の方は先にデビュー当初から知ってました。でもこれはちゃんとシングル.Verが収録さていて、アルバム収録のものよりもはるかに疾走感があるのである意味お得です。
唯一新人でないのが、06. Tip Taps Tip / ハルカリですが、この曲がいいんです。私はアルバムで「ハルカリベーコン」しか聴いたことなかったので、誰が歌ってるのかな?って思ったらハルカリだったのでちょっと驚きました。(だってラップがないんだもの。)もしかしたらこういう路線は彼女たちに似合うかも?
逆に鳴り物入りで起用された大型新人が07. sakura / NIRGILISでしたね。アメージンググレースを使ってのマッシュアップというのも手法も斬新だったし、インパクトは一番強かったですね。(でもニルギルスは実はバンドとしてのキャリアは長いのだ。)08. Canvas / COOLONも放送終了してじわじわと有名になっていって、全てSonyの思惑以上の反響のよう。(まさに今風の音楽なんだろうなぁ。)
まぁ、シングルCDを10枚借りたのとほぼ同じ感じかな?(カップリングないけど。)ちなみに一緒に付いてるDVDはレンタルできませんので。アニメの方が重要な人は購入しましょう。
※試聴はこちら
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=SMCL000000117
※全OP動画(YouTube: by kataraandaang14)
http://www.youtube.com/watch?v=YIgzfK36aqU
※関連過去記事
http://diarynote.jp/d/57127/20060114.html
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分離したままのロックの名盤(迷盤?)「アイソレーション」
2007年9月15日 CDレビュー
今日はまた古いアルバムを引っ張り出してみました。84年の作品ですよ。当然のごとく私の家にはちゃんと「LPレコード」で保管してあります。(安売りで買ったCDももちろん持ってますけどね。)80年代に活躍したロック界の老舗バンド、TOTO(一応今でも現役)のまさにバンド危機ともいえる転換期にリリースされたIsolationです。バンド危機というのは、このアルバムの製作中にバンドの黄金時代を築いたボーカリストのボビー・キンボールが突如脱退するという「事件」が発生。誰が歌うかわからんまま曲だけ書くなんてことが出来るはずもなく、オーディションという形で結局、新ボーカリストにはファーギー・フレデリクセンに決定。そんなドタバタの中で完成したのがこの作品で、内容はこのジャケ写が一番端的に説明しているようにも思えます。
そんな状況下でこのクオリティーはさすがです。さらに心機一転という楽曲がかえって新しい魅力を生み出すことになりました。高音が伸びるフレデリクセンのボーカルで、とってもシャープなサウンドのロックになっています。変則的なリズムでも余裕で歌いこなされている、02.Lionや、キンボールには合わないと思う、06.Endlessあたりは、新生TOTOを強く感じさせたナンバー。
しかし逆に美しいハイトーン・ボーカルを封じたかのごとき、03.Stranger in Townや04.Angel Don’t Cryあたりは若干違和感を感じました。(根拠のない推論ですが、このあたりの曲はキンボールでいく予定だったのでは?なんて勝手に思いました。)だから、ジャケ写にあるように、白と黒に分離(セパレイトではない所がミソ)されていますよという事を認めた上でリリースされたのかなと・・・
まぁ、どの曲が白でどの曲が黒かということを勝手に想像するのも意味が無いので、感じたまま聴いて欲しいですね。ちなみに私は06.Endlessから08.Mr. Friendlyまでめちゃめちゃリピートして聴いた記憶がありますね。(カセットテープでね。>苦笑)ちなみに、昨年には再びボーカルにキンボールを擁して現役でTOTOはがんばってます。(フレデリクセンはこの作品のみの登板でバンドを去りました。)結果オーライな名盤といえるかもしれません。
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/22011
※ちょっとしたトリビア
このボーカリスト探しの最終候補にハードロックバンド「Mr.Big」として大成功したエリック・マーティンの起用が検討されていたそうです。(ああ、「Mr.Big」で出会えてよかった。マジで。)
Isolation / Toto
01.Carmen
02.Lion
03.Stranger in Town
04.Angel Don’t Cry
05.How Does It Feel
06.Endless
07.Isolation
08.Mr. Friendly
09.Change of Heart
10.Holyanna
そんな状況下でこのクオリティーはさすがです。さらに心機一転という楽曲がかえって新しい魅力を生み出すことになりました。高音が伸びるフレデリクセンのボーカルで、とってもシャープなサウンドのロックになっています。変則的なリズムでも余裕で歌いこなされている、02.Lionや、キンボールには合わないと思う、06.Endlessあたりは、新生TOTOを強く感じさせたナンバー。
しかし逆に美しいハイトーン・ボーカルを封じたかのごとき、03.Stranger in Townや04.Angel Don’t Cryあたりは若干違和感を感じました。(根拠のない推論ですが、このあたりの曲はキンボールでいく予定だったのでは?なんて勝手に思いました。)だから、ジャケ写にあるように、白と黒に分離(セパレイトではない所がミソ)されていますよという事を認めた上でリリースされたのかなと・・・
まぁ、どの曲が白でどの曲が黒かということを勝手に想像するのも意味が無いので、感じたまま聴いて欲しいですね。ちなみに私は06.Endlessから08.Mr. Friendlyまでめちゃめちゃリピートして聴いた記憶がありますね。(カセットテープでね。>苦笑)ちなみに、昨年には再びボーカルにキンボールを擁して現役でTOTOはがんばってます。(フレデリクセンはこの作品のみの登板でバンドを去りました。)結果オーライな名盤といえるかもしれません。
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/22011
※ちょっとしたトリビア
このボーカリスト探しの最終候補にハードロックバンド「Mr.Big」として大成功したエリック・マーティンの起用が検討されていたそうです。(ああ、「Mr.Big」で出会えてよかった。マジで。)
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「もったいないオバケ」がでそうな、白い世界の裏側
2007年9月13日 音楽
この写真とあの日記とのギャップはいったい?と思ってしまうのはわからないでもないが。最近、なにやら音楽以外の所で妙に有名になってる「しばじゅん」こと柴田淳の移籍前(ドリーミュージック時代)のシングルで、白い世界です。実は先日のプレイリストにも「しばじゅん」から一曲いれたいと思っていたんですけど、入れなかったので単品でご紹介です。それも実はこのカップリングの方の終電の方が候補だったんですけど辞めました。(苦笑)
リストに入れなかったのは、しばじゅんのアルバムと同じような理由からです。しばじゅんのアルバムは常に、作品としての曲順や全体の流れを大切にしています。曲間をつなぐインストも含めて、構成にこだわりを持っているのです。もちろん先の私のはそこまで高尚でないけど、一応は考えてプレイリストを作ります。ただこの02.終電という曲がいいんですよ。これがアルバム作品の中で入らなかったのは、これまた同じ理由だったのかな?(「しば裏」はシングルベストの裏と思ってますので。)もったいないオバケが出そうな気もする(これ分かる人は30代後半だな。しかも関西だけかも?)くらいの曲です。一曲をじっくりとかみしめながらがオススメかな。
※試聴はこちら
http://www.tsutaya.co.jp/item/music/view_m.zhtml?pdid=20192009
※関連過去記事
http://diarynote.jp/d/57127/20050503.html
※追記(ひとりごと)
最近は「アルバム構成」を考えるアーティストって少なくなってるように思うんだけど、そういうこと考える人は「アナログ(レコード)世代」な気がするんだ。作り手もリスナーも(デジタル)時代とともに変わるのは当然だし、自分も恩恵には預かってるけど、なんとなく「シャッフル再生」が出来ない、そんな世代とです・・・(ヒロシってどうしてるんかな?)
白い世界 / 柴田淳
01.白い世界
02.終電
リストに入れなかったのは、しばじゅんのアルバムと同じような理由からです。しばじゅんのアルバムは常に、作品としての曲順や全体の流れを大切にしています。曲間をつなぐインストも含めて、構成にこだわりを持っているのです。もちろん先の私のはそこまで高尚でないけど、一応は考えてプレイリストを作ります。ただこの02.終電という曲がいいんですよ。これがアルバム作品の中で入らなかったのは、これまた同じ理由だったのかな?(「しば裏」はシングルベストの裏と思ってますので。)もったいないオバケが出そうな気もする(これ分かる人は30代後半だな。しかも関西だけかも?)くらいの曲です。一曲をじっくりとかみしめながらがオススメかな。
※試聴はこちら
http://www.tsutaya.co.jp/item/music/view_m.zhtml?pdid=20192009
※関連過去記事
http://diarynote.jp/d/57127/20050503.html
※追記(ひとりごと)
最近は「アルバム構成」を考えるアーティストって少なくなってるように思うんだけど、そういうこと考える人は「アナログ(レコード)世代」な気がするんだ。作り手もリスナーも(デジタル)時代とともに変わるのは当然だし、自分も恩恵には預かってるけど、なんとなく「シャッフル再生」が出来ない、そんな世代とです・・・(ヒロシってどうしてるんかな?)
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sad songs (音楽旅人セレクション:邦楽ver.)
2007年9月11日 音楽
夏も終わって、秋っぽくなってきましたね。今年の夏は個人的にいろいろあって、悲しい気持ちになることが多かったです。悲しい時に聴く音楽って本当に救われることが多いですよね。まぁ、ポジティヴ思考の人は逆に元気のでる音楽を聴いたりするのかもしれませんが、私は逆回転しない主義で、悲しいときはとことん悲しい気持ちに浸ります。そうすると人間って不思議なもんで、時計の針が一回転するように戻るというのが持論なんですけど、メンタルなことは人それぞれですからねぇ・・・
ときに、最近は一定のテーマで選曲されたコンピレーションアルバムが人気のようです。でも、これみたいに洋楽であることが多いのは、レコード会社の権利関係のせいですね。歌詞が聞き取れる人はいいけど、悲しいかな日本人なんで、日本語の歌詞でしんみりしたいです。てなわけで、無いのなら作るっきゃねぇ!ってノリで(本当に悲しいのか?>自分)悲しい時に聴くプレイリスト作ってみました。過去記事のあるものはリンクもしましたので、1曲でも参考に聴いてみてください。
まぁ、あるもので作りました的な感じですけど、90年代の曲も入れてみたり、シングル以外の曲を入れたりしてみました。みなさんも自分だけの「Sad Songs」作ってみてはいかが?
ときに、最近は一定のテーマで選曲されたコンピレーションアルバムが人気のようです。でも、これみたいに洋楽であることが多いのは、レコード会社の権利関係のせいですね。歌詞が聞き取れる人はいいけど、悲しいかな日本人なんで、日本語の歌詞でしんみりしたいです。てなわけで、無いのなら作るっきゃねぇ!ってノリで(本当に悲しいのか?>自分)悲しい時に聴くプレイリスト作ってみました。過去記事のあるものはリンクもしましたので、1曲でも参考に聴いてみてください。
01.サヨナラ サヨナラ / 竹仲絵里
(この歌詞多くの女性には泣けると思います。切ない別れの恋愛歌)
02.会いたい / 植村花菜
(ギター一本弾き語りの直球で泣かされます。)
http://diarynote.jp/d/57127/20060927.html
03.僕はここにいる / 山崎まさよし
(今度は男性側からの切ない恋愛の歌。後半から力強いのに歌詞は繊細。男も切ないのよ。)
04.Nostalgia / 平井堅
(あなたの存在、すべてノスタルジアなんだね。きっと男性の方が共感できると思うな。)
05.月のダンス / 松たか子
(悲しみに浸って心地よいから不思議。不意に落ちる変化球で泣かされます。)
http://diarynote.jp/d/57127/20050403.html
06.君の気配 / Sowelu
(こんなソエルって初めて見たよ。違う人が歌ってるみたい。)
http://diarynote.jp/d/57127/20060922.html
07.いとしい人 / CHEMISTRY
(心から「いとしい人」はこんな風にみえるんですね。)
08.You / 木村カエラ
(ある意味、カエラ流の「Sad Song」なんじゃなかな?新感覚でかなり好き。)
http://diarynote.jp/d/57127/20060822.html
09.ふれていたい / aiko
(単純に「ふれていたい」と何度も繰り返すaikoの声は悲痛なのにどこか優しい。)
10.Tomorrow never knows / Mr.Children
(メロディ重視で選曲。人の普遍的な悲しみについて歌った名曲。)
11.幸せであるために / FLYING KIDS
(90年代には知られざる名曲がたくさんあるが、このカバーはあまりして欲しくない名曲。)
12.友達のまま / AMADORI :PRINCESS PRINCESS カバー
(プリプリの中では地味だけど名曲でカバーの出来も良いのでこれでおしまい。)
http://diarynote.jp/d/57127/20060628.html
まぁ、あるもので作りました的な感じですけど、90年代の曲も入れてみたり、シングル以外の曲を入れたりしてみました。みなさんも自分だけの「Sad Songs」作ってみてはいかが?
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夏の終わりの夜には「アンプラグド」なR&B
2007年9月7日 CDレビュー
9月もわりと過ぎても、今年は妙にアツイ。そんで、夜なんか湿度が高いのか、香港とか行った時みたいな、あのジメジメ感がかなりあって寝苦しい毎日です。そんな夜に聴いてみたのがこのアリシア・キーズのMTVアンプラグドの様子をライブ録音したアルバムで、タイトル同じくアンプラグドなんですけど、これ名盤ですね。アリシアが只者ではないのはわかってますが、アレンジが最高にカッコイイ!クールなサウンドにカリスマ的なパフォーマンスが会場の熱気そのままに伝わって、おかげさまで76分間少しも寝られませんでした。(苦笑)
一応CD内ではトラックとして分かれてはいますが、パフォーマンスにあわせて連続で曲が進行していきます。イントロの立ち上がりから一気に02.Karma→03.Heartburnとアルバム順で来る演出は憎いくらい。ノリノリのR&Bにバイオリンでセッションだなんて聴いた事ないです。(すでに圧巻です。)
これでも既にキテルのに、04.A Woman’s Worthから心地よいミドルスローになり、当時アルバム未収録で今回新曲としてお披露目となった05.Unbreakableは後に大ヒットとなりました。中盤の07.If I Was Your Woman、08.If I Ain’t Got Youは聴かせ系のバラードで、演奏は最小限になってるので、彼女の天性のボーカルがじっくり味わえる所です。
全曲紹介できないので、変わり所で11.Wild Horsesは先に紹介したマルーン5のボーカル、アダム・レヴィーンとのデュエットで、アダム先行でアリシアをエスコートするような演出はステキです。(これって書いてなかったらアダムだとは思わないだろーな。)曲はローリング・ストーンズのカバーだそうです。(from 「Sticky Fingers」71年作品)最後はやはり全米連続No.1ソングとなった15.Fallin’で幕が下ります。(そしてまたバイオリンと登場!)曲順といい、パフォーマンスといい、全てにおいて完璧なCDだといえると思います。
以後の2曲は、言ってみればアンコール的なお遊びでラッパーを交えた本来のノリノリサウンドです。オマケ的な感じなので省略します。(とはいえ贅沢なオマケだと思うけど。)ただアリシアあまり歌ってないしね。たぶん、伝説の番組「Yo!MTV」っぽい演出なんでしょうね。この番組のことも、機会があれば記事にしたいネタですね。>「ブォーイ!」みたいな。(笑)
※アリシア・キーズ 公式ページ(日本)
http://www.blackcandyonline.com/_artist/info.php?id=1239
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1096217
Unplugged / Alicia Keys
01.Intro A Cappella
02.Karma
03.Heartburn
04.A Woman’s Worth
05.Unbreakable
06.How Come You Don’t Call Me
07.If I Was Your Woman
08.If I Ain’t Got You
09.Every Little Bit Hurts
10.Streets Of New York
11.Wild Horses (Feat. Adam Levine)
12.Diary
13.You Don’t Know My Name
14.Stolen Moments
15.Fallin’
16.Love It Or Leave It Alone (Feat. Mos Def & Common)
17.Welcome To Jamrock (Feat. Damian Marley,Mos Def, Common & Friends)
一応CD内ではトラックとして分かれてはいますが、パフォーマンスにあわせて連続で曲が進行していきます。イントロの立ち上がりから一気に02.Karma→03.Heartburnとアルバム順で来る演出は憎いくらい。ノリノリのR&Bにバイオリンでセッションだなんて聴いた事ないです。(すでに圧巻です。)
これでも既にキテルのに、04.A Woman’s Worthから心地よいミドルスローになり、当時アルバム未収録で今回新曲としてお披露目となった05.Unbreakableは後に大ヒットとなりました。中盤の07.If I Was Your Woman、08.If I Ain’t Got Youは聴かせ系のバラードで、演奏は最小限になってるので、彼女の天性のボーカルがじっくり味わえる所です。
全曲紹介できないので、変わり所で11.Wild Horsesは先に紹介したマルーン5のボーカル、アダム・レヴィーンとのデュエットで、アダム先行でアリシアをエスコートするような演出はステキです。(これって書いてなかったらアダムだとは思わないだろーな。)曲はローリング・ストーンズのカバーだそうです。(from 「Sticky Fingers」71年作品)最後はやはり全米連続No.1ソングとなった15.Fallin’で幕が下ります。(そしてまたバイオリンと登場!)曲順といい、パフォーマンスといい、全てにおいて完璧なCDだといえると思います。
以後の2曲は、言ってみればアンコール的なお遊びでラッパーを交えた本来のノリノリサウンドです。オマケ的な感じなので省略します。(とはいえ贅沢なオマケだと思うけど。)ただアリシアあまり歌ってないしね。たぶん、伝説の番組「Yo!MTV」っぽい演出なんでしょうね。この番組のことも、機会があれば記事にしたいネタですね。>「ブォーイ!」みたいな。(笑)
※アリシア・キーズ 公式ページ(日本)
http://www.blackcandyonline.com/_artist/info.php?id=1239
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1096217
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全世界注目の最新作は「ニュー・ファンク・ロック」
2007年9月5日 CDレビュー
4年目の幕開けとなるCDとして、今年は来日も果たした、MAROON 5の待望の新作、It Won’t Be Soon Before Longを選びました。ちゃんと買いましたよ。ネットで輸入盤がだいぶ安くなってたので、勢いで買ったんですが、ちゃんとボーナストラックまで付いてて得しました。それにしても、前作のロックな部分をだいぶ削いで、ポップというよりは、かなりファンキーなサウンドになっています。この辺はボーカルの技によるところが大きいと思います。なにか新世代のロックってこんな感じなのかなって。それが第一印象でしたね。
前作の方がポピュラーで聴きやすかったのは間違いないですが、今作はファンキーなノリのロックという感じ。アダムのボーカルはあまりにもファンキーでセクシーになってますが、普通ならロックになりえないのが、やっぱりロックっぽく聴こえるのは不思議。01.I Never See Your Face Againや、02.Makes Me Wonderなんかジャミロクワイを彷彿させるような打ち込みサウンドですが、ドラムサウンドがなんか違うんです。デフ・レパードをモンスターバンドに導き、シャナイア・トゥエインを世界一にしたR・マット・ランジの時に似た感覚を受けますね。「ポップなロック」というのは下手するとチープになりますが、2作目で簡単にクリアしてしまったのは驚きです。(リリース期間が空いたことも関係しているのかも?)
日本ではまた8月からTOYOTA"VITZ"のCMソングとして、05.Won’t Go Home Without Youを使用したCMを放送しています。(昨年は「Sunday Morning」でしたね。)個人的にはマルーン5はバラードでのヒットがありませんでしたが、11.Better That We Breakあたりは、後からシングルカットされてもいいくらいの名曲ですね。ちょっとU2を思いだすような・・・ボーナストラックの13.Infatuationなんかアレンジ変えたらR&Bになりそうなくらい。
総合的に感じたのは、すごくUKっぽい感じになりましたね。ファンキーでソウルフルなサウンドとボーカルです。前作の大成功に甘んじずにチャレンジ精神の溢れるアルバムだと思いました。レンタルなら一年待ちです。日本盤で買うならもうちょっち待つとライブ音源を含む新盤が今よりも低価格でドロップされる可能性もあるし、今は購入時期としては難しいところでしょうか。
※Maroon 5(マルーン5)公式HP(日本版)
http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/maroon5/
※試聴はこちらで
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2001491576
※関連過去記事(Songs About Jane)
http://diarynote.jp/d/57127/20050826.html
It Won’t Be Soon Before Long / Maroon 5
01.I Never See Your Face Again
02.Makes Me Wonder
03.Little Of Your Time
04.Wake Up Call
05.Won’t Go Home Without You
06.Nothing Lasts Forever
07.Can’t Stop
08.Goodnight,Goodnight
09.Not Falling Apart
10.Kiwi
11.Better That We Break
12.Back At Your Door
13.Infatuation
前作の方がポピュラーで聴きやすかったのは間違いないですが、今作はファンキーなノリのロックという感じ。アダムのボーカルはあまりにもファンキーでセクシーになってますが、普通ならロックになりえないのが、やっぱりロックっぽく聴こえるのは不思議。01.I Never See Your Face Againや、02.Makes Me Wonderなんかジャミロクワイを彷彿させるような打ち込みサウンドですが、ドラムサウンドがなんか違うんです。デフ・レパードをモンスターバンドに導き、シャナイア・トゥエインを世界一にしたR・マット・ランジの時に似た感覚を受けますね。「ポップなロック」というのは下手するとチープになりますが、2作目で簡単にクリアしてしまったのは驚きです。(リリース期間が空いたことも関係しているのかも?)
日本ではまた8月からTOYOTA"VITZ"のCMソングとして、05.Won’t Go Home Without Youを使用したCMを放送しています。(昨年は「Sunday Morning」でしたね。)個人的にはマルーン5はバラードでのヒットがありませんでしたが、11.Better That We Breakあたりは、後からシングルカットされてもいいくらいの名曲ですね。ちょっとU2を思いだすような・・・ボーナストラックの13.Infatuationなんかアレンジ変えたらR&Bになりそうなくらい。
総合的に感じたのは、すごくUKっぽい感じになりましたね。ファンキーでソウルフルなサウンドとボーカルです。前作の大成功に甘んじずにチャレンジ精神の溢れるアルバムだと思いました。レンタルなら一年待ちです。日本盤で買うならもうちょっち待つとライブ音源を含む新盤が今よりも低価格でドロップされる可能性もあるし、今は購入時期としては難しいところでしょうか。
※Maroon 5(マルーン5)公式HP(日本版)
http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/maroon5/
※試聴はこちらで
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2001491576
※関連過去記事(Songs About Jane)
http://diarynote.jp/d/57127/20050826.html
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