フツウの女の子の気持ちが重なるハーモニー
2009年2月11日 CDレビュー
なんと、今年のバレンタインは週末にバッチリはまっているんですね。しかも土曜日で。(私には関係ないけど・・・)あと、「逆チョコ」なるものがあるそうな。ホワイトデーの「お返し」という前提を外すということなんでしょうね。あと、自分で自分に買う女の子も多いそうで、なんでもありな感じですが、女の子が主役の日には変わりないようです。
さて、今日はフツウの女の子の気持ちを歌ったやさしいポップスをご紹介。女性ポップ・デュオのRYTHEMの最新アルバムで、23です。前作から2年ぶりの作品となりました。だいぶポップな曲が増えて、バラエティーに富んだ内容になりましたが、2人の優しい歌声とハーモニーと耳になじむメロディーラインは健在です。
今作は今までよりもだいぶポップ路線になりました。大ヒットとなったのは、キマグレンとのコラボで話題となった、2. Love Callで、女の子の気持ちをRYTHEMの2人が歌い、男の子の気持ちをキマグレンが歌うという最近よくあるアンサーソングに近い感じの曲。4. 首すじラインは映画の主題歌となった切ない系のバラードで、彼女たちのハーモニーの美しさがよくわかります。
ポップ路線という意味で、オープニングを飾る1. 東京メトロガールは今までないアーバンなポップサウンドにアレンジされています。またミドルスローも心地よいナンバーが多く、7. SMILEあたりは、キャッチーで昼下がりが似合うナンバーです。
最後に私のオススメは、バレンタインも近いので、10. Bitter & Sweetを挙げておきます。片想いの冬ソングで、ミドルスローなナンバー。サビの部分のハモリの美しさは鳥肌ものです。チョコを選ぶ時のBGMにどうぞ。
※試聴はこちら
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=AICL000001964
http://morawin.jp/package/80312130/AICL01964/
※オマケ(sakusaku)
http://www.youtube.com/watch?v=Rsjad-48jNE
さて、今日はフツウの女の子の気持ちを歌ったやさしいポップスをご紹介。女性ポップ・デュオのRYTHEMの最新アルバムで、23です。前作から2年ぶりの作品となりました。だいぶポップな曲が増えて、バラエティーに富んだ内容になりましたが、2人の優しい歌声とハーモニーと耳になじむメロディーラインは健在です。
23 / RYTHEM
1. 東京メトロガール
2. Love Call
3. 猫背-original-
4. 首すじライン
5. 夏メロ
6. アイシカタ
7. SMILE
8. Joyful
9. Like a Friend
10. Bitter & Sweet
11. あかりのありか
12. ~interlude~
13. Banana moon
14. Love Call (DAISHI DANCE REMIX)
今作は今までよりもだいぶポップ路線になりました。大ヒットとなったのは、キマグレンとのコラボで話題となった、2. Love Callで、女の子の気持ちをRYTHEMの2人が歌い、男の子の気持ちをキマグレンが歌うという最近よくあるアンサーソングに近い感じの曲。4. 首すじラインは映画の主題歌となった切ない系のバラードで、彼女たちのハーモニーの美しさがよくわかります。
ポップ路線という意味で、オープニングを飾る1. 東京メトロガールは今までないアーバンなポップサウンドにアレンジされています。またミドルスローも心地よいナンバーが多く、7. SMILEあたりは、キャッチーで昼下がりが似合うナンバーです。
最後に私のオススメは、バレンタインも近いので、10. Bitter & Sweetを挙げておきます。片想いの冬ソングで、ミドルスローなナンバー。サビの部分のハモリの美しさは鳥肌ものです。チョコを選ぶ時のBGMにどうぞ。
※試聴はこちら
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=AICL000001964
http://morawin.jp/package/80312130/AICL01964/
※オマケ(sakusaku)
http://www.youtube.com/watch?v=Rsjad-48jNE
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音楽のジャンルを飛び越えた「musication」
2009年2月8日 CDレビュー
今日はヒップホップユニットのHOME MADE 家族の2ndアルバムで、musicationをピックアップ。このアルバムは彼らの名前を有名にした代表作であり、名盤です。2人のMCのレベルの高さにも驚きですが、ヒップホップという枠にとらわれない楽曲作りで、斬新なアイデアに溢れた作品です。特に、歌とラップの線引きがなく、自然とリズムに混ざっていくあたりは、それまでにはなかった音楽だと思います。強いメッセージと若さを凝縮した14曲は、元気をくれる音楽ばかりです。
大ヒットとなったシングルは、7. サルビアのつぼみでした。メッセージ性の強い歌詞と力強いMCで、強いインパクトのある楽曲です。少年ハートはアッパーチューンの音楽で、ラップとMCの絶妙な融合が完成されたサウンドで実現しています。疾走感のあるこの曲は、人気アニメのオープニングソングとしても使用されました。
続いて、4. Lean On Meや、5. JOYRIDEのようなスピード感溢れるナンバーは彼らの魅力です。ここまでは、ヒップホップ色よりもポップよりでしたが、後半から高速ラップの乱れ打ちになります。
ユニークなMCが楽しい、9. Shall we 乱舞 !? 。少しソウル風味な10. 愛しのマイクチェック1、2 では、かなりレベルの高いラップが聴けます。それまでのシングル曲では決して知ることのなかった2人のMCの実力がわかります。
総合的には、かなりキャッチーで聴きやすいサウンドだと思います。ヒップホップというジャンルとしての先入観を持たずに聴いてみるのがいいと思います。個々の楽曲には、ソウルやファンクといった部分のおいしいところを抽出してアレンジしているので、とてもバラエティーに富んだ内容で、オススメです。
※試聴はこちら
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=KSCL000000941
※HOME MADE 家族 Official Web Site
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/home-made/
musication / HOME MADE 家族
1. Journey in 2 H.M.K.U.
2. music & communication
3.少年ハート
4. Lean On Me
5. JOYRIDE
6. Take It Easy
7. サルビアのつぼみ
8. FUNKY 20 × 8
9. Shall we 乱舞 !?
10. 愛しのマイクチェック1、2
11. いつもいつでも
12. R.A.I.N.B.O.W.
13. You’ll be alright with 槇原敬之
14. happy days ~幸せな日々~
大ヒットとなったシングルは、7. サルビアのつぼみでした。メッセージ性の強い歌詞と力強いMCで、強いインパクトのある楽曲です。少年ハートはアッパーチューンの音楽で、ラップとMCの絶妙な融合が完成されたサウンドで実現しています。疾走感のあるこの曲は、人気アニメのオープニングソングとしても使用されました。
続いて、4. Lean On Meや、5. JOYRIDEのようなスピード感溢れるナンバーは彼らの魅力です。ここまでは、ヒップホップ色よりもポップよりでしたが、後半から高速ラップの乱れ打ちになります。
ユニークなMCが楽しい、9. Shall we 乱舞 !? 。少しソウル風味な10. 愛しのマイクチェック1、2 では、かなりレベルの高いラップが聴けます。それまでのシングル曲では決して知ることのなかった2人のMCの実力がわかります。
総合的には、かなりキャッチーで聴きやすいサウンドだと思います。ヒップホップというジャンルとしての先入観を持たずに聴いてみるのがいいと思います。個々の楽曲には、ソウルやファンクといった部分のおいしいところを抽出してアレンジしているので、とてもバラエティーに富んだ内容で、オススメです。
※試聴はこちら
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=KSCL000000941
※HOME MADE 家族 Official Web Site
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/home-made/
真冬のロックンバラード&ブルース
2009年2月1日 CDレビュー80年後半から90年前半に活躍したケバケバのロックバンド、poisonのブルースバラッドを基調にセレクトされたベスト盤で、Best of Ballads & Bluesをピックアップです。三度のメシよりロックが好きというくらいのロック馬鹿たちのマジなラブソングは結構いい曲が多く、こうして改めて聴くと、軽薄なイメージばかりが付きまとった彼らの音楽性は案外しっかりしていたことがわかります。ブルージーなロックバラッドを一枚に集めたCDというのは案外少ないので、あなたのコレクションとは異色な一枚となると思います。
Best of Ballads & Blues / POISON
01. Every Rose Has Its Thorn
02. Something to Believe In
03. Life Goes On
04. I Won’t Forget You
05. Good Love
06. Lay Your Body Down
07. Until You Suffer Some (Fire and Ice)
08. Be the One
09. Life Loves a Therapy
10. Only Time Will Tell
11. Poor Boy Blues
12. Theatre of the Soul
13. Bastard Son of a Thousand Blues
14. Last Song
15. Something to Believe In [Acoustic Version Featuring New Lyrics]
16. Stand [Acoustic Version]
まず、01. Every Rose Has Its Thornは、軽薄なロックバンドという印象を払拭した名曲バラード。ブルースに傾倒して行くのもここからが始まりです。美しいピアノのイントロが印象的な02. Something to Believe Inも彼らの代表曲となります。こちらはギターのみの15. Something to Believe In [Acoustic Version Featuring New Lyrics]も収録されており、新録です。
ポイズンらしさのあるロックなミドルも魅力で、04. I Won’t Forget Youや、14. Last Songあたりは心地よいです。後者は鳴きのギターソロにも注目です。
全編スローだと退屈です。その辺りはちゃんと心得てあって、アップテンポの軽快なロックナンバーも収録されています。とにかくノリのいい、05. Good Love。まだ演奏も上手くなかった頃のナンバーですが、このあらびきな感じがポイズンの音楽の原点です。アッパーブルースの13. Bastard Son of a Thousand Bluesは後期の楽曲で、ハーモニカとピアノとコーラスの掛け合いが楽しい曲です。
一応ブルースがテーマなので、後期のポイズンのベストといえる内容だと思います。ただロック馬鹿になりたい人は、どぎついジャケ写が目印の「Open Up and Say...Ahh!」をオススメします。(買うのに勇気いるかも?>苦笑)
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1962001
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生まれたままの姿で伝える音楽
2009年1月25日 CDレビュー
今日は私の大好きなアーティストの1人で、soweluの最新アルバム、Nakedのレビューをしたいと思います。前作はR&Bよりもポップスよりでしたが、今作はR&Bを基調としています。全体的に感じるのは、ソエルはいい意味で大人になった(なってしまった?)と思います。それは、バラードだけでなく、アップテンポなナンバーでも、深みと余裕のある歌い方で、もはやベテランシンガーという感じです。
リリースの間隔が空いたため、シングル曲が6曲を占めます。また、カバー曲が2曲で、06. 誰より好きなのにが古内東子の90年代の名曲。本人出演のCMで注目されたのが、04. SEPTEMBERで、アース・ウィンド・アンド・ファイアーのディスコソングの名曲です。前者は原曲に忠実なアレンジで、後者はかなりポップなアレンジです。
せっかくなので、シングル曲以外の曲を取り上げると、03. I’ll be with youは、キュートな彼女らしさが溢れるキャッチーなサウンド。ライトな歌い方が心地よいナンバーです。一方アーバンな雰囲気の07. All My Lifeは全編英詩でソウルフルに歌っています。10. Still lovin’ youはグータン・ヌーボーのエンディングで使われた曲で、女性のやさしさが伝わるミドルスローナンバーです。その他の曲も含めて、タイアップはシングルを含めて9曲にも及びます。
最後に知られざる名曲として、12. サヨナラという曲を挙げておきます。切ない系のミドルバラードですが、かなり感情を乗せたボーカルを見せています。このトラックが一番「Naked」な感じがしましたね。オススメです。
現在、新しいシングルが発売中ですが、えらいイメチェンしてますね。今後の活躍に期待しましょう。
※試聴はこちら
http://morawin.jp/package/80312130/DFCL01460/
※Sowelu official Web Site
http://www.sowelu.info/
Naked / Sowelu
01. 光
02. Wish
03. I’ll be with you
04. SEPTEMBER
05. 幸せのちから
06. 誰より好きなのに
07. All My Life
08. Lie
09. 初雪
10. Still lovin’ you
11. I Wonder
12. サヨナラ
13. 大切な人
14. 24karats -type S- [Bonus Track]
リリースの間隔が空いたため、シングル曲が6曲を占めます。また、カバー曲が2曲で、06. 誰より好きなのにが古内東子の90年代の名曲。本人出演のCMで注目されたのが、04. SEPTEMBERで、アース・ウィンド・アンド・ファイアーのディスコソングの名曲です。前者は原曲に忠実なアレンジで、後者はかなりポップなアレンジです。
せっかくなので、シングル曲以外の曲を取り上げると、03. I’ll be with youは、キュートな彼女らしさが溢れるキャッチーなサウンド。ライトな歌い方が心地よいナンバーです。一方アーバンな雰囲気の07. All My Lifeは全編英詩でソウルフルに歌っています。10. Still lovin’ youはグータン・ヌーボーのエンディングで使われた曲で、女性のやさしさが伝わるミドルスローナンバーです。その他の曲も含めて、タイアップはシングルを含めて9曲にも及びます。
最後に知られざる名曲として、12. サヨナラという曲を挙げておきます。切ない系のミドルバラードですが、かなり感情を乗せたボーカルを見せています。このトラックが一番「Naked」な感じがしましたね。オススメです。
現在、新しいシングルが発売中ですが、えらいイメチェンしてますね。今後の活躍に期待しましょう。
※試聴はこちら
http://morawin.jp/package/80312130/DFCL01460/
※Sowelu official Web Site
http://www.sowelu.info/
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寒空の下で心が温まる「裏ベスト」
2009年1月18日 CDレビュー
最近は本当に寒い日が続いています。どんなに暖かい格好をして歩いても、肌を突き刺すような寒さは防げません。そんな時に、ヘッドホンから耳に入る音楽は暖かいものを選ぶと、やさしい気持ちになって、寒さを忘れられると思います。今日はそんな気持ちになれるCDをご紹介します。柴田淳の初期の作品から、カップリング曲を中心に集めたいわゆる「裏ベスト」で、しば裏です。
彼女の真の魅力がよくわかるのは、むしろこちらの裏ベストの方だと言っても過言ではないと思います。ここには柴田淳の初期の音楽が凝縮されています。アルバムに収録されなかったカップリングもあり、かなり充実した内容です。中でも特にオススメのトラックを取り上げてみます。
イントロなしの第一声で心をつかまれる、2. 夢は、シンプルでもドラマチックな展開。彼女にしてはキャッチーな曲でも、さすがの歌唱力です。3. 忘れものは、アコースティックなミドルスローバラードで、これぞ「しばじゅん」といえる名曲。歌詞の主人公が「僕」なのも彼女の特徴の一つです。
切ない系のバラードも彼女の魅力で、10. 幸せなうたは、控えめな伴奏に透き通る歌声が印象的で、美しく切ない名曲です。最後に、私のお気に入りは、ミドルスローなら7. 変身。歌唱力だけで圧倒される5. 缶ビールは、歌詞の内容も含めて名曲だと思います。
有名な曲は1曲もありませんが(苦笑)音楽と歌の本来の素晴らしさがぎっしり詰まった名曲揃いです。レンタルにもあるので、一度聴いてみてください。
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2505673
しば裏 / 柴田淳
1. 空の色
2. 夢
3. 忘れもの
4. おかえりなさい。
5. 缶ビール
6. 終電
7. 変身
8. 美しい人
9. 光
10. 幸せなうた
11. 帰り道
12. いちばん星
13. ぼくの味方
14. ピンクの雲
彼女の真の魅力がよくわかるのは、むしろこちらの裏ベストの方だと言っても過言ではないと思います。ここには柴田淳の初期の音楽が凝縮されています。アルバムに収録されなかったカップリングもあり、かなり充実した内容です。中でも特にオススメのトラックを取り上げてみます。
イントロなしの第一声で心をつかまれる、2. 夢は、シンプルでもドラマチックな展開。彼女にしてはキャッチーな曲でも、さすがの歌唱力です。3. 忘れものは、アコースティックなミドルスローバラードで、これぞ「しばじゅん」といえる名曲。歌詞の主人公が「僕」なのも彼女の特徴の一つです。
切ない系のバラードも彼女の魅力で、10. 幸せなうたは、控えめな伴奏に透き通る歌声が印象的で、美しく切ない名曲です。最後に、私のお気に入りは、ミドルスローなら7. 変身。歌唱力だけで圧倒される5. 缶ビールは、歌詞の内容も含めて名曲だと思います。
有名な曲は1曲もありませんが(苦笑)音楽と歌の本来の素晴らしさがぎっしり詰まった名曲揃いです。レンタルにもあるので、一度聴いてみてください。
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2505673
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輝いた時間(とき)を10年分詰め込んだベスト盤
2009年1月11日 CDレビュー
さて、このブログでも以前のようにCDレビューをしていきたいと思います。UKで一躍有名になったナタリー・インブルーリアのデビューから今までの成長の軌跡をまとめたベスト盤をご紹介です。レビューの前に彼女のことについて簡単に書いておきます。先にUKで活躍していることを書きましたが、彼女はオーストラリア出身のアイドルで、母国で絶大な人気を誇る長寿ドラマ「ネイバーズ」で注目され、音楽活動のためUKへ渡りました。(この流れはカイリー・ミノーグと全く同じパターン。)ところが、彼女の場合はUKですぐに成功できませんでした。先のドラマでも脇役だったため、ほとんど無名だったことと、彼女自身があくまでアーティストとしての音楽活動にこだわったため、デビューに至るまでに時間と苦労を要しました。
デビュー後はいきなりヒットに恵まれ、シングル曲「トーン」が大ヒット。以後も記録的なセールスを重ね、今回のベスト盤までにリリースされたのはデビューアルバムを含めてわずか3枚ですが、全世界のセールスは1000万枚を超えています。今回のベストはそういう3枚に新曲を追加してリリースれたものです。洋盤ではDVD付のものも発売されていますので、マストアイテムといえるでしょう。
さて、ベスト盤の中身について。オープニングを飾るのが新曲のシングルで、1. Gloriousです。タイトルどおりの開放感溢れるポップスです。ショートにしたナタリーも魅力でした。彼女の名前を知らしめたのが、3. Tornで、彼女の代表曲です。一方、6. Shiverはミドルテンポの繰り返しが心地よく、成長がうかがえる近年のヒット曲。
私のオススメは全部と言いたいですが、あえて選ぶなら、4. Wrong Impression。曲だけでなくPVが素敵で、歌詞の内容からしても男ならイチコロです。(ズルイくらいキュート。)もう一曲変わり所で、7. Wishing I Was There。ラップみたいな歌いまわしでも、すごくキャッチー。サビは複数人のコーラスでパワフルなナンバーです。
輸入盤だとかなりお得感があると思います。一枚持っていて損はありません。オススメです。
※試聴はこちら
http://www.bmgjapan.com/_artist/item.php?id=1860&item=8146
※Natalie Imbruglia official site(UK)
http://www.natalie-imbruglia.co.uk/
※Natalie Imbruglia official channel(公式動画)
http://jp.youtube.com/user/natalieimbrugliatv
※Wrong Impression pv
http://jp.youtube.com/watch?v=dd3WfJptaFQ
Glorious: The Singles 97-07 / Natalie Imbruglia
1. Glorious
2. Counting Down the Days
3. Torn
4. Wrong Impression
5. Smoke
6. Shiver
7. Wishing I Was There
8. That Day
9. Big Mistake
10. Beauty on the Fire
11. Be with You
12. Amelia
13. Against the Wall
14. Stuck on the Moon
15. That Girl
デビュー後はいきなりヒットに恵まれ、シングル曲「トーン」が大ヒット。以後も記録的なセールスを重ね、今回のベスト盤までにリリースされたのはデビューアルバムを含めてわずか3枚ですが、全世界のセールスは1000万枚を超えています。今回のベストはそういう3枚に新曲を追加してリリースれたものです。洋盤ではDVD付のものも発売されていますので、マストアイテムといえるでしょう。
さて、ベスト盤の中身について。オープニングを飾るのが新曲のシングルで、1. Gloriousです。タイトルどおりの開放感溢れるポップスです。ショートにしたナタリーも魅力でした。彼女の名前を知らしめたのが、3. Tornで、彼女の代表曲です。一方、6. Shiverはミドルテンポの繰り返しが心地よく、成長がうかがえる近年のヒット曲。
私のオススメは全部と言いたいですが、あえて選ぶなら、4. Wrong Impression。曲だけでなくPVが素敵で、歌詞の内容からしても男ならイチコロです。(ズルイくらいキュート。)もう一曲変わり所で、7. Wishing I Was There。ラップみたいな歌いまわしでも、すごくキャッチー。サビは複数人のコーラスでパワフルなナンバーです。
輸入盤だとかなりお得感があると思います。一枚持っていて損はありません。オススメです。
※試聴はこちら
http://www.bmgjapan.com/_artist/item.php?id=1860&item=8146
※Natalie Imbruglia official site(UK)
http://www.natalie-imbruglia.co.uk/
※Natalie Imbruglia official channel(公式動画)
http://jp.youtube.com/user/natalieimbrugliatv
※Wrong Impression pv
http://jp.youtube.com/watch?v=dd3WfJptaFQ
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最近の気になっていること
2009年1月8日 その他
このブログで、最近のことをぜんぜん書いていないので、今日はツラツラと思いつくまま書いてみたいと思います。まず、今一番気になっているのは、写真の二人。ドラマ「ハチワンダイバー」で主役をはった溝端淳平と仲理依紗です。ハチワンの面白さは昨年に書いたので、おいておきますが、来春に公開予定の映画「ハルフウェイ」に二人とも出演するそうです。実は私はこの映画「ハルフウェイ」がかなり気になっています。というのも、この映画は岩井俊二×小林武史で、主題歌はsalyuというまさに「リリィの再来」という様相で、製作にもかなり力をいれているそうです。またHPが凝ってるし。先取りチェックしておきましょう。
映画「ハルフウェイ」公式サイト
http://halfway-movie.jp/
あの岩井監督の映像世界ですね。懐かしいアナログ感に再び出会えそうです。
音楽で気になっているのは、Do As Infinityの復活といいながら、いつやねん!ということ。ライブをすることは決定しているそうだけど、新曲とか新しい活動状況についてはサッパリで・・・・。一番驚いたのは、復活を宣言した後に、伴ちゃんのソロアルバムが出てること。「なんでやねん!」とジャケ写につっこんでしまいました。とにかくまだ昔の楽曲で盛り上げたいエイベックスの作戦か?とりあえず、過去のドゥアズのPVが順番にyoutubeで見れます。(公式動画です。)
http://jp.youtube.com/user/avexnetwork
全ての公開が終わった次の日にPV集のDVDを発売するそうで。(苦笑)今年シングルしか出なかったりして・・・
ちなみに私の好きな伴ちゃんのPVは
1.魔法の言葉(花嫁姿の伴ちゃん)
2.For The future(ジーンズ姿の伴ちゃん)
3.Under The Sun(カメラワークで魅了する伴ちゃん)
4.Week!(少しあどけない感じのする初期の伴ちゃん)
です。あの突き刺すような視線をもう一度浴びたい・・・
今度はレビューしま~す。
映画「ハルフウェイ」公式サイト
http://halfway-movie.jp/
あの岩井監督の映像世界ですね。懐かしいアナログ感に再び出会えそうです。
音楽で気になっているのは、Do As Infinityの復活といいながら、いつやねん!ということ。ライブをすることは決定しているそうだけど、新曲とか新しい活動状況についてはサッパリで・・・・。一番驚いたのは、復活を宣言した後に、伴ちゃんのソロアルバムが出てること。「なんでやねん!」とジャケ写につっこんでしまいました。とにかくまだ昔の楽曲で盛り上げたいエイベックスの作戦か?とりあえず、過去のドゥアズのPVが順番にyoutubeで見れます。(公式動画です。)
http://jp.youtube.com/user/avexnetwork
全ての公開が終わった次の日にPV集のDVDを発売するそうで。(苦笑)今年シングルしか出なかったりして・・・
ちなみに私の好きな伴ちゃんのPVは
1.魔法の言葉(花嫁姿の伴ちゃん)
2.For The future(ジーンズ姿の伴ちゃん)
3.Under The Sun(カメラワークで魅了する伴ちゃん)
4.Week!(少しあどけない感じのする初期の伴ちゃん)
です。あの突き刺すような視線をもう一度浴びたい・・・
今度はレビューしま~す。
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2009年のブレイク予想アーティスト
2009年1月1日 音楽
あけましておめでとうございます。新ブログの方の更新に力を入れているので、ここはかなりサボっています。本当はここから移行するつもりだったんですが、以前のようにAMAZONでのジャケ写使用が復活したのと、アクセス数の関係でここも捨てがたい感じになっています。正直いって、ブログを統一したい気持ちはあるんです。新ブログは動画主体の1曲レビューでやっていますが、皮肉なことに公式動画を使っている方がリンクが切れるという状況です。個人でこっそりUPしている人の動画を使わせてもらうのは、いつも気が引けるんですが・・・
さて、毎年ブレイク予想をしているので、今年も年初にしておこうと思います。福井舞です。昨年のTBSドラマ「恋空」の主題歌となった、アイのうたがヒットしました。(既にブレイクと言えなくもないけど。)今年は1stアルバムがリリースされるはずで、このあたりで、レンタル総なめの予感がします。(やや好みが分かれるのかもしれませんが・・・)
とりあえず、下記から先取りチェックしておきましょう。
※福井舞 Official Web Site
http://fukuimai.syncl.jp/
今年もボチボチ更新しますので、よろしくお願いします。(ちゃんと記事書きます。)
さて、毎年ブレイク予想をしているので、今年も年初にしておこうと思います。福井舞です。昨年のTBSドラマ「恋空」の主題歌となった、アイのうたがヒットしました。(既にブレイクと言えなくもないけど。)今年は1stアルバムがリリースされるはずで、このあたりで、レンタル総なめの予感がします。(やや好みが分かれるのかもしれませんが・・・)
とりあえず、下記から先取りチェックしておきましょう。
※福井舞 Official Web Site
http://fukuimai.syncl.jp/
今年もボチボチ更新しますので、よろしくお願いします。(ちゃんと記事書きます。)
Face Up / Lisa Stansfield
2008年12月30日 CDレビュー
UKトップの女性シンガー、リサ・スタンスフィールドの2001年のアルバムで、Face Upです。これワゴンセールの中から発見しました。新品を500円で購入。しかも本場のUK盤。ワゴンって素敵。(笑)彼女はUKでは誰もが認めるトップシンガーです。アップテンポならソリッドに、スローナンバーならビターにと変幻自在のボーカルを聴かせてくれます。
Lisa StansfieldはデビューアルバムのAffectionがそれは素晴らしく、卓越したボーカルセンスにはイギリスだけでなく、アメリカでも多くの人が魅了されました。それも1990年のお話。Affectionは少しハウスミュージックの雰囲気もあったのですが、今回のアルバムはすっかりアダルトでオシャレ度の非常に高いUKソウルのサウンド。あの時のリサのボーカルセンスも健在で、素晴らしい内容です。
全体的にUK特有のアダルトで洗練されたサウンドで構成され、オシャレなアーバンサウンドでいっぱいです。まずは、先行シングルだったスリリングな02. Let’s Just Call It Loveがオススメ。06. I’m Coming To Get Youは、彼女のお得意なキャッチーなリズムで伸びやかに歌っています。
09. Boyfriendもキャッチーでポップな仕上がりですが、サウンドが異色で新しい試み。少しヒッポホップっぽく聴こえたりもします。ピアノとストリングスをバックに壮大かつ繊細に歌い上げる11. Didn’t Iはリサの新しい顔を見るような今までにないバラード曲。ただのソウル・シンガーではない、ボーカリストとしての器量の深さを再認識させるナンバー。
全曲、ハズレなしの名盤でした。日本での彼女の知名度がスイング・アウト・シスターより低いことを本国の人が知れば驚くだろうな。もっとも、日本でS.O.Sと言えば、Skoop On Somebodyと答えるだろうし、仮にスイング・アウト・シスターと答えても、最初は3人だったことを知る人も少ないだろうな。(そんなことも含めてドリカムに似てたりする。)また、S.O.Sも紹介します。
※試聴はこちら
http://www.tsutaya.co.jp/item/music/view_m.zhtml?pdid=20027601
※Let’s Just Call It Love(最強のアッパーチューン)
http://jp.youtube.com/watch?v=mtrteqJpAo4
※All Woman(至高のミドルスロー)
http://jp.youtube.com/watch?v=cEgMP4AWIWE
Face Up / Lisa Stansfield
01. I’ve Got Something Better
02. Let’s Just Call It Love
03. You Can Do That
04. How Could You
05. Candy
06. I’m Coming To Get You
07. 8-3-1
08. Wish On Me
09. Boyfriend
10. Don’t Leave Me Now I’m In Love
11. Didn’t I
12. Face Up
13. When The Last Sun Goes Down
Lisa StansfieldはデビューアルバムのAffectionがそれは素晴らしく、卓越したボーカルセンスにはイギリスだけでなく、アメリカでも多くの人が魅了されました。それも1990年のお話。Affectionは少しハウスミュージックの雰囲気もあったのですが、今回のアルバムはすっかりアダルトでオシャレ度の非常に高いUKソウルのサウンド。あの時のリサのボーカルセンスも健在で、素晴らしい内容です。
全体的にUK特有のアダルトで洗練されたサウンドで構成され、オシャレなアーバンサウンドでいっぱいです。まずは、先行シングルだったスリリングな02. Let’s Just Call It Loveがオススメ。06. I’m Coming To Get Youは、彼女のお得意なキャッチーなリズムで伸びやかに歌っています。
09. Boyfriendもキャッチーでポップな仕上がりですが、サウンドが異色で新しい試み。少しヒッポホップっぽく聴こえたりもします。ピアノとストリングスをバックに壮大かつ繊細に歌い上げる11. Didn’t Iはリサの新しい顔を見るような今までにないバラード曲。ただのソウル・シンガーではない、ボーカリストとしての器量の深さを再認識させるナンバー。
全曲、ハズレなしの名盤でした。日本での彼女の知名度がスイング・アウト・シスターより低いことを本国の人が知れば驚くだろうな。もっとも、日本でS.O.Sと言えば、Skoop On Somebodyと答えるだろうし、仮にスイング・アウト・シスターと答えても、最初は3人だったことを知る人も少ないだろうな。(そんなことも含めてドリカムに似てたりする。)また、S.O.Sも紹介します。
※試聴はこちら
http://www.tsutaya.co.jp/item/music/view_m.zhtml?pdid=20027601
※Let’s Just Call It Love(最強のアッパーチューン)
http://jp.youtube.com/watch?v=mtrteqJpAo4
※All Woman(至高のミドルスロー)
http://jp.youtube.com/watch?v=cEgMP4AWIWE
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世界が恋をするクリスマスソング
2008年12月25日 音楽
メリークリスマス!今日は少し早い目に帰宅できました。毎年、素敵なクリスマスアルバムをご紹介していたんですが、今年は更新もままならない状態です。(新ブログの方はそこそこ更新していますが。)今日は遅ればせながら、最高のクリスマスアルバムを動画サイトを使ってご紹介です。
世界が恋をするという声の持ち主、アダルトコンテンポラリー界に現れた新星、マイケル・ブーブレのクリスマスミニアルバムで、レット・イット・スノウです。クラシカルなのにオシャレな彼のボーカルにあなたもきっと虜になるはず。
古くて新しく、ダンディーと呼ぶほど大人でもないのが彼の魅力です。2004年の大ヒットとなった映画『スパイダーマン2』のエンディング・テーマで話題となり、以後、アダルト・コンテンポラリーチャートで全米No.1に。その甘い歌声が多くの人を魅了して止みません。
それでは早速、下記の公式動画サイトでどうぞ!
※Michael Buble Channnel
http://jp.youtube.com/user/MichaelBublePortugal
※私のお気に入り
http://jp.youtube.com/watch?v=3sWGeTuYZuE
※新ブログもよろしく!
http://ototabi.blog.eonet.jp/music/
世界が恋をするという声の持ち主、アダルトコンテンポラリー界に現れた新星、マイケル・ブーブレのクリスマスミニアルバムで、レット・イット・スノウです。クラシカルなのにオシャレな彼のボーカルにあなたもきっと虜になるはず。
Let It Snow / Michael Buble
1. Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!
2. Christmas Song
3. Grown-Up Christmas List
4. I’ll Be Home for Christmas
5. White Christmas
6. Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow! [Live][*]
古くて新しく、ダンディーと呼ぶほど大人でもないのが彼の魅力です。2004年の大ヒットとなった映画『スパイダーマン2』のエンディング・テーマで話題となり、以後、アダルト・コンテンポラリーチャートで全米No.1に。その甘い歌声が多くの人を魅了して止みません。
それでは早速、下記の公式動画サイトでどうぞ!
※Michael Buble Channnel
http://jp.youtube.com/user/MichaelBublePortugal
※私のお気に入り
http://jp.youtube.com/watch?v=3sWGeTuYZuE
※新ブログもよろしく!
http://ototabi.blog.eonet.jp/music/
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聖夜のクリスマスアルバムは「Snowflakes」
2008年12月14日 音楽
さて、クリスマスもいよいよあと10日となってきました。そんなわけで、そろそろオススメのクリスマスアルバムを紹介してみたいと思います。R&B界のディーバ、トニ・ブラクストンのクリスマスアルバムで、スノーフレイクスです。ほとんどのアーティストはスタンダード・ナンバーを中心にギフト的にリリースするのですが、これはほとんどがオリジナル曲です。まさに手作りのクリスマスアルバムというわけで、彼女からの最高のプレゼントという贅沢な内容になっています。
今作は夫でもあるケリー・ルイスとの共同制作に、10年以上の付き合いでもある、あのL.A.リード(babyfaceの兄貴分。90年から「La’Face」として共同制作し、数多くのスーパースターを世に送り込んだ。)がオブザーバー的に参加しています。これだけでもう大変なアルバムだということが想像できると思います。
やっぱり今回の目玉は、レゲエでグラミー受賞したシャギーとのコラボ、02.Christmas in Jamaicaで、ラバーズ・ロック(スウィート・レゲエ)風味のクールなナンバーになっています。また、03.Snowflakes of Loveもオリジナルですが、スタンダードに劣らない出来上がりです。曲の良さもさることながら、彼女ならではのセクシー・ウィスパーボイスが炸裂の05.Santa Please...はとってもアダルトなナンバーです。(カップルだとヤバイ。いろんな意味で。)
ダメ押しが、08.This Time Next Yearで、ベビーフェイスとデビッド・フォスターという2大バラード職人の共作で、ジャンルを超えた名曲になっています。後は、誰もが知るスタンダードの中でも定番中の定番を3曲歌っています。オリジナル曲に対してクラシカルなアレンジにしてあるので、歌のうまさが際立って聴こえます。インストも含めて、完璧な内容のクリスマスアルバムなのではないしょうか?今年はこれ一枚で勝負してください。(何を勝負?)素敵なクリスマスを!
※試聴はこちら(洋盤のみ)
http://www.cduniverse.com/productinfo.asp?pid=6404556
Snowflakes / Toni Braxton
01.Holiday Celebrate
02.Christmas in Jamaica(Featuring Shaggy)
03.Snowflakes of Love
04.Christmas Time Is Here
05.Santa Please...
06....Pretty Please (Interlude)
07.Have Yourself a Merry Little Christmas
08.This Time Next Year
09.The Christmas Song
10.Snowflakes of Love(Brent Fischer Instrumental)
11.Christmas in Jamaica [Remix]
今作は夫でもあるケリー・ルイスとの共同制作に、10年以上の付き合いでもある、あのL.A.リード(babyfaceの兄貴分。90年から「La’Face」として共同制作し、数多くのスーパースターを世に送り込んだ。)がオブザーバー的に参加しています。これだけでもう大変なアルバムだということが想像できると思います。
やっぱり今回の目玉は、レゲエでグラミー受賞したシャギーとのコラボ、02.Christmas in Jamaicaで、ラバーズ・ロック(スウィート・レゲエ)風味のクールなナンバーになっています。また、03.Snowflakes of Loveもオリジナルですが、スタンダードに劣らない出来上がりです。曲の良さもさることながら、彼女ならではのセクシー・ウィスパーボイスが炸裂の05.Santa Please...はとってもアダルトなナンバーです。(カップルだとヤバイ。いろんな意味で。)
ダメ押しが、08.This Time Next Yearで、ベビーフェイスとデビッド・フォスターという2大バラード職人の共作で、ジャンルを超えた名曲になっています。後は、誰もが知るスタンダードの中でも定番中の定番を3曲歌っています。オリジナル曲に対してクラシカルなアレンジにしてあるので、歌のうまさが際立って聴こえます。インストも含めて、完璧な内容のクリスマスアルバムなのではないしょうか?今年はこれ一枚で勝負してください。(何を勝負?)素敵なクリスマスを!
※試聴はこちら(洋盤のみ)
http://www.cduniverse.com/productinfo.asp?pid=6404556
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100年分のスタンダードをジャズで歌う「マイケル」
2008年12月5日 CDレビュー
寒気がやってきて、冬が本格的になってきましたね。この前は自販機で「ココア」を買いました。心まで暖かくなるようでしたが、そんな感覚に近い「あったか〜い音楽」の詰まったCDをご紹介します。99年に発表された、ジョージ・マイケルのカバーソング集で、ソングス・フロム・ザ・ラスト・センチュリーです。記事のタイトルで、ほとんどの人はあっちの「マイケル」を想像したでしょうけど、UKでマイケルといえば、ほとんどの人は彼の名を答えるでしょう。アルバム名にあるとおり、世紀末の幕を閉じるのにも相応しいすばらしいカバーソング集となりました。
今回の選曲については、本気で100年の中から選んだような感じになっていて、古くは1910〜30年くらいの初期の頃にヒットした曲まであって、そういうのはたくさんの人に歌われたことで、誰がオリジナルかよくわからないくらいになっています。これに誰の曲かを付記するのにあたって、ちょっち調べた結果原則として、ヒットした時点での歌手名を載せていますが、正確ではない部分もあると思いますので、ご容赦ください。
さて、中身の方ですが、わかりやすい所からいくと、02. Roxanneは、スティングがポリス在籍時の名曲で、ブルージーでクラシカルなジャズになっていて、ものすごくカッコイイです。また、ジャズではスタンダード中のスタンダードである05. First Time Ever I Saw Your Faceは、近年ではセリーヌ・ディオン、ジャズの新星ダイアナ・クラールなどが記憶に強いですが、男性の声のやさしさが女性のそれに劣らないことがわかるはずです。U2の90年代の大ヒットとなった、06. Miss Sarajevoも生ギターをメインにしたアンプラグドなアレンジで原曲の良さそのままに、抑え気味の彼らしいボーカルが堪能できます。
で、よく知らないけどいい曲なのが、01. Brother, Can You Spare a Dime?で、1曲目から悶絶必死のボーカルで歌い上げています。USでは超スタンダードだそうですが、だいぶ古い曲のようです。軽いスウィングジャズで粋な08. Secret Loveは、バラード中心だった展開を和ませてくれます。10. Where or Whenもぜんぜん知らないけど、超スタンダードのようですが、60年代の曲だそうで。ここでも当時にタイムスリップしたかと思うほどクラシカルになっています。
とにかく、歌という点でいえばあちらのマイケルとは段違いだと思いますね。個性の強い人でしたが、こういうの聴かされると謙虚に思えるからコワイ・・・天才のやることはよくわからないもんですね。(苦笑)
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/254789
※George Michael - Roxanne
http://www.youtube.com/watch?v=hSyOCx6ZXfM
Songs from the Last Century / George Michael
01. Brother, Can You Spare a Dime? / Bing Crosby
02. Roxanne / The Police
03. You’ve Changed / Bill Carey and Carl Fischer
04. My Baby Just Cares for Me / Nina Simone
05. First Time Ever I Saw Your Face / Roberta Flack
06. Miss Sarajevo / U2
07. I Remember You / (from the movie "The Fleet’s In")
08. Secret Love / Doris Day
09. Wild Is the Wind / David Bowie
10. Where or When / The Lettermen
11.Its Alright With Me / Cole Porter(*)
今回の選曲については、本気で100年の中から選んだような感じになっていて、古くは1910〜30年くらいの初期の頃にヒットした曲まであって、そういうのはたくさんの人に歌われたことで、誰がオリジナルかよくわからないくらいになっています。これに誰の曲かを付記するのにあたって、ちょっち調べた結果原則として、ヒットした時点での歌手名を載せていますが、正確ではない部分もあると思いますので、ご容赦ください。
さて、中身の方ですが、わかりやすい所からいくと、02. Roxanneは、スティングがポリス在籍時の名曲で、ブルージーでクラシカルなジャズになっていて、ものすごくカッコイイです。また、ジャズではスタンダード中のスタンダードである05. First Time Ever I Saw Your Faceは、近年ではセリーヌ・ディオン、ジャズの新星ダイアナ・クラールなどが記憶に強いですが、男性の声のやさしさが女性のそれに劣らないことがわかるはずです。U2の90年代の大ヒットとなった、06. Miss Sarajevoも生ギターをメインにしたアンプラグドなアレンジで原曲の良さそのままに、抑え気味の彼らしいボーカルが堪能できます。
で、よく知らないけどいい曲なのが、01. Brother, Can You Spare a Dime?で、1曲目から悶絶必死のボーカルで歌い上げています。USでは超スタンダードだそうですが、だいぶ古い曲のようです。軽いスウィングジャズで粋な08. Secret Loveは、バラード中心だった展開を和ませてくれます。10. Where or Whenもぜんぜん知らないけど、超スタンダードのようですが、60年代の曲だそうで。ここでも当時にタイムスリップしたかと思うほどクラシカルになっています。
とにかく、歌という点でいえばあちらのマイケルとは段違いだと思いますね。個性の強い人でしたが、こういうの聴かされると謙虚に思えるからコワイ・・・天才のやることはよくわからないもんですね。(苦笑)
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/254789
※George Michael - Roxanne
http://www.youtube.com/watch?v=hSyOCx6ZXfM
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ひとりぼっちの心に降り積もる「初雪」
2008年12月1日 音楽
12月の最初のレビューということで、人知れずリリースされた最高の名盤をセレクトです。いや、これ本当にものすごいんですよ。2000年以降のJ-POPSシーンで見ても抜群の才能です。間違いなく天才です。彼女の名前はSNoW。LAサンタモニカ・カレッジ在籍中の20才のシンガーソングライターです。人気アニメ「地獄少女」のオープニングが独り歩きしていますが、このアルバムに収録のそれ以外の曲を聴けば、只者ではない人物だということがわかります。今年の1月リリースなので、ほぼ1年過ぎていますが、この初雪は今でも私の心には降り注がれているのです。
アニメ「地獄少女」のOPとして使用されたのは、03. NightmaReと04. 逆さまの蝶の2曲で、これはSonyのタイアップ戦略でしたが、彼女は天才系なのでそういう売り込みは今となっては逆効果のように思いますが、そこで彼女の名前を知ったことを考えると有効だったのかもしれません。この2曲も完成度は高いのですが、ここではそれを凌駕する他のトラックを中心に取り上げていきます。
まず、全編英詩の05. I’m Noですが、注目すべきは彼女の発音の良さだけでなく、むしろボーカルセンスの方で、軽快なテンポにきれいに英詩が乗っています。いや、正確にいうとメロディーラインという曲線上に数ミリ程度のブレをつくるのは、もう完全に洋楽の卓越したボーカリストと同じレベルにあります。同じく07. on&onでは、日本語でそれを可能にしているので、どちらも洋楽のマネではなく、彼女のボーカルセンスが世界標準であることがわかります。この2曲だけでも、現時点で同じレベルの日本人歌手はいないと思います。
それでも、彼女のサウンドの基礎となっているのはアコースティック・ギター(エレアコ?)です。そして、独特の切なさとやさしさを兼ね備えたバラードソングもまた魅力です。ストリングスを使った06. night lightは、冬の夜空に相応しい美しくも切ないミドルバラードです。そして、今回のベストトラックにして、彼女が最初に書いた曲という、10. Yesです。雪がしんしんと降り積もる街中で独り歌うストリートシンガーという内容の歌詞で、その日がクリスマスであるという設定が切ないのにやさしい気持ちになれる究極のハートフルソングです。これは、今年最高のクリスマスソングだと思います。(独りでも二人でも。)
これで1stアルバムというのは末恐ろしいくらい。今年は個人的には邦楽で寂しい思いだったので、この作品はありがたい存在でした。それにしても、10. Yesはマジでキテル。100回は聴いてる。曲も歌詞も最高に泣ける。彼女には長く活動して欲しいと願っていましたが、残念ながら、現在はこのSonyまがいのレコード会社から離れているようで、普通の音楽活動もままならない様子。天才ほど不遇な目に逢うのは今も昔も同じ。どういう形でも、また彼女の作品に触れたいと願っています。
※「空からいちばん遠い歌」(Yes)の試聴はこちら
http://morawin.jp/package/80312130/AICL01792/
※SNoW Official Web Site(Sony)
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/SNoW/
※そばにいるね / SoulJa×Yukie(このyukieというのが・・・)
http://jp.youtube.com/watch?v=YArMcuLnHYg
初雪 / SNoW
01. 花火まであとすこし
02. sign
03. NightmaRe
04. 逆さまの蝶
05. I’m No
06. night light
07. on&on
08. Through my eyes
09. BleacH
10. Yes
11. 空が見える場所
アニメ「地獄少女」のOPとして使用されたのは、03. NightmaReと04. 逆さまの蝶の2曲で、これはSonyのタイアップ戦略でしたが、彼女は天才系なのでそういう売り込みは今となっては逆効果のように思いますが、そこで彼女の名前を知ったことを考えると有効だったのかもしれません。この2曲も完成度は高いのですが、ここではそれを凌駕する他のトラックを中心に取り上げていきます。
まず、全編英詩の05. I’m Noですが、注目すべきは彼女の発音の良さだけでなく、むしろボーカルセンスの方で、軽快なテンポにきれいに英詩が乗っています。いや、正確にいうとメロディーラインという曲線上に数ミリ程度のブレをつくるのは、もう完全に洋楽の卓越したボーカリストと同じレベルにあります。同じく07. on&onでは、日本語でそれを可能にしているので、どちらも洋楽のマネではなく、彼女のボーカルセンスが世界標準であることがわかります。この2曲だけでも、現時点で同じレベルの日本人歌手はいないと思います。
それでも、彼女のサウンドの基礎となっているのはアコースティック・ギター(エレアコ?)です。そして、独特の切なさとやさしさを兼ね備えたバラードソングもまた魅力です。ストリングスを使った06. night lightは、冬の夜空に相応しい美しくも切ないミドルバラードです。そして、今回のベストトラックにして、彼女が最初に書いた曲という、10. Yesです。雪がしんしんと降り積もる街中で独り歌うストリートシンガーという内容の歌詞で、その日がクリスマスであるという設定が切ないのにやさしい気持ちになれる究極のハートフルソングです。これは、今年最高のクリスマスソングだと思います。(独りでも二人でも。)
これで1stアルバムというのは末恐ろしいくらい。今年は個人的には邦楽で寂しい思いだったので、この作品はありがたい存在でした。それにしても、10. Yesはマジでキテル。100回は聴いてる。曲も歌詞も最高に泣ける。彼女には長く活動して欲しいと願っていましたが、残念ながら、現在はこのSonyまがいのレコード会社から離れているようで、普通の音楽活動もままならない様子。天才ほど不遇な目に逢うのは今も昔も同じ。どういう形でも、また彼女の作品に触れたいと願っています。
※「空からいちばん遠い歌」(Yes)の試聴はこちら
http://morawin.jp/package/80312130/AICL01792/
※SNoW Official Web Site(Sony)
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/SNoW/
※そばにいるね / SoulJa×Yukie(このyukieというのが・・・)
http://jp.youtube.com/watch?v=YArMcuLnHYg
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彼女が彼女であることを証明した「TERMINAL」
2008年11月30日 音楽
ついにsalyuの凄さに時代が追いついてきたような感じで嬉しいです。先日リリースされた最初のベスト盤の発売記念レビューとして、このアルバムを取り上げたいと思います。この人ははっきりいって、デビュー当初から不遇だったと思うから。彼女のことを知るようになった人の多くは、ここ数年だという人が多いと思うんですが、デビューから既に8年経っています。7年目にようやく花開いたアルバムがこのTERMINALなわけですが、これが彼女の2ndアルバムだという事実と、まして1stアルバムがデビューから5年経っていることなどはあまりにも不自然です。それは彼女の音楽活動を阻む大きな壁が存在したからなのです。
彼女を5年間も拘束したのは、皮肉にも彼女自身でした。それが、いわゆる覆面歌手としての「Lily Chou-Chou」でした。それは、岩井俊二監督の「リリイ・シュシュのすべて」という映画のためだけに、小林武史とともに創作した架空のカリスマ・アーティストという役だったわけです。彼女が最も不幸だったのは、この映画が終わっても、彼女だけがリリィという役を終えることが許されなかったということです。リリィは虚像でも、その音楽だけが現実であったことが、salyuとしての音楽性を制限するという奇妙な結果を招いてしまったのです。
そうしたメビウスの輪のような所から解脱した今作は、まさにsalyuがリリィを超えた(破壊した)という事実でその奇妙な関係に終止符を打ったと言えると思います。新生salyuを強く感じさせた、06.Towerから作詞を一青窈が提供するようになったり、ミスチルの桜井和寿と小林武史の企画バンドで共演した13.to U(Salyu ver.)など、他のアーティストからの影響が彼女を変えたと思います。それでも天性の歌声だけは不変だったことを再確認したのが、映画「地下鉄(メトロ)に乗って」の主題歌、04.プラットホーム ~Merry Go Round~で、salyuがsalyuであることを、その名前とともに多くの人に知らしめた名曲です。
最後に、salyuを7年も拘束したリリイという存在も映画以上にリアルだったということなのでしょう。いや、本当は音楽だけ唯一リアルだったのかもしれません。つまり、当時天才といわれた岩井、小林両氏はプロデュースしていたつもりが、この声だけの役の女の子にプロデュースされていたというのが、あの映画のリアルだったのかも・・・
※salyu Official Web Site
http://www.salyu.jp/
※プラットホーム - salyu
http://www.youtube.com/watch?v=8yaesLBGRas
TERMINAL / Salyu
01.トビラ
02.風に乗る船
03.鏡
04.プラットホーム ~Merry Go Round~
05.故に
06.Tower
07.Apple Pie
08.I BELIEVE
09.夜の海 遠い出会いに
10.name
11.be there
12.heartquake
13.to U(Salyu ver.)
彼女を5年間も拘束したのは、皮肉にも彼女自身でした。それが、いわゆる覆面歌手としての「Lily Chou-Chou」でした。それは、岩井俊二監督の「リリイ・シュシュのすべて」という映画のためだけに、小林武史とともに創作した架空のカリスマ・アーティストという役だったわけです。彼女が最も不幸だったのは、この映画が終わっても、彼女だけがリリィという役を終えることが許されなかったということです。リリィは虚像でも、その音楽だけが現実であったことが、salyuとしての音楽性を制限するという奇妙な結果を招いてしまったのです。
そうしたメビウスの輪のような所から解脱した今作は、まさにsalyuがリリィを超えた(破壊した)という事実でその奇妙な関係に終止符を打ったと言えると思います。新生salyuを強く感じさせた、06.Towerから作詞を一青窈が提供するようになったり、ミスチルの桜井和寿と小林武史の企画バンドで共演した13.to U(Salyu ver.)など、他のアーティストからの影響が彼女を変えたと思います。それでも天性の歌声だけは不変だったことを再確認したのが、映画「地下鉄(メトロ)に乗って」の主題歌、04.プラットホーム ~Merry Go Round~で、salyuがsalyuであることを、その名前とともに多くの人に知らしめた名曲です。
最後に、salyuを7年も拘束したリリイという存在も映画以上にリアルだったということなのでしょう。いや、本当は音楽だけ唯一リアルだったのかもしれません。つまり、当時天才といわれた岩井、小林両氏はプロデュースしていたつもりが、この声だけの役の女の子にプロデュースされていたというのが、あの映画のリアルだったのかも・・・
※salyu Official Web Site
http://www.salyu.jp/
※プラットホーム - salyu
http://www.youtube.com/watch?v=8yaesLBGRas
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試聴機で出会った、ある意味デスティニー(2回目ですけど・・・)
2008年11月23日 音楽
ここのリニューアルで新規に記事を書くのって初めてかも?レビューではないですけど、旬なネタを書いてみようかと思います。今日は、久しぶりにCDショップに行きました。すると、今や一時の倖田來未バリの人気という加藤ミリヤのベスト盤が出ていて、ショップでも特設コーナーでPVなどもあわせて紹介していました。「うーん、最近の売れ筋音楽ってようわからんわ。」と思いつつ通り過ぎようとしたんですが、ある箇所で「ん?この曲知ってる!な、なんで?」ってなったんです。思わず試聴したら、1曲目からシャニースの大ヒット曲、「I Love Your Smile」のイントロ部が使われていて・・・
結局、よくそのCDの内容を確かめたら、全曲サンプリングされた曲を集めたベスト盤だそうな。すごいな。こういうの初めてなんじゃないのかな?先のシャニースもそうですけど、かなり古い曲からのものもあって、懐かしい感じがしました。
とりわけ懐かしかったのが、このアルバムに収録された新曲という、6. 愛が消えた日の元ネタ(正確には元ネタの元ネタ?)で、Blessid Union of Soulsの名曲「I Believe」です。
実は、この曲は当時(93年)日本のFM各局でも物凄いヘビーローテーションでした。強烈なメッセージ性を持った曲で多くの人に記憶された名曲です。彼女の場合はリズムこそレゲエ調で全く違うものの、歌詞も含めて、原曲に近い雰囲気で再構成した感じです。
これだけじゃなく、全曲にわたって、サンプリング効果をうまく引き出しているし、使用した曲も「古くてもいいもの」をジャンルに捉われずに選曲しているのが素晴らしいと思いました。彼女のように曲との出会いも運命と感じるなら、原曲の方もチェックしてみてはいかが?
Blessid Union Of Souls - I Believe
http://www.youtube.com/watch?v=MZ89WDvQMbs
※加藤ミリヤ 公式サイト
http://www.miliyah.com/
※アルバムの試聴はこちら
http://morawin.jp/package/80312130/SRCL06898/
※関連過去記事(Blessid Union Of Souls)
http://57127.diarynote.jp/200610172310290000/
結局、よくそのCDの内容を確かめたら、全曲サンプリングされた曲を集めたベスト盤だそうな。すごいな。こういうの初めてなんじゃないのかな?先のシャニースもそうですけど、かなり古い曲からのものもあって、懐かしい感じがしました。
01. 恋シテル Album Ver.
2. このままずっと朝まで
3. ディア ロンリーガール
4. 19 Memories
5. ジョウネツ
6. 愛が消えた日
7. Better days -sweet love side-
8. for so long
9. So Gooood
10. 夜空
11. ONE DAY~夜空Remix~ 加藤ミリヤ(ハート)m-flo
12. for so long PARTII
13. ミシェル~愛のテーマRemix~
14. FUTURECHECKA feat. SIMON, COMA-CHI & TARO SOUL
とりわけ懐かしかったのが、このアルバムに収録された新曲という、6. 愛が消えた日の元ネタ(正確には元ネタの元ネタ?)で、Blessid Union of Soulsの名曲「I Believe」です。
実は、この曲は当時(93年)日本のFM各局でも物凄いヘビーローテーションでした。強烈なメッセージ性を持った曲で多くの人に記憶された名曲です。彼女の場合はリズムこそレゲエ調で全く違うものの、歌詞も含めて、原曲に近い雰囲気で再構成した感じです。
これだけじゃなく、全曲にわたって、サンプリング効果をうまく引き出しているし、使用した曲も「古くてもいいもの」をジャンルに捉われずに選曲しているのが素晴らしいと思いました。彼女のように曲との出会いも運命と感じるなら、原曲の方もチェックしてみてはいかが?
Blessid Union Of Souls - I Believe
http://www.youtube.com/watch?v=MZ89WDvQMbs
※加藤ミリヤ 公式サイト
http://www.miliyah.com/
※アルバムの試聴はこちら
http://morawin.jp/package/80312130/SRCL06898/
※関連過去記事(Blessid Union Of Souls)
http://57127.diarynote.jp/200610172310290000/
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果てしない道を駆け抜ける「モダン・ヘヴィネス」
2008年11月22日 音楽
モダン・へヴィネスの王道を走り続ける、ニッケル・バックの2003年発表のアルバム。驚異的なセールス記録を叩き出した、最新作(All The Right Reasons)の一つ前の作品ですが、万人受けしない分、重量感、疾走感ともに20%増量中みたいな感じになってます。<ポテチか!q(^^) 個人的にはこれもかなり聴いてます。
レンタルもさることながら、ヘヴィネス・ロック系のレーベル会社である、ロードランナー・ジャパンから激安で再販してて、歌詞カードとかちゃんとついて1,980だそうで・・・。買い方気をつけようね。(苦笑)それはさておき、中身の方を簡単にご紹介です。
1曲目からフルスロットルの01. Flat on the Floorは疾走感と重量感のどちらも兼ね備えていてカッコイイです。大ヒットしたのはバラードの03. Somedayで、個人的には日本盤にボーナストラックとして入っている、12. Someday (Acoustic Ver.)も同時に押さえておきたい名曲ですね。
でも、このアルバムに関しては、先に書いたように、いつも以上にヘヴィなサウンドを堪能できるのが魅力で、派手さはなくとも、ボディーブローのような重低音とVo.チャド・クルーガーの卓越した表現力がわかるミドルナンバーの04. Believe It Or Notは息詰まるような緊迫感があってベストトラックですね。ザク切りギターの6. Because of Youもかなりヘヴィーだと思います。13. Slow Motionのボーナストラックはちょっと録音が違うみたいで、前作の「Silver Side Up」に近いというか・・・もしかしたらそこでの未発表だったのかも?
最近は輸入盤と日本盤でビミョーに収録曲が違うCDが多くて、このアルバムもUK盤には「土曜の夜は僕の生きがい」が代わりに収録されていたりとファンサービスも増量中なのはありがたいのですが、間違って買ってしまって、聴きたかった曲が入ってないとかいう目にあうこともよくあるので、事前にご確認を。(苦笑)
※試聴はこちら(ボーナス2曲表記入れ違い中)
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1966693
※「Someday」PV
http://www.youtube.com/watch?v=1Q_7-XMjkDE
※関連過去記事(All The Right Reasons)
http://diarynote.jp/d/57127/20061021.html
THE LONG ROAD / Nickelback
01. Flat on the Floor
02. Do This Anymore
03. Someday
04. Believe It Or Not
05. Feelin’ Way Too Damn Good
06. Because of You
07. Figured You Out
08. Should’ve Listened
09. Throw Yourself Away
10. Another Hole In The Head
11. See You At The Show
12. Someday (Acoustic Ver.)
13. Slow Motion
レンタルもさることながら、ヘヴィネス・ロック系のレーベル会社である、ロードランナー・ジャパンから激安で再販してて、歌詞カードとかちゃんとついて1,980だそうで・・・。買い方気をつけようね。(苦笑)それはさておき、中身の方を簡単にご紹介です。
1曲目からフルスロットルの01. Flat on the Floorは疾走感と重量感のどちらも兼ね備えていてカッコイイです。大ヒットしたのはバラードの03. Somedayで、個人的には日本盤にボーナストラックとして入っている、12. Someday (Acoustic Ver.)も同時に押さえておきたい名曲ですね。
でも、このアルバムに関しては、先に書いたように、いつも以上にヘヴィなサウンドを堪能できるのが魅力で、派手さはなくとも、ボディーブローのような重低音とVo.チャド・クルーガーの卓越した表現力がわかるミドルナンバーの04. Believe It Or Notは息詰まるような緊迫感があってベストトラックですね。ザク切りギターの6. Because of Youもかなりヘヴィーだと思います。13. Slow Motionのボーナストラックはちょっと録音が違うみたいで、前作の「Silver Side Up」に近いというか・・・もしかしたらそこでの未発表だったのかも?
最近は輸入盤と日本盤でビミョーに収録曲が違うCDが多くて、このアルバムもUK盤には「土曜の夜は僕の生きがい」が代わりに収録されていたりとファンサービスも増量中なのはありがたいのですが、間違って買ってしまって、聴きたかった曲が入ってないとかいう目にあうこともよくあるので、事前にご確認を。(苦笑)
※試聴はこちら(ボーナス2曲表記入れ違い中)
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1966693
※「Someday」PV
http://www.youtube.com/watch?v=1Q_7-XMjkDE
※関連過去記事(All The Right Reasons)
http://diarynote.jp/d/57127/20061021.html
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月明かりの夜に、やさしいスタンダード・ジャズ
2008年11月18日 CDレビュー
90年代に登場したジャズ界の歌姫、ダイアナ・クラールのアルバムで、When I Look in Your Eyesです。昨年はベストアルバムも出たりしましたが、彼女が最初に成功したのが、このアルバムです。多様化した音楽が溢れる中で、ジャズ・ボーカリストとしてグラミー賞を受賞したという事実は、ジャズの持つ普遍的な魅力を多くの人に思い出させる結果となりました。年間でも星の数ほどリリースされるジャズ盤の中でなぜ彼女だけが、ポピュラーに成り得たのか?多くの人たちはどこに惹かれたのかを、このアルバムは最もよく伝えてくれると思います。ジャンル全体の中でみても名盤です。(99年作品)
私もジャズに詳しいわけではないので、専門的なことでなく、ポピュラーな部分でわかりやすくご紹介したいと思います。まず、ジャズの名門レーベルで、今では最高のステイタスでもあるVerve Recordsから出ているので、演奏もボーカルも本物であるといえます。ただ、そういう玄人志向から閉鎖的になりつつあったジャズを敷居を下げないで、なおかつたくさんの人の心を捉えたのは、収録曲が懐かしいスタンダードがメインだったことと、彼女の飾らないボーカルが絶妙にマッチしたからだと思います。よって、ここにはどこかで聴いたナンバーがたくさんあります。
01. Let’s Face the Music and Danceはナット・キング・コールでお馴染みの名曲。また、全ての人のスタンダードといえる、03. Let’s Fall in Loveも有名な名曲。07. I Can’t Give You Anything But Loveも有名で、ダイアナ自身がピアノと歌で軽快さをシンプルに表現し、より小粋なナンバーになりました。もう一つアップテンポなのが、11. Best Thing for Youで、こちらはスウィングが心地よいリズムです。
最後にこれは書いていいのかどうなのか・・・でも書いちゃうんですが、track12の次にスタンダードのP.S. I Love Youがシークレットとして収録されているのです。これは、クレジットには一切書いてありません。しかし、オマケ的でもなんでもなく、他と同様に高度な演奏で下手するとベストトラックかもしれません。というわけで、有名な曲だけを取り上げましたが、全曲が心地よいサウンドで、しかもシンプルなアレンジがオヤスミ前の音楽に最適な安らぎを与えてくれます。彼女は3年前にクリスマス・アルバムを発売していますし、そちらの方でジャジーなクリスマスを演出するのもいいかもしれませんね。今作と一緒にオススメしておきます。
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/879163
※ダイアナ・クラール(MySpace)超オススメ!
http://www.myspace.com/dianakrall
When I Look in Your Eyes / Diana Krall
01. Let’s Face the Music and Dance
02. Devil May Care
03. Let’s Fall in Love
04. When I Look in Your Eyes
05. Popsicle Toes
06. I’ve Got You Under My Skin
07. I Can’t Give You Anything But Love
08. I’ll String Along With You
09. East of the Sun (And West of the Moon)
10. Pick Yourself Up
11. The Best Thing for You
12. Do It Again
(secret track : P.S. I Love You)
13. Why Should I Care [*]
私もジャズに詳しいわけではないので、専門的なことでなく、ポピュラーな部分でわかりやすくご紹介したいと思います。まず、ジャズの名門レーベルで、今では最高のステイタスでもあるVerve Recordsから出ているので、演奏もボーカルも本物であるといえます。ただ、そういう玄人志向から閉鎖的になりつつあったジャズを敷居を下げないで、なおかつたくさんの人の心を捉えたのは、収録曲が懐かしいスタンダードがメインだったことと、彼女の飾らないボーカルが絶妙にマッチしたからだと思います。よって、ここにはどこかで聴いたナンバーがたくさんあります。
01. Let’s Face the Music and Danceはナット・キング・コールでお馴染みの名曲。また、全ての人のスタンダードといえる、03. Let’s Fall in Loveも有名な名曲。07. I Can’t Give You Anything But Loveも有名で、ダイアナ自身がピアノと歌で軽快さをシンプルに表現し、より小粋なナンバーになりました。もう一つアップテンポなのが、11. Best Thing for Youで、こちらはスウィングが心地よいリズムです。
最後にこれは書いていいのかどうなのか・・・でも書いちゃうんですが、track12の次にスタンダードのP.S. I Love Youがシークレットとして収録されているのです。これは、クレジットには一切書いてありません。しかし、オマケ的でもなんでもなく、他と同様に高度な演奏で下手するとベストトラックかもしれません。というわけで、有名な曲だけを取り上げましたが、全曲が心地よいサウンドで、しかもシンプルなアレンジがオヤスミ前の音楽に最適な安らぎを与えてくれます。彼女は3年前にクリスマス・アルバムを発売していますし、そちらの方でジャジーなクリスマスを演出するのもいいかもしれませんね。今作と一緒にオススメしておきます。
※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/879163
※ダイアナ・クラール(MySpace)超オススメ!
http://www.myspace.com/dianakrall
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夕暮れの秋空の下でささやく 「Kiss Me」
2008年11月15日 音楽
今日は本当に爽やかな秋晴れの日になりました。これくらいの気候がベストですね。私は「春」よりも「秋」の方が好きなんです。一番の理由は「空」(そら)です。春に比べると青くなくて、薄い水色だし、それに夕暮れ時になると層状化したいわゆる「秋雲」がほんのりと紅色になる。この短い時の風景は芸術(絵や写真)などだけでなく、文学(短歌・俳句など)でもよく使われますよねぇ・・・って「あはれ」なことを考えてたら、偶然にも若いカップルのキスシーンに出くわした!悔しいけどわりと絵になる感じだった。その瞬間に頭の中で流れた曲が、やはりこのシックスペンス・ノン・ザ・リッチャーの最大の名曲01.Kiss Meでした。
彼らの曲はFMはもちろん、映画にTVにとよく使われているのに、日本でこのやたらと長いバンド名を知る人は少ないんです。例えばラジオだとこんな長い名前を聞き取れないし、覚えられないでしょ?でも欧米の人たちにとってはわかりやすいバンド名なんです。というのは、これはキリスト教でよく知られる寓話に由来した名前なのです。そして、当然彼らはクリスチャンです。
ちょうどいい機会なので少し解説すると、クリスチャンで構成されたミュージシャンによる音楽を、CCM(Contemporary Christian Music の略)というひとつのジャンル名として欧米では認識されます。誤解のないように言っておきますが、「アナタハ神を信じますか?」的な信仰に係わる音楽という意味ではないです。音楽をしてる人がたまたまクリスチャンだというだけです。近年日本でも大ブレイクしたステイシー・オリコも、向こうではCCMとしての認識の方が強いと思います。(CCM Magazineという雑誌もあります。)
そういうことは頭の片隅にでも置いといて、私たちも音楽を楽しみましょう。そう、彼らの10年近くにわたる活動の軌跡ともいえるこのベストアルバムは、日本ではほんの数年前の大ヒット曲、01.Kiss Meのおかげで日本盤としてのアルバムは1枚出ただけで、その次がこのベスト盤なので、この中の楽曲のほとんどは日本盤では未発表の曲がたくさん収録されるという当然の結果になりました。(日本盤にするのが遅すぎたわけですね。)
映画「シーズ・オール・ザット」で主題歌となり大ヒットとなった01.Kiss Meは、これ以降もハリウッド映画のキスシーンなどで挿入歌として、またTV番組のBGMとして(例えば元ダイアナ王妃のキスシーンとか。)で多用されているので、聴いたことのある人は多いと思います。でも他にもFMでよくかかってるのは、彼らの曲だと思う人も多いくらいの多くのカバーソングです。(彼らはカバーがうまいことで定評があります。)ラーズの09.There She Goesはリー・ナッシュのキュートなボーカルが魅力で、クラウデット・ハウスの名曲の10.Don’t Dream It’s Overもこっちの方でかかりまくってるので、もう彼らの曲だと思ってもいいかと・・・(ってそれはダメ?でも実際そんな感じ。)また、あのディスコソングの定番、05.Dancing Queenまでがアコースティックになってることよりも、私がアピールしたいのは、「やっぱり、リー・ナッシュの声がちょ〜かわいい!」(結局そこか?でもルックスも全てがキュートで・・・)
個人的なお気に入りは全部といってもいいけど、中でも好きなのは、明るくてどこか切ない07.I Can Catch Youはポップよりもロックよりのサウンドに、リー・ナッシュの歌声で私はノックアウトです。こういう雰囲気ってあの「カーペンターズ」を彷彿とさせますね。あとは、壮大な風景の中にいるような03.Need To Be Next You、続けての04.Breatheなんかは究極の癒しで包んでくれる名曲で、異なる魅力の彼女の歌声が心にしみ込んできます。
キス・ミーだけじゃないので、カップルも私のような天上天下唯我独身の人も(いいのかそれで?>自分。っていうかなんとかしてくれ〜アーメン!)少しだけ幸せな気持ちになりますので、ぜひ聴いてみて下さい!
※試聴は動画で。(クリスマスアルバム、リリース!)
http://www.myspace.com/sixpencethericher
The Best of Sixpence None the Richer / Sixpence None the Richer
01.Kiss Me
02.Loser Like Me
03.Need To Be Next You
04.Breathe
05.Dancing Queen
06.Melody of You
07.I Can Catch You
08.I Just Wasn’t Made for these Times
09.There She Goes
10.Don’t Dream It’s Over
11.I Need Love
12.Breathe Your Name
13.US
14.The Ground You Shook
15.Too Far Gone
16.Waiting For The Sun
17.Brighten My Heart
18.Trust
19.Kiss Me (Japanese Version)
彼らの曲はFMはもちろん、映画にTVにとよく使われているのに、日本でこのやたらと長いバンド名を知る人は少ないんです。例えばラジオだとこんな長い名前を聞き取れないし、覚えられないでしょ?でも欧米の人たちにとってはわかりやすいバンド名なんです。というのは、これはキリスト教でよく知られる寓話に由来した名前なのです。そして、当然彼らはクリスチャンです。
ちょうどいい機会なので少し解説すると、クリスチャンで構成されたミュージシャンによる音楽を、CCM(Contemporary Christian Music の略)というひとつのジャンル名として欧米では認識されます。誤解のないように言っておきますが、「アナタハ神を信じますか?」的な信仰に係わる音楽という意味ではないです。音楽をしてる人がたまたまクリスチャンだというだけです。近年日本でも大ブレイクしたステイシー・オリコも、向こうではCCMとしての認識の方が強いと思います。(CCM Magazineという雑誌もあります。)
そういうことは頭の片隅にでも置いといて、私たちも音楽を楽しみましょう。そう、彼らの10年近くにわたる活動の軌跡ともいえるこのベストアルバムは、日本ではほんの数年前の大ヒット曲、01.Kiss Meのおかげで日本盤としてのアルバムは1枚出ただけで、その次がこのベスト盤なので、この中の楽曲のほとんどは日本盤では未発表の曲がたくさん収録されるという当然の結果になりました。(日本盤にするのが遅すぎたわけですね。)
映画「シーズ・オール・ザット」で主題歌となり大ヒットとなった01.Kiss Meは、これ以降もハリウッド映画のキスシーンなどで挿入歌として、またTV番組のBGMとして(例えば元ダイアナ王妃のキスシーンとか。)で多用されているので、聴いたことのある人は多いと思います。でも他にもFMでよくかかってるのは、彼らの曲だと思う人も多いくらいの多くのカバーソングです。(彼らはカバーがうまいことで定評があります。)ラーズの09.There She Goesはリー・ナッシュのキュートなボーカルが魅力で、クラウデット・ハウスの名曲の10.Don’t Dream It’s Overもこっちの方でかかりまくってるので、もう彼らの曲だと思ってもいいかと・・・(ってそれはダメ?でも実際そんな感じ。)また、あのディスコソングの定番、05.Dancing Queenまでがアコースティックになってることよりも、私がアピールしたいのは、「やっぱり、リー・ナッシュの声がちょ〜かわいい!」(結局そこか?でもルックスも全てがキュートで・・・)
個人的なお気に入りは全部といってもいいけど、中でも好きなのは、明るくてどこか切ない07.I Can Catch Youはポップよりもロックよりのサウンドに、リー・ナッシュの歌声で私はノックアウトです。こういう雰囲気ってあの「カーペンターズ」を彷彿とさせますね。あとは、壮大な風景の中にいるような03.Need To Be Next You、続けての04.Breatheなんかは究極の癒しで包んでくれる名曲で、異なる魅力の彼女の歌声が心にしみ込んできます。
キス・ミーだけじゃないので、カップルも私のような天上天下唯我独身の人も(いいのかそれで?>自分。っていうかなんとかしてくれ〜アーメン!)少しだけ幸せな気持ちになりますので、ぜひ聴いてみて下さい!
※試聴は動画で。(クリスマスアルバム、リリース!)
http://www.myspace.com/sixpencethericher
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期待の女性ロック歌手が「堕天使」となって日本に降臨?
2008年11月8日 音楽
なんと!スパイダーマン2の主題歌で一躍有名となったアナ・ジョンソンの新作(2nd)がこれなんですが、ジャケ写のとおり、大胆な路線変更でダークサイドで、ミステリアスな雰囲気をまとって日本に降臨しました。ただ気になるのが、どうやら本国でのリリースがまだで、しかもエイベックスと契約してるので、ヘタすると本国でリリースされない?エイベックスは過去にも平気で使い捨ててきたからなぁ〜。(例えばカイリー・ミノーグの妹ダニーとか。)普通なら、あの成功のままトントン拍子にSonyの表舞台に出て行くはずだっただろうに、彼女(あるいはマネージメント)に何かあったのか?これだけの逸材がなぜ日本から再デビューみたくなってるの?そんな疑惑めいたことさえも危険な魅力に感じてしまうのが今作の内容です。
どうやらこの路線変更は彼女自身による所が大きいようで、グランジ系が大好きなので、自分もそういう路線で行きたいという気持ちが強かったそうな。自分が聴かないような音楽をやるのはツライだろうけど、正直いって彼女の声はキレイすぎてあまりダークな感じになりにくいという部分があります。このアルバムでもやっぱり上品な感じがあって、そこを神秘的な雰囲気でカバーするような作風になってます。でも曲はなかなかよくて、名盤とはいかずとも、次作に期待できる良盤だと思うので、大穴狙いで先取りチェックしておきましょう。
彼女のやりたい音楽っていうのが、たぶん早いテンポでは04.Catch Me If You Can、ミドルなら06.Playing Godあたりが近いのかな?でも、幸か不幸か彼女は歌がうまい。だから、不本意でもアコースティックがよく似合う。そんなわけで、07.Burnは個人的にはベストトラック。10.Stillもシンプルだけど、非凡な表現力が出てます。このあたり聴くと期待値は高くならざるを得ないですね。
最後に私の思うオススメ層は、今回のアヴリルの新作が「軽い目」だったんでちょっと寂しい思いをした人は、これがアヴリルの3枚目の代わりとは言わないけど、1st、2ndときて少し違う感じのガールズロックを探している人あたりがいいんじゃないかな?完成度は高いです。線が細い代わりに繊細な表現してます。(どうしてもミドルサウンドになりますが。)彼女の翼が剥がれ落ちることのないように祈りつつ、次回作に期待できるアーティストを先取りチェックしてみては?
※アナ・ジョンソン official Web Site(avex):discographyで全曲試聴可
http://www.avexnet.or.jp/ana/index.html
※Ana Johnsson- Exception
http://www.youtube.com/watch?v=CNDpJ2z1l1c
Little angel / ana johnsson
01.Little angel
02.Break Through Time
03.Exception
04.Catch Me If You Can
05.What If
06.Playing God
07.Burn
08.Days Of Summer
09.The Harder We Fall
10.Still
11.Spit It Out
12.Coming Out Strong
13.Falling To Pieces
14.If I’m Not Dreaming
どうやらこの路線変更は彼女自身による所が大きいようで、グランジ系が大好きなので、自分もそういう路線で行きたいという気持ちが強かったそうな。自分が聴かないような音楽をやるのはツライだろうけど、正直いって彼女の声はキレイすぎてあまりダークな感じになりにくいという部分があります。このアルバムでもやっぱり上品な感じがあって、そこを神秘的な雰囲気でカバーするような作風になってます。でも曲はなかなかよくて、名盤とはいかずとも、次作に期待できる良盤だと思うので、大穴狙いで先取りチェックしておきましょう。
彼女のやりたい音楽っていうのが、たぶん早いテンポでは04.Catch Me If You Can、ミドルなら06.Playing Godあたりが近いのかな?でも、幸か不幸か彼女は歌がうまい。だから、不本意でもアコースティックがよく似合う。そんなわけで、07.Burnは個人的にはベストトラック。10.Stillもシンプルだけど、非凡な表現力が出てます。このあたり聴くと期待値は高くならざるを得ないですね。
最後に私の思うオススメ層は、今回のアヴリルの新作が「軽い目」だったんでちょっと寂しい思いをした人は、これがアヴリルの3枚目の代わりとは言わないけど、1st、2ndときて少し違う感じのガールズロックを探している人あたりがいいんじゃないかな?完成度は高いです。線が細い代わりに繊細な表現してます。(どうしてもミドルサウンドになりますが。)彼女の翼が剥がれ落ちることのないように祈りつつ、次回作に期待できるアーティストを先取りチェックしてみては?
※アナ・ジョンソン official Web Site(avex):discographyで全曲試聴可
http://www.avexnet.or.jp/ana/index.html
※Ana Johnsson- Exception
http://www.youtube.com/watch?v=CNDpJ2z1l1c
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七つの音符で綴った「Diary」
2008年11月5日 音楽
インディーズ時代からセンスが高く評価されていた竹井詩織里のアルバムで、Diaryです。透明感のあるボーカルと自在に転調するサウンドが彼女の魅力ですが、今作は特に洗練された楽曲が多く、派手さはない代わりに毎日の生活に自然に溶け込むような心地よい音楽ばかりになっています。最近はこれかなりのヘビーローテーションです。
このアルバムについてのアマゾンのカスタマーレビューに的確なレビューを書いている人がいて勉強になります。確かに、このアルバムはどの季節のものでなく、春夏秋冬を含めた「毎日」を音符で綴ったダイアリーのようです。よって、全曲がそれぞれに味わいがあり、いつ聴いても楽しめる内容になっています。シングル曲は、去年の初春にリリースされた、しっとりバラードの01.桜色と夏頃のリリースだったミドルボッサの06.きっともう恋にはならないです。特に後者の方はくるくると転調する珍しい楽曲構成なのに違和感なく流れていくのは彼女のセンスに他ならないと思います。
他にも、穏やかなドライブにピッタリの04.最後のカーブは彼女のお得意の少し切なさを含むポップス。個人的にお気に入りなのは、「悲しみ」をワルツのリズムで受け入れるアダルトなナンバーの03.迷子の街で、終盤に口笛が入っているなどさりげなく凝っています。同じくマイナー調のボッサでこちらもアダルトな12.夢のつづきは間奏での英詩も含めて、ものすごく高度なボーカルをあっさりと歌っています。このあたりはデビュー時から変わらない彼女の魅力だと思います。
それにしても、彼女はGIZA Studioの中では突出したシンガー・ソングライターなのではないでしょうか?派手な曲はないのに、一曲一曲よく聴けば、どれもかなり洗練されていて、アレンジもメロディーラインも実に凝っています。これからも彼女に注目したいと思います。
※試聴はこちら
http://www.bgv.jp/contents/detail_music.php?conts_id=7365
※竹井詩織里 Official Web Site
http://shiori-takei.com/
Diary / 竹井詩織里
01.桜色
02.いびつな果実
03.迷子の街
04.最後のカーブ
05.milky way
06.きっともう恋にはならない
07.サイクル
08.Like a little Love
09.並木道
10.sweet home
11.同じ夜 違う朝
12.夢のつづき
13.(outro: Sleep)
このアルバムについてのアマゾンのカスタマーレビューに的確なレビューを書いている人がいて勉強になります。確かに、このアルバムはどの季節のものでなく、春夏秋冬を含めた「毎日」を音符で綴ったダイアリーのようです。よって、全曲がそれぞれに味わいがあり、いつ聴いても楽しめる内容になっています。シングル曲は、去年の初春にリリースされた、しっとりバラードの01.桜色と夏頃のリリースだったミドルボッサの06.きっともう恋にはならないです。特に後者の方はくるくると転調する珍しい楽曲構成なのに違和感なく流れていくのは彼女のセンスに他ならないと思います。
他にも、穏やかなドライブにピッタリの04.最後のカーブは彼女のお得意の少し切なさを含むポップス。個人的にお気に入りなのは、「悲しみ」をワルツのリズムで受け入れるアダルトなナンバーの03.迷子の街で、終盤に口笛が入っているなどさりげなく凝っています。同じくマイナー調のボッサでこちらもアダルトな12.夢のつづきは間奏での英詩も含めて、ものすごく高度なボーカルをあっさりと歌っています。このあたりはデビュー時から変わらない彼女の魅力だと思います。
それにしても、彼女はGIZA Studioの中では突出したシンガー・ソングライターなのではないでしょうか?派手な曲はないのに、一曲一曲よく聴けば、どれもかなり洗練されていて、アレンジもメロディーラインも実に凝っています。これからも彼女に注目したいと思います。
※試聴はこちら
http://www.bgv.jp/contents/detail_music.php?conts_id=7365
※竹井詩織里 Official Web Site
http://shiori-takei.com/
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